相続を独占した姉がコケたら皆コケた。3年で遺産の全てを失う宿無し三兄妹
(回答者に交代)
塩谷崇之:
はい、こんにちは
相談者:
こんにちは、よろしくお願いいたします。
塩谷崇之:
はい。
えーと、いくつかちょっと確認させて下さいね。
相談者:
はい
塩谷崇之:
えっと、ローンを組むに当たっては、これはお姉さんが、
相談者:
はい
塩谷崇之:
1人でお金を借りて、あなたとかお兄さんは・・
相談者:
はい
塩谷崇之:
特に、あのお、連帯債務者とか、連帯保証人とかにはなってないわけですね?
相談者:
はい
塩谷崇之:
なるほど。で、えー、ま、そういう状態で3年間、暮らして来たけれども・・えー、この度お姉さんが、あー破産を・・する、かもしれないと。
相談者:
うん、したん・・
塩谷崇之:
した?
相談者:
だと思・・何も、聞いても教えてくれないで、す(苦笑)。
塩谷崇之:
そういう話は、お姉さんから直接、聞いているだけですか?
相談者:
・・そうですね。
塩谷崇之:
そうするとね?、ちょっと、ま、状況がよく分からないんでね?、あんまりこう、確実な事は申し上げられないんですけれども、
相談者:
はい
塩谷崇之:
まずお姉さんがね?
相談者:
はい
塩谷崇之:
すでに破産をしているんだとするとね?
相談者:
はい
塩谷崇之:
お姉さんの財産を・・おー管理するために、
相談者:
はい
塩谷崇之:
破産管財人っていう人が選任されて、
相談者:
はい
塩谷崇之:
その人が・・このお姉さんの不動産をね?
相談者:
はい
塩谷崇之:
売却をして、えー、お姉さんの債権者、銀行とか・・
相談者:
はい
塩谷崇之:
それ以外の債権者に・・配当をするという作業をしてくんですね。
相談者:
はい
塩谷崇之:
でも・・今あなたのお話を伺ってる限りだとお、そういうなんかこ、破産管財人、とかいう人が出て来てる様子はないんですね?
相談者:
・・あの、男の人2人来て、
塩谷崇之:
うん
相談者:
家の写真を、凄い、この間、撮ってって、
塩谷崇之:
うん
相談者:
それであの「買いたい人が、いたら見に来るから」?、「掃除をしとけ」ちゅうのは姉に言われたんですけど、
塩谷崇之:
うーん
相談者:
その、男のお、方、多分、不動産屋さんだと思うんですけど、
塩谷崇之:
あーあー・・なるほど。そうするとまだ、じゃ、破産んー・・にはなってないんでしょうね、恐らくね。
相談者:
・・そう・・
塩谷崇之:
破産になってないけれどもお、えー、金融機関の方から・・も「ローンが払えないんだったら」・・「売却処分をしてローンを返して下さい」と。
「で、もし」・・
相談者:
あ、そうなんだ。
塩谷崇之:
うん、「売却処分をして返さないんだったら銀行の方で競売にかけますよ」と。
「でもそれよりは」・・あ「いい買い手さんを見つけて売却した方がいいんじゃないですか?」っていう風に金融機関から言われている段階なんじゃないかなと、思います。
相談者:
・・あ、そうですか。
塩谷崇之:
うん・・で、そうだとするとね?・・まあ、お姉さんが、所有者ですから・・お姉さんが・・
相談者:
はい
塩谷崇之:
売却する事には・・何にも問題がない、わけですよ。
相談者:
はい
塩谷崇之:
で、この家自体は・・これはもう、お姉さんの家だという風に・・考えざるを得ないんですよね。
相談者:
そうですか。
塩谷崇之:
うん、そうすると、あなた達は、ま、そこに・・ま、居候させてもらっていたと。
相談者:
はい
塩谷崇之:
特に家賃とか払ってたわけじゃないんですよね?
相談者:
そうですね、はい
塩谷崇之:
ですよね?、これがもし、あなたが毎月家賃を払って、ここに住ましてもらってたんだとすれば・・
相談者:
うん
塩谷崇之:
借家人としての、
相談者:
はい
塩谷崇之:
えー権利は・・あるんで。それを、あの・・
相談者:
はい
塩谷崇之:
飼い主さんに対してもね、えー不動産を買った人に対しても・・
「いや、わたしはここをちゃんと借りて住んでるんで」・・「引き続き住まして下さい」っていう事が言えるんだけれども、
相談者:
はい
塩谷崇之:
そうじゃなく、単に、いー、ま、特にお金も払わずに、ま、居候をしてたという状態であるとすると・・
相談者:
はい
塩谷崇之:
えー、そういう、うー権利があなた達に発生するわけではないので。
相談者:
分りました。
塩谷崇之:
うん、そうすると、ま、お姉さんが・・
相談者:
うん
塩谷崇之:
ま、飼い主さん、えー、ま、買い手が付いてね、えー、建物を、ま、いよいよ・・引き渡すという時にな・・ったら、あのお、その前に・・え、出て行かなければいけない事にはなると思います。
相談者:
はい
塩谷崇之:
で、えー、それがだから、今の家についての問題ね。
相談者:
はい
塩谷崇之:
で・・それ以前に、あのお、ま、お父さんの相続の時に・・お姉さんが、あー、勝手に、あなた、と、お兄さんの印鑑を押したと。
これについては、ま、お姉さんがやった事はね?・・え、本来はいけない事だし、
相談者:
うん
塩谷崇之:
あなた達が、判子をついてないんであればね?・・
相談者:
はい
塩谷崇之:
あ、「わたし達は、その判をついてないんだから」・・
相談者:
はい
塩谷崇之:
つまり、その、えー・・お父さんの遺産分割・・
相談者:
はい
塩谷崇之:
は(わ)、あ「成立してません」と・・
相談者:
はい
塩谷崇之:
いう事は主張してもいいとは思うんです。
相談者:
そう・・
塩谷崇之:
うん
相談者:
でも実際問題、あれですかね?
塩谷崇之:
うん、あの、や、で、です・・それはね?
相談者:
&%#◆
塩谷崇之:
あなたとお兄さんがね?
相談者:
はい
塩谷崇之:
「自分の意思で判を押したんじゃない」と、「お姉さんが勝手に」・・「押したんだ」と・・
相談者:
はい
塩谷崇之:
いう事を証明できればね?・・もしかするとその不動産は、そのお、姉さんの物じゃなくてね?
相談者:
はい
塩谷崇之:
えー、あ、あなたとお兄さんと、お姉さんの3人の、共有なんだっていう事を主張出来るかもしれないです。
相談者:
はい
塩谷崇之:
出来るかもしれないんですけれども、ちょっとここは複雑なんですけどね、
相談者:
はい
塩谷崇之:
そういう風に、3人の物だっていう風に主張出来るかもしれないけれども、担保を設定した銀行との関係では・・銀行はそんな事知らずに・・
相談者:
うん
塩谷崇之:
これ100%お姉さんの、物になってるという風に信じて・・
相談者:
はい
塩谷崇之:
えー、担保に、いー入れて、お金を貸してるんで、
相談者:
うーん
塩谷崇之:
お姉さんが、その、おー、借金の支払い、ローンの支払いを、怠った場合には・・
相談者:
はい
塩谷崇之:
銀行は、この不動産に対して・・抵当権を実行して・・競売に掛ける事は出来てしまうんですね。
相談者:
はい
塩谷崇之:
・・だから、お姉さんのやった事は決して正しい事ではないんだけれども・・
相談者:
&%#◆
塩谷崇之
銀行とか、家の買い主とか、
相談者:
はい
塩谷崇之:
そういう、第三者が・・出て来てしまった時点で・・
相談者:
うん
塩谷崇之:
それを、第三者には主張出来ない・・そういう状態になってしまってるんですよ。
相談者:
あ、そうですか・・
塩谷崇之:
はい
相談者:
分りました。
塩谷崇之:
あとはもう、あなた達とお姉さんとの関係で・・お姉さ・・
相談者:
ま、姉・・姉は・・今、住んでる住所も、言ってくれないし。
ま、縁切るつもりで・・いるんだろうなって・・
塩谷崇之:
うん
相談者:
思いますね(涙声)
塩谷崇之:
うーん。だからね?お姉さんに対しては・・損害賠償請求は出来るんだけども・・だけどお姉さん多分お金もないんでしょうから・・そうするとお姉さんから、その賠償を受ける事も・・あまり期待は出来ない。
相談者:
はい
塩谷崇之:
だからあなたにとっては、非常に、あのお、ま、残念な事っていうかね?・・え、厳しい結論になってしまうかもしれないけれども、
相談者:
はい
塩谷崇之:
もう・・
相談者:
あ、でも、ちょっと他人から・・言われて、
塩谷崇之:
うん
相談者:
ま、ちょっと・・前に進めた、感じがするので。
塩谷崇之:
うん。ま、そういう事をね、前提に、
相談者:
はい
塩谷崇之:
今後どうして行くか?っていう事についてね?冷静に考えてみて下さい。
相談者:
はい。分りました。
塩谷崇之:
はい
(再びパーソナリティ)
土地ころがし?計画破産?とにかく、相談者姉のみが真相を知る。自分にはただの無鉄砲な家建築ではない気もする。そして、印鑑を例え兄弟でも貸すなっ、と思ったリスナーは多いのでは。