大学進学控えたアスペ息子にアタシが出来ること。大原敬子「通院は誰のため?」

(再びパーソナリティ)

ドリアン助川:
あ・・もしもし?

相談者:
はい

ドリアン助川:
あのお・・彼は彼で・・男の子として少年として、青年として、

相談者:
はい

ドリアン助川:
たくさんの経験をして、これから大人になって行くわけえ、ですよね?

相談者:
は、は、はい

ドリアン助川:
でも親ってやっぱどうしても子どもはいつまでも子どもなので、

相談者:
あーはい

ドリアン助川:
あの、子ども扱い、し、しかもその、「うちの子ちょっとダメなとこがあって」っていう扱いを続けてしまう事があるんですね。

相談者:
はい

ドリアン助川:
そうすると、それがやはりずうーっとその子の存在に影を落とすようになるっていう事なんですね。

相談者:
あー、はい

ドリアン助川:
どこかでやっぱり、勇気は要るんですけども、

相談者:
はい

ドリアン助川:
うちの子・・は、大丈夫だって信じて、

相談者:
はい

ドリアン助川:
あの、お尻叩いて外に出す部分が無いと・・

相談者:
あーあ

ドリアン助川:
あのお・・

相談者:
はい

ドリアン助川:
中々飛び立って、行けないんですよ。

相談者:
あはい

ドリアン助川:
はい・・ですので、信頼もしてあげて下さい。

相談者:
はい

ドリアン助川:
はい

相談者:
分かりました。

ドリアン助川:
はーい、よろしいですか?

相談者:
はーい、だい、分かりましたありがとうございます。

ドリアン助川:
はいはい、失礼しまーす。

相談者:
はい、失礼しまーす。

(内容ここまで)

10年前にアスペルガ-と診断されたってか。

ずいぶんモダンな町医者だな。

母親なら本とか読み漁らない?
10年つきあっていればテレ人で太刀打ちできるのは高橋精神科医ぐらい。
本来なら。

でも全然伝わってこない。
女 「生活でおかしなところは・・ないです」

ん?
じゃ何か?、弟も妹もアスペか?

だって、ちょっと人と違うあんなことやこんなこと、話せばキリがないのが普通じゃなくて?
診断した医者がヤブじゃなければね。

そもそも、診てもらうには、きっかけがあったハズで、それはたぶん学校からの指摘だよね?
担任だってめったなことは口にしないと思うんだけど、小1にどんな問題行動があったのかしら。

 

で、大原女史じゃなくても聞きたくなる。
「誰のための通院?」

だって治せないもん。
親子カウンセリングでも引き受けてもらったとでも?

ただ、合併症を併発したりするから、その治療ならあり得る。
多いのがウツ双極性障害(旧躁うつ)。

あと考えられるのは処方。
集中力を継続する薬、
気持ちを落ち着かせる薬。
もっとも、これらはアスペと言うよりADHD

繰り返すけど、症状を抑えるためで、治療ではない。
脳内物質の分泌量を人工的にコントロールするわけだ。
だから薬が切れれば元の症状に戻る。

 

さっきは治らないって言ったけど、本人の努力によって行動は改善できる。

てか、それやっていかないと今どき禄を食むことすら出来なくなってしまう恐れがある。
アスペの看板掲げて生きていくわけじゃないんでしょ?

「大丈夫、大丈夫」としか言わないいい加減な大らかな医者はそれはそれで有りかもしれんが、現実は容赦ない。

言うまでもなく、いじめはいじめる側が悪い。
だけど大学にも、会社にも、顧問の先生はいないよ。

聞くけど、息子くんの本棚にアスペルガーの本って何冊ある?
自分を知りたくてすすんで読んだ本。

一冊もなかったりして。
せっかくの早期診断がなんにもなっていない。

診断名はレッテル貼りの道具ではないわけさ。
克服するための指針だ。

息子くんに必要なのは先天性のコミュニケーション不全を克服しようという意志。

そのために壁にぶち当たる必要があるわけよ。
行き詰まる必要があるの。
てか、それは間違いなくやってくる。
そのとき初めてアスペルガーの診断がプラスに働くの。

息子が避けてるアンタの夫が言った言葉。
噛み締める日が一日でも早く来ることを祈るわ。

 

大学進学控えたアスペ息子にアタシが出来ること。大原敬子「通院は誰のため?」」への2件のフィードバック

  1. 従来は単に人と接することが苦手な性格というだけだったのが、今では病名がつけられるようになってしまったんですね。自分は転職を5回繰り返したものの、ようやく自分に合った職場環境に巡りあい、今は順調に仕事をこなしています。周りとうまくやっていけないというだけでレッテルを貼るのは良くないと思います。

  2. お母さんやっちゃいましたね、
    子供かわいそうに、18年間お母さんの不安に振り回され、お母さんお顔色を見て犠牲になっちゃったね、かわいそうに。。。

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