墓守を理由に姉が仕切る不公平な遺産分割。本当に常識?
テレフォン人生相談 2018年12月29日 土曜日
親の遺産である家の売却代金の800万のうち100万を相談者に渡し、残りを姉の口座に入れて、それは祭祀費用として墓守をする姉の次男が管理するというのが常識だという姉の説明だが、相談者の子どもにも管理させないのは不公平ではないか?
パーソナリティ: 加藤諦三
回答者: 塩谷崇之(弁護士)
相談者: 女68歳 再婚して12年の夫77歳 元夫の息子と娘がいる 両親は7年前に他界 姉がいる
今日の一言: 常識は、論理性合理性のもとで説明出来るものではありません。
加藤諦三:
もしもし?
相談者:
もしもし?
加藤諦三:
はい、テレフォン人生相談です。
相談者:
あ、よろしくお願い致します。
加藤諦三:
はい・・最初に、年齢教えて下さい。
相談者:
はい。えー68歳です。
加藤諦三:
68歳、結婚してます?
相談者:
はい
加藤諦三:
え、ご主人何歳ですか?
相談者:
はい。再婚で・・主人は77です。
加藤諦三:
77歳。
相談者:
はい
加藤諦三:
再婚してから何年経つんですか?
相談者:
・・10、2年です。
加藤諦三:
12年・・
相談者:
はい
加藤諦三:
はい、分かりました、で、どんな相談ですか?
相談者:
はい。あの、お墓を守る、という事の常識についてです。
あの・・
加藤諦三:
はい
相談者:
はい。両親の死後・・あ、生前に、あの、父が、姉の次男に、
「お墓を守って欲しい」と、言っていたそうなんですね。これ、姉の話なのですが。
加藤諦三:
お姉さんの次(じ)・・お姉さんの次男に・・
相談者:
はい
加藤諦三:
「お墓を守る」と、はい
相談者:
はい・・そうです。
加藤諦三:
はい
相談者:
ん、あの、何故かと言いますと、わたしの方の、あの、息子は、
加藤諦三:
うん
相談者:
えっと、前の主人の方のお墓がありますし、
加藤諦三:
うん
相談者:
娘は・・あの、多分、あの一旦・・あの、離婚しましたけれども、
加藤諦三:
はい
相談者:
あのお・・その・・息子の方のお墓に入ると思うんですね。
加藤諦三:
はい
相談者:
・・で・・わたしは・・これも、多分なんですけど(苦笑)。
加藤諦三:
はい
相談者:
その、両親のお墓に入ろうと思ってるんですね。
加藤諦三:
は、はい
相談者:
はい。それで、あのお、んー・・父は、
加藤諦三:
うん
相談者:
えーと・・次男に、
加藤諦三:
うん
相談者:
姉の次男に、
加藤諦三:
うん
相談者:
「お墓を守って欲しい」と、言、言ったわけですね。
加藤諦三:
はい
相談者:
で・・その、お墓を守るための管理費とか、
加藤諦三:
はい
相談者:
それから・・法事の費用とか、お坊さまの、こととか・・
加藤諦三:
うん
相談者:
そういう事は、その・・ある、口座を、姉が作ったのですが、
加藤諦三:
ええ
相談者:
その口座・・っていうのは、わたしと、姉とで・・えっと、遺産相続した時に、
加藤諦三:
はい
相談者:
一つ、姉の名義で一つ口座を作りまして、そこから、お墓の費用・・それからお家の固定資産税・・
加藤諦三:
はい
相談者:
などを払っていたんです。
加藤諦三:
はい
相談者:
で、その口座を・・その・・次男に・・
加藤諦三:
うん
相談者:
あの、すべて・・あげましょうと。
あ、今度、あの、家が売れたんですね・・それで・・その、家・・
加藤諦三:
・・家っての、だ・・だが、誰の家?
相談者:
あ、両親の家です。
加藤諦三:
あ、両親の家、家、はい
相談者:
はい、両親の家が売れたので、
加藤諦三:
はい
相談者:
その・・売れたお金をその口座に全部入れて、
加藤諦三:
ええ
相談者:
「その口座を」・・「『お墓を守る』という」、「次男が管理する」・・
加藤諦三:
はい
相談者:
と、いう事を、姉が、言ったわけです。
加藤諦三:
はい
相談者:
で・・わたしは、えっと、その口、座に、全部入れる事は・・全部入れるというか、最初は、
「100万あげるから、あとは全部」、その「次男に、あげてね」って言われて、
ずっと考えてたんですけど、それはなんか・・
加藤諦三:
ん?
相談者:
不公平な気がしたんです。
加藤諦三:
ちょっと待って・・
相談者:
それで・・
加藤諦三:
さ、「最初100万は」、ていうのは・・
相談者:
はい、その売れたお金の・・おう、ち・・
加藤諦三:
家、が、売れたお金の・・
相談者:
はい・・
加藤諦三:
100万円を・・
相談者:
100万を、わたし、に・・
加藤諦三:
ん
相談者:
あげるから・・
加藤諦三:
あ・・
相談者:
あと残りを全部・・
加藤諦三:
あなたに、はい、はい
相談者:
次男に・・「自分の次男にやってくれ」・・
加藤諦三:
は・・はい
相談者:
「お墓を見るための費用」・・
加藤諦三:
はい
相談者:
「に、当ててくれ」と・・
加藤諦三:
はい
相談者:
言われました。
加藤諦三:
はい
相談者:
それで・・わたしはその時・・
「それ不公平じゃないの?」って言ったら・・
加藤諦三:
はい
相談者:
・・あの、「それ、常識」って言われたんですね。
加藤諦三:
はい、はい、はい。それで・・
相談者:
あのお、お墓を守る人はあ・・
加藤諦三:
はい
相談者:
そういう物を、あの、家を売った費用・・す、もう全てを・・もらうのは常識と。
加藤諦三:
うん。あの・・
相談者:
ですので・・
加藤諦三:
家が・・
相談者:
はい
加藤諦三:
うかれ、売れて・・
相談者:
はい
加藤諦三:
おね、あなたに100万円って言ってました、家が、ま、失礼ですけど、どのぐらい・・
相談者:
あ、800万ぐらいです。
加藤諦三:
800万売れて、その内の100万をあなたにくれて・・
相談者:
はい・・はい
加藤諦三:
あとの700万円をその、次男が管理する口座に・・
相談者:
はい、あ、た、その中から多分税金、などを引かれますので、あのお・・700万になるか・・
加藤諦三:
え、ええ
相談者:
650万ぐらいになるかもしれないんですが。
加藤諦三:
ええ
相談者:
はい。そう言、ってました。
加藤諦三:
ん、あい
相談者:
でも・・あの権利、わたしは、その・・誰でも、4人、とにかく4人居るんですね。あの、孫が。
だから、「4人で管理すればいいんじゃない?」って言ったんですけど、
加藤諦三:
ええ
相談者:
「それはおかしい」と。
加藤諦三:
はい
相談者:
「次男が管理するのが当然よ」と・・
加藤諦三:
はい
相談者:
言われました。それで、うん、この(苦笑)、常識っていうのを、お聞きしたくって。
加藤諦三:
なるほど、なるほど。
相談者:
はい、お電話してます。
加藤諦三:
はい、はい
相談者:
はい
加藤諦三:
あのお・・お墓のお・・
相談者:
はい
加藤諦三:
管理費っていうのは当然、掛かりますよね?
相談者:
はい・・はい
加藤諦三:
でこれは、かなり・・1年、2年で、済むわけの、物じゃないですよね?
相談者:
はい、はい
加藤諦三:
永代供養になれば別ですけれども。
相談者:
はい
加藤諦三:
それで・・それを、が、次男が、管理をするという事については、みんなは納得してんですか?
相談者:
はい、はい
加藤諦三:
ん、で、お姉さんもあなたも・・
相談者:
はい
加藤諦三:
ま、次男が管理するという事では・・
相談者:
はい別に、はい構いません。
加藤諦三:
構わない。
相談者:
はい
加藤諦三:
と、いうと、あなたの今・・常識と、或いはそのあなたが、不満がってる事というのはあ・・
相談者:
は(わ)、はい
加藤諦三:
その・・
相談者:
その・・
加藤諦三:
あの。ここに・・
相談者:
はい
加藤諦三:
そのお、家を売れた、お金の100万マイナスした、あ・・物を・・
相談者:
あ、全部入れていいんです。いや、も100万マイナスしなくて・・
加藤諦三:
ひゃ・・
相談者:
も、全部入れていいんですけど、
加藤諦三:
ああ
相談者:
それが全部・・その、次男、が、管理するのは構わないんですが、その・・姉が、権利がない、うちの子に、「わたしの子に権利がない」って言ったんです。
加藤諦三:
あ、あなたのけ・・
相談者:
「あなたの子ども、2人は関係ないからね」って「このお金は」って。
加藤諦三:
あーあなたの、子ども、お姉さんの、次男の方に、
相談者:
はい
加藤諦三:
全部の権利があって、
相談者:
はい
加藤諦三:
あなたの方の・・
相談者:
はい。
「2人の子には関係ない」って。
加藤諦三:
子どもの、2人の子お、息子と娘さんには・・
相談者:
はい
加藤諦三:
関係ないと。
相談者:
はい。
て言われたので・・
加藤諦三:
ここがあなたとしては面白くないわけだ。
相談者:
それが・・はい。それは、はてなで分からないんです。
常識だと思・・い、う、向こうが、うん、「常識だ」って言うので(苦笑)。
加藤諦三:
ええ、&%
相談者:
わたしは・・「あーそれが常識なのかな?」ってどうしても分からないんです。
加藤諦三:
要するに、今日の相談というのは常識もそうですけど、
相談者:
はい
加藤諦三:
あなたの、お子さんには・・
相談者:
そうです。
加藤諦三:
管理は、でしないで、お姉さんの次男の方に・・
相談者:
はい
加藤諦三:
全部。お墓を守ってその管理をする、そのための口座もあって・・
相談者:
はい
加藤諦三:
その口座に全部・・振り込まれてる。
相談者:
はい
加藤諦三:
で、なんでわたしの、子どもの、方は関係ないのだと・・
相談者:
はい
加藤諦三:
いう事ですよね?
相談者:
はい
加藤諦三:
はい、分かりました。
相談者:
はい
加藤諦三:
今日はあの、弁護士の、塩谷崇之先生がいらしてんので、
相談者:
あ、はい
加藤諦三:
伺ってみたいと思います。
(回答者に交代)
姉は両親を最後まで世話し
その土地で生まれ生活をしてきた
妹は都会に住み、都合のいい時だけ顔を見せ
離婚歴もあり親戚付き合いもしない、知らない・・
、とかという背景があるのかどうかでも話は違う
孫たちが共同でお寺のお付合?墓守?
それこそ相談者の子供達にその意思があるのだろうか?
はたしてどちらが都合のいい常識で騒ぎたてているのだろう?
説明が糞下手すぎる時点で姉さんの側を察する
100万を配った(他の資産は等分もらってるんでしょ?)
姉さんの方がまともな気がする
全部推測だけど・・さ