彼女への隠し事、どう打ち明けたら? 脚本:今井通子&塩谷崇之
(回答者に交代)
塩谷崇之:
はい
はい、こんにちは
相談者:
よろしくおねがいします
塩谷崇之:
はい
難しい・・問題ですね
悩むところだとは思いますけれども、
相談者:
はい
塩谷崇之:
でも、彼女とは、ま、真剣なお付き合いをしていて、
相談者:
はい
塩谷崇之:
ま、今後、結婚、も、考えている、んですね?
相談者:
そうです
塩谷崇之:
はい
彼女の方も、そこを意識しながらお付き合いをしてるわけですか?
相談者:
ええ・・だと思います
塩谷崇之:
そうですか
ま、双極性障害ということでね、
相談者:
はい
塩谷崇之:
えー、ま、あー、ま、あなたの方でも、それ治療は、今受けてるわけですよね?
相談者:
はい
そうです
塩谷崇之:
はい、はい
で、時々、そうやって休職はしてしまうけれども、
相談者:
はい
塩谷崇之:
なんとか普通の社会生活は、送れている。
相談者:
はい
塩谷崇之:
わけですよね。
相談者:
はい
塩谷崇之:
今の会社も、一応10年ぐらいは続いて、
相談者:
そうです
塩谷崇之:
勤務できてるわけですよね?
相談者:
はい
塩谷崇之:
うん
だから、ま、そうだとすればね、
相談者:
はい
塩谷崇之:
あの、そういう、ま、病気を抱えて、
相談者:
はい
塩谷崇之:
えー、頑張って、やって・・おられてですね、
相談者:
はい
塩谷崇之:
で、ま、結婚しても、おー、そういう、状態が続けられるということであれば、
相談者:
はい
塩谷崇之:
結婚すること自体にはね、
相談者:
はい
塩谷崇之:
わたしはそんなに支障はないんじゃないかな?とは思っているんですよ。
相談者:
はい
塩谷崇之:
で、一番良くないのは、
相談者:
はい
塩谷崇之:
やっぱりそこの部分を、
相談者:
はい
塩谷崇之:
あの、隠してね、
相談者:
はい
塩谷崇之:
結婚を、してしまって、
相談者:
はい
塩谷崇之:
で、いずれやっぱり彼女には分かることですからね。
相談者:
そうですね
塩谷崇之:
んん
で、それが、結婚した後で、
相談者:
はい
塩谷崇之:
あの、「実は」、あー、「前からこうだったんだ」ということをね、
相談者:
はい
塩谷崇之:
ま、打ち明けられたときの、
相談者:
はい
塩谷崇之:
おー、ま、彼女の、なんていうんでしょうかね、裏切られたというような、
相談者:
そうですね、はい
塩谷崇之:
うん
あの、分からないですよ?、もしかすると、その段階でね、
相談者:
はい
塩谷崇之:
別に、彼女はそんなに気にしないかもしれないけれども、
相談者:
はい、はい
塩谷崇之:
その、あなたが、病気であるということ以上に、
相談者:
はい
塩谷崇之:
それをあなたが隠して、結婚しようとしたこと自体がね、
相談者:
はい
塩谷崇之:
彼女にとっては、すごく、まあ、悲しいというか、屈辱的というかね、
相談者:
はい
塩谷崇之:
残念なことだと思うんですよね。
相談者:
はい
塩谷崇之:
うん
で、それを考えるとね、
相談者:
はい
塩谷崇之:
そのお、それを、やっぱり隠したまま、結婚するというのは、
相談者:
はい
塩谷崇之:
わたしはやっぱりあんまりお勧めはできない
相談者:
はい
塩谷崇之:
うん
相談者:
わたしもそう思います、はい
塩谷崇之:
うん
で、そうだとするとね、えー、あなたも彼女も、真剣に結婚も考えてお付き合いしているんであれば、
相談者:
はい
塩谷崇之:
やはりしかるべき時期にね、
相談者:
はい
塩谷崇之:
えー、きちんと、話をした上で、結婚の最終的な意志決定を、して頂いたほうが、いいのかなと思います。
相談者:
はい
ちょっと、えーと、質問になるのですがあ、
塩谷崇之:
はい
相談者:
その、しかるべき時期というのが、
塩谷崇之:
うん
相談者:
今なのか?
塩谷崇之:
うん
相談者:
例えばもう少し、おつき合いをした後で、例えば、も、な、一年ぐらい、おつき合いした後で、
塩谷崇之:
うん
相談者:
「実は」、あの、「わたしは病気」だ、「で、休職をしていたんですが、」
塩谷崇之:
うん
相談者:
「あなたに何か、」あの、「迷惑を掛けるようなことはありましたか?、それとも、」「それでも、」え、ん、「もしもないようでしたらば、このまま」・・「おつき合い、また結婚という形をとっていただけませんか?」と言うのがいいのか?
それとも、もう今の段階?、なるべく早い段階で、そういう事実を、明かしてあげた方がいいのか?
そのタイミングというのも今すごく、悩んでるんです。
塩谷崇之:
んん・・ま、あのお、わたしはなるべく早い方がいいと思いますよ。
相談者:
はい
塩谷崇之:
はい
相談者:
うん・・
塩谷崇之:
あのお、もちろんね、タイミングっていうのは、あるんでね、
相談者:
はい
塩谷崇之:
えー、じゃ、その、思い立ったらすぐに、ということではないですけれども、
相談者:
はい
塩谷崇之:
結局、そのお、それを先延ばしにするということは、
相談者:
はい
塩谷崇之:
それまで、あなたがずっとその、ま、う、嘘をつき続けなくちゃいけない。
相談者:
そうですね
塩谷崇之:
隠し事をし続けないといけないわけじゃないですか。
相談者:
はい
塩谷崇之:
そのお、あのお、隠し事を、している時期が長くなるほどね、
相談者:
はい
塩谷崇之:
彼女お、がそれを知ったときの、ショックっていうのは、大きいと思いますんで、
相談者:
はい
塩谷崇之:
だからなるべく、あのお、なんていうのかな、嘘はつかずに済むような、
相談者:
はい
塩谷崇之:
方向に
相談者:
はい
塩谷崇之:
持っていった方がいいと思いますんでね。
相談者:
はい
塩谷崇之:
うん、そのためには、やはりね、あのお、なるべく早い段階で、
相談者:
はい
塩谷崇之:
「自分は、真剣に、」えー、「あなたとの交際を考えてる」と。
相談者:
はい
塩谷崇之:
「で、今後、結婚のことも考えているけれども、その前に、きちんと、やっぱりこういうことは話しておかなくちゃいけないと思うんで、」
相談者:
はい
塩谷崇之:
ま、「今まで」、えー、「黙っていて申し訳なかったけれども」、
相談者:
はい
塩谷崇之:
「実はこういうことなんだ」と。
相談者:
はい
塩谷崇之:
うん
「でも、自分はそれを乗り越えて」
相談者:
はい
塩谷崇之:
えー、「なんとか頑張ってやっていきたいと思うんで」
相談者:
はい
塩谷崇之:
「一緒にやってって欲しい」と。
相談者:
はい
塩谷崇之:
そういう気持ちを、彼女にしっかり伝えて、
相談者:
はい
塩谷崇之:
でもし、それで彼女が、
相談者:
はい
塩谷崇之:
「わたしはムリです」と。
相談者:
はい
塩谷崇之:
言うようであればね、
相談者:
はい
塩谷崇之:
それはそれで、もうしょうがないですよ。
相談者:
そうですね、はい
塩谷崇之:
うん
も、そう、もし彼女がそうだとすればね、
相談者:
はい
塩谷崇之:
あなたが隠してて、
相談者:
はい
塩谷崇之:
結婚したとしても、
相談者:
はい
塩谷崇之:
結婚した後で、それを知ったときに、やはり壊れますよ。
相談者:
はい
分かりました、はい
塩谷崇之:
あのお、わたしもね、ま、弁護士やってて、結構、あの、離婚事件というのもやってますけれども、
相談者:
はい
塩谷崇之:
あのね、嘘ついてたと。
相談者:
はい
塩谷崇之:
で、結婚前に、ずっと嘘つかれていたと。
相談者:
はい
塩谷崇之:
そういうことから、
相談者:
はい
塩谷崇之:
夫婦の関係がおかしくなって、
相談者:
はい
塩谷崇之:
離婚に至るケースってすごく多いんですよね。
相談者:
はい
塩谷崇之:
だから、願わくば、
相談者:
はい
塩谷崇之:
その結婚する時点で、嘘のない状態にしておく。
相談者:
はい
塩谷崇之:
・・
相談者:
はい
塩谷崇之:
はい
相談者:
あのお・・はい、分かりました。
ほんとにありがとうございました。
(再びパーソナリティ)
休職であり無職ではない
嘘はばれなければ嘘でない
障害であるから病人ではない
他人にどう映るのか?などと
鏡に映る自分は選べない
無職で嘘つきで病人である現実
自分に向き合うのみ
そりゃあ
手放したくないよ
彼女看護師で、
実の親の面倒も 僕の面倒もみてくれる
ぼくたち家族を養ってくれる 大黒柱だもん ☺
隠してどうする。
はじめから知った上での交際であれば、
相手さんも覚悟できるのに・・・。
まぁ自分をよく見せないと交際にまで
発展しないからでしょうが。
彼女かわいそう。