（回答者に交代）

坂井眞：
よろしくお願いします。

相談者：
よろしくお願いしますう。

坂井眞：
最初お・・の、ポイント、から行きますと、

相談者：
はい

坂井眞：
ま・・お子さんがいて、え、未成年のお子さんがいて離婚をして・・

相談者：
はい・・はい

坂井眞：
えーそうすると、子どもが成人に達するまで・・

相談者：
はい

坂井眞：
えー、今のところ成人っていうのは、二十歳、２０歳ですよね？

相談者：
はい

坂井眞：
えー、までは・・自分たちが・・

相談者：
はい

坂井眞：
子どもを作った以上・・

相談者：
はい

坂井眞：
あの、男、親も、女、親も、両親、でね？

相談者：
はい

坂井眞：
ちゃんと成人するまで、育てる責任があるという事なんで、

相談者：
はい

坂井眞：
ま・・別れ、ちゃうとどっちが・・自分の手元で・・

相談者：
はい

坂井眞：
ま、監護と言いますけど。

相談者：
はい

坂井眞：
自分の手元で育てて、

相談者：
はい

坂井眞：
一緒に住まない親は、あの、お金をちゃんと出すと。

相談者：
はい

坂井眞：
で、一緒に住む方はお金要らないのか？というとそうではなくて、

相談者：
はい

坂井眞：
え、それぞれの収入に応じて・・

相談者：
はい

坂井眞：
養育のための費用を分担しなさいと。

相談者：
はい

坂井眞：
こういう法律になってるわけですよ。

相談者：
はい

坂井眞：
で、そうすると・・最初に、お伝えしておきたいのは・・

相談者：
はい

坂井眞：
離婚、した・・その・・時のお子さんが、今１８歳っておっしゃいましたよね？

相談者：
はい

坂井眞：
ま、こん、もう１９になるのかな？、１年経った・・

相談者：
１９になります、はい

坂井眞：
で、いずれにしても、その、１８歳の時から、あと２年間は、

相談者：
はい

坂井眞：
あ、養育費を支払う義務が・・あるわけですよ。今のあなたのご主人にはね？

相談者：
・・ふうーん

坂井眞：
なので、

相談者：
はい

坂井眞：
ま、それでも、１８になった時に、もう一人前になって自分でも稼ぐようになったんだから・・

相談者：
はい

坂井眞：
親に面倒掛けなくてもいいよという、ケースはもちろんあるので。

相談者：
はい

坂井眞：
え、立派に稼いでいて・・

相談者：
うーん

坂井眞：
「もういいよ」というお子さんだったら・・

相談者：
はい

坂井眞：
お金は要らなくなるわけですよね？

相談者：
はい

坂井眞：
で、そういう事はあっていいんですけれども、

相談者：
はい

坂井眞：
おー、そこがどっちか分からない・・

相談者：
はい

坂井眞：
乃至は、もうそうだっていう事が分からない限りは・・

相談者：
はい

坂井眞：
あー、最初に申し上げたように・・

相談者：
はい

坂井眞：
お子さんが成人するまでは・・

相談者：
はい

坂井眞：
あー負担しなくちゃいけないっていう事が、あるので、

相談者：
・・ふうーん

坂井眞：
それちょっと頭に入れといてもらいたいんですね。

相談者：
はい

坂井眞：
で、え、もう一つは・・

相談者：
はい

坂井眞：
ま、１８になった時に話し合いましょうっていう事・・

相談者：
はい

坂井眞：
を・・お、話しておられたわけだから・・

相談者：
はい

坂井眞：
そこで、あの、そういう前提で、ところで１８になって、

相談者：
はい

坂井眞：
さっき言ったように、もう立派に自立してるから要らないって事になるのか？

相談者：
はい

坂井眞：
それとも例えば「大学へ行って、逆に学費が掛かってとっても大変なんだから」・・

相談者：
はい

坂井眞：
「これまでより増やしてくれ」なーんていうケースも中にはあるわけですよね。

相談者：
はい

坂井眞：
よくわたし、が、扱う事案なんかでも、大学に入った時は、それは特別の、その臨時的な・・

相談者：
はい

坂井眞：
支出、入学、うー、金だとか、

相談者：
はい

坂井眞：
授業料とかが掛かっちゃうような場合は、

相談者：
はい

坂井眞：
あー、普段の月々の、お、以外にもちゃんと、負担・・あ、を検討するというような条項が入る・・

相談者：
はい

坂井眞：
離婚の・・条項もあったりするわけですから。

相談者：
はい

坂井眞：
で、それを確認されるために、元々、おー、そういう話し合いしようって事だったから・・

相談者：
はい

坂井眞：
あー「どうなったの？」って聞かれた事自体は、

相談者：
はい

坂井眞：
それは別に全然問題無いです。

相談者：
はい

坂井眞：
問題無いけれども、

相談者：
はい

坂井眞：
でま、相手が逆ギレしたのか？・・

相談者：
はい

坂井眞：
逆ギレしたのかどうか分かりませんが、

相談者：
はい

坂井眞：
あー、ま、怒って連絡来なくなっちゃったと。

相談者：
はい

坂井眞：
で、それも、向こうがちょっと過剰反応している・・

相談者：
うん

坂井眞：
ような気はしますけれども、

相談者：
うーん

坂井眞：
で、そういう時に大事なのは、じゃ・・あと２年、今あと１年かな？

相談者：
うん

坂井眞：
その時にじゃあ、お、あのお・・お、父親側としてね？

相談者：
うーん

坂井眞：
え、責任をどう果たすか？という話なので、

相談者：
はい

坂井眞：
えー、在学証明くれなかったから・・

相談者：
うん

坂井眞：
じゃ払わないっていうのが・・

相談者：
うん

坂井眞：
そういう子どものための対応として・・

相談者：
はい

坂井眞：
どうなの？という視点が必要だろうと思うってのは・・

相談者：
うーん

坂井眞：
一つね？、一点ね。

相談者：
うん、うん

坂井眞：
それから・・あの、「計算すると１４００万近く払ってる」と・・

相談者：
はい

坂井眞：
いう話がもう一つあったんだけれども、

相談者：
はい

坂井眞：
結局その時その時に必要な物を・・合意して払って来たという形になっているので、

相談者：
はい

坂井眞：
トータルでいくら払ったっていうのは、今の時点であんまり・・言ってもしょうがない事なんですよね。

相談者：
うーん

坂井眞：
最初に決めれば別ですよね？

相談者：
うーん

坂井眞：
離婚する時に。
１０う・・７年か８年。

相談者：
はい

坂井眞：
トータルでいくら払いますって合意してたらね？

相談者：
うーん

坂井眞：
「約束した物は全部払いました」と。

相談者：
はい

坂井眞：
要するに「払い終わりました」っていう理屈は立つんだけれども、

相談者：
はい

坂井眞：
「トータル１４００万でいいです」っていう話をしてるわけじゃ、ないわけですよ、この話は。

相談者：
うん、はい

坂井眞：
あなたから見たら、「こんなに払ったのに」と・・

相談者：
うーん

坂井眞：
いう事かもしれないけれども、

相談者：
うーん

坂井眞：
う、それは、言ってみてもトータル１４００万でいいっていう話はどこにもないので、

相談者：
うーん

坂井眞：
立場が変わればね？

相談者：
うん

坂井眞：
足りないって思う人もいるかもしれない。

相談者：
うーん

坂井眞：
だから、そのお・・話、最初に戻りますけど、

相談者：
うん・・はい

坂井眞：
養育費ってどういうものか？っていう事から考えると、

相談者：
うん

坂井眞：
子どものためには経済的にちゃんと責任を果たしましょうと。

相談者：
うーん

坂井眞：
いう事を・・二十歳までやらなきゃいけないっていう、大きな原則があるので、

相談者：
はい

坂井眞：
その中でやるべき事はどうなのか？

相談者：
うん

坂井眞：
ていう視点がないとね？

相談者：
うーん

坂井眞：
「払いすぎじゃないか？」とか・・

相談者：
はい

坂井眞：
「『証明書をくれる』っていうのにくれなかったの約束違反じゃないか？」って、いう事だけに目が行っちゃって、腹が立つんだけど、

相談者：
うーん

坂井眞：
それよりも根っこのところは、どういうことか？っていう・・

相談者：
うん

坂井眞：
見方が必要だろうと。

相談者：
はい

坂井眞：
うん、だから弁護士、さんから来て、

相談者：
はい

坂井眞：
えー、そういう、具体的な疑問点をぶつければいいと思うんだけれども、

相談者：
はい

坂井眞：
だからと言ってやらなきゃいけない事が・・ゼロになるとか・・

相談者：
うーん

坂井眞：
もうこんなに払ったんだからゼロになるっていう事ではない・・っていう事だけは頭に入れといた方がいいのかなと。

相談者：
はい

坂井眞：
思ってる事や・・なんかは主張、されるべきだと思うけど、

相談者：
はい

坂井眞：
養育費って何なんだろうか？と。

相談者：
うん

坂井眞：
どういう事しなきゃいけないって事なんだろうか？っていう・・

相談者：
うん

坂井眞：
ことは忘れない方がいいかなという風に思います。

相談者：
はい。あの・・

（再びパーソナリティ）