とっくに終わった内縁関係に執着する哀れ艶(ツヤ)なき女喫茶店主65歳
(回答者に交代)
大原敬子:
こんにちは
相談者:
こんにちは、お世話になります(涙声)。
大原敬子:
ねえ?・・恋しい人を思い浮かべて・・
相談者:
はい
大原敬子:
あなたの年齢で・・
相談者:
はい
大原敬子:
涙するぐらいに・・
相談者:
はい
大原敬子:
好きになるって事は・・幸せですね?、ある意味では。
相談者:
え、でも・・あたし、おかしいですか?先生(泣)
大原敬子:
「おかしい」って・・基準は無いんですよ。
相談者:
(泣)
大原敬子:
ただ言える事は・・
相談者:
はい
大原敬子:
65歳ですよね?
相談者:
はい
大原敬子:
精神的、成熟度が無いって感じするんですね。
相談者:
・・精神的・・
大原敬子:
精神的成熟度は・・相手を理解する心が・・大事じゃないかしら?
相談者:
・・
大原敬子:
好きになる事は大事ですけども、好きになる・・感情の・・
相談者:
はい
大原敬子:
出し方は・・年齢によって変わる事が・・成熟するって意味だと思うんです。
それでね?
相談者:
はい、はい
大原敬子:
今あなたの中には・・母たるものもなくって・・
相談者:
はい
大原敬子:
女っていう、全身・・頭のてっぺんからね?・・
相談者:
はい
大原敬子:
も、先まで・・
相談者:
はい
大原敬子:
も、女なんです。
相談者:
・・はい
大原敬子:
これ、奥さんの自殺も・・外国人の女性も・・すべて・・
相談者:
はい
大原敬子:
あなたが・・彼に・・問い詰める。
あるいは、彼の友達に聞く。
相談者:
はい
大原敬子:
不安で不安で仕方がないので・・
相談者:
はい
大原敬子:
自分から・・情報を得て・・
相談者:
はい
大原敬子:
そして自分の位置を見てるって関係じゃないでしょうかね?これ。
相談者:
あ・・あ・・
大原敬子:
どんどん、どんどん、彼との関係を・・あなたの言葉から口から・・全部に知らしてるの。
相談者:
・・ああー
大原敬子:
違いますか?これ。
相談者:
はい
大原敬子:
これ男性最も嫌がるんですよ。
相談者:
・・あーそうなんですね。
大原敬子:
そして・・得てして・・心理的にですね・・
相談者:
はい
大原敬子:
成熟しない人は・・
相談者:
はい
大原敬子:
自分と彼との関係を・・第三者に話す事によって・・
相談者:
はい
大原敬子:
自分が自ら・・その恋愛の・・渦中に入っている・・主役のようになってしまうってんですね。
相談者:
・・あ、そ、その通りですね。
大原敬子:
ですから・・誰でも喋りたくなっちゃうの。
彼と会えない時も・・彼の話を誰かに聞いてもらう事によって・・
相談者:
はい
大原敬子:
今、彼との関係が・・続いてるかのように、思いたいんです。
相談者:
はい
大原敬子:
それはもっともっと・・
相談者:
はい
大原敬子:
彼を・・遠のけてしまう、ことをあなたは気づかないんですね。
相談者:
・・はあ
大原敬子:
つまり、今日(こんにち)招いたのは・・
相談者:
はい
大原敬子:
あなたの・・相手を理解す、しようという・・
相談者:
はい
大原敬子:
・・50歳60歳の・・
相談者:
はい
大原敬子:
成熟した恋愛ではなくって・・
相談者:
はい
大原敬子:
彼を求めてる・・執着してる・・ところで・・騒ぎ出した方法・・を、取ってるんですね。
・・そうすると、客観的に見ると・・怖くなっちゃうんです。
相談者:
・・ああー
大原敬子:
キツいけどごめんなさいね。
相談者:
はい
大原敬子:
このまま行ってしまうと・・
相談者:
はい
大原敬子:
まず・・街で会っても・・彼は・・
相談者:
はい
大原敬子:
会釈もしないですよね?
相談者:
・・あ、そんな感じです。
大原敬子:
あなたが自ら・・自分の選択肢を考える時期なんですね。
「彼とのあの関係は良かったな」って・・「懐かしかった」って・・
相談者:
はい
大原敬子:
「いつかまた」・・「彼と会おう」と、思う、道を選ぶか?・・
相談者:
・・はい
大原敬子:
彼がもう、本、当に、会いたくないという・・対象物にあなたがなるのか?
相談者:
はい
大原敬子:
も、あなた次第なんです、これ。
相談者:
・・はい
・・それとね?
大原敬子:
うん
相談者:
どうしても・・どんな人か?・・知りたいんです。
で、友達に言ったら、「知ってどうなるの?」って・・言われるんですけど(涙声)・・
どうしても・・今度はどんな人か見て見てみたいんです(涙声)。
大原敬子:
彼とわたしの関係はもう切れてるんです。
・・あなたそれご存知なんですね。
相談者:
はい
大原敬子:
と・・あなたが勝手に・・関係を作るには・・彼が付き合ってる女性に会う。
会った時にあなたがまた怒りが出ます。
相談者:
はい
大原敬子:
「わたしの彼」
自分で勝手に決めてるんですね。
相談者:
はい
大原敬子:
でそこで、その女性を見ながら苦しみながら・・こうしてわたしは・・悲劇のヒロインよっていうので生きてんです。
相談者:
・・
大原敬子:
だから会いたいんです。
相談者:
・・どしたらいんですか?
大原敬子:
もう・・あなたは今後・・もうとことん彼に嫌われてもいいの?
相談者:
・・え?、嫌われたくないんです。じゃ・・
大原敬子:
ん?
相談者:
あたしは・・今・・仕事、を一生懸命して・・
大原敬子:
うん
相談者:
お金を貯めて・・いつか会えた、ときに・・いい顔出来ればいいかな?って・・
大原敬子:
この悔しさね?・・あるいは女の意地かな?
相談者:
はい・・はい
大原敬子:
そしたら先ほどおっしゃいましたね。
相談者:
はい
大原敬子:
「そうだ、今日から」・・「お店をちゃんと綺麗にして」・・
相談者:
(鼻をすする)
大原敬子:
そして、「自分も、オシャレして」
相談者:
はい
大原敬子:
「お金を貯めて」
相談者:
はい
大原敬子:
貯めてね?
相談者:
はい
大原敬子:
そして「わたしの人生生きよう」と。
そしてあなたが、ふ、が、ワンステップ上がった時・・
相談者:
(鼻をすする)
大原敬子:
「あの彼の冷たい言葉が」・・
相談者:
はい
大原敬子:
70、80になった時に・・
相談者:
はい
大原敬子:
「今日(こんにち)のわたしを作った」って思う事の方が・・
相談者:
(鼻をすする)・・あはい
大原敬子:
実のある恋じゃないですか?
相談者:
・・あ・・・じゃ・・
大原敬子:
なに?
相談者:
あの・・
大原敬子:
うん
相談者:
復讐心は捨てます。
大原敬子:
そうです。
だって・・一時(いっとき)は・・男女の関係があったんじゃないですか?
相談者:
はい
大原敬子:
いつかは男と女は・・嫌いになったり・・離れたりするものです。
相談者:
はい
大原敬子:
その時出会った物を、あなたがどれだけ宝にするかですよ。
相談者:
・・(鼻をすする)
大原敬子:
往々として・・
相談者:
はい
大原敬子:
間違えてしまうのは・・
相談者:
はい
大原敬子:
自分が「好きで恋しい」って言いながら・・本当の心の中の気持ちは、復讐心っていう事を気づいてない事なんですね。
相談者:
あそういう気持ちでいっぱいでし、た・・
大原敬子:
素直ですね。
相談者:
今まで。
(鼻をすする)はい
大原敬子:
近くにいるんでしょ?彼は。
相談者:
います。
大原敬子:
嘘でもいいから、嘘でもいい(苦笑)、これ本音、「幸せになってね」っていう気持ちになると・・
相談者:
はい
大原敬子:
顔がもっと柔和になるんじゃないでしょうかね?
相談者:
・・ああ(ため息)、はい
大原敬子:
ホッと一息できる・・ものに変わったなら・・いい関係、なるかもしれないっていう・・小さな希望を・・
相談者:
はい
大原敬子:
描いて。
復讐心は・・全部・・捨てて欲しいなと思いますけども・・加藤先生に伺ってみます。
相談者:
はい・・ありがとうございます。
(再びパーソナリティ)
60代で次がみつかるなんて、彼は相当遊び慣れた人なんでしょね。
そして、相談者は美人さん。
振り回してくれるような余裕がある男性でないと、ときめかない。
そんな人を選ばなきゃ、もっと温かなお付き合いがあったかもしれないのに。
喫茶店にくるお客さんでは、気が紛れないのかな。
うーん。65歳になってもなかなか煩悩は消えないものですね。
子供の頃は年をとるほど悩みなんか自然になくなると思っていたけど、このサイトを読んでいるといくつになっても人は悩みと格闘しなければならないのかと思ってしまいます。
この相談者さんもエネルギーがあって欲がちゃんと残っているんでしょうね。ある年齢になればそれはそれで喜ばしいことだと言えるわけですが。
性欲がなくなれば自然と悩みも消えるような気がしますがどうなんでしょうか?
上の方同様、この歳くらいになると、今日の相談内容のような悩みはとっくに卒業と思ってました。
自分の健康でもなく、親の介護でも、子供の悩みでも、借金でもない。
ある意味幸せのような、、、
本人にとっては切実な辛い悩みなんでしょうが。
自分に酔ってるなって思って聞いてました。
65歳でこんな恋しくてなんて、涙ながすなんて
私にはできるだろうか…。
これが自分の母親ならキモイんだけど。
確かに年齢関係なく恋の悩みは辛く苦しいものなのでしょうね。
ただ自分が65歳の時には復讐心とか負の考え方をするような生き方はしたくないなー。
どうしてこんな男性に惹かれてしまったのか?もう少し若かった頃の自分に問い直してみたら案外これからの人生が明るく生きて行けるかもです。頑張って!