胃ろう患者を押し付け合う。割り切る扶養義務者に割を食う常識人
テレフォン人生相談 2019年3月8日 金曜日
父の妹(以下叔母)は胃ろう(*)で施設に入ってる。
これまで父が身元引受人になっていたが、その父が認知症のために入所。
替わりに相談者が身元引受人になるように叔母の施設から言われているが応じなければいけないのか?
(*)胃ろう: 食物を口からではなく、胃に直接送る。
叔母には娘がいることを施設に伝えるものの連絡がつかないらしく、さらに父には姉(以下伯母)もいて、住所を施設に伝えるものの、訪ねてもくれない。
相談者の弟は離婚していて、仕事があるので金銭的援助に限られる。
姑は要介護5で、さらに未婚の義兄が脳梗塞を患い障害が残って、両方を相談者が看ている。
パーソナリティ: 加藤諦三
回答者: 坂井眞(弁護士)
相談者: 女55歳 夫57歳 子どもは2人 同居の息子25歳 施設に入所中の父88歳 父には姉と妹がいる 弟はバツイチ
今日の一言: なし。
加藤諦三:
テレフォン人生相談です。
相談者:
あ・・こんにちは、よろしくお願いいたします。
加藤諦三:
はい。年齢教えて下さい。
相談者:
55歳ですう。
加藤諦三:
55歳、結婚してます?
相談者:
はい・・はい、してますう。
加藤諦三:
えーご主人は何歳ですか?
相談者:
57歳ですう。
加藤諦三:
57歳
相談者:
はい
加藤諦三:
お子さんは?
相談者:
2人おりまして、
加藤諦三:
はい
相談者:
同居お、は、息子お、のみで、25歳になります。
加藤諦三:
で、どんな相談ですか?
相談者:
はい。え、わたしの、父の妹お、が、今、病院の方で脳梗塞で倒れた後に、全然食べる事が出来なくなって、胃ろうですけどね、
加藤諦三:
はい
相談者:
してまして、
身元、ひ、引受人が必要に、なるんですが、
加藤諦三:
あなたの・・
相談者:
はい
加藤諦三:
叔母さんですね?
相談者:
そうです、叔母にい・・
加藤諦三:
が身元引き、はい
相談者:
実はその父が、昨年、認知症になりましてえ。はい
加藤諦三:
お父さんは、おいくつですか?
相談者:
80う、8ぐらいです。当然・・今度自分が、入所してしまったので、面倒を看れなくなりますよね?
加藤諦三:
はい
相談者:
でわたしが、長女なんですよね。
加藤諦三:
はい
相談者:
弟と2人、子どもがいまして、わたしが、ま、父の、身元引受人、のような状態、なってるので、
加藤諦三:
はい
相談者:
今後ですね?、「お宅のお父さんがダメになったから」・・
加藤諦三:
はい
相談者:
「あなたに、叔母さんの面倒を、看て下さい」って施設側から今・・言われて来てるんですよね。
加藤諦三:
はいはいはい
相談者:
え・・ただ、父は当然、面倒看ないといけないと思うんですよね(苦笑)。
加藤諦三:
はい
相談者:
叔母に関してはですね、そこまで、出来ないので・・
加藤諦三:
うん
相談者:
同時に身元引受人である父の、姉ですね、その叔母の、お姉さんですよね。
加藤諦三:
はい
相談者:
うん、「その方か」、「実の娘さんがいらっしゃるので」、
加藤諦三:
はい
相談者:
「そちらに、連絡を取ってもらえませんか?」って言うんですがあ、
加藤諦三:
はい
相談者:
連絡が一切つかなくて、「わたし(あなた)にしかつかないから」って言って来られてるんですけどね、ちょっと困ってしまってえ・・
連絡先も知ってますし、
加藤諦三:
ん
相談者:
家も分かってるんですね、叔母の家も。
加藤諦三:
はい
相談者:
でも、訪ねて行こうとしないんですね、叔母の家に関しては。
加藤諦三:
は
相談者:
で、「娘さんのところにも電話掛けてるんですが掛からない」って言って、
加藤諦三:
掛からない?
相談者:
うん、わたしもちょっと今あのお、義理のお、の母・・と、あの、兄が、同じくあの・・ちょっと要介護状態で面倒看てまして、
加藤諦三:
はい
相談者:
うん、それで、も「ちょっと叔母まで看れないんです」っていう事をお話したんですがあ・・
加藤諦三:
はい
相談者:
はい
加藤諦三:
今現在のあなたの状態でも、もう、精一杯な感じですよね?
相談者:
そうなんですね・・はい
加藤諦三:
義理の、お母さまの・・
相談者:
はい
加藤諦三:
世話と、このお父さまが、す・・
相談者:
要介護5なんですよ、はい
加藤諦三:
ああ、このお父さまが、
相談者:
はい
加藤諦三:
すでに・・
相談者:
はい
加藤諦三:
ま、認知症になっていて、
相談者:
はい、それとあの、義理の兄があ、まだ60う、なったばっかりで、脳梗塞発症しまして、やっと退院出来て、今まだ・・麻痺が残ってるんですよね。
加藤諦三:
何人の親族の・・世話をしてるんですか?
相談者:
あ、3人ですね、今、はい、現在。
加藤諦三:
義理のお母さまと、その義理のお兄さんですね?
相談者:
はい。それと実の父の3人で。
加藤諦三:
&#、3人ですね?
相談者:
はい・・はい、でえ、どちらも、わたし1人しか・・いないような状態なんですよ、面倒を看れるのが。
加藤諦三:
うーん
相談者:
義兄は結婚してませんし、
加藤諦三:
うん
相談者:
あの、弟もちょっと、離婚をして(苦笑)、両家ともわたししかいない状態なんですね・・
加藤諦三:
うーん
相談者:
面倒を看て行くのがですね。はい
加藤諦三:
弟さんのところが、身元引受人じゃなくてあなたが身元引受人にな、ってるわけですよね?
相談者:
あ・・はい、あ、そう、そうなんです、あの、弟がやはりあの、仕事をしてましてえ、金銭面とかそういうのは、あの、弟のフォローしてもら、えるんですけどね、
加藤諦三:
うん
相談者:
やっぱりあの、父の、ところに、例えば洗濯物が、
「シャツを」ちょっと「もう何枚か足して下さい」とか、色々、「何を持って来て下さい」とか言われ、て、サッと動けるのが・・やっぱりわたし、なんですよね。
&#△%
加藤諦三:
はい分かりました。今日はあのスタジオに弁護士の、
相談者:
はい
加藤諦三:
坂井眞先生がいらしてんので、
相談者:
あ、はい・・
加藤諦三:
伺ってみたいと思います。
相談者:
よろしくお願いいたします。
(回答者に交代)
どうして胃ろうを入れてるような状態で娘と連絡取れないのか知りたいと思いました。
寿命って確かにあると思う。でもそれに抗ってる年寄りばっかり。
私は医療従事者のはしくれですが、先日75歳の両親に、もし80を過ぎてガンが見つかっても積極的治療をしない方向でいいんじゃないかと言ってみた。母はそう思うわ。と同意してたが父は何言ってるんだとんでもないという顔してた。
春桜散る頃父が先にガンで亡くなるのいいシナリオだなぁと思う今日この頃です。
最近とてもコメント多いですね!
でもやっぱり管理人さんのコメントが読みたいです!ありがとうござます。
いつもこちらを拝見しています
管理人さま、ありがとうございます
つい最近母を看取りました
がんが脳に転移して、急激に悪化、嚥下ができず、話したり、意思表示ができない状況になりました
いろんな選択肢がありましたが、長男である弟が「積極的治療はしない。緩和ケア棟入居をお願いして、最期看取る」と言いました
栄養チューブや胃ろうなど、命をつなぐ方法はいくらでもあります。緩和棟に入れるということは、緩やかに母を死なせるということで抵抗がありましたが、結果的にはよかったと思っています。緩和棟に入る審査もありましたが(入居後平均3週間という基準に、母が該当したのでしょう)、点滴だけの日々、スタッフの方々が親身に世話してくださり、家族がやさしい気持ちで最期の日々を寄り添うことができました
幸せなことだったと思っております
叔母と娘は、胃ろう状態になったから連絡つかなくなったというよりは、さまざまな事があり、絶縁状態になってたんではないかと。
喧嘩も、仲直りも元気なうちにーーと思いました。
無党派であり
白票を投じる
その類