顔のアザを克服したハズが失業したらツラかった厨房に舞い戻った泣き虫アラ還

テレフォン人生相談 2019年5月3日 金曜日

顔に病気によるケロイドがあり、イジメや人目を避けるなど、ツラい時代を過ごしたが、大人になってからは開き直って接客をこなし、心無い言葉も受け流しお弁当屋さんで頑張ってきた。
会社が倒産し失業給付で生活しながら仕事を探しているが見つからず、メンタルを患って通院している。

記事タイトルの「厨房」は中学生を意味する「中坊」からの派生ネットスラング。
「厨坊」と表記する場合もある。
中学生という意味のみならず、幼いという意味でも使われる。
なのでリアルの中学生に対して使う必要はなく、大人に対して言う。

パーソナリティ: 加藤諦三
回答者: 野島梨恵(弁護士)

相談者: 男50代後半 10年以上前に離婚 一人暮らし

今日の一言: 人が自分をバカにする事は問題ではありません。問題は自分が自分をバカにする事です。

加藤諦三:
・・テレフォン人生相談です。

相談者:
はい

加藤諦三:
最初に年齢教えて下さい。

相談者:
50代の、後半です。

加藤諦三:
結婚してます?

相談者:
10年以上前に、別れております。はい

加藤諦三:
今は、お一人ですか?

相談者:
一人です。

加藤諦三:
それでどんな相談ですか?

相談者:
えーと、わたくしは・・ある、生まれつきの病気を患(わずら)っておりまして、

加藤諦三:
はい

相談者:
その・・病気の特徴として、

加藤諦三:
はい

相談者:
顔に・・ケロイドというか、そういう・・

加藤諦三:
はい

相談者:
顔で、生まれて来ました。

加藤諦三:
はい

相談者:
小さい頃から・・

加藤諦三:
はい

相談者:
いじめとか(涙声)・・

加藤諦三:
はい。そりゃ、まあ、・・

相談者:
そういうので、

加藤諦三:
いじめってのは・・

相談者:
受けて、来たんですけど・・
すいません(涙声)。
色々悩んで来たんですけど、

加藤諦三:
はい

相談者:
ある時から・・開き直ってもう、生きて行くしかないと思って・・

加藤諦三:
うん

相談者:
社会人・・お弁当屋さんとか・・

加藤諦三:
うん

相談者:
色んなところで、あの、働いて来て、接客業もしましたので、

加藤諦三:
うん

相談者:
見る人が見たら、「気持ち悪い」とか、「よくこんな弁当屋さんみたいな食べ物職業が、やってられるな」とか・・

加藤諦三:
うん

相談者:
あの、罵声を浴びせられた事もありました。

加藤諦三:
うん

相談者:
辛い事もありました(泣)

加藤諦三:
うん

相談者:
はい(泣)、でも・・こやって、開き直って、

加藤諦三:
うん

相談者:
もう、やって行くしかないので、

加藤諦三:
うん

相談者:
も、「ぶん殴られたんだろう?」とかいう人もいるし、

加藤諦三:
うん

相談者:
あ、そういう人に対しては、も「あー、そうなんです」・・「しょっちゅう、お客さんに、酷い、言い方、したりするんで、ぶん殴られたりとか」や、「やられてるんですよ、毎日みたいにやられてるんです」って言って、

加藤諦三:
うん

相談者:
あの、も、開き直ってたんです。
ん、約、半年い、前ぐらいに・・今まで勤めていた、ところお・・を、倒産するっていう事で・・

加藤諦三:

相談者:
クビになってしまって、

加藤諦三:
うん

相談者:
また新しく、仕事を始めようと思って、ハローワークとかも通ったんですけど中々・・若い時みたいに開き直れなくて、なるべく、ひと目につかない、自分一人で、こう、やれるような・・工場の、なんか、片付け仕事とか、

加藤諦三:
うん

相談者:
なんか、そんな、仕事、でもないかなあ?と思うんですけど、中々そうすると、あの、探せなくて、

加藤諦三:
うん

相談者:
で、今までずっと真面目に、ずっと休まないで働いて来てたんですけど、

加藤諦三:
うん

相談者:
も、半年働くとこ無いと・・失業保険で、暮らしてるみたいな・・

加藤諦三:
うん

相談者;
感じで。んー、なんていうか、罪悪感みたいのを、感じも、し、して来て・・
気力も無くなって来て、も、やる気も無くなって来てですね・・

加藤諦三:
うん、うん

相談者:
はい、ほで・・どうしたら昔のように、その、元気な・・人に・・バカにされたり、こう・・小突かれたりしても、なんか・・開き直ってですね・・

加藤諦三:
うん

相談者:
あ、笑って、やってたんですけど、それももう出来なくなってしまって(泣)

加藤諦三:
うん

相談者:
はい(泣)、現在も(泣)・・

加藤諦三:
うん

相談者:
こ、薬を飲んで・・ストレスクリニ、ックで、薬をもらって(泣)・・やってるんですけど・・

加藤諦三:
うん

相談者:
中々、良くならないし、

加藤諦三:
うん

相談者:
もう・・ん「あなたの場合はまだ軽い方ですよ」って先生は言われるんですけど・・

加藤諦三:
うーん

相談者:
「酷い人は」・・「もっと」・・「5錠も6錠も飲んでるんですけど、あなたはその半分以下で、今、治(おさま)ってるから、」その・・

加藤諦三:
うん

相談者:
「いい方ですよ」ってもう・・「気持ちを切り替えるしかない」って言われるんですけど。

加藤諦三:
うん

相談者:
もうなんか・・「凄い」・・「高圧的に、僕が、相手に言う」っていう人もいるし、

加藤諦三:
うん

相談者:
なんか「メソメソ、メソメソ今みたいに」泣、「泣く」・・っていう人もいるし、

加藤諦三:
うん

相談者:
それを・・も、直したいし、

加藤諦三:
うん

相談者:
あと・・生活も、安定・・したいし、って事で・・

加藤諦三:
うん、うん、うん

相談者:
はい

加藤諦三:
うん
あなた今・・気がつけない・・てない、かもしれないけど・・

相談者:
はい

加藤諦三:
物凄く・・

相談者:
はい

加藤諦三:
偉大な人生を歩んで来てるよねえ?

相談者:
いいえ、偉大でもなんでもないです。

加藤諦三:
いやあ、だから、そ、そこを否定しちゃダメだよ。

相談者:
あ、そうですか。

加藤諦三:
うん。ん・・

相談者:
や・・

加藤諦三:
それはお父さんとお母さんが仲いいところに生まれる人もいれば・・

相談者:
はい

加藤諦三:
お父さんがお母さん殴って泣いてる・・

相談者:
はい、そうなんです、うちの家庭が、まさにそれなんです。

加藤諦三:
あ、そ、あ、そっちですか?

相談者:
はい

加藤諦三:
あの、そういう人もいればね?

相談者:
はい・・自分、はい

加藤諦三:
それぞれの人生ってまるっきり違うんですよ。

相談者:
はい、いやもう・・

加藤諦三:
僕は感心しながら聞いてたんだけど・・

相談者:
はい

加藤諦三:
不屈の魂だよね?

相談者:
いえ、わたしはですね、先生ですね?

加藤諦三:
うん

相談者:
あのお、中学校では・・

加藤諦三:
うん

相談者:
僕たちの時代は坊主でした。

加藤諦三:
うん

相談者:
はい、だからもう・・もう、ちょっと遠目でも、もう、すぐ・・気づく人は気づくぐらいの・・

加藤諦三:
うん

相談者:
目立つ・・こういう印があるわけですね。

加藤諦三:
うーん

相談者:
はい、その事も・・

加藤諦三:
だからそれは、その、あなたの個性だから。

相談者:
いや、そう、言ってくれる、友だちもいます。
あの、全然その事には触れないで・・付き合ってくれる友だちも中にはいました。やっぱり100人、いたら・・ん、2人か3人ぐらいはですね?でも・・

加藤諦三:
うんだから・・

相談者:
はい

加藤諦三:
罵声は、あせ、浴びせる人もいれば・・

相談者:
はい、いきなり・・はい

加藤諦三:
尊敬する人もいるの。

相談者:
はい

加藤諦三:
あの、あなた物凄い不屈の魂だよ?

相談者:
・・いや違うんです、先生(泣)

加藤諦三:
うん

相談者:
僕はあの・・自殺とか、そういう事をする勇気がないんですよ(泣)。

加藤諦三:
自殺をしない勇気があるんだよ。

相談者:
・・

加藤諦三:
罵声を浴びせたり殴ったりね?

相談者:
&#△

加藤諦三:
罵声を浴びせる人は・・物凄い欲求不満な人なんですよ。

相談者:
はい。もう・・

加藤諦三:
自分の欲求を・・

相談者:
はあい

加藤諦三:
正面から世の中と勝負出来ないで、

相談者:
はい

加藤諦三:
弱い者を・・苛める事で自分の欲求不満を晴らしてるんです。

相談者:
はい

加藤諦三:
満足してる人は、人、苛めないですよ。

相談者:
僕のお父さんがその、親が・・僕の事を、い・・苛めた事はないんですよ。

加藤諦三:
うん

相談者:
ただ、その・・せ、学校の成績が悪い、のは知ってるから・・

加藤諦三:
うん

相談者:
もう、僕はもう、勉強の事は全然、学校ではもう、考えられなくて、ただ、1日・・あの、苛められないで・・過ごすための・・ことしか考えてなかったんですよね。

加藤諦三:
考えてないよねえ。

相談者:
はあい、集ちゅ、集中が出来なかったんですよね。勉強にはですね・・も、そのときは・・

加藤諦三:
勉強に集中出来ないっていうか、もう、ビクビク、ビクビクしながら・・

相談者:
そうです。
ん、目立つような事させられたら、どうしよう?とか、そんな事・・

加藤諦三:
うーん

相談者:
あの、例えば僕の友だちは、頭のいい、友だちはいたんですよ。

加藤諦三:
うーん

相談者:
国立・・

加藤諦三:
うん

相談者:
国立大学にも・・

加藤諦三:
うーん

相談者:
入ったような。
その子が、中学生の・・2年生の、終わり頃ですかね、あの・・

加藤諦三:
うーん

相談者:
生徒会長に立候補するから・・

加藤諦三:
うん

相談者:
応援演説をしなくちゃならないんです。誰かがですね・・

加藤諦三:
うん

相談者:
それを・・僕に頼んで来たんですよ。

加藤諦三:
うん

相談者:
友だちだからって。

加藤諦三:
うん

相談者:
応援は、したいけど・・ちゅうことは・・壇上に上がって・・1年生、2年生、3年生の居る前に僕は出て行かなくちゃいけないので、

加藤諦三:
うん

相談者:
とってもじゃないけど・・この顔で出て行ったらもう・・「とてもじゃないけど無理だ」って言って、
「とにかくそれは止めさして下さい」と、言って、もう、断ったんですよ。

加藤諦三:
うん。それは断わんなければ良かったね。あの、断る事で・・

相談者:
はい

加藤諦三:
自分の顔が醜いという劣等感を増しちゃったんですよ。

相談者:
(泣)多分・・

加藤諦三:
あの、つまりね、小さい頃からね?

相談者:
はあい(鼻をすする)

加藤諦三:
自分の行動で劣等感をどんどん、どんどんと大きくして行っちゃったの。

相談者:
・・うう

加藤諦三:
だけど基本はあなたもう・・不屈の精神で、物凄い回復力がありますから。
苛められても、苛められても、立ち直って行く。
さっきその、「ビクビクして来た」って言ったけど、臆病なんだよね。

相談者:
何か、誰かコソコソ言ってたら、あー、僕の、こと・・

加藤諦三:
そう、そう、そう、そう

相談者:
言ってるなあ、とか、ですね、も・・

加藤諦三:
もう一つね?

相談者:
はい

加藤諦三:
・・人を信頼出来ないんだよ。

相談者:
あー、そうですね、不信感がすごくあります、もう、あい・・

加藤諦三:
この中で、

相談者:
はい

加藤諦三:
もう・・崩壊する人もいるんだけれどもね?

相談者:
はい

加藤諦三:
あなた不屈の精神を持ってるからあ・・ここまで元気にやって来たんだよ。

相談者:
・・&#

加藤諦三:
あなたの特徴はね?

相談者:
はい

加藤諦三:
自分の・・悪い事、弱い事を・・誇張して考えるんで、大げさに。

相談者:
・・はい

加藤諦三:
自分の、強い事・・立派な事・・成し遂げた事・・それは、小さく小さく考えるの。
そして自分の失敗した事・・弱かった事。そっちの方は大げさに、大げさに考えるんですよ。
それは、なんで大げさに言う、言うんだと思う?
やっぱり同情が欲しいんですよ。

相談者:
あ、そうそう、そうなんです。ど、人に同情してもらいたいもんですから・・

加藤諦三:
うーん

相談者:
も、涙が、平気でボロボロ出ちゃうんですよ。

加藤諦三:
ううん

相談者:
人前でも。

加藤諦三:
それはそうでしょ・・誰からも理解してもらえなかったんだから。

相談者:
はい

加藤諦三:
それは同情を求めるのは当たり前ですよ。
回復力も今あるから、今、落ち込んでるけど回復します、あなた。
あなたね?

相談者:
はい

加藤諦三:
今まで本当のあなたを受け入れてくれた人いないんだよ。

相談者:
・・はい、いません。はい

加藤諦三:
にも関わらず今まで生きて来てんだよ、こやって。

相談者:
・・

加藤諦三:
あなたこれで・・

相談者:
はい

加藤諦三:
立派に生きてごらん?
後世で・・いろんーな苦しみの持って生まれた人たちの・・励みになるよ?

相談者:
・・はい・・はい

加藤諦三:
大きい人生の意味だよ?
自分の弱い部分、弱点を物凄い事に解釈しちゃうの。
ところが自分の長所の方は、なんでもない事に解釈しちゃうの。

相談者:
&#△%

加藤諦三:
だから顔に、おできが出来てるっていうのは、これは事実です。

相談者:
はい

加藤諦三:
だけどこの事実をどう解釈するか?っていうのは人によって違うんです。

相談者:
・・

加藤諦三:
あなたは全部、自分に悪く解釈しちゃうの。

相談者:
はい、はい

加藤諦三:
あなたの人生を生きなさいよ。

相談者:
・・

加藤諦三:
これからの50代・・

相談者:
あ・・

加藤諦三:
明るい人生・・前途洋々だよ?

相談者:
・・

加藤諦三:
あなたが・・あなたで生きてる限り。

相談者:
・・

加藤諦三:
人からバカにされたってどうって事ない、んな事は。

相談者:
はい・・

加藤諦三:
一番大切なのは、自分が自分をバカにする事なんです。

相談者:
・・

加藤諦三:
だからあなたは人にバカにされようがどうしようが、どうでもいいんだ。んな事は。

相談者:
・・

加藤諦三:
自分が自分をバカにしちゃいけない。

相談者:
・・

加藤諦三:
そいでね?

相談者:
はい

加藤諦三:
スタジオに・・今日は弁護士の、野島梨恵先生がいらしてんので、

相談者:
はい

加藤諦三:
伺ってみて下さい。

相談者:
はい、分かりました。

(回答者に交代)


「顔のアザを克服したハズが失業したらツラかった厨房に舞い戻った泣き虫アラ還」への9件のフィードバック

  1. 今日は回答者いらなかったんじゃ・・・
    編集でこういう尺になったのかしらんけど、
    加藤先生も、もうちょっと野島先生の顔立てたってよ。

  2. この相談に対してもう少し人選して欲しかったです。
    野島先生の通り一遍の励ましや
    私でも休みが続くと仕事行きたく無いって回答
    野島先生とこの相談者では意味合いが違うのではないでしょうか。
    弱さもある相談者ですが顔の劣等感をフォローしてあげてもいいんじゃないでしょうか?
    加藤先生はご自分の回答に満足しておられるようでしたが、、、。

  3. 社会的な立場が高いいバリバリやってる年下の女性に、一方的に諭されても、しみてこないよね。

  4. 管理人さんへ

    まんが王国の広告が、エログロで気持ち悪くて仕方ありません。

    ブロックしたくてネットで調べましたが、やり方がなかなか分からず困ってます。
    管理人さんのほうで対応していただけたら嬉しいです。。。

    1. えーと、とりあえず、消したい広告の右上の✕印をクリック(もしくはタップ)すれば当面はその広告は表示されなくなります。

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      リストされている表示のジャンルをクリック(もしくはタップ)して”OFFにする”をクリック(もしくはタップ)すればそのジャンルの広告は表示されなくなります。

      カスタマイズにはグーグルのアカウント(無料)が必要です。

      1. Safariを使ってたのですが、Googleで見るようにしてみました。
        都度✖️を押しても、閉じてしまうとまた表示されてしまうんですよね。
        めちゃコミックの、事故物件の清掃人の漫画と、まんが王国の、近親相姦漫画の広告が、本当に嫌で、毎回見ないように✖️してるんですが、ほとほと嫌になってしまい、Googleの広告設定も確認したんですが、英語で書かれてて、意味がわからないんですよね。
        管理人さんが教えてくださった、ジャンルのOFF設定はやりましたが、Googleでは、めちゃコミックの広告は✖️印すら出ないんですよ。
        本当に嫌だなぁ。

        1. 引き続き、気持ち悪い広告出ないよう、設定を調べてやってみます。
          管理人さん、ありがとうございました。

  5. これは最後まで加藤先生一人で終わったらよかったんじゃって感じ。弁護士先生いらないでしょ。変な人選

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