そして誰もいなくなった。敵意で覆われた同情への渇望。女の激情は遺産に向く

(再びパーソナリティ)

加藤諦三:
あまりにも色んな感情が混ざっていてえ・・

相談者:
うん、そ・・

加藤諦三:
自分で自分が分からないんですよね?今・・

相談者:
はい、分から・・

加藤諦三:
ていうのは・・

相談者:
はい

加藤諦三:
あなたは、

相談者:
はい

加藤諦三:
本当は、何を一番求めてるか?というと、愛を求めてるわけでしょ?

相談者:
あ、それはあります。

加藤諦三:
あなたは同情が欲しかったんですよねえ?

相談者:
同情ですか?!

加藤諦三:
心の底で求めてんのは愛情です。

相談者:
・・

加藤諦三:
それで本当は、人から同情が欲しいんだけど、あなたは突っ張ってるから・・

相談者:
(鼻をすする)

加藤諦三:
自分の意識から・・同情というものを無意識に追いやっちゃってるんです。

相談者:
ああ・・

加藤諦三:
だから今、僕が同情っていうと・・「そんなことはない!」っていうほど・・

相談者:
はい

加藤諦三:
正反対のこと言われたような気がしてる、んだと思うんです。

相談者:
はい、はい

加藤諦三:
あなたは本当は、人との触れ合い、愛情を求めているんだけれども・・

相談者:
(鼻をすする)

加藤諦三:
現実には・・周囲に対して敵意を持ってんです。
だからあなたの心の中には全く矛盾したことが、二つあるんですよ。
人の愛情が欲しい。
人と触れ合って生きていきたい。
他方に・・

相談者:
はい・・

加藤諦三:
物凄い憎しみがあって、あなたにとっては、周囲は敵です。

相談者:
・・あー

加藤諦三:
だからこそ・・負けず嫌いなの。

相談者:
・・

加藤諦三:
それで今・・あなたは・・すごく不安です。

相談者:
はい

加藤諦三:
本当のあなたが二つに分裂しちゃってるから。
夫と別居してるけど、夫とも・・子どもとも、妹とも、みんーなと仲良くしたいの。あなたはずうーっとお金の話(はなし)して来たけど、お金じゃないんですよ。

相談者:
・・うん

加藤諦三:
お金を通して・・このあなたの心の・・葛藤を、表現していただけなんです。
だからホントのことが二つあって、

相談者:
はい

加藤諦三:
この二つが矛盾してるの。
だから不安なんです。愛に飢えてたんですよ。

相談者:
褒められたっていうこと自体が、いつか、ハッキリ言って無いのでえ。

加藤諦三:
でもあなた今ね?・・僕が・・全く、矛盾した二つの・・自分がいますね?ということを・・

相談者:
はい

加藤諦三:
認めてくれてるから・・未来は拓けます。
つまり今、こんだけ・・不安になってるのは・・あなたは本当に意識してることを、無意識に追いやってるからなんですよ。
それ今・・吐き出して、わたしには全く二つの矛盾した感情があるっていうことを認めたから・・

相談者:
&#△%

加藤諦三:
意識し、する・・領域がどんどん・・広がって来たの。
意識領域が、拡大すれば・・

相談者:
はい

加藤諦三:
あなたの不安は消えて行きます。

相談者:
はい・・努力してみます。

加藤諦三:
「努力してみます」じゃないです。「努力します」。

相談者:
はい、努力します。ありがとうございました。

加藤諦三:
はい、どうも失礼します。
意識領域の拡大。これが不安への積極的な解決です。

 

「そして誰もいなくなった。敵意で覆われた同情への渇望。女の激情は遺産に向く」への4件のフィードバック

  1. 声に敵意があふれてる。
    テレ人聞き出して、声には人間性が出るということをしみじみ思う。
    自戒!

  2. 今は疎遠になった実母と話し方も声も似ている。年齢と家族構成が異なるので流石に母本人ではないが、苦労話をカードにしたがる所や家族の中で搾取子扱いだったところも同じ。異なるのは、実母は実家とも、更には義実家とも交流を持ち続けていた点。どちらもお中元お歳暮は欠かさなかったが、それでも遺産協議には実家からも義実家からも放棄を迫られた。それ以降は流石に贈り物を止めている。
    その間の愚痴を聴かされるのは誰か。
    彼女が実家での毒が回り始め、彼女の母の劣化コピーとなったと確信した時に疎遠を決めた。

    それにしても関連記事からも分かるように、家族関係の失敗と遺産争族はリンクしやすい事項である。

  3. 「一本の沢庵を七人で食べた」なんて当たり前なのでは…
    塩辛くて長い沢庵を、まさか一人でボリボリ貪るつもりだったのか?
    他の話も所々怪しい点があるし。全部が全部本当ではないのでは。

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