外で抑圧された感情のはけ口。意に沿わない嫁をケチョンケチョンにけなす息子

(再びパーソナリティ)

ドリアン助川:
もしもし?

相談者:
はい

ドリアン助川:
お母さん、あの、息子さんに対して本気で怒ったことって何回かありますか?

相談者:
・・本気で怒ったことないかもしれないです(苦笑)。

ドリアン助川:
ええ
ま、それが、正しいかどうか分かりませんけども、

相談者:
はい

ドリアン助川:
女性たちの直談判の時にね?

相談者:
はい

ドリアン助川:
お母さんちょっと本気で怒ってみたらどうですか?

相談者:
息子を?

ドリアン助川:
はい

相談者:
・・はい・・言ってみます。

高橋龍太郎:
うん、息子さん可愛かったら・・

ドリアン助川:
かなり・・うん・・うん

高橋龍太郎:
ここ、もう、一生に一度の怒りを、爆発させたら・・

相談者:
はい

高橋龍太郎:
さすがに・・変わるんじゃないかな?息子さん。

ドリアン助川:
考え・・てくれると思いますよ。

相談者:
はい、分かりました。

ドリアン助川:
はい、よろしいですか?

相談者:
はい、ありがとうございます。

ドリアン助川:
はい

高橋龍太郎:
はい

ドリアン助川:
はい失礼しまあす。


(内容ここまで)

この母親が息子を本気で怒るなんてことはこれからもあるまい。

せめてお嫁さん側に立つ立場をはっきり示せば、少しは嫁も救われるかもしれんが、息子を前にすればそれすらムリ。
てか、嫁に謝った?

とりあえず解決法を言わないと番組が成り立たないので取って付けた風だったけど、結論は、

高橋龍太郎 「特効薬はない」

言って治るもんじゃないわけよ。

子どもを連れて出ていくというのも、懲らしめ方としてはアリですが、しばらくすれば元に戻ります。

 

アタシは父に叩かれて育ちました。

テレビなんかで親に叩かれたことがないなどと抜かすタレントが出てたりすると、世の中にはそんな珍しい家庭もあるのかと本気で思っていた時期があります。

ほとんどは瞬間湯沸かし器なのですが、それでも覚えてるものの中には、あの時の、あの暴力は今だったら逮捕もんだろうなあ、というものがあります。

腕立て伏せを長時間やらせながら、アタシの鼻水まみれの泣き顔を父が嗤って鏡でアタシに見せるという陰湿なものもありました。

例えば大晦日。
父は門から玄関までをキレイに掃除し終えていました。
アタシはそこを、いつもどおり(←ここ重要)通ってしまいました。

お正月前の子どもが1番楽しい時期ですよ?
殴ります?

その一方で、可愛がり方もすごくて、嫌がっている女児に対する行為としては、それはまた別の意味で、今だと通報ものだろうなと思うものがあります。

そして何より、自分のことは二の次で、家族のために休みなく働き、最初は市営住宅に住みながら、自分が字が下手だからと、就学前から習字教室に通わせ、何の親からの援助もなしに、戸建てを遺し、進学もさせてくれました。

感謝と恨み。
番組にもたまに寄せられるアンビバレントな感情ですが、よく分かります。

今日の相談で、孫が親の顔色を伺うというのもそう。

スイッチがあるんですよ。
子どものうちは、その場所がよく分からないこともあって、恐恐なんです。

だけど、大人になれば分かってきます。

父の癇癪(かんしゃく)がなくなることはありませんでしたが、晩年、スイッチを押すのは、そのほとんどが母でした。

アタシと姉にはスイッチの位置が分かっていたからです。

治まってから、母にそれを言うのですが、
「じゃあ、お母さんが悪いと?」

悪いとかじゃないんです。
相手は無駄に感度の強いセンサーが取り付けられてしまった電化製品なんです。

西野カナは男版トリセツを作ってから休業するべきでした。

この息子だって四六時中不機嫌なわけじゃないでしょう。
好きで結婚したんですし。

スイッチがどこにあるのか?
分かりませんが、ほぼどんなスイッチにも取付可能なスイッチカバーがあります。

ありがとう。

この言葉は本当に効き目があります。

助かったあ。
嬉しい。
こういうのもいいです。

一緒にいるときにテレビで悲惨なニュースが流れればラッキーです。
ご近所や親戚をディスったりもよくやりました。

父を持ち上げるために。

アタシと姉が、小さい頃に家族で外食した思い出を話すときの父の顔は仏様でしたね。

 

男は弱くて単純な生き物です。

どうか賢くなってください。
子どもたちのためにも。

でも傷ついたら、そのことはしっかり伝える事。
旦那の前でちゃんと泣いてください。

 

外で抑圧された感情のはけ口。意に沿わない嫁をケチョンケチョンにけなす息子」への16件のフィードバック

  1. 管理人さんのtwitterの具体例が面白すぎます。
    ほんと開けたら開けっ放しとか、しょっちゅうものを探してるとか…
    それ私です。
    旦那に逐一怒られてます。
    もっともあんまり深刻に捉えてないから、また同じことを繰り返して怒られるんですけど。
    私って病気かなと思うこともあります。

  2. 管理人さんいつもありがとうございます。
    今回は我が家と同じ!!と思い、回答も期待してましたが、高橋先生〜スッキリしませんでした。
    義母が悩んでいることが救いですかね?!

  3. ウルベの次に精神科医のお言葉が役に立たない
    この説教は相談者にプラスになったのか?
    夷子さんあたりに答えてもらったほうがまし

  4. 回答者の答え、なんの解決策にもなりませんでしたね。
     でも実際、この相談者の息子のような性格(?)、モラハラ気質(?)は治らないと思います。
     私は離婚するのがいいと思いますね。
     相談者は、そんな息子に怒らない、怖くて怒れないだろうし。
     息子の嫁は、もしもの時のために、
    いつ、何を言われたか、何をされたか、記録しておくのがいいと思います。 
     高橋先生は、もっと、まともな回答をしてあげてほしかった。

  5. 管理人さんが九州女の典型だとわかった。

    そういう人が
    弱い男を量産して世の中に迷惑かけてることに気づいてほしい。

    そういう男をつくりだしてる女も同じ穴の
    ムジナです。

  6. 管理人さんの肩を持つわけではないですが、日本に、管理人さんが何十万人も何百万人もいるわけじゃあるまいし、たった一人の管理人さんを批判して、何になるのでしょうか?管理人さん一人の意見が、日本に多大な影響を与える、とでも?

    皆一人一人、違う考え方をしてるのに、九州女、とか、そういう人、とか、十把ひとからげで考えるのはどうか?と思いますよ。

  7. ここのコメント欄によく離婚離婚とか見かけるけど(特に女性)、管理人さんみたいに上手く立ち回る知恵を出す努力があれば、女性一人じゃまだまだ生き難い世の中もっとお互い快適に生活していけるんじゃないんですかねえ。

    1. だーかーらー
      九州って男少ないからどんなカスでも
      ちやほやされてるのを当然と思って
      他でもそれをあてはめようとしてセクハラ
      パワハラいつもギリギリのお縄間近

      それを正した方がいいのでは?と思うのです。

      知恵を絞った結果女性は自分が我慢できなくて離婚は普通ですよ。

  8. <<だーかーらー
    <<九州って男少ないからどんなカス
    <<それを正した方がいいのでは?と思うのです。
    <<九州女の典型だとわかった。

    偏見のそういう人が
    それを正した方がいいのでは?と思うのです。
    世の中に迷惑かけてることに気づいてほしい。

    1. 関係ない管理人さんを槍玉にした形になってしまった事や、書き方が気にさわったなら、あやまります。
      しかし偏見ではなく、長年いろいろな人を見たり違う場所に行ったり
      住んだりして感じたことを書いたまでです。

      #九州で女性として生きること

      というのがありますが、リアルだなと
      思います。

  9. 類は友を呼ぶ。
    偏見や先入観の多い人が見る世界は、色のついた眼鏡を通して見た世界だ。

    本当の世界は、どんな世界だろう?
    どんなに経験を積んでも、そういう謙虚さをいつまでも持ち続けたい。

  10. 偏見のない人などいない。
    誰だって先入観たっぷりだ。
    自分は違うとでも思ってるんだろうか。
    謙虚とは程遠い。

  11. <<偏見のない人などいない。
    <<誰だって先入観たっぷりだ。
    <<自分は違うとでも思ってるんだろうか。
    <<謙虚とは程遠い。

    そう思うからこそ一呼吸おいて
    <<謙虚さをいつまでも持ち続けたい。
    と思うのでは?

    偏見をすぐ行動にでるひととの違い。

    1. 恥ずかしげもなくこれでもかと他人の意見を勝手に引用しての揚げ足取り。自分に都合が悪い、気に入らない意見は全部偏見と決めつけ、自分以外は全員バカってか?
      謙虚さを持ち続けたいと願うはずだ。。

  12. うちの夫もモラハラで、すぐ不機嫌になる・声を荒げる・にらむ・1週間以上無視する等悩んできました。今も継続中です。義両親に相談しても何の役にも立たないので話したことはありません。成人した息子に親なんて無力だし、モラハラにつける薬はないですね。よくわかりました。

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