障害を持った息子22歳の終わりのない育児に疲れと虚しさ
テレフォン人生相談 2019年8月15日 木曜日
一人息子は9歳までは元気だったが、病気にかかり、てんかん、知的障害、精神障害が残る。
息子のために頑張ろうという気になれず、息子の世話で終わってしまうのかなという虚しさを覚えて、夜寝付けずに薬を処方してもらっている。
夫は前向きで協力的だが、言っても愚痴に捉えられる
パーソナリティ: 柴田理恵
回答者: 田中ウルヴェ京(シンクロ銅メダリスト、メンタルトレーナー)
相談者: 女56歳 夫61歳 息子22歳
柴田理恵:
もしもし?
相談者:
もしもし?
柴田理恵:
テレフォン人生相談です。
こんにちは
相談者:
あ・・こんにちは、よろしくお願いします。
柴田理恵:
はい
今日はどんなご相談ですか?
相談者:
障害を持った息子の、
柴田理恵:
はい
相談者:
終わりのない育児に・・疲れとか虚しさを感じてしまって、
柴田理恵:
あはい
相談者:
自分でこれ、この先どの、ような気持ち、で、生きて行ったらいいか?
柴田理恵:
うーん・・はい
相談者:
どう前向きに生きて行けるか?っていう(ため息混じり)・・
柴田理恵:
はい
相談者:
相談なんですけれども。
柴田理恵:
えと、あなたはおいくつですか?今。
相談者:
56です。
柴田理恵:
はい
あの、旦那さんはいらっしゃいますか?
相談者:
はい
柴田理恵:
何歳?
相談者:
61歳です。
柴田理恵:
はい
お子さんは?
相談者:
22です。
柴田理恵:
えと息子さんが、その22歳なんですか?
相談者:
はい、そうです。
柴田理恵:
はい、その下に、弟さんとか妹さんいらっしゃいますか?
相談者:
あ、いえ、一人です。
柴田理恵:
一人で、
相談者:
はい
柴田理恵:
じゃ、ずっとこの・・あの、息子さん・・お一人で、ずっと・・
相談者:
ええ
柴田理恵:
こう、看病なさってらしたんですね?
相談者:
・・そうですね、あの・・
柴田理恵:
はい
相談者:
生まれつきじゃないんですよね。
柴田理恵:
はあ、はあ
相談者:
あの、9歳までは普通の元気な、少年だったんですけれども、
柴田理恵:
あはい
相談者:
ちょっと風邪のような症状がありまして、
柴田理恵:
はい
相談者:
みるみるうちにちょっと熱が、上がって、
柴田理恵:
はい
相談者:
結局・・脳炎っていう思い病気に掛かってしまったんです。
柴田理恵:
あー、大変だったですね。
相談者:
で、命も危なかったんですけれども、
柴田理恵:
うん、うん
相談者:
その・・なんとか、取り留めたんですけれども、
柴田理恵:
うん、うん
相談者:
重い、てんかんになりまして、
柴田理恵:
はい、はい
相談者:
それが今でも、あの、しょっちゅう発作があるんですよね。
柴田理恵:
はあー
相談者:
で、知的障害もありますし、その、やっぱり脳の・・炎症のせいで。
柴田理恵:
うん、うん
相談者:
それから・・3つの障害っていうか、もう1つ、精神障害も、
柴田理恵:
うん
相談者:
患ってしまって、
柴田理恵:
はい、はい、はい
相談者:
それで大学病院に月2か、い、掛かってるっていう感じです。
柴田理恵:
あー、そうですか。
相談者:
はい
柴田理恵:
普段は、じゃ、一緒にお家で暮らしてらっしゃるんですか?
相談者:
はい、家(うち)で暮らしております。
柴田理恵:
ふうーん
相談者:
で・・
柴田理恵:
うーん
相談者:
もしかしたら、ほん・・なんか自分自身、
柴田理恵:
うん
相談者:
なんて言うんでしょうか・・ホントの母親だったら本当は、
柴田理恵:
うん
相談者:
この子のためならとか・・
柴田理恵:
うん
相談者:
尽くすのが、
柴田理恵:
うん
相談者:
ホントなのかなって、でも自分はイマイチそういう気持ちになれなくて、
柴田理恵:
うん
相談者:
正直辛く当たる時もあるんですよね(ため息混じり)。
柴田理恵:
うん、うん、うん
相談者:
で、主人にそれ・・「それ良くないよ」とか言われて。
柴田理恵:
うん。うん
相談者:
で・・こう意識失って倒れるものですから、
柴田理恵:
うん、うん
相談者:
あの・・外にも中々、連れて行けなくてえ、
柴田理恵:
うん、うん
相談者:
わたし一人では。
柴田理恵:
うん、うん、うん
相談者:
で、ホントは、色々連れてってやりたいんですけれども、
柴田理恵:
うん
相談者:
・・あの、外出することもままならなくて、
柴田理恵:
うん
相談者:
・・わたし自身もなんかこう・・もっと、外に出た、出た方がいいのかなとも思うんですけれども、
柴田理恵:
うん
相談者:
なんかこう、この子のために頑張ろうとか・・
柴田理恵:
うん
相談者:
何か、今ひとつそういう気持ちにもなれなくてえ・・
柴田理恵:
うん・・・そりゃあ、疲れてらっしゃるんですよ。そういうことだってありますよ。
相談者:
・・そうでしょうかね?
柴田理恵:
うーん
相談者:
あの・・
柴田理恵:
うん
相談者:
アタシ自身も、ちょっとお医者さんに掛かっていて、
柴田理恵:
うん、うん
相談者:
お医者さんは、
柴田理恵:
うん
相談者:
あのお・・3、4日ね?
柴田理恵:
うん
相談者:
預けてとか・・
柴田理恵:
うん
相談者:
いう風に、言、ってくれたりはしてるんですけれども、
柴田理恵:
うん、うん
相談者:
なんかこう、22歳ぐらいだっ・・普通だったら・・
柴田理恵:
うん
相談者:
普通だったらっていうか、親あ・・こうもう、独立して、
柴田理恵:
うん
相談者:
自立して行きますよね?
柴田理恵:
うん、うん
相談者:
で、親元を離れて。
柴田理恵:
うん
相談者:
そういうのって一体どういう・・気持ちなんだろうかなあ?って羨ましく思ったりとか(含み笑い)・・
柴田理恵:
うん、うーん
相談者:
もうそういうことはないのでえ・・
柴田理恵:
ふーん
相談者:
なんか、こ、エンドレスっていうんですか?
柴田理恵:
うーん
相談者:
ずっと、終わりのない・・ものに・・こ、
柴田理恵:
うん
相談者:
疲れてしまってるっていうか。(ため息混じり)
柴田理恵:
うーん、その、息子さんの看病は・・
相談者:
はい
柴田理恵:
旦那さんは、手伝ってくれますか?
相談者:
ええ
柴田理恵:
ふん
相談者:
あの、主人は、前向きなので、
柴田理恵:
うん
相談者:
プールに連れてったり、
柴田理恵:
うん
相談者:
山あ、歩き、させたりとか、
柴田理恵:
う、うーん
相談者:
時間のある時、ですね、
柴田理恵:
うん、うん、うーん
相談者:
してくれます。
柴田理恵:
・・でもやっぱり・・お母さんとしては、
相談者:
はい
柴田理恵:
ちょっとこのお・・状態が、ずっと続くと思うと、
相談者:
はい
柴田理恵:
重苦しい気持ちになられるんですね?
相談者:
そうですね。もう一度自分も、何か働きたいなっていう、
柴田理恵:
うーん
相談者:
こう・・自分自身が何かあ・・
柴田理恵:
うん
相談者:
何かをしたいなっていう気持ちに・・なる時が、すごくありますね。
柴田理恵:
ふん、うん
相談者:
具体的に何っていうのではないんですけれども、
柴田理恵:
うん、うん、うん
相談者:
なんかこのままだと・・
柴田理恵:
うん
相談者:
息子の世話でえ・・
柴田理恵:
うーん
相談者:
終わってしまうのかなっていう虚しさとお・・
柴田理恵:
うん・・うん、うん
相談者:
なんか・・過去の方がずっと幸せだったなっていう(ため息混じり)・・
柴田理恵:
うーん
相談者:
後ろ向きな気持ちがもたげてるっていうか・・
柴田理恵:
うん、うん
相談者:
同じ息子なのにい・・
柴田理恵:
うん
相談者:
こういうふに思っちゃいけないなとは思うんですけれどもお・・
柴田理恵:
うん、じゃ、ちょっと先生に聞いてみましょうか?
相談者:
あ、はい
柴田理恵:
ね?・・えー、今日の先生は、シンクロの銅メダリストで、メンタルトレーナーの田中ウルヴェ京さんです。先生お願いします。
(回答者に交代)
でた(笑)感情のオナラ(笑)
そして、「いくつか質問させてください」とさぞ重要なことを聞くかのように大袈裟に引っ張って、大したこと聞かない。普通に会話でやりとりすればいいだけなのに、自分が立派なカウンセラーであるかのように見せかけたいだけ。
回答も、まぁウルヴェによくあるパターンの「書いてみる」。
確かに頭で考えてると、常に同じことをぐるぐる思ってしまうので、書いて、頭からは一旦消す、ということは有効だとは思うけど、今回の相談者にとって根本的な解決にはならないだろう。
エンドレスに息子の介護は続くし、イライラもムカムカもするだろう。
そこは変えられないのだから、やっぱり、ありきたりかもしれないけど、自分一人の時間を時々持たせてもらうことだと思う。
パートに出るもよし、月に2回くらい、息子のことも家のことも任せて、何もしないでよい1日を、過ごす。幸い、旦那は協力的なようだから、理解してもらえるんじゃないかな。
一人で抱え込まずに、公的支援を使ったり、電話相談できる機関などを見つける。
子育ては、ある程度大変なときがあっても、楽になってくるけど、相談者の場合は、それが見込めないので、精神的にもしんどいと思う。これは当事者じゃないと本当の苦しみは理解できないだろうし。
だから、とにかくリフレッシュする時間を作って、自分を労って!そして、人を頼ること。
私は、何もできないが、相談者が、少しでも心安らぐことを願っています。
ウルヴェ先生はスポーツ選手や目標に向かって進んでいる方へのカウンセリングはお上手なのかもしれません。しかし、今回のように頑張っても頑張っても先の見えない、様々な方向へ散らばってしまった日々の悩みを解決するには、向いていないのでは無いでしょうか。
勇気を振り絞って電話をかけてきた相談者さんが、気の毒でなりません。
受け答えもきちんと礼儀正しい方なので、なおさら残念でした。自身の気持ちも正直に嘘偽りなく辛いことをお話されていたのに。無意味でした。切羽詰まって電話されてきたと思うのに。なんなんでしょうって、たまにイラッとします。以前も、なんなんだ!このパーソナリティーって、密かに感じてたある有名キルト作家の旦那さん、いつの間にか消えていた❗
オンタイムで聞いてましたが、途中で聞き流してしまいました。何となく対処療法のようで、原因の追求まで至らず、あまり納得できませんでした。
十分お話しが聞けていないので確たることは言えないといったことを回答者の先生はおっしゃってましたが、それならそういう質問をすれば良いのに、とも思ったり。モヤモヤしただけです。
新しい飲食店に行ったとき、店側の決めたオペレーションに固執するあまり、空いている席にすぐ案内する、注文を聞きに行く、忘れたり間違えたりせずにある程度適切にサーブする、という基本がなぜかできていない、ってことがあるけど、ウルヴェの回答はまさにそんな感じ。
ふつうに話を聞いて、わかりにくいところや言えてないことをうまく聞き出して、受け入れやすいように回答を聞かせる、そういう基本的な姿勢よりも、まずは自分のメソッドありき。自分のやり方をとにかく押し付けられる。情報を聞き出して処理するだけで対話がない。
サービスのカタチだけは提供されるから、とりあえずそれを受け取るしかなくて、もう来ないと思いながら店を出る感じ。
相談者さん、切実な相談なのに、ハズレを引いてしまいかわいそうです。
息子さんとのコミュニケーションと、一人の時間とを充実させることで、なんとか道を見つける回答が聴けたら良かったな。
相談者さん、回答者を知った時、ちょっとガッカリの声のトーンだったと感じたのはワタシだけでしょうか…
役所の保健福祉課に相談し、公的福祉サービスを利用しましょう。日中一時支援、生活支援、など重度の人でも利用できるサービスあります。
ウルヴェさんより福祉制度に詳しい方を回答者に選ぶのはどうでしょうか?
障害者だけじゃなく、精神病疾患、介護で悩まれてる方に福祉制度を紹介する。
日本では色んな福祉、支援を受けられます。制度を紹介することは弁護士と同じくらい重要だと思います。
檀一雄の「家宅の人」を思い出した。
弱くても、人間としてなんか魅力があって、
子供は父親大好きで救われるんだよね。
相談者の家は、作家の家とは全く違うだろうが、
旦那さんが息子に優しいね。
相談者は「ハズレ」の人生だと思っているように聞こえましたが、
これはかなり「あたり」の人生だと思う。
今週の他の相談聞いていると特に。
障がいをもつ子供の親の最大の悩みは、親の死後、子供はどうなる?ではないでしょうか。グループホーム、従来型施設、今から考えて、子供に合った場所を探しましょう。また、障害年金、受給していますか?まだなら、年金事務所に行き、申請手続きしてください。子供のためですよ。
公的サービスを利用して下さい。同じ立場の親同士の会もあります。独りでかかえこまないで。疲弊した心を休ませてあげて下さい。
育児から離れた一人の時間やリフレッシュタイムを得ても また現実に戻らなければならず、かえって辛い・・と考えたりしないで。
日本の福祉は捨てたもんではありませんよ。
今日の相談者さんに、この『読む人生相談』のサイトに辿り着いて欲しいですね!って思った。今日のリスナーさんたちの暖かいコメント、良かった!でも結構酷いコメント 第三者の私でも傷つくような内容も多いから、もし私が相談者の立場になった時、おそらく怖くて、この欄は開けないと思う。そのくらい、酷いコメントも少なくないから。
確かに相談者さんこのサイトに辿りつけますようにと思う時と どうか見ることがありませんようにと思う時があります。
当事者からすると立ち直れないだろうなくらいのきついコメントありますよね。
心身ともに疲弊している相談者に何を言ってるのか、ウルヴェさん相変わらずぶれないね。
行政から福祉は介入済で
ケースワーカーさんも入ってるのだろうけど
相性がイマイチで心情的に頼れず弱音も吐けず
よって通りいっぺんの(表面的には申し分ない)サービスしか受けられてないのかも?
弱音本音を吐露したうえでどうしたらいいかアドバイスをもらいたい、と考えて
ケースワーカーさんとの関係をこじらせることのない
「あとくされのない」テレホン人生相談にかけてきたのかもしれないね
そしたら通りいっぺんの女王が回答者かい
電話する曜日を選べば、回答者も選べるのかしらね
ここに書かれている方のコメントの方がよっぽどためになる。
田中さんの回答はよく聞く対処法です。
吐き出すってやつ。
相談者の悩みはこんなんじゃ解決できない。
何をしたら解決なんてないんだろうけど、
田中さんの回答は最悪だと思う。
これでよく出てくるね。
この息子さんは障害としては、すごく深刻な重度な障害ではないように感じました。「普通の22歳」と常に比較しておられるから。
だから自宅で2人で何とかやっていこう・・と思われているのかな?
回答者は施設の利用状況やサポート内容とかを聞いて欲しかった。
全く立場は違うけど、老人介護している私は 精神論よりも実際に利用できる具体的な方法を、ソーシャルワーカーさん、ケアマネさん、介護用具専門員などのプロの方々に出合うことによって知ることができ、救われました。
聞きにくいことも本音で受け止めてくれます。
ネットで簡単に検索できる世の中ですが、実際に関わった人達の人間ネットワークもすごいですよ。
そういやテレ人のラインナップは
弁護士(大迫・坂井)
医師(今井・高橋)
心理教育系(大原・加藤・愛)
芸能人(ドリアン・柴田)
福祉に強いひとがいない
そういう人をいれてウルベさんにはスポーツの世界に戻って戴くのがよさげ
そもそもスポーツで食べていこうと思えるのはお金の心配いらない人だし、
選手としてレベルがあがるほど、競技に専念できるように周りがお膳立てしてくれる
そういった世界でのメントレなら向いているのでしょう
食うや食わずの八方塞がりとか、強欲親族とか犯罪者との攻防とか、果てない介護とか
たぶん関わったことないでしょうし
回答者がウルヴェで、相談者が気の毒でした。
ウルヴェの相変わらずのズレた回答…あの明るい声を聞いていると腹が立ちます!
この人生相談をする人に合わない回答者です。
ウルヴェだとガッカリで、ラジオを消したくなります。
あ、そうそう、以前いた回答者で、キルト作家の旦那に私も違和感を感じていて嫌でした。
相談者の為に、ウルヴェは、やめて欲しいです。
同じ思いを抱いた方がおられ、安心しました。ウルベ先生もいずれこの人生相談の担当を離れていかれると思います!先生を必要される分野でご活躍された方が、お互いのためですよね!
息子さんが途中から障害を持ってしまったら、また辛いでしょうね。
よその子と比べたり、終わりのない子育てにうんざりするのは、当然の感情だと思います。「この子のために…」と思えない自分を責めないで下さい。
本当に大変だと思います。息子さんはもう22歳なのだから、出来ないことだけをフォローして、お母さんはもっと自分のことを楽しめばいいと思います。息子さんは当の昔に(精神的に)自立していて、むしろ母親である相談者さんの方が、”障害児の母” という役割にしがみついてるような気がしますけど?