嫌われて当然の父親の行動。家を出た娘がそれでもこだわる親孝行もしない自分
テレフォン人生相談 2019年8月29日 木曜日
父の考え方とか口さがないことに嫌気が差して一人暮らしを始めたものの、仲良くやりたいという思いもあって葛藤している様子。
エピソードとして、恩義のある人に対する悪口や母への思い遣りのなさを挙げるのだが、むしろ最後にサラッと打ち明けた内容にドリ助もビックリ。
パーソナリティ: ドリアン助川
回答者: マドモアゼル愛(心についてのエッセイスト)
相談者: 女22歳 一人暮らし 父50歳 母50歳 姉26歳
ドリアン助川:
もしもし?テレフォン人生相談です。
相談者:
よろしくお願いしますう。
ドリアン助川:
今日どんなご相談ですか?
相談者:
父との関係がちょっと上手く行ってなくて、
ドリアン助川:
はい
相談者:
わたし自身は、仲良くしたいって、思うんですけれども、
ドリアン助川:
はい
相談者:
父を受け入れられないところが何点もあ、ってですね、
ドリアン助川:
はい
相談者:
どうしても仲良くなれないというか・・心を開けない、んでえ・・
ドリアン助川:
うーん
えー、まずあなたおいくつですか?
相談者:
22い、ですね。
ドリアン助川:
22歳
相談者:
はい
ドリアン助川:
学生さん?
相談者:
いや社会人ん、です。
ドリアン助川:
も、働いてらっしゃるのね?
相談者:
はい
ドリアン助川:
お父さんはおいくつ?
相談者:
50ですね。
ドリアン助川:
お母さんは?
相談者:
母も50です。
ドリアン助川:
ご兄弟はいらっしゃるの?
相談者:
姉が1人い、ですね。26う、歳ですね。
ドリアン助川:
26歳。父親との関係ということですけども、
相談者:
はい
ドリアン助川:
現在はどんな感じなんでしょ?
相談者:
わたし自身があ、一緒にいるのがもう嫌にな、って、実は今一人暮らししてるんですね。&#・・
ドリアン助川:
いくつから一人暮らし?
相談者:
と1、ヶ月う、2ヶ月前ぐらいですね。
父の考え方とか、発言とか、
ドリアン助川:
うん
相談者:
価値観があ、全部ちょっと自分ん、と、そぐう(そぐわない?)というか・・
ドリアン助川:
はい
相談者:
ま、結構なんでも自分に都合のいいようにい、考えるう、人なんですけれども、
ドリアン助川:
はい
相談者:
ご近所にい、ま、おばちゃんというか・・いるんですけど、その人のこと、いつも悪く言うんですね。
ドリアン助川:
ええ
相談者:
父が2年前ぐらいからちょっと転職した時に、
ドリアン助川:
はい
相談者:
「いいところを紹介するよ」って、そのおばさんが、言った時だけこういい顔をして。
ドリアン助川:
うん
相談者:
で、今もまた悪口言ってるんですけど。
ドリアン助川:
お父さんはそのおばちゃんの・・口添えによって転職したわけ?
相談者:
そうですね。
ドリアン助川:
うん、だけど、いまだに悪口を言ってると?
相談者:
ですね。
ドリアン助川:
うん
お父さんあれですか?、悪口とか愚痴が多いタイプ?
相談者:
すごく多いですね。
ドリアン助川:
うーん
相談者:
全部否定するというか。
ドリアン助川:
ああー
相談者:
自分が正しい・・っていう風な言い方しますね。
ドリアン助川:
うーん
相談者:
ま、自分勝手な、正しさというか。
ドリアン助川:
うーん
相談者:
自分の中で一番許せなかったのが、
ドリアン助川:
はい
相談者:
母は家庭内のストレスう、でえ、耳い、が聞こえなくなったんですね、片耳が。
ドリアン助川:
はい、はい、はい
相談者:
でえ、ま、1ヶ月ほど入院してたんですけど、
ドリアン助川:
ええ
相談者:
病院に父が、1人でお見舞いに行ったらしいんですよね。
ドリアン助川:
ええ
相談者:
その時に父があ、少しは、家庭内のストレスって聞いて、反省してえ、謝ってくれるかなって、思ってたんですけど、
ドリアン助川:
ええ
相談者:
ま、「お前が」あ、「倒れたせいで家が大変なことになっちょるじゃないか、全部お前のせいだ」・・ていう風に・・ま、怒ったりとか・・
ドリアン助川:
うん
相談者:
したらしく。
ドリアン助川:
病院で?
相談者:
そうですね。
ドリアン助川:
はい、はい
相談者:
何もこう、優しい言葉は掛けてくれない、自分のことしか考えてないというか。
わたし自身、こやってえ、ま、悪いところばっかり、見、見てしまうんですね。
また違う・・考え方を持てば、父のいいところも、見えて来る、は、と思うんですけど。
ドリアン助川:
うーん
相談者:
なんでここまで、父のこと・・
ドリアン助川:
うーん
相談者:
嫌な風に見てしまうのかな?っていうが・・自分の中ですごく嫌いで。
ドリアン助川:
ま今、話・・聞くとね?お母さん、倒れてるのに労わりもしないで酷いお父さんだなって、ま、こっちも思いますよ?
相談者:
はい、はい
ドリアン助川:
思います。それからずっと悪口ばっかり言ってる人、嫌だなと思いますけども、だけど、ま、ひっくり返してみると、今、あなたはお父さんの悪口言ってるわけだよね?
相談者:
・・そうですね。
ドリアン助川:
だから、お父さんのその、いいとこってのも・・今おっしゃったけども、あえて無理して言うとどういうとこ?いいとこ。
相談者:
・・いいところ、は・・
ドリアン助川:
うん・・仕事は真面目に行くタイプ?
相談者:
そうですね。
ドリアン助川:
うん。女性関係とかどうですか?
相談者:
不倫とかそういうの・・聞いたこともないんで。
ドリアン助川:
あーなるほど。じゃ、ま、その話す言葉とか人当たりによって・・あなたやお母さんは傷つけられて来た、お姉ちゃんはどうなんだろ?
相談者:
姉はあ・・割と、昔からしっかりしてたので、
ドリアン助川:
はい
相談者:
父もあまり&#△なことは言わなかったですね。
ドリアン助川:
ふうん。で、あなたが、一人暮らしを始めた理由ってのは・・主にお父さんと、も、会いたくないっていう部分ですか?
相談者:
すごい親不孝なことを、言ってしまうんですけども、
ドリアン助川:
うん
相談者:
そうなりますね。
ドリアン助川:
うーん
あなた自身も、傷つけられて来たわけね?お父さん、の言葉によって。
相談者:
・・そうですね。
ドリアン助川:
うん。どんなこと言われたの?
相談者:
・・ま、言葉という、かあ・・あの、ま、父が結構その、アダル・・トお、ビデオとか、ああいった物お、が好き、ま、男性だから好きなの当たり前なんですけど。
わたしがまあ、小さい頃から・・家族の見えるようなところで普通に見てたりとか。
ドリアン助川:
娘さんに見えるところでアダルトビデオ見てるんだ?
相談者:
・・そうですね。
ドリアン助川:
中々・・厳しいですね。
相談者:
(苦笑)
ドリアン助川:
ええ
相談者:
ま、ちょっと、娘だったら普通配慮するんじゃないか?って、小学生の頃から思ってたんですけど。
ドリアン助川:
はい
相談者:
ま・・それでもしないっていうことは、男性って、もう、みんなそうやって女性を見てるんだあっていう・・
ドリアン助川:
ふうーん
相談者:
ま、気持ちがすごく昔から根付いてて。
中々男性と長続きしないんですね、今も。
ドリアン助川:
うーん、それでえ・・あの、「なんに対しても否定的だ」って、いう、さっきおっしゃったけどね?
相談者:
はい
ドリアン助川:
あなたに対しても否定的だった?
相談者:
あー、わたしに、対しては、
ドリアン助川:
うん
相談者:
口に出したりは言わないですけど、
ドリアン助川:
はい
相談者:
わたしが何か言うと、ちょっと、どっか行ったりとか?
ドリアン助川:
面と向かって・・あのお「お前はダメだ」とかそういうことを言われたってことではないんですね?
相談者:
そうですね。
ドリアン助川:
ふうーん
でもとりあえず今、お父さんとの、あ、間に途方もない距離があって。
相談者:
そうですね。
ドリアン助川:
それで許せない部分もいくつかあって。
相談者:
うーん
ドリアン助川:
なのでもう、家(うち)出ちゃったんだけど、
だけどホントに正しかったのかどうか?今、心が揺れ動いてる部分もあるということですね?
相談者:
そうですね。
ドリアン助川:
うーん
じゃ根本的にどうしたらいいのか?っていうことを・・これから、回答者の先生と話してみてください。
相談者:
あ、はい
ドリアン助川:
はい。心についてのエッセイストとしてお馴染み、マドモアゼル愛先生です。
(回答者に交代)
確信ないけど、この相談者いつか東大落ちたってぐちゃぐちゃぐちゃぐちゃ言ってた人じゃない?