ダイナマイトを抱えた家族でマッチを擦った息子を気遣うようで実は自分を守る女
テレフォン人生相談 2019年11月11日 月曜日
パーソナリティ: 加藤諦三
回答者: 大原敬子(幼児教育研究)
相談者: 女57歳 夫58歳 長男16歳 次男14歳 義父母と同居 現在は長男と共に別居中
今日の一言: 親は気がつかないうちに子どもに破壊的なメッセージを与えています。
加藤諦三:
もしもし?
相談者:
はい
加藤諦三:
はい、テレフォン人生相談です。
相談者:
よろしくお願いします。
加藤諦三:
はい、最初に年齢教えてください。
相談者:
はい。57歳です。
加藤諦三:
57歳。結婚してます?
相談者:
はい
加藤諦三:
えー、ご主人何歳ですか?
相談者:
えー58歳です。
加藤諦三:
58歳。お子さんは?
相談者:
えっと、16歳と、14歳の男の子がいます。
加藤諦三:
は、はい
で、どんな相談ですか?
相談者:
はい。えー、14歳の、
加藤諦三:
はい
相談者:
次男の・・えっと相談です。
加藤諦三:
はい
相談者:
はい
えー、先月・・
加藤諦三:
はい
相談者:
夫と揉めご、揉め事がありまして
加藤諦三:
はい
相談者:
夫が、お酒を飲んでいたので、
加藤諦三:
ええ
相談者:
その揉め事のことで・・次男が、発した言葉に対して夫がキレて、
加藤諦三:
ええ
相談者:
子ども達、に、暴力を振るってしまったので、
加藤諦三:
・・あの、暴力は今までは振る、振るってなかったんですね?
相談者:
はい、子ども達にはなかったです。わたしに対しては暴力というか、物を投げたりとか、突き飛ばすっていうことはありましたけれども・・
加藤諦三:
いや、そ、それはあ、突き飛ばすのは、大変な暴力じゃないですか?
相談者:
はい、それは、あの、普段はないんですけど、
加藤諦三:
はい
相談者:
お酒を飲むとちょっと人が変わったような形になって、ちょっとしたことで怒ってしまって、
加藤諦三:
はい
相談者:
何が・・原因でキレてしまうのか?っていうところがよく分からなかったところもあったんですけど・・
加藤諦三:
はい
相談者:
はい
加藤諦三:
それで、その、先月、夫と揉め事があった、あった時、次男の発した・・言葉で&#△%
相談者:
一言、はい
加藤諦三:
うん、そ・・もし、よろしければ・・どういうことを言ったんですか?その言葉。
お・・次男の言葉っていうのは。
相談者:
えーっとお・・うーん・・まあ、ちょっと、あまり・・
加藤諦三:
言いたくない?はい
相談者:
人間的な、否定するような、もし次男が聞いていたら不味いので、
加藤諦三:
あ、あ・・
相談者:
あの・・はい
加藤諦三:
や、はい分かりました。
相談者:
ちょっと人間的に夫の性格を否定するような、言い方の一言ですね。
加藤諦三:
はい、はい、はい
相談者:
はい
それを言ったことで夫が、お酒を飲んでいたので、
加藤諦三:
はい
相談者:
キレてしまって、
加藤諦三:
ええ
相談者:
首根っこを、こ、いきなり掴んで、
加藤諦三:
ええ
相談者:
殴る体勢にな・・って、
加藤諦三:
はい、はい、はい
相談者:
こう、揺さぶるというような形ですかね。
加藤諦三:
うん
相談者:
もう今あ、にもこう殴りかかる・・ような形です。
加藤諦三:
ふうん
相談者:
それを、夫の・・母が・・一緒に住んでるので、
加藤諦三:
うん
相談者:
夫の両親一緒に住んでいるので、夫の母が来て止めて、
加藤諦三:
うん
相談者:
で、あの、一応、少し治まった状態になって、夫は・・別の部屋に行ったところに長男がいて、
加藤諦三:
うん
相談者:
で、夫がいきなり長男に向かって・・なんかちょっとお、嫌味い・・みたいなちょっと一言を言ったら、それに対して長男が、また、ちょっと一言、言い返したら、それでまた夫が、同じようにキレて、
加藤諦三:
うん
相談者:
で、長男は、えー、わたし達がいる方に、ま、次男とわたし達がいる方に走って逃げて来て・・
それで結局、最後わたしが謝るっていう形になって、
加藤諦三:
うん
相談者:
とりあえず治ったんですけど、
加藤諦三:
うん
相談者:
長男は泣きい・・崩れてしまって・・
加藤諦三:
うん
相談者:
で、ちょっとこれではこの、一緒に住む、「今日一緒に、もう、寝るっていうのはちょっと・・よくないから」っていうことで・・そこからホテルに、3人、あ、ま、長男と次男を連れて、
加藤諦三:
うん
相談者:
ちょっとわたし指、怪我を、も、してしまったので、
加藤諦三:
うん
相談者:
「医者に行く」と言いながら・・家を出て・・
加藤諦三:
うん
相談者:
ホテルに、住んだんです。
加藤諦三:
うん
相談者:
ホテルに行っちゃったんです。
加藤諦三:
うん
相談者:
で、今、長男と・・
加藤諦三:
うん
相談者:
はい。一緒に、今二人で住んでまして、もう夫とは、そのお、結果、離婚っていう話にも、なってるんですけど、
加藤諦三:
うん
で、夫も離婚は・・
相談者:
はい承諾してます。
加藤諦三:
承諾してる・・
相談者:
あ、もう離婚届ももらっていて、わたしの手元にあるんですけど、
加藤諦三:
はい
相談者:
ただ、次男のことでえ、あのお・・え・・はあ(ため息)ちょっと、困っているので、あの、ご相談、今出していない状態なんですけど・・
加藤諦三:
ん、「次男のことで困っている」というのは・・
相談者:
はい
加藤諦三:
具体的にはどういうことですか?
相談者:
はい
あの、その揉め事があって、ホテルに泊まった時に、
加藤諦三:
ええ
相談者:
次男が、
加藤諦三:
ええ
相談者:
自分が発した一言で夫がキレてしまったので、
加藤諦三:
ええ
相談者:
「自分のせいだ」と言ってえ・・
加藤諦三:
ああ、ああ
相談者:
「僕は家(うち)に帰る」と言って・・
加藤諦三:
うん、じゃ、
相談者:
で・・
加藤諦三:
今は・・次男は・・お父さんと一緒に暮らしてると・・
相談者:
そうです、はい、はい
加藤諦三:
はいはいはい
相談者:
それで次男は・・家にそれから帰ってしまっているんですけれども、
加藤諦三:
はい
相談者:
それで何度か、あのお、迎えに行ったりだとか・・
加藤諦三:
うん
相談者:
してるんですけど・・
最初にうちは話もしてくれて、
加藤諦三:
はい
相談者:
あのお、「僕が行ったら迷惑かけちゃう」とか、そういうような、話をしてたんですけど、
加藤諦三:
はい
相談者:
だんだん・・うん、先月の末には・・
「もう、来ないでいい」とか、「サヨナラ」みたいな「僕はここで生活するから、いいから、サヨナラ」みたいなことを言い出して。
先月、までは学校に行ってたんですけど、今月からはもう、学校にも行かなくて・・
加藤諦三:
ふうーん
相談者:
食事もあんまり、食べなくて、
加藤諦三:
うん
相談者:
で、家で、布団の中でずっとパジャマで引きこもってるような状態なのでえ、
加藤諦三:
うん
相談者:
布団から顔も出さないし、布団の中でずっと・・
加藤諦三:
はい。あなたが行ってもね?
相談者:
はい、そうです。布団の中でずっと泣いてるだけで、
加藤諦三:
ええ
相談者:
何を言っても・・動かないし、
で、学校の方にも相談に行ってるようなんですけれども・・
・・あの、いい結果は得られずう・・
できれば、わたしは、次男も、引き取りたいんですけど、
加藤諦三:
はい
相談者:
夫も・・「次男が、『そっちに行きたい』って言えば」い・・「渡してもいい」っていう風に、言ってるんですけど・・
加藤諦三:
・・はい分かりま・・
相談者:
次男が動かないもので、どうしたら良いか?と思・・って、ご連絡を・・
加藤諦三:
はい、分かりました。
相談者:
はい
加藤諦三:
スタジオに幼児教育研究の大原敬子先生がいらしてんので、
相談者:
はい
加藤諦三:
伺ってみたいと思います。
相談者:
はい、はい
(回答者に交代)
もし、私の夫が、私のことを、俺さえ我慢すればいいって思ってたら、そして、こども達を味方につけていたら、
やり場のない怒りというか、追い詰められた感じはしますね…
夫婦のことは、こどもを巻き込まずに、一人で闘うべきなんだと、再認識しました。
この相談者が母とだぶってツライ
父も父の母も父の姉も、すべて憎むべき者のように言い含められて、私が母の代わりに父や祖母に母の思うことを伝えると父や祖母は私を当然攻撃する。母が私を自分の駒のように扱ってきたことに耐え難く絶縁している。
あいつは自分に非があるとはこれっぽっちも思っていない。
母親の責任感のなさ!
愚痴が子供にどれだけ悪影響か分かってない!
子供にとってはどちらも親なのになぜ引き裂こうとする?一生記憶に残るのに悪い言葉をなぜ言う?
次男の正義感に気づかない。可愛そう。
相談者 酒乱と結婚して 運の尽き
しかも ジジババ付きで メンタル尽きる
どんな相談も追い詰めるような言い方で
大原先生の話し方聞いてると
胸が苦しくなってくる。
理解しがたいような例え話だしたり
かならず、回答終了時に「いかがでしょう?」って
自信満々だね。
大原先生、ひとりで盛り上がっちゃうからなんかしらける
大原先生の口調に、相談者には目を覚ましてもらいたいです。
次男を救えるのはあなたしかいないのよ!と必死に叱ってくれて、人間への深い愛を感じます。
すごく、心を打たれました。
今よりずっと小さい頃から、絶対的な力でねじ伏せてきた父親の姿があったとしたら、16歳になっても逆らえなかったりしますよね。
もう恐怖が染み付いてるんだよ。こっちから反撃して手を出そうなんて心は、折られてるんでしょうね。
母にすがってきた子ども二人を抱きしめて、この子たちは間違ってない!!私の代わりに言ってくれただけ!と言って、そのまま出ていけるような母親なら、次男はこんな風になってない。
そこを謝ってるから、次男は自分のせいと思ってるんですよ。
母親を守ってきたんでしょうね、このお子さんたち。よく頑張ってますよ…。
私も息子さんたちはお母さんを守ってきたんだと思いました。長男は『合わせている』のなら、実家に残ります。
それまでの事情も訊かず、責める大原先生は、鋭い勘で本質を見抜くのは確かでも、今回は聴いていて辛すぎました。
次男の発した言葉を的中させるあたり、やはり大原先生はスゴイ。
なんて言ったんでしょうね。
例えば、酒に溺れる「ごくつぶし」「甲斐性なし」「負け組」
たしかに、息子に言われたらキツい。(泣)
大原先生、同じ長男として言わせていただければ、『長男は合わせてるだけ』ではなく、お母さんに寄り添ってるつもり、なんだと思いますよ。
息子たち、もう少し骨があってもいいけどね。
大原先生素晴らしかった。
今時はこんな叱り方されないから違和感ある人多いだろうけど。
このお母さん叱られてハッと気づいた事あるんじゃないかな。
大原先生、素晴らしいです。
次男は両親の離婚が嫌で、なんとか考え直して欲しいと拗ねてるんだろうけど、両親が合意の上で離婚しようとしてる現実は別にそれほど悲惨なものではない。受け入れる強さを持たなければ。
離婚が避けられないのであれば、兄と二人でお母さんを支えてあげなさいよ。
シラフなら父親もマトモ。ちゃんと援助してくれるでしょ。
次男の涙にほだされて、父親が断酒してくれれば、離婚も避けられるかもしれないんだろうけどねぇ。
己が先か?子供が先か?
この手の相談で、母が母を評す時
大原先生のご容赦のなさ
母の苦労なく生まれる命、この世になし
母を尊わぬ命もなし
母が愛し、子も愛する
互いにそれを忘れた時、容赦なし
最近、旦那への日頃の鬱憤をついついお出掛けの時に言ってしまい、お出掛けは最悪の雰囲気になってしまいました、、子供も久々のパパとのお出掛けなのに、、、
その時は私の何がいけなかったのか分からなくて、1週間以上旦那は不機嫌で子供にもそれを向けてきてわたしがブチ切れる。を繰り返しだったんだけど、後々私が悪かったんだ!自分の旦那への怒りで子供を巻き込んでるの私だ!と気づけた、、。
この話とはちょっと違うかもだけど、タイムリーだったので、改めて自分の身勝手に子供を巻き込むのを止めようと思いました。
大原先生の最初の「こんにちは」の言い方で怒る(叱る)か誉めるのかがわかるよね。
相談者も自分が悪いのわかってたみたいな言い方してるけど、それも自分を守る為に言ってるだけのような。
ただ子供たちには楽しく生きてほしいな。
親はほっといて頑張れ子供たち。