（再び割って入る回答者）

大迫恵美子
あのね？

相談者：
はい

大迫恵美子：
えーと恐らくね？

相談者：
はい

大迫恵美子：
ま、これまでの、経緯を聞いて、来て感じることは・・

相談者：
はい

大迫恵美子：
もちろん色んな嘘をついてお金を出させようとするんですよ？

相談者：
はい

大迫恵美子：
だけど、その時に、ま、一つの傾向があってね？

相談者：
はい

大迫恵美子：
あの、お父さんが・・

相談者：
はい

大迫恵美子：
そのやっぱり、その家の恥とかね？

相談者：
はい

大迫恵美子：
そういうことに非常に、その、敏感なんだということを見抜いてるんですよ。

相談者：
んですね。

大迫恵美子：
それで・・

相談者：
はい

大迫恵美子：
その、俺が犯罪をしてね？

相談者：
はい

大迫恵美子：
あの、その「尻拭いのお金が必要なんだ」っていう言葉が一番お父さんにお金を出させる決心をつける、ものになるって知ってるんですよ。

相談者：
ですね。

大迫恵美子：
だから「俺が捕まっちゃうよ！いいの？」っていうのが、彼の手なんですよ。

相談者：
・・

大迫恵美子：
あの、まあ、い、これまでね、なさって来たことが、それはあの長男を守ってね？更生させることだと思って、やって来られたと思うんですけど、

相談者：
はい

大迫恵美子：
ま、それはまったくの、あの、間違いで、

相談者：
はい

大迫恵美子：
お、お父さんがお金を出してる間はね？

相談者：
はい

大迫恵美子：
あの、まったく、反省もしないし・・

相談者：
はい

大迫恵美子：
ま、もちろん、人間ですからね？

相談者：
はい

大迫恵美子：
人間ですからっていうのも変だけど（含み笑い）、その時はね？、まあ、あー、なんか、更生するような、気持ちに自分でもなるんですよ。

相談者：
ああ・・はい

大迫恵美子：
ね？お父さんが助けてくれてね？、１千万も出してくれて、

相談者：
うん

大迫恵美子：
「あ、もう、絶対生まれ変わる」と・・ね？

相談者：
はい

大迫恵美子：
「生まれ変わる」、「これでもう自分の生活は」、あのお、「今まで過去を切り離して」、

相談者：
はい

大迫恵美子：
「今日から１からスタートだ」みたいな、そういう気持ちにはなるんですよ。

相談者：
はい

大迫恵美子：
誰でもそうなんですけど、

相談者：
はい

大迫恵美子：
ただ、そういう決心は続かないしね？

相談者：
はい

大迫恵美子：
あのお、ま、楽なことをやるのが、人間は楽な方へ楽な方へ行くので、

相談者：
はい

大迫恵美子：
そうすると楽な方っていうのは、好きな、ギャンブルをして・・

相談者：
はい

大迫恵美子：
お父さんにお金を出してもらうのが一番楽ですのでね？

相談者：
ん、ですね。

大迫恵美子：
うん、だから繰り返しを、に、なっちゃってるんですよ、もう習慣としてね。

相談者：
ああー、ですね。

大迫恵美子：
で、ま、その、ギャンブル依存症は、そうなのかもしれませんけど、

相談者：
はい

大迫恵美子：
ギャンブル依存症を治すのはとても大変なことなんですよ。

相談者：
ですね。

大迫恵美子：
あの、病院にちょっと２週間ぐらい入院したら治るなんてことじゃないし、

相談者：
はい

大迫恵美子：
薬を飲めば治るなんてことでもないし、

相談者：
はい

大迫恵美子：
だから・・ま、本人が相当強い決意でね？

相談者：
はい

大迫恵美子：
取り組んでくれないと治らないので、

相談者：
はい

大迫恵美子：
まあ・・あんまりそれにね？そ、そこにだけ期待して・・

相談者：
うん

大迫恵美子：
あの、待ってても、ちょっと、おー、無理かも、難しいかもしれないんですよ？

相談者：
はい、ですね。

大迫恵美子：
ですから、まあ、治るまでの間もう少しお金を続けて出してあげようなんていうのまったくおかしな、ことになっちゃうし、

相談者：
はい

大迫恵美子：
どっかでキチッとね？もう親からは一銭も出ないっていうことを分からせて、それが、ホントに苦しい思いを、してもらわないと、

相談者：
はい

大迫恵美子：
あの、生活が変わるきっかけにならないと思いますね。

相談者：
ああ

大迫恵美子：
ですから、簡単に考えると・・

相談者：
はい

大迫恵美子：
ま、要するに、家族全員の生活が破滅させられるっていうことになるので、

相談者：
はい

大迫恵美子：
なんか犯罪に、なれば・・そ、その家族が・・破滅するぞっていうのが脅かしなんですから。

相談者：
・・はい

大迫恵美子：
お父さんはそんな、家族を、が、破滅したり、恥をかいたりすることは耐えられないはずだって、ま、ご長男は見抜いてるんですけど。

相談者：
（ため息）

柴田理恵：
今後お・・どうしたらいいですかね？

相談者：
どうしたらいいですかね？

大迫恵美子：
ま、わたしは、あの、この・・弁護士の立場として言えることは・・

相談者：
はい

大迫恵美子：
もう、絶対に１万円でも千円でも送っちゃいけないっていうことなんですよ。

相談者：
そ、そう思いました。

大迫恵美子：
あのお、いや、おい、「思いました」っておっしゃるけど・・

相談者：
はい

大迫恵美子：
ホントにそれはね、やらないことは親としては苦しいですよ。

相談者：
・・あ、それはそうですよね。

大迫恵美子：
ええ

相談者：
はい

大迫恵美子：
あの、家の外に来て、ガラス戸をひっ掻くようなことをされても・・１円も出さないという決意ですからね。

相談者：
はい

大迫恵美子：
それはホントに親として苦しいと思いますよ。

相談者：
はい

大迫恵美子：
その覚悟がないと・・

相談者：
はい

大迫恵美子：
今、少なくとも、この妹さんや、弟さんも含めてね？

相談者：
はい

大迫恵美子：
巻き込まれそうになっている事態からは・・

相談者：
はい

大迫恵美子：
ああ、あ、ま、終わりにならないと思います。

相談者：
です、ですね。

大迫恵美子：
まあ、もう放っておくしか方法はないんですよ。

相談者：
ああー

（再びパーソナリティ）

柴田理恵：
あのお・・ここは、大人なんだし・・

相談者：
はい

柴田理恵：
「お前はお前でもう、勝手に生きろ」と。

相談者：
はい

柴田理恵：
「どうなろうと」・・

相談者：
はい

柴田理恵：
「犯罪を犯そうと」・・

相談者：
はい、はい

柴田理恵：
「野垂れ死のうと」・・

相談者：
はい

柴田理恵：
「わたしは知らない」・・

相談者：
はい

柴田理恵：
で・・「父として」・・

相談者：
はい

柴田理恵：
「自分の子どもを守るためには」・・

相談者：
はい

柴田理恵：
「お前は切る」・・

相談者：
はい

柴田理恵：
「弟と妹に手を出すな」

相談者：
はい

柴田理恵：
そのことはっきり言って。

相談者：
はい

柴田理恵：
も、縁を切るという形がいいと思います。

相談者：
分かりました。

柴田理恵：
頑張ってみてください。はい

相談者：
はい・・どうもありがとうございました。

柴田理恵：
じゃ、はい、失礼します。

相談者：
はい

11/14木https://t.co/jdMVP5F2uD

優しさとは言わない。
リアリスト大迫恵美子がズバリ。
息子に握られている親父の弱み。#teljin #テレフォン人生相談 #ギャンブル依存症

— 読むテレフォン人生相談 (@KtatsMi) November 15, 2019