パニくる自覚なき関西男。離婚調停を蹴って警察の警告を無視して妻を探す
(回答者に交代)
坂井眞:
奥さんのことについて、
相談者:
はい
坂井眞:
今あなたが、お話になっていることを聞くと、ま、被害妄想もひどいし、
相談者:
はい
坂井眞:
自分の側の親族?
相談者:
はい
坂井眞:
お父さんやお母さんについて面倒看る気はないと。
相談者:
はい
坂井眞:
得にもならんことはする気はないと。
相談者:
はい
坂井眞:
息子を監禁すると。
相談者:
はい
坂井眞:
娘さんについても、ま、あんまり、勝手に連れて出てっちゃったりすると。
相談者:
はい
坂井眞:
だからあまりいいことを言ってないんで。
相談者:
はい
坂井眞:
で、そうすると、あなたは・・この奥さんと・・結婚を続けたいと・・ホントに思ってるんですか?と、こう逆に思っちゃうわけだけど、そこはどうですか?
相談者:
熟年離婚はね?
坂井眞:
うん
相談者:
やっぱり、家のことはやっぱりちゃんとお、やってたんでね。
もうそこまでいって離婚ん、したないっていう、やっぱ僕自身の気持ちはやっぱり強いんやけどね。
坂井眞:
で、あなたの方でも原因は思い当たらんと。
2ヶ月少し前に、
相談者:
はい
坂井眞:
えー、嫁さんが、出てったんだと。こういうお話でしたよね?
相談者:
はあい
坂井眞:
それはお嬢さん連れて?
相談者:
はい
坂井眞:
・・で、そん時は、どこへ行ったかも分からないで出てっちゃったってこと?
相談者:
分からないんですわ。突き止めることも出来ない。
坂井眞:
うん
相談者:
突き止めようとしたら警察へ突き出しに掛かって来る。
坂井眞:
うん、ま、それもね?ちょっとよく分からないんだけど。
相談者:
はい
坂井眞:
あのお、単に、妻が子ども連れて出てったのを、夫が探しただけではストーカーの話にはならないんで。
あることないことを奥さんが言ってるのかもしれないけれども、
相談者:
はあい
坂井眞:
離婚理由がなかなか具体的にないので。
相談者:
ええー
坂井眞:
調停前置主義(*)といって、最初に調停しなきゃいけないんですよ。
(*)調停前置主義:
家族事件等は当事者の合意による解決が望ましいという裁判所の考え。
調停が不調で終わっていることが裁判を起こす条件となっている。
相談者:
はあい
坂井眞:
離婚するにはね?
相談者:
はあい
坂井眞:
協議離婚するか?裁判、離婚をするか?なんで。
相談者:
はい
坂井眞:
で、調停で離婚をするか?裁判で判決もらって離婚するか?って、こういうことなんですね。
相談者:
ええ
坂井眞:
でえ、向こうが離婚をホントにしたくて調停を申し立てたんだったら・・
相談者:
はい
坂井眞:
今度、不調になった以上、向こうが裁判を起こして来ますわ。
相談者:
・・あ、裁判ですか?
坂井眞:
離婚の裁判を。
相談者:
&#
坂井眞:
で、裁判所が・・もうここ、の夫婦は、あー、離婚させると、いう風に判断をしたら・・
相談者:
はい
坂井眞:
裁判で離婚が決まるんです。
相談者:
あー
坂井眞:
で、それについては・・なんでも認められるっていうことではなくて、
相談者:
ええ
坂井眞:
で、なんか理由がないといけないんですね。
相談者:
&#△%
坂井眞:
で、よくあるのは、
相談者:
暴力か浮気じゃなかったらダメでしょ?あれ。
坂井眞:
いや、そんなシンプルな話じゃないんだけど。
相談者:
ああ
坂井眞:
暴力ももちろんいけないし、
相談者:
はい
坂井眞:
えー、まあ、あの、5つほど、あの・・条文(*)があるんだけど、
(*)民法770条にある離婚の訴えを起こすことができる事由:
1. 不貞
2. 遺棄(配偶者から置き去りにされる)
3. 生死不明
4. 精神病
5. その他婚姻を継続し難い事由
DVや経済的な事由がないのだけど、最後にその他なんてのがあるので、とりあえずは何でも離婚理由になり得るということになってしまいます。
もっとも、これらに該当しても提訴が可能というだけで、必ず離婚できるということではありません。
相談者:
はい
坂井眞:
離婚理由がね?
相談者:
はい
坂井眞:
で、ま、性格の不一致なんていうのもあるわけだけど、
相談者:
ああ
坂井眞:
だからこのケースはあなたの言う通りだとしたら・・あの、性格の不一致ですよね?と。
相談者:
ええ
坂井眞:
その他婚姻を継続しがたい、いー、理由がある場合っていうのに・・当たる、かどうか?っていうことなんだけど。
相談者:
はあい
坂井眞:
あなたの今のお話聞いてると・・
相談者:
はい
坂井眞:
「とにかく奥さんが『いやだ』っていうだけだ」って話だから、
相談者:
ええ
坂井眞:
ま、そう簡単に、裁判で離婚が認められる、とも限らない。
で、ただね?、夫婦関係、もう破綻しているのに、
相談者:
はい
坂井眞:
片っぽが絶対嫌だっていうのに無理矢理、国が、夫婦として、えー、結び付けておいても、あんまりいいことないから、
相談者:
ええ
坂井眞:
そこは破綻主義といって、ホントに壊れてるんだっていうことが明らかになればね?
相談者:
はい
坂井眞:
認められちゃうかもしれないけど、あなたの話聞いてる限り・・突然出てっただけで何も破綻してる理由はないじゃない?っていうことなんで。
相談者:
ええ
坂井眞:
そこは裁判やってみたいと分かんないと思うんですよ。
で、あなたの話だと・・奥さんはホントに嫌がってるようだけど・・
相談者:
はい
坂井眞:
ホントに理由があるのか?よく分からないなあと。
相談者:
ええ
坂井眞:
あの、どうしたら良いか?分からない・・あなたは、離婚したくないっていうんだから・・
相談者:
はい
坂井眞:
とにかく別に、離婚の裁判起こす必要もないんで。
相談者:
ええ
坂井眞:
で、調停は不調にしたと。
向こうが本気で離婚をしたいんだったら裁判を起こして来ます。
相談者:
でも、そんなん僕、あのお、裁判起こして、そんで、もう、そんな、あの、訴えられるような、ことは、なんも僕してないんやけどね。
坂井眞:
うん、あなたがそう思うけど、向こうはそう思ってないわけですよ。
相談者:
結局、ま、言うたら、不、不一致で来るっちゅうことですか?向こうが。
坂井眞:
ん、そこまでは断言は出来ないけど、あなたの言うことを前提にしたらそうなるよね?
相談者:
ああ
坂井眞:
だけど、ストーカー規制法がどうのこうのって言ってると・・もっとなんか違う理由を、つ、つけて来るかもしれないですよ。それはだけど、言ったら、決まるっていうことではなくて、
相談者:
はい
坂井眞:
立証しなきゃいけないからね。
相談者:
はあい
坂井眞:
「暴力ふるわれました」つったって、暴力ふるった、証拠がないといけないから。
だけど向こうが本気で離婚したいんだったら・・裁判を起こして来るでしょうと。
相談者:
ええ
坂井眞:
で、あなたの側で出来ることはホントに・・一緒にね?・・やって行きたいんだったら・・これは離婚とは逆に・・えー、夫婦関係円満調整への調停っていうのがあるから、
相談者:
はあい
坂井眞:
上手くやるために家庭裁判所の調停で、
相談者:
はい
坂井眞:
「間に入って話させてくれ」っていうのを申し立てるっていう手もあります。
相談者:
あーあーあ
坂井眞:
だけど、ま・・最近不調になったばっかなんですよね?調停。
相談者:
ええ、そうです。
坂井眞:
じゃ、もう一回同じような調停やっても、話が噛み合うとも、思えないので。
相談者:
ええ
坂井眞:
あのお、手段としてはあるけど、あんまり効果はないかもしれないね。
相談者:
あーあーあ
坂井眞:
で、一つ、あのお・・お伝えしておきたいのは、
相談者:
はい
坂井眞:
今あのお、奥さんの、考えと、あなたの考えが全然、こう噛み合ってないじゃない?
相談者:
はあい
坂井眞:
なんでこんなことされるのか?分かんないと。
相談者:
はい
坂井眞:
で、向こうはとにかく警察まで呼んじゃうと。で、それはちょっとそう簡単にその・・元へ戻そうと思っても行かないとは思うんだけど、
相談者:
ええ
坂井眞:
ただ、もう、お子さんに関しては、
相談者:
はい
坂井眞:
二人共成人なので。
相談者:
はい
坂井眞:
仮に離婚になったとしてもね?
相談者:
はい
坂井眞:
親子の関係は変わりませんから。
相談者:
はい
坂井眞:
そこは間違えないようにしてくださいね?
相談者:
ああ、ああ
坂井眞:
離婚したからといって、あの、お嬢さん、それから息子さん?・・
相談者:
はい
坂井眞:
とは同じように、父と子なので。
相談者:
ええ
坂井眞:
そこは別に離婚したから関係がなくなるってわけでもないし、
相談者:
ええ
坂井眞:
仮に、お嬢さんが今、奥さんと一緒にい、いたとしてもね?
相談者:
はい
坂井眞:
別にあの・・未成年じゃないから、親権者とかいう、そういう話ではないわけですよ。
相談者:
ええ
坂井眞:
独立した、おそ、大人同士として、親子の話が出来るので、
相談者:
ええ
坂井眞:
そこは別に離婚したからって、そんなに心配しなくてもいいですよ。あなたとお子さんの関係が上手く行っていれば・・話も出来るし。
相談者:
はい
坂井眞:
で、そこは、あの・・なんか間違えて一緒に考えないようにした方がいいと思う。
相談者:
ええ、ええ
先生、僕の、あの、監禁したことに対しては問えんのですかね?、法的には。
嫁、嫁の方の、そのお・・あの、母親のお、親元なんですけど。ええ
坂井眞:
息子さんが監禁されたのは二十歳になってから?
相談者:
19の時なんです。
坂井眞:
そうするとまあ、あのお、親としての、立場から物が言えないこともないけれども、
相談者:
はあい
坂井眞:
監禁の実態とかね?
相談者:
はい
坂井眞:
なんたって、だって、自衛官、一旦はなったような方だから。
相談者:
はあい
坂井眞:
未成年と、とはいえ、ある程度、一人前というか、あの、社会人じゃないですか?
相談者:
はあい
坂井眞:
で、そういう人が・・あの、実家に監禁されてましたっていうことがね?
相談者:
ええ
坂井眞:
どれぐらいホントの意味での監禁になるのかっていうのは・・
相談者:
ええ
坂井眞:
なかなか難しいところもあるし、
相談者:
ええ
坂井眞:
それをあなたが何か、問、問うっていうことは、なんのためにそれをするのか?っていう気もするんですよ。
相談者:
ええ
坂井眞:
あなたの、今日のご相談は、奥さんと上手くやるって話で。
相談者:
うーん
坂井眞:
息子を監禁したことを責めてみても・・いい方向には行かないんじゃないかな?
相談者:
ええ・・息子としたらちょっと納得行く、心のとこ、やられたことが「納得がいかん」っていうことはね、言うんですわ。
坂井眞:
うん。で、それはもう息子さん今成人だから・・
相談者:
ええ
坂井眞:
自分でなんかやるならやらなきゃ。
やられた時は19歳で、もう息子さん、二十歳でしょ?
相談者:
はい
坂井眞:
と、自分がやるんだったら自分の名前で、やらなきゃいけないよね?
それは医療センターで、うつ病って言われて入院中なんですよね?
相談者:
そうです。
坂井眞:
まずそれ病気治さないといけないよね?
相談者:
ええ
坂井眞:
あの、ま、その親子の問題と夫婦の問題は別だからっていうことはちゃんと整理してもらって、
相談者:
ええ
坂井眞:
で、奥さんが、その、ど、どうも本気で離婚したいと思ってるようなので、
相談者:
ええ
坂井眞:
それであれば裁判、になるでしょう。
でなった時はちゃんと弁護士に相談して・・
相談者:
はあ
坂井眞:
自分の主張をちゃんと裁判所ですると。
相談者:
ええ
坂井眞:
で、今日のお話であれば、「わたしはなんにも心当たりがありません」と。
相談者:
ええ
坂井眞:
「22年と何ヶ月、全く波風立たずに過ごして来ました」と。
「なんでこんな風に言われるか分かりません」ってこときっちり主張をして、
相談者:
はい
坂井眞:
えー、自分のお、こう立場をね?裁判所で説明をすると。
向こうが訴訟を起こして来ないんだったら・・今やたら動くと、向こうが今・・なんかすごく過激に反応してるっていう話だから、
相談者:
はあい
坂井眞:
あんまり今、動き過ぎるのは、得策じゃないと思うな。やり直したいんだったら。
ただ、あの、最初にお聞きしたように、
相談者:
はい
坂井眞:
奥さんのことをあんまり良く言ってないから。
相談者:
ええー
坂井眞:
ホントに、一緒にいたいんですか?っていうことをちょっと、話聞いてたら感じちゃったんで。
相談者:
ええ
坂井眞:
そこんところもよく考えた方がいいと思いますよ?
相談者:
ええー
坂井眞:
あの、20何年、一緒にいてっていうのはすごくよく分かるんだけど、
相談者:
ええ
坂井眞:
でも相手がここまでしちゃってる時に、そういうことだけで・・本当に上手くやってけるんだろうかな?っていうことを思うんで。
相談者:
あーあー分かりました。
(再びパーソナリティ)
相談者は奥さんを家政婦としか見ていない。
奥さんは相談者の親類からも家政婦扱いされてたんじゃないでしょうか。
相談者は今まで奥さんが訴えてる事をちゃんと聞いていなかったんでしょうね。
子供達が成人した今逃げるのも当然。
奥さんが前から準備していたのは明らかです。何かを隠して相談しても解決策は見つかりません。
話し方からあ〜って思ってしまいました。
すみません…。
この相談者と20数年、結婚生活を続けられた奥さんに感心するよ。
まくしたてる喋り方、話がかみ合わない頭の悪さ、一緒に居たくないと思うね。
お祖母ちゃんが、元自衛官を監禁なんて出来るわけない。
関西は関西でも、特に荒い感じの関西弁でしたね~~~。
ドラマや映画みたいな凄まじい生活を想像しちゃった(笑。
ラジオを聞いてなくてここを読んだけど、こてこての関西弁すぎてw
なぜか月亭八方さんで再現されました
書き起こしすごいです
浮気しなくても暴力を振るわなくてもどんなイケメンでもこの喋りの人とは5分といられないわ。威圧感半端ない。
監禁って言葉選びもちょっと。
粘着質で怖そうな人。皆全力で逃げて欲しい。