共感力のない夫と寂しがり屋の妻。母に抱かれなかった男と父の愛情を受けた女
テレフォン人生相談 2020年2月25日 火曜日
パーソナリティ: 今井通子
回答者: 大迫恵美子(弁護士)
相談者: 女49歳 夫50歳 結婚18年 娘15歳 息子10歳 障害者支援施設に入所中の姉がいる
今井通子:
もしもし?テレフォン人生相談です。
相談者:
もしもしこんにちは、よろしくお願いいたします。
今井通子:
はあい
今日はどういったご相談ですか?
相談者:
と、夫婦間のことで・・
今井通子:
はい。あなたおいくつ?
相談者:
49歳です。
今井通子:
49歳、ご主人は?
相談者:
えと、50歳、はい
今井通子:
お子さんいらっしゃいますか?
相談者:
はい。女の子で、
今井通子:
はい
相談者:
15歳・・
今井通子:
お1人?
相談者:
そして下が男お、で、
今井通子:
ん、はい
相談者:
10歳
今井通子:
ご結婚は何年目?
相談者:
10、8年
今井通子:
で、何がありました?
相談者:
すごい離婚ん・・を考えてましてえ、
今井通子:
はい
相談者:
8年以上かな?
今井通子:
はい
相談者:
も、あの、スキンシップがまったくなくくってえ、
今井通子:
はい
相談者:
指1本触れてない・・
今井通子:
はい
相談者:
形。手も繋がないし、
今井通子:
はい
相談者:
いろいろ、子どものこととか、悩みがあったときとかに、
今井通子:
はい
相談者:
主人を頼ることもできなくなってしまってえ、
今井通子:
はい
お子さんのことで悩まれたってどんなこと?
相談者:
ちょっと子供が・・具合が悪くて、あの、手術したりとかのときも、
今井通子:
はい
相談者:
やはり・・こう、わたしが・・泣いていても、やっぱ肩を、抱き寄せても、くれない?
今はわたしのほうがもう・・目も見て話せなくって、
必要最低限の会話をしないのでえ、
今井通子:
はい
相談者:
主人も・・それに腹を立てているっていう形ですかね?
まあ、わたしの・・母が・・入ってもらわないとお、
今井通子:
うん
相談者:
何も今は、話し合いもできないくらい・・
今井通子:
はい
相談者:
こじれてます。主人は・・
今井通子:
うん
相談者:
やはり、あたしが、「子供が産まれてから」、やっぱり、「ヒステリックになったり」とか、
今井通子:
うん
相談者:
「すぐ怒ったり、する」って、今、言ってるんですけれども、
今井通子:
はい
相談者:
わたしの中では・・やっぱりそういうことへの・・思いから・・そういう行動に、出ていた・・ていうことが、主人に、は、分からないようで、
今井通子:
うん
相談者:
3、4回・・そのことについて話し合いましたがあ、
今井通子:
はい
相談者:
主人のほうは、そういうことだけが、夫婦、ではないので・・
今井通子:
うん
相談者:
自分としては、こういう、あり方が、「夫婦のスタイルだ」って、言い切られました。
「これが俺のスタイル」う・・「だから」・・「俺は悪くないんで」みたいな(含み笑い)形だったので、
このまま夫婦生活続けられるか自信がないっていう感じですかね?
今井通子:
ん、うーん
相談者:
もう。
てか、わたしももう、なんで分かってくれないのかってやっぱり、暴力振るったこともあります。主人に。
やはりちょっと友達にもお、自分のことは話さない、かったんですけど、そのお友達は、旦那さんに・・そういう思いを伝えたら、旦那さんは、受け入れてくれたっていうお友達が何人かいたので、
今井通子:
うん
相談者:
なんでうちは、受け入れて、もらえないのかっていう・・腹立たしさと、寂しさとお・・
今井通子:
うん
相談者:
これから一緒に、共にやって行けるのか・・て、すごく今考えて、おります。
今井通子:
あなた自身は?、ごきょうだいは?
相談者:
姉がいます。ちょっと姉はあ、障害を持っておりまして、
今井通子:
あ、はい
相談者:
今は施設に・・入っております。
だからわたしのほうも・・
今井通子:
うん
相談者:
頑張らないと認めてもらえない・・ていうのは、あったので・・
小さい頃から・・
今井通子:
なるほどね。
相談者:
&#△、したり。
今井通子:
うん、うん
相談者:
頑張り屋だったとは思います。
今井通子:
親御さんの愛情も、お姉さんのほうに、かなり行っちゃってたのかもね。
相談者:
父親がその分、
今井通子:
うん
相談者:
わたしに・・愛情を掛けてくれたと思ってますし、
今井通子:
あー、なるほどね。
相談者:
で、わたしはやっぱり男の人からは・・
今井通子:
うん
相談者:
愛情をもらえるもんだって・・
今井通子:
なるほど、なるほど。
相談者:
思ってましたから。
今井通子:
はい
相談者:
今の主人、からもらえないことに(震えた声)、
今井通子:
うーん
相談者:
(涙声)すごく・・嫌気?
今井通子:
うん、うん
相談者:
顔も見たくないですね。今、今は。でもあの、わたしの母とかは、やっぱり
「子供のことを考えたら」・・「あなたが我慢して」・・「うまくやって行きなさい」って、ずっと言われて、来ましたし、
今井通子:
はい
相談者:
あの、わたし下の子を出産するときに・・自分の母親が、あの、具合が悪かったもので、主人の・・お母さんが、家(うち)に・・手伝いに来てくれたんですけれども、
今井通子:
はい
相談者:
赤ちゃんが泣いてる・・泣くたびに、こう、抱っこ、わたしがして授乳したら、
今井通子:
ええ
相談者:
「なんで抱っこするんですか」ってすごい咎(とが)められて、
今井通子:
ええ
相談者:
すぐ、「泣いたら抱っこしてもらえると思って泣くんでしょ?」とか・・
今井通子:
ええ
相談者:
「泣いてもすぐ抱っこしないの!」ってすごい・・怒られたんですよ。
今井通子:
ええ
相談者:
で、今思うと・・彼は抱っこされなかったですよね?だから。
あたしは・・あたしが何かを要求しても、「あっ、この人は受け入れてくれないのは母親の影響なんだ」って。
今井通子:
フフ(笑)なるほど。
相談者:
途中から思って。
今井通子:
ええ
相談者:
母親の悪口を言うようになったんですよね、主人に。
今井通子:
ええ・・ええ
相談者:
でもわたしはもう・・お母さんに責任転嫁するしか・・方法がなかったんですよね。
今井通子:
ということで、ご相談は・・離婚の相談なの?
相談者:
離婚したほうがいいのか(ため息)・・このまま我慢してお金のこと考えてやって行くのがいいのか。自分の中でも決められない感じですね。
このまま・・こういう2人が・・夫婦として、うまく、やって、行ける可能性があるのかって、他人に聞くのもおかしいんですけどお・・
今井通子:
なるべくなら離婚をしないで・・ご主人とうまくやって行く方法はないですか?っていうことかな?
相談者:
そうですね。まずそこを、模索してから、離婚は、あの、いつでもできるので・・
今井通子:
分かりました。今日はですねえ・・弁護士の、大迫恵美子先生がいらしてますので伺ってみたいと思います。
(回答者に交代)
「普通」こう思うでしょ!って相談者が言うけれど、その「普通」が相手にとって普通じゃない。
相談者が「普通」と思ってることが普通じゃないんだ、と気づけば仲直りできるかもしれないけど、そこは賢さが関係するから、この相談者の場合無理じゃないかな。
だって、先生が「決めつけなさんな」って言ってるのに、その言葉に気が付かないんだもの。
自分本位で、嫌な感じがしたな。
どっちもどっち。
選んだ自分が悪かったと思う。
ペットでも飼って自分への慰めにすればいい。自分が求めていた愛情を、ペットに与えることで多少は気が楽になるんじゃないの。
意地っぱりていうかプライドが高いっていうか、なんか18年連れ添った男から見たらたぶん可愛げがない女に見えちゃうんじゃないかな?気をつけよっと!
みちこ氏から、えみこ氏に代わったあと、共感してくれる相手ではないと感じ取ったのか、相談者の言葉遣いや声のトーンがガラッと変わるところが面白かった。
他の回答者のバージョンも聞いてみたい相談でした。
どっちもどっちですね
笑顔のない、トゲトゲした妻に対して、やさしく包むビューネ君のような夫はなかなかいませんね!
最後に今井先生、ずばりなこと言ってましたね。
許す、相手の気持ちを想像する。。。。
出来そうで、なかなか出来ないんですよね、これが。
指一本もふれてくれないんですよ…と寂しさをこらえる声が印象的で、そこから、この人の話最後まで聞いてあげようと思いました。聞けば聞くほど💦この人、相談先を間違ってるんじゃないかと思いました。でも8年間辛かったと思います!甘えを捨てて、新しいご自分に出会えたら、旦那さんは見てくれると思います!変わらなきゃ。