浮気、経済‥離婚に向けてそれぞれに動き出す夫婦が取り合う姉弟の悲惨

テレフォン人生相談 2020年3月9日 月曜日

パーソナリティ: 加藤諦三
回答者: 中川潤(弁護士)

相談者: 男48歳 妻44歳 娘10歳 息子8歳

今日の一言: 問題解決に必要なのは、表面の現象ではなくその裏にある本質です。

加藤諦三:
もしもし?

相談者:
あ、もしもし

加藤諦三:
はい、テレフォン人生相談です。

相談者:
はい。よろしくお願いいたします。

加藤諦三:
はい、最初に年齢教えてください。

相談者:
えー、48歳です。

加藤諦三:
48歳・・

相談者:
はい

加藤諦三:
結婚してます?

相談者:
はい、してます。

加藤諦三:
はい、えー奥さん何歳ですか?

相談者:
えー、妻は44歳

加藤諦三:
44歳、お子さんは?

相談者:
長お、女お、10歳

加藤諦三:
はい

相談者:
長男、8歳

加藤諦三:
はい、分かりました。

相談者:
はい

加藤諦三:
それで、どんな相談ですか?

相談者:
家庭内があ、ちょっと、複雑になって来まして、

加藤諦三:
はい

相談者:
どうやらあ、ちょっと、こう、浮気い、してるようなので・・

加藤諦三:
奥さんのほうが浮気している?

相談者:
そうですね。

加藤諦三:
はい

相談者:
ま、確たるう、証拠っていうのは、まだないんですが、ほとんど、口も利かない状態なので・・

加藤諦三:
あ、もう、家庭の中で会話がないわけですね?

相談者:
そうですね。
お互いの意思疎通は子供を通してみたいな感じで・・

加藤諦三:
あ、子供を通して?

相談者:
はい

加藤諦三:
すと子供お、は、もう、10歳になるとなんとなく感じているわ・・

相談者:
そうですねえ。

加藤諦三:
そうですね?

相談者:
はい

加藤諦三:
で、奥さんがどうも浮気してるらしいっていうのは、

相談者:
はい

加藤諦三:
分かり出したのはいつ頃からですか?

相談者:
んー、半年い、ぐらいですかね。

加藤諦三:
半年ぐらい。

相談者:
はい

加藤諦三:
んで、何がきっかけですか?

相談者:
うんー、まずう・・経済的にい・・厳しいので、

加藤諦三:
はい

相談者:
夜、働くっていう感じになって来て、

加藤諦三:
はい

相談者:
そこからやっぱりい・・服装やら何やら、ガラっと変わり始めて・・

加藤諦三:
はい

相談者:
ま、どうやら、こう・・よび、夜のお仕事っていうのは、や、やっぱりなん、なんていうんですか、その男性を相手に?

加藤諦三:
はい

相談者:
手帳とか・・

加藤諦三:
あー、はあ、あ

相談者:
そういったメモ、書きとかですかね?

加藤諦三:
はい

相談者:
捨ててあるのを見て・・あれ?っていう感じではじまって、

加藤諦三:
はい

相談者:
まあ、ちょっと怪しいなと思って調べ、ると、こう、ふ、風俗、みたいな感じですか・・

加藤諦三:
あ・・そこで働いている?

相談者:
ええ

加藤諦三:
はい
で、だけどそれ・・あな、た、が承知したことですよね?

相談者:
え、夜働くっていうのは、友人の・・お店を手伝うっていう、名目、だったんですよ。

加藤諦三:
はい、はい

相談者:
はい
やっぱり、経済的なもんが、厳しい、家計を、あの、任せていたので。

加藤諦三:
はい

相談者:
僕のほうから、とりあえず、言ったんですよ。
「僕が、昼も夜も働きます」と。

加藤諦三:
はい

相談者:
そしたら・・「いいです」と断られて。

加藤諦三:
はい

相談者:
あの、「友人のお店があるから、そちらでお手伝いで、やるから」っていうことを、伝えられたんですよ。

加藤諦三:
あ、そっか、最初はあなたがもう、「昼も夜も働く」と言ったわけね?

相談者:
そうです。

加藤諦三:
で、あなたは今は、昼だけで働いてんの?

相談者:
そうです。

加藤諦三:
ふうーん

相談者:
あの、妻がいないもんで、子供の面倒をやっぱり、看る人がいないので。

加藤諦三:
そりゃそうですよね。

相談者:
はい

加藤諦三:
ああ
もう、会話がなくなってるから、あんまり・・

相談者:
はい

加藤諦三:
詳しく、お互いに話し合いもないわけね?

相談者:
ええ、今のところ、ないですが、

加藤諦三:
あはい

相談者:
えー、つい先日う・・休みが、あ・・あるから、

加藤諦三:
ええ

相談者:
えー、子供を、どこかに連れてくっていう話になって、

加藤諦三:
はい

相談者:
母親と3人で行くからっていうことで、

加藤諦三:
うん

相談者:
そしたら、知らない男と、あの、車で4人で・・それを目撃して、

加藤諦三:
うん

相談者:
それがショックで。

加藤諦三:
うん

相談者:
でまあ、その日に子供と一緒に僕お風呂入ったんですが、

加藤諦三:
うん

相談者:
でえ、「どうだった?」、「何見て来た?」っていう話をしてから、なんか・・
「何々ちゃん」・・その、その、男の人のニックネームじゃないですか?

加藤諦三:
うん

相談者:
・・その人と、こう、「いろいろ買ってもらった」っていう話をしてて・・

加藤諦三:
うーん

相談者:
ええ

加藤諦三:
はい、分かりました。
そんな状態だって。で今日の相談というのは?

相談者:
もう、妻にはあ・・「離婚したい」っていう、意思は伝えられているので。

加藤諦三:
あ、妻のほうから?

相談者:
はい、そうです。

加藤諦三:
妻のほうから「離婚したい」とハッキリ言われた?

相談者:
はい「話し合いたい」と。

加藤諦三:
あ、「離婚」・・す、「したいので話し合いたい」と言われたと。
はい、で、

相談者:
はい、はい、それで・・

加藤諦三:
はい

相談者:
まだこれからなんですが、

加藤諦三:
はい

相談者:
2人だと、あの、話にならないので。

加藤諦三:
うん

相談者:
あの、身内を立ち会ってもらって4人ぐらいで話したいと思うんですが、
僕、としては、離婚は、もう、しょうがないと。

加藤諦三:
うん

相談者:
えー、今まで子供のお、ためだと思って我慢して来たんですが、

加藤諦三:
ええ

相談者:
もう離婚はあ・・もうしょうがないと思ってるんですが、

加藤諦三:
はい

相談者:
子供の親権をこう・・僕のほうで、

加藤諦三:
はい

相談者:
ええ、いただきたいので、

加藤諦三:
はい

相談者:
どのようにこう、なんていうんですかね?持っていったらいいか。

加藤諦三:
どのような話し合い、をしたらいいかっていうこと。

相談者:
はい

加藤諦三:
はい分かりました。

相談者:
はい・・はい

加藤諦三:
今日はあの、スタジオに弁護士の、中川潤先生がいらしてるので、伺ってみたいと思います。

相談者:
は、はい・・はい

(回答者に交代)

「浮気、経済‥離婚に向けてそれぞれに動き出す夫婦が取り合う姉弟の悲惨」への5件のフィードバック

  1. うーん、中川先生が仰ることは間違いではないんですが。
    先に妻の方が悪い、という証拠を取ることが先じゃない?

    更に、妻が浮気をしていた、だけでは養育権取れないと思う。
    妻がその男と毎晩飲み歩きホテルに通ってた、というくらいじゃないと。

    ↑ぐらいのアドバンテージがないと、弁護士雇ったって勝ち取れない。
    それから、調停員もほとんど女性の味方ですよ。

    このまま弁護士雇って調停しても、うまくいって慰謝料100~200万(証拠が弱ければ0円)。
    養育権は妻側。(男性が子供と一緒に遊びに行く、ってことは妻側が引き取る気満々)
    養育費は相談者の月々支払い。
    弁護士支払50~80万。

    とすれば、相談者が思ってる、示談で先に有利に済ませる方が良い。
    ダメなら一番最初の調定からスタートし直す、方が良いと思う。

  2. 加藤先生と中川先生、何時もながら見事な洞察力です。
    私も皆さんと、同意見な所も有ります。
    今回の男性の夫婦間の亀裂の原因は奥さんでは無くて、旦那さんの方に有ると思うのですよ。
    本当に奥さんを心から愛していなかった事か、夫婦仲の冷却化に至らせたと思うのです。
    奥さんは旦那さんへの欲求不満を、外で働いて違う男達と出会う事で晴らそうとしていたのでしょうね。
    旦那さんは電話の応対ぶりでは当初は理路整然としていましたが、加藤先生と中川先生に嘘を見破られてからはしどろもどろでしたね。
    離婚の最大の被害者は、何時の時代も子供さんなのです。
    もし今後、奇跡的に旦那さんが奥さんとの復縁を模索するのならば、奥さんに今までの不徳を謝罪するべきですね。

  3. 離婚やむ無しなら、まず妻の不貞調査しながら
    同時進行で子供の面倒が見れる様相談者の両親等に
    根回しする。
    証拠を掴んだら、妻をまず1人で家から追い出して
    養育実績を少しずつ積む。
    とにかく少しでも相談者が主導権が握れる様に
    冷静に淡々と段取りしないと、対等に戦えないのでは?

  4. 家庭内が複雑 て単なる妻の浮気じゃん。
    複雑になってしまったのは相談者の心の内。
    子供達の立場は本当に悲惨。
    まさに火宅の家。

  5. 妻の浮気が引き金なんだけども
    加藤先生の言うようにそれ以前に破綻してるのー
    いわば結婚に向いてない男だったってこと
    でもこういうの氷山の一角だよね

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