同志に虎の子1千万使い込まれ体力も夢追う気力も失った生活保護・摂食障害独女

(再びパーソナリティ)

加藤諦三:
ええ。今あ・・あのお、中川先生のね・・

相談者:
はい

加藤諦三:
おっしゃってえ・・いただいた・・そんなことで、自分の・・夢を・・

相談者:
はい

加藤諦三:
壊されてたまるかっていう・・

相談者:
はい

加藤諦三:
これもホントにあなたの、支えになる言葉に、だと思うんですけれどもね?

相談者:
はい、そうだと思います。

加藤諦三:
あのお・・あなたは、

相談者:
はい

加藤諦三:
警戒心が強いのに・・

相談者:
はい

加藤諦三:
騙されやすんですね?

相談者:
あー、はい

加藤諦三:
一口で言うと・・

相談者:
はい

加藤諦三:
チヤホヤお世辞を言うような人に騙されるんです。

相談者:
あーあ

加藤諦三:
あなた最初にね?

相談者:
はい

加藤諦三:
「わたしの、家族は仲の良い家族」、あの「離婚もしていません」って言いましたよね?

相談者:
はい、はい

加藤諦三:
この考え方・・離婚してない家族はいい家族、離婚してる家族は・・良くない家族という、この形に、

相談者:
はい

加藤諦三:
捕われてる・・

相談者:
あー

加藤諦三:
考え方が基本的に間違ってんです。

相談者:
そうですね。

加藤諦三:
仲の良い家族は嘘です。

相談者:
はい

加藤諦三:
あなたは辛い人生を歩いてるんです。

相談者:
はい

加藤諦三:
別の言葉で言えば・・あなたは、愛されていなかったんです。

相談者:
はい(涙声)

加藤諦三:
あなたは本当に愛されたことがないんです。

相談者:
はい

加藤諦三:
それなのに・・

相談者:
はい

加藤諦三:
わたしの家族は仲のいい家族なんていう、嘘をついていると・・まだ40歳、中川先生、おっしゃられるように僕もまだ40歳と・・

相談者:
はい

加藤諦三:
これからまだ40年以上・・普通でいえばあるわけです。

相談者:
はい

加藤諦三:
一生・・意味のある人生は・・送れないですよ?

相談者:
はい

加藤諦三:
・・解決、もう、「頭の中は」、この・・「使い込みで」・・

相談者:
はい

加藤諦三:
「もういっぱいでほか考えらんない」って言うけどね?

相談者:
はい、はい

加藤諦三:
それは分かりますけど・・あなたが考えられんのは、今日ね?

相談者:
はい

加藤諦三:
ホントのわたしってなんだろ?って、ことですよ。

相談者:
あー

加藤諦三:
そう思いません?

相談者:
はい、思います。

加藤諦三:
・・「思います」って言ったからすごいじゃないですか。

相談者:
はい、ありがとうございます。

加藤諦三:
ん、これ・・

相談者:
はい

加藤諦三:
新しい人生歩んでください。

相談者:
はい。どうもありがとうございます。

加藤諦三:
はいどうも失礼します。

相談者:
はい、失礼いたします。

加藤諦三:
失われた物に執着する人には、隠された憎しみがあります。

(内容ここまで)

なぜ金庫?、なぜ他人に?

やーさんが金庫から札束を取り出すのは、その手のドラマの定番シーン。

いくらゼロ金利とはいえ、セキュリティやら、利便性を考えたら金融機関一択なんだが、預けたが最後、当然それは「表のカネ」になる。

つまり、札束として持つ理由はただ一つ。
それは存在しないことになっているカネ。
裏のカネ、いわゆる裏金。

カタギの人の裏金は脱税によるものだけど、反社の人の裏金は、それに非合法ビジネスからの上がりという性質が加わる。

だけど、今日の女の場合はちょっと違う。

裏金は裏金なんだけど、元は合法的なカネをわざわざ裏金にした。
それでも金庫を自分で持っていればいいだけの話。
なぜに同志に預ける?

女の部屋に定期・不定期に訪ねてくる当局の人がいるからだ。

その名はケースワーカー。
生活保護Gメンだ。

生活保護を受給するためには私有財産を明らかにしないといけない。
当たり前だけど、多額の現金を持っていれば受給は不可能。

受給資格の説明を受けた女はこのことを熟知しているの。
これが金庫を同志に預かってもらった理由。

ケースワーカーといったって、無理やり部屋をまさぐるだけの権限はないんだけど、用心が仇になった。

使い込まれたからって、それを公にすることは、自分の犯罪も公にするっていうこと。

明確な犯意の下、隠蔽工作まで施した悪質な詐欺。
しかも、せしめたカネは公金。
使い込まれる前ならいざしらず、今だと1円の弁済も出来まい。
執行猶予なしのブタ箱行き。

泣き寝入りするしかない。

中川弁護士がこのことに気がつかないわけはなく、番組の手に負える話じゃないから突っ込まないだけ。

 

それからもう一つ。

加藤諦三 「貴方は愛されたことがない。なのに私の家族は仲がいいなんていう嘘をついている」

「今日もしゃべり好き」(*)で、これが結構な批判にさらされていた。
酷すぎるとか、何を根拠にとか。

(*)今日もしゃべり好き:九州朝日放送(KBC)のテレフォン人生相談は長尺の帯番組「川上政行 今日もしゃべりずき!」のワンコーナー扱い。
テレ人を流した後、「テレフォン人生相談でした」というタイトルで盛り上がる。

 

だけどアンタらこそ状況が飲み込めていない感情論。

どういうことかと言うと、親子兄弟には扶養義務がある。

民法第877条
直系血族及び兄弟姉妹は、互いに扶養をする義務がある。

生活保護申請時にはこれが確認される。

もっとも、高額所得を得ながら母親が息子名義のマンションに住みつつ生活保護を受けていたお笑い芸人の例を引くまでもなく、セレモニー(儀式)化されちまっているんだが。

だとしても、相談者の両親と2人の妹は、いずれもお姉ちゃんの窮状を知った上で支援を拒絶したわけだ。

もちろん、このことは相談者だって知っている。

家族がいながら、頼れる家族は一人もいない。
それが分かっているからこそ犯罪に手を染めてまでカネを守る必要があった。

でも良かったじゃん。
今支給されている生活保護費はもう不正受給じゃない。
公明正大な国民の権利だ。

 

同志に虎の子1千万使い込まれ体力も夢追う気力も失った生活保護・摂食障害独女」への7件のフィードバック

  1. 何で、大事なお金の入った金庫を知人の家に置いておいたんだろう?暗証番号も簡単に見破られるようなものだったんでしょう。なんか甘いなぁと思います。あと生活保護って簡単に受けているのでなかなかまじめに働こうなんて気はおきないでしょう。

  2. なんか消化不良のような相談と回答だった。
    放送では出せない裏事情があったのだろうか?

    預金もできないし、手元にも置けないし、使い込まれても警察に届けることもできない訳アリのお金800万円。
    大体想像はつくけど・・
    相談者は真実を話していないような気がします。

    先生方は そこ、突っ込まなくてもいいの?
    そこはスルーして、生き方の問題にすり替えているの?
    ・・たしかに生き方の問題ではあるけど。

    それとも相談者のごまかしとズルさに気が付いた上でのアドバイスだったのだろうか?

  3. 管理人さんのコメントの通りだと思います。
    おおかたの人が そう思っていたでしょう。

    「夢 」 とか 「頑張ってバイトしてた」 とか そんな言葉が、不正受給の前では空虚にしか聞こえない。

    相談者は何のために相談してきたのか?
    隠し金が盗まれて「辛くて、ツラくて、堪らない」そんな気持ちをぶつけるところが無くて(ぶつけようにも ぶつけられない)、電話してきたのか?

    中川先生、「お金を使い込まれたくらいで潰れる夢なの?」・・ってアドバイスされてましたが、この相談には勿体ないアドバイスだと思った。

    こんなの、放送する価値があるのでしようか。
    腹立たしい放送内容でした。

  4. 不正受給は間違いないですが、お芝居とか芸能とかごまかしてる当たり、
    役者崩れと交際していて(向こうは金目当て)見事に持ってかれただけでは。
    あと、少し管理人さんと見解違うのは、親族の支援の拒絶。
    「あのさー、生活保護もらいたいから、役所から手紙届いたら
    支援できないって書いて返してね」
    くらいに仲がいいも悪いもない気が。

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