母の金を預かる妹。元に戻そうとすると逃げ回る。介護とバータを勧める弁護士
(再びパーソナリティ)
今井通子:
(苦笑)お分かりいただけましたか?
相談者:
はい、分かりました(苦笑)。
今井通子:
フフ(苦笑)
相談者:
はい、はい
今井通子:
だと思います。
相談者:
あのお、母親を、説得してみます。上手に。
今井通子:
はい
相談者:
はい
今井通子:
じゃ、そういうことで。
相談者:
はい、ありがとうございました、どうも。
今井通子:
はい
相談者:
ありがとうございました。
今井通子:
失礼いたしまあす。
相談者:
失礼いたします、どうもありがとうございます。
(内容ここまで)
番組柄、未婚の中老年男は珍しくないのだが、おしなべて言いにくそうにそれを言うのが常。
この男、訊かれてもないのに、
「私い、♪66歳の独身なんですけども」
タブレット純(*)かと思った。
(*)タブレット純: 男性歌手。ムード歌謡漫談という独特のジャンルを持つ芸人。おネエ口調。性的マイノリティであることをカミングアウトしている。
さて、もし回答者が男性陣ならまったく別の回答になっていた。
曰く、母親の金の使いみちに子どもが口出す幕はない。
特に塩谷崇之弁護士なんかはここらあたりのケジメには厳しい。
大迫 「『満足感を味わうためだけにそんな(手元に金を置く)ことをするのは無意味だ』と説得するほうがいいんじゃないでしょうか?」
仮に、もし相談者や妹がこれを口にしていたら、権利云々より以前に、その思い上がりを塩谷弁護士は厳しく叱責するに違いない。
ましてや弁護士がそれを勧めるなんてあり得ない。
いうまでもなく、相談者が説得する相手は母親ではない。
妹。
この点、相談者の考えは至って真っ当。
妹の言い分は母親に直接ぶつければいいだけの話。
それに、将来の出費への備えという妹の言い分はそれなりに筋が通っている。
500万円はいくらなんでもだが、母親にだって聞く耳はある。
筋が通らないのは、母の金を妹名義にしたことと、妹が話し合いを避けていること。
というより、何が起きているかを想像するに難くない振る舞いだ。
母親の資産の使いみちの話は、母親の資産をテーブルに置いてからでないと始まらない。
妹はこれができなくなってんだな。
マイナス金利だの、2口に分けただのという下りはイミフ。
ま、相談者が理解していないんだからし方がない。
いずれにしても絵を描いたのは妹。
だからって、最初から母の資産を使い込もうとしたわけじゃなかろう。
妹「ちゃんと私がやってあげるから、心配しなくてもいい」
妹が母の資産をつぎ込んだ先は投資。
それも、誰かに、あるいは何かの広告の甘言を真に受けた64歳のにわか投資だ。
これがわざわざ口座を妹名義にした理由。
あとは何に使おうと母の承諾は要らない。
一旦は丸め込まれた母親も、冷静に考えて、その後の残高確認をごまかす娘にシビレを切らしたというのが今の状況だ。
で、結果はお決まりの養分にされただけ。
増やすつもりが、大きく元本割れしてしまった。
大迫女史のアドバイスに従い、相談者の説得を母親が嫌々ながらでも受け入れて、母親がそのまま逝けば、妹の着服は闇に葬られたままだ。
遺産の半分はすでに妹がもらったことにして、現存する遺産をすべて兄にゆずればいいだけ。
このユルい相談者なら、その遺産すら妹と分けても揉めることはあるまい。
めでたし、めでたし
:
か?
もし大迫女史がそんなストーリー描いているのなら、大きな勘違いをしている。
わたしたちは法律家にそこまでの役割を期待していない。
事実は事実として、それをどう解決するかは当事者が選択することに他ならない。
弁護士に許されるのは、その選択肢と予想シナリオを示すところまで。
将来の看護をバータとして持ち出すアドバイスなんて聞くに耐えない。
妹に罪の上塗りをさせたいのかしら。
妹のやるべきことは、母にすべてを明らかにし、愚かさを認めて謝る以外にない。
バカには違いないけど、良かれと思ってやったことだ。
母親は嘆きながらも反省する娘を許す以外にないし、この兄だって妹をかばってくれよう。
それが家族。
てか、相談者が母を説得するとしたらこの場面だ。
残念ながら、妹はお天道様に顔向けできない人生を送ることになる。
誰が責めなくても、もう一人の自分に責められるのがまともな人間だ。
悪事を隠蔽し、
偽りの家族円満を演出し、
丸く治めた気になっているのであれば、
弁護士よりもヤクザ示談屋がふさわしい。
これも酷かった。
「飯と性。確認もせずに年下初婚に舞い上がった男69の再婚が9百万を失って終わる」
焼きが回ったか大迫恵美子。
兄は丸め込まれても、母はごまかせない。
半額の500万は回復しようのない妹による着服。
母が召されるまで引っ張るつもりだ。
#teljin #テレフォン人生相談— 読むテレフォン人生相談 (@KtatsMi) May 16, 2020
https://t.co/R5Avn2fYYW#teljin #テレフォン人生相談 #人生相談
半年前の放送回。
タブレット純似の相談者。妹さんご本人がコメント欄で真っ向から反論!
でもアタシ的には、誤解が晴れるまでには至らずかな。
むしろ金額や名義など、相談者の説明が正確だったことに関心している
— 読むテレフォン人生相談 (@KtatsMi) December 10, 2020
残りの500万円は使われてしまってもう残っていないと思う。
ズル賢い娘と頼りない息子、どちらも信用できない。
今回の大迫先生の回答は、極めて意外なものだった。
相談者の母親が、成年後見人が必要なくらいに認知症を発症しているなど、特別な事情でもない限り、母親がお金返せと言えば、妹は言う通りに返すのが筋。至ってシンプルな話であるので、そこに着目したアドバイスが聴きたかった。何だかんだと言って返さない理由をつけてくるということは、何かあると勘ぐりたくなる。
この母は兄妹の仲をどんだけ悪くしたいのかね。一緒に住んでる息子を信頼できずに妹に預け、今度は妹に返してもらえず。しかも「お金返して」って、自分からは言わない。これだと、まるで兄の意思でお金を戻せと母に言わせようとしてる構図になって、妹はますます疑り深くなってるんだと思うんだけど?
イライラする!自業自得だよ!
姑がスーパーで万引きする、っていう相談を思い出しました。
大迫先生の回答ワースト3に入るのでは?
まあ、今日の相談者ならしょうがないか(笑)
自分にはそれほど悪い回答には思えなかった。
確かに500万の保全が最重要なら取り戻すことを考えた方がいいのは間違いない。が、その場合は家族の関係は壊れてしまうかもしれない。大迫先生の言うように妹に500万を握らせてその分面倒を見させる方向に仕向けた方が「この頼りない相談者にとっては」妹と交渉するいい材料になるのではないかと思う。
母にそんな大金がすぐ必要でないのは回答で言われている通りだし、あとは残高確認させてもらえるようにするなり、500万の帰属について一筆書いてもらうなりすれば無理に取り戻さなくてもよいのでは?
私もそんなに悪い回答だとは思わなかった。
大迫先生もこの相談者だからこの回答だった気がする。
この相談者の手元に大金が入れば、 母のために使うかどうかは解らないと思う。
今も働いていないのだし、年金も月額7万ちょいでは母の助け無しでは生活できないでしょう。
多分今まで家事は元気な母がやってただろうし、生活費も主に母が出してたんだろう。(1000万のほかに300万あるって言ってたから。 もう底をついてきたのかな?)
手元の500万は母と二人で使うなり 相談者が貰っちゃうなりしたら?
元気な母がいずれ介護が必要になった時 この相談者が役に立つとも思えないので、妹に預けた500万は 施設入居代その他の介護費用及び葬儀費用として使うむね 妹に話を通しておけば?
管理人さんのコメントの鋭さに脱帽しました。衝撃的で読み物としても面白かったです。
妹さんの着服の可能性も多分にありますね。 いろんなパターンが浮かんでくる興味深い相談ですね。
実のところ私は、この頼りなさそうな相談者さんが本人ももしかすると、無自覚(?)の
黒幕ではないか?
と感じてしまうのです。
恍惚気味かもしれないおばあさんに、一緒に住んでるから、
いろいろなことを無意識(?)に吹き込んで不安をあおってしまった。
だからおばあさんは金を返せと言い出した。
兄の企み(?)を察知した妹さんは守りに入った。兄の無意識の裏の顔を読みとった大迫先生はあえてのなまくら刀を相談者さんに与えた。こんなシナリオなんですが、いかがでしょうか?
管理人さんに向けたブルームーンさんのコメント、同感です。
私も、僅か15分間番組の限られた情報で、ここまで深堀した見方が導き出せる管理人さんの洞察力、誠に恐れ入りました。
事実は確認のしようがありませんが、少なくとあたらずと雖も遠からずの域にあるのではないでしょうか。
テレ人ファンさん、同意コメント
ありがとうございます!
読むテレ人や、魂のこもった皆さんの
しっかりとしたコメントを読みながら、
私はまだまた何もわかってないなあ
・・と、
思っていたところを励まされました!
ブルームーンさん始め、皆さんのコメント興味深いものばかりです。
こちらこそありがとうございました。
今頃なの?と思われるかもしれませんが気付いたのが今頃なのですみません。実は私が母のお金を預かるこの相談内容に出てくる妹です。勝手な事ばかり言っている兄に対抗するのもバカバカしくなるのですが誤解されている方もおられるようなので少しだけ弁明させて下さい。まず、父の死後(17年前)1000万あったお金を500万づつにして母と私の名義で国債を購入。
私の名前にしたのは兄に取られる事を恐れた母が自分で印鑑まで用意して入れました。その頃私には何の権限もありませんでした。もちろん国債を解約することなどあり得ません。そして今に至るわけです。ここで兄の登場になりますが兄の年金は一月7万円ぐらい。でも借金があるので半分しか残りません。結局生活費は母が全部負担しているわけです。今では母もかなりボケが進んで通帳の残りもはっきり言えないぐらい。前に別で300万もありましたが兄にかなり使われたようです。そんな管理の出来ない母に500万を渡す事など恐ろしくて無理です。まだJAにかなりのお金が入っているのでそれがなくなってからでも遅くないと思っています。兄はそれが気に入らなくて狂ったように暴言を吐いて脅して来ます。長くなりましたがそういう事情がありまして500万は私が預かっています。
ここに5番目にコメントした匿名です。
やはり双方の言い分を聞かないとわからないもんですね(笑)。
上でしたコメントでも触れてますが500万円無事ならばそれを証明してみてはいかがでしょうか?何に使われたのならその使った分を証明する。論理的にはお兄さんはこれで文句言えなくなると思います。
あなたの言い分だと結局お兄さんはお金がほしいだけのようですので、つけこまれるような姿勢を見せるよりは明らかにするものを明らかにして堂々としていた方がいいように思います。
匿名さん、ご丁寧にアドバイスを頂きまして有難うございます。500万はもちろん無事です。て、いうか普通は手を付けないでしょう?兄もそこは信用していると思います。それに国債の証券は銀行が管理している為私の手元には何もありません。先日母が私の家に来てお金が無くて困るとぼやくのでJAの通帳を見せてもらいました。記帳したての残高を見てびっくり‼️どこがお金が無くて困っているんだよと、つっこみたくなる程の金額が入っていました。どうやら一桁少なく見ていたようです。最近はこんな間違いがよくあります。余裕ある残高に安心した母は500万の解約にはいっさい触れてきません。だから解約はもう少し先に伸ばします。母が要求しない限り兄も少しは私への攻撃を控えると思います。
本当にお騒がせ致しました。
こりゃ久々の展開。
管理人さんのコメントにも頷く部分もある。
こうなったら相談者が投稿で抗弁(?)するしかないね。