いじめ加害を後悔し続け死にたい1歳のママ。加藤諦三「偽りの自責感です」

(回答者に交代)

田中ウルヴェ京:
はい、よろしくお願いします。

相談者:
お願いいたします。

田中ウルヴェ京:
はい、まず、ソーシャル・クロックって、社会の時計って、ま、通訳・・はそのままですけれど、女性が、30、ぐらい、になって、そして、ま、もちろん、その、ご結婚、4年、目で、

相談者:
ええ

田中ウルヴェ京:
お子さんが。
これ、こう、とっても、こう女性の人生にとって大きな、節目、なんですよね。

相談者:
はい

田中ウルヴェ京:
社会の、役割の中で、ホントの責任がやって来た。
子供が産まれて。

相談者:
はい

田中ウルヴェ京:
今まで1年間、いろいろもちろん、母親1年生として、こ、学んだこともあると思うんですけれど。

相談者:
ええ

田中ウルヴェ京:
なので、恐らく、この、社会時計の意味では、こ、大きな人生の節目で・・ちゃんとこれから母親という・・役割を務めるために、というふうに考えたときに、フッと・・ご自身のことが浮かんだのかなあというふうに、推測をしました。

相談者:
はい

田中ウルヴェ京:
ちょっと、いくつか追加の質問をしたいんですけれど。

相談者:
はい

田中ウルヴェ京:
いじめを、していたのは中学の頃まで、でしたか?

相談者:
その1年間・・

田中ウルヴェ京:
はい

相談者:
だけでした。

田中ウルヴェ京:
ですね?

相談者:
はい

田中ウルヴェ京:
で、その1年間のいじめに対して・・「あー、なんて」・・「人を傷つけてしまったんだ」ということを思ったのは、初めて思ったのはいつですか?

相談者:
いじめが終わった翌年の・・中学3年生だったんですけれども。

田中ウルヴェ京:
なるほど。

相談者:
はい

田中ウルヴェ京:
中学3年のときにすでに、人を傷つけてしまったと思って。

相談者:
ええ・・ええ

田中ウルヴェ京:
そのあと、他の人にあまり、言わなかったっていうことですね?

相談者:
あ、そうですね、そのとき・・その年代に目撃していた・・もしくは、ま、一緒に・・いた友人ら・・達以外は、知らない・・はい

田中ウルヴェ京:
お父さまやお母さま、そしてご主人にも、この話はしていないと。

相談者:
ええ、してないです。

田中ウルヴェ京:
ん、なぜしてないんでしょ?

相談者:
自分が最低の人間である・・っていうのを(涙声)・・それを話すことによ・・って、自分ん、がやって来たひどいことであったり・・そのいじめ、ていた・・人お、が・・その後、ちょっと病んでしまったっていう噂を聞きまして。

田中ウルヴェ京:
はい

相談者:
それを、実態の物とするのも・・怖くて、その噂も確かめられず。

田中ウルヴェ京:
うん、うん

相談者:
また相談することによって、それと・・向き合わないといけないというのも、怖く。

田中ウルヴェ京:
ですよね。

相談者:
はい

田中ウルヴェ京:
そこまで分かっていながら、なぜ電話をする、という行動に、あなたは今出たんでしょうね?

相談者:
1年前に、えー、娘が、産まれて(涙声)、

田中ウルヴェ京:
はい

相談者:
え、1つは、その、死にたいと思っていたことを(鼻をすする)、も、この子のために叶えられないなと思った、こと・・そして、その子が産まれて、より・・人の親になり・・その、いじめ・・ていた、事実を、よりい、罪に、感じるようになったこと・・

田中ウルヴェ京:
うん

相談者:
そして・・世の中、たぶん、いじめ、てた人って、いじめられてる人よりいっぱい、いる、じゃないですか。

田中ウルヴェ京:
はい

相談者:
そういう人・・たちが、一体・・どうやって生きているんだろうっていうのがホントに分からなくなったので(鼻をすする)、

田中ウルヴェ京:
うん

相談者:
聞いてみたいと、

田中ウルヴェ京:
うん

相談者:
思ったところです。

田中ウルヴェ京:
大事なことおっしゃいましたよね?
「死ねなくなった」

相談者:
ええ

田中ウルヴェ京:
つまり・・ホントの落とし前つけなきゃいけなくなったんですよね、母親になって。

相談者:
ええ・・はい

田中ウルヴェ京:
なので、やった事実ってもう変えられないですよね?

相談者:
(鼻をすする)はい

田中ウルヴェ京:
つまり、いじめたっていう事実は変わらない。

相談者:
はい(鼻をすする)

田中ウルヴェ京:
でえ、そのことによってそのいじめられた方が、どんなふうになったかっていうのも、もう怖くて聞けないぐらいだけれども、でも・・お、その、方の人生を、何か、大変なことにしてしまった自分っていうのも・・変えられないですよね?今ね。

相談者:
はい、はい

田中ウルヴェ京:
ん、で、そのことをさらに感じたのが、人の親になってからだって意味では・・いじめられた、お子さんだけでなく・・そのいじめられたお子さんのお母さまのことも思い浮かんでしまったってことですよね。

相談者:
はい

田中ウルヴェ京:
ん。
つまり・・ご自身のお子さんが、そんなふうになったらホントに心が痛くなる、

相談者:
(鼻をすする)

田中ウルヴェ京:
ことも感じられるようになった、ってことですよね?

相談者:
はい

田中ウルヴェ京
ん。
・・じゃあ、どうするかってことしか考えられないんですよね。

相談者:
はい

田中ウルヴェ京:
つもり、どんなに悪いことを、ま、したとしても、

相談者:
はい

田中ウルヴェ京:
ちょっと、いい方、ちょっと極端ですけれど。

相談者:
はい

田中ウルヴェ京:
あなたにはまっとうな理由があったはずですよね?その時。
要は・・いじめた理由が・・なんとなく調子に乗っちゃってた。
その調子に乗ってたいうのはもしかすると、なんとなくそのほうがカッコ良かったかもしれない。

相談者:
はい

田中ウルヴェ京:
その辺ちょっと具体的にちゃんと自分で、過去の整理のために、

相談者:
はい

田中ウルヴェ京:
あなたはなぜいじめたのか?っていうのは、ちゃーんと掘り下げるっていうことはまず、母親1年生として、できることです。

相談者:
はい

田中ウルヴェ京:
要は・・ホントの理由は何か?
たぶんこの、お調子者での言葉の中に、とっても深い意味があるはずなので。
そもそもわたしはなぜ?・・わたしの理由はなんだったか?って考えてみることがまず1つです。

相談者:
はい

田中ウルヴェ京:
理由は何かというと・・いじめた事実は変えられないが・・

相談者:
はい

田中ウルヴェ京:
そのことによって学べることが、ひ、あります。

相談者:
はい

田中ウルヴェ京:
要は、過去そんな、間違ったことをしてしまったときのわたしの思いはこれだったっていうことが分かると・・

相談者:
はい

田中ウルヴェ京:
今後子育ててでとても重要なことが分かります。
それ何かというと・・

相談者:
はい

田中ウルヴェ京:
お子さんがこれから、いろんな、行動をしますよね。
もしかしたら、人をいじめるかもしれないし、いじめられるかもしれないし。

相談者:
はい

田中ウルヴェ京:
その行動の裏にちゃんと注目できる母親になれる可能性があります。

相談者:
はい

田中ウルヴェ京:
母親ってやっぱり・・すごく責任の重い、お仕事ですから。

相談者:
はい

田中ウルヴェ京:
とても人生をかけてできる、ホントに充実したお仕事になれると思いますので。

相談者:
はい

田中ウルヴェ京:
1回ちゃんと反省を、具体的に書いて、みることをオススメします。ホントの、わたしなんだったのか?ってことちょっと書いてみてください。

相談者:
はい、ありがとうございます。

田中ウルヴェ京:
はい

(再びパーソナリティ)

いじめ加害を後悔し続け死にたい1歳のママ。加藤諦三「偽りの自責感です」」への18件のフィードバック

  1. またあの時と同じ様に虐めたくなったのかな。自分の娘を。

    1. 加藤さんはかなり優しい言い方してるけど、端的に言えば「卑怯者」だよね
      本当にずっと悩んでたのなら、結婚なんてしないよ普通
      いじめ以外にも人間関係でいろいろやらかして、自分が悪く言われそうになったら嘘をついたり取り繕って、都合が悪くなると逃げて、を繰り返してきたんじゃないの?
      子供に関しては絶対に逃げられないし自分が被害者になることもできないから、人生で初めて追いつめられて怖くなったんでしょう

  2. 深刻な社会問題になっている虐め…低年齢化しているけど
    動機って言う観点から解析、分析して加藤先生の得意分野での助言でした…
    「虐める」動機から行動やら背景があるんですね相談者に
    この欲求不満これが無意識化に溜まってしまうとね~当然だよね
    人間の成長過程で親から「甘えたい、関心を持って、愛されたい」この健全な欲求が
    与えられないと虐める行動になる…
    意識化では「嫉妬とか、面白く無い」感覚に映るんだね他者に対して
    ある意味、子育て最中の親御さんは気づかされるはずだよね子供の心理がね…
    「自分の人生は自分で責任を取る」
    相談者も今は苦しんで自責感やらで反省しているからね
    道徳的には虐めの行動、行為は許さないけど…そのぶん相談者は代償として今後
    自分自身と向き合って生きることだね~
    本当の自分に気付き人生送って欲しいです

  3. 昔自分はいじめっ子だった、という逃れようのない事実を抱えながら、子供に「いじめはだめよ」なんて教える未来がもうそこまで迫ってる。

    いじめられた側はね、一生忘れませんよ。

  4. 気付けてよかったですね。毎日後悔して、自己嫌悪におちいって、うまくいかない育児に怒って、毎日感情をしっかり感じ切ることが今は大事だと思います。人からされて嫌だったことは、傷付くけど結局相手(相談者)の問題です。自分がしてしまったこと、毎日ひとりで感じてください。そうすれば少しずつ癒されます。楽になろうと正当化したり、言い訳したり、誰かになぐさめてもらおうとしたらお子さんもまた、同じ問題を繰り返すと思います。
    いじめてもいじめられてもいい、と覚悟できるまで苦しんだら、例え実際にそうなったとしても絶対に解決できる意識高い系の人間になれると思うんです。だから今は1日1日生き切って欲しいです

  5. 加藤先生の「偽りの自責感」。
    流石、キレのあるストレートパンチだったな。
    だって相談者、自責感に囚われていながらも普通の女性に擬態して結婚してセックスして子供を拵えたんでしょ。
    自分の子供を見て擬態が破られる日が来るのを感じて怖くなって電話してきた訳よね。
    管理人さんの言う通り、加害者が相談してくるのは非常に珍しい。
    なぜなら加害者は自分が擬態していることにすら気づいていないか、被害者そのものすら忘れている。
    今回の相談者はたまたま小心者なだけ。

    加害者の方が社会で成功する、って本当だな。
    被害者は普通に働くのも結婚するのも諦めているケースが少なく無い。
    脳の中に抗えない楔みたいなのが植え付けられた感じがして、その後の人生にも影を落としている。
    自分の子供がまた同じ目に遭ったら嫌だな、加害者と一緒に働くのも空気を吸うのも嫌だな、と。
    テレ人は被害者からの相談の方が多いけど、相談者が被害者側の相談を聴いたら呼吸が止まりそう。
    相談者を縄に縛って被害者達がどんな人生を送っていたか、ゆっくり聞かせたらどうなることやら。
    得た物より諦めた物、手放した物が多いのよ。
    そのまま息止まって良いんだけどね。

    被害者は被害者で、加害者の幻影から逃れようと第二第三の人生に自分を没頭させていると思うけどね。
    ただそれに失敗した人間が所謂「無敵の人」として突進してくる。
    相談者はそういうニュースを聴いて報復される日を想像してるのかな。
    やはり小心者というか卑怯者ね。

  6. 相談者さん、このページをご覧になっているなら、どうかあなたがいじめた被害者の方に謝りに行って下さい。
    あなたも、被害者の方も、前に進めるただひとつの方法です。
    人生相談に電話しても、関係のない善行を繰り返しても、解決にはなりません。あなたのお子さんがいじめにあうまで解りませんか。

    1. 今さら謝りにこられて、勝手にスッキリされても、被害者のこちらは更なる憎悪しか生まれませんよ。いい人ぶってトンチンカンなアドバイスはしないで下さい。

  7.  もしかするとこの相談者は子供に障がいがあると判明した為に、その現実逃避から自分は呪われているという妄想に逃げ込んだのかも知れない。
     その妄想を満たしてくれるのが虐めに由来するカルマ論だったのだではないだろうか。

  8. いじめは永遠になくならない 難しいですね
    人には感情があるから いやという感情を消すことはできない

    いじめにも色々要因がありますが 一番多いのは
    劣った者を攻撃したい という気持ち
    「私のチームに劣った者がいる。いやだ」という気持ち
    大人ですらありますし 実際に行動に表すことあります
    まして感情制御が未発達なこどもでは

    逆に抜きんでた者がいじめられることもあるし
    同調しない者がいじめられることもある
    永遠のテーマですね いじめは

  9. 相談者が成人して以降もずっと罪悪感を引き摺ってる(偽りかもしれないが)のは、被害者が自殺したからではないか。新聞にも載って相談者も聴取されて。でないと、教師の仲裁で終わる程度なら案外忘れているもの。群馬県、滋賀県、福岡県‥いじめ自殺が発生した学校は残念ながらいくらでもある。
    自分が親になって初めて事の重大さが分かったのだろう。あるいは、単に黒歴史がいつか子供に知られるのを恐れているだけか。

  10. 仏教の「善行」は…じゃあそういうことなの?!
    Σ(゚д゚lll)ガーン…

    あなたが苦しみを与えた人にとっては何ら救いにもならないが
    他の人に善行をしていくことであなたの心が落ち着けばそれでいい。
    ・・・と?!
    輪廻転生を考え、時間軸より上から見たら、いじめた相手本人にではなくとも、まわり巡るものなのでそれでよし、となる。かつ、いじめた人が落ち着けば周囲も平穏になる。

    「外の目標」とは親なのでしょうか??
    抑圧してた「いい人じゃない本当の自分」を素直に認めて…両親と話す??怒りをぶつける?ただ知るだけ?(親が変わるわけないし)
    「いい人でいなきゃ~」とか自己欺瞞せず、本当は罪悪感をあまり持ってない自分で生きればいいだけってことなんですかね。

  11. 加藤センセもこりゃ怒る
    子育てや今の不満を”死”という脅しで転嫁する姑息さ
    更にその理由すら”懺悔”という形で誤魔化すズルさ
    言うのは簡単、本気で死ぬつもりないでしょ?
    (ご丁寧に死ねない理由まで自分で言ってます)
    逆算してみろ?
    懺悔することで死を意識させ子育てや不満を放棄、攻撃できる、、
    そうやって生きてきたし
    生きていくのだろう
    鬼である

  12. いじめた過去で死にたいって、そりゃ、いじめた相手が自殺したからでしょうねぇ。
    間接的に殺人犯したんだから。

    それを子供がいるから死ねないとか、自分と周囲を騙して生きていく言い訳。
    死ねば良いとか思わないけど、死にたいって言ってる自分を許してるのだったら、まだ甘いね。

    元イジめられっ子より

  13. 30まで自殺したいって言いながら被害者気分に浸ってれば誤魔化せてたし、ヒロインごっこ楽しかったんだろうね
    どうせ本当の自責には辿り着けないよ
    だから一生このまま抱えてお墓まで行ってください
    自殺しちゃった人が生きる予定だった時間と同じだけの年数苦しんでください

  14. いじめ加害者は同じ事を繰り返すよ。
    過去「愛されなかった」欲求があるからそれが解消されない限り結局同じ事を繰り返す。
    「いじめ」じゃなくても社会に出て「イビリ」をやったり「パワハラ」をやったり、娘に対して「暴力を振るったり」ね。
    「善人の皮」を被っているだけで本質的には「いじめっ子」から進化していない偽善者。
    妻に手を上げたく無いのに上げちゃうDV加害者と同じなんだよ。罪悪感感じちゃってる系いじめ加害者は彼等と同じように更正セミナー受けてきなさい(自分の加虐性の原因を発見出来ない限りどうせまた社会に害を撒き散らすんだから)。
    某いじめ贖罪漫画が叩かれたのはコイツと同じ心理だからだろうな。

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