男の専売特許も今や昔。カラダと結婚を餌に同僚主婦に待たされ続けた5年
(回答者に交代)
中川潤:
こんにちはあ、中川です。
相談者:
よろしくお願いします。
中川潤:
(息を吸って)あのね?
相談者:
はい
中川潤:
今お付き合いされてる、ま、Aさんとしましょうかね?
相談者:
はい・・ええ
中川潤:
Aさんは・・ご主人子供さんと・・
相談者:
はい
中川潤:
今一緒に暮らしてるの?
相談者:
はい、4人で・・暮されてますね。
中川潤:
うーん・・そうするとねえ?
相談者:
えーえ
中川潤:
加藤先生があ、いみじくもおっしゃったように、もう、ご自身の中で不自然でないんですよお。
相談者:
うーん
中川潤:
だからね?・・ま、比較的美しい言葉で言えば・・A子さんは、多情な人でありましてね?・・あなたも・・愛し・・夫も・・ある意味、愛し・・
相談者:
はい
中川潤:
という、ところにあなた置かれてるだけなのであって、
相談者:
・・はい
中川潤:
も、ハッキリ言うけど別れなはれ。
相談者:
・・わ、別れろ?
中川潤:
手、切るんですよ。
相談者:
はい
中川潤:
うーん
でね?
相談者:
ええ
中川潤:
ましていわんや、あなたね?
相談者:
ええ
中川潤:
法律的にはめっちゃくちゃヤバい立場にあるのよ?
ご主人から・・
相談者:
はい
中川潤:
してみたら・・自分たちの夫婦関係をぶち壊しにかかってて。
相談者:
はい
中川潤:
その奥さん・・と、2人でですね?・・自分たちの婚姻関係を・・破壊せんとする、共同不法行為者の立場にあるんやと・・いうんで、あなた慰謝料請求される立場なんですよ。
相談者:
うーん
中川潤:
で、あなたが、
相談者:
はい
中川潤:
そのお、女性に対して、逆に、俺を騙したどうのこうのって慰謝料請求、できるような立場じゃないす。
相談者:
はい
中川潤:
で、そうすっとね?、もう、ホントにハッキリ言うけど・・
相談者:
はい
中川潤:
あなたの前での彼女ってのはそれなりにね?・・使い分けみたいなものがありましてね?
相談者:
はい
中川潤:
あなたと一緒にいるときはあなたの、連れ合いなんですよ。
相談者:
はい
中川潤:
だけど・・あー、ご家庭に帰れば・・あ、いいお母ちゃんで、場合によって、いい・・
相談者:
うん
中川潤:
奥さんなんですよ。
相談者:
はい
中川潤:
うん
そういう状況の人なんですよ。
相談者:
はい
中川潤:
だからこの先い・・2人で歩もうというふうな、道を考えておられるんであれば・・
相談者:
はい
中川潤:
まったくあなたは幻想の人を見てるんです。
相談者:
幻想ですか?
中川潤:
幻想です。
相談者:
・・はあ
中川潤:
まったくの幻想です。
相談者:
はあ
中川潤:
そおれはもうハッキリしてます。んでね、
相談者:
夢を見ているという状態でしょうか?
中川潤:
ゆ、夢っていうか・・あなたの前の彼女は、それはそれ、ん、その通りなんですよ。
相談者:
はい
中川潤:
だけど、あなたの知らない彼女が・・
相談者:
はい
中川潤:
もう1人いるんですよ。
相談者:
はい、はい
中川潤:
だから、あなた自身が、自分の中で、その彼女を、勝手に美化してるだけの話で、
相談者:
なるほど・・はい
中川潤:
実情はまったく違う人です。
相談者:
ん、なんとなく、う、う、わ、分かってました、けど。
中川潤:
でしょ?
相談者:
え
中川潤:
ね?あなたは心の隅にあったんだよ、そういうのがね?
相談者:
はい
中川潤:
ね?
相談者:
ええ
中川潤:
でね?、幸いなことに・・
相談者:
はい
中川潤:
あなたまだ42だから。
相談者:
はい(涙声)
中川潤:
十二分に若いんですよ。
これから、
相談者:
・・(涙声)若いでしょうか。
中川潤:
うん、これからあなたみたいに、そおこまでね?
相談者:
ええ
中川潤:
誠実に人をね?
相談者:
はい
中川潤:
信じられる人なんであれば・・もっとあなたにふさわしいいい人が、と出会いがありますから。
相談者:
あー
中川潤:
もう、さっさとね?
相談者:
はい
中川潤:
そのお、女性の方とは・・
相談者:
ええ
中川潤:
ご縁を切りなさいな。
相談者:
はい
中川潤:
すっぱりと。
相談者:
・・
中川潤:
それで・・いいですか?・・
相談者:
はい
中川潤:
こっからが大事なんだけど。
相談者:
はい、はい
中川潤:
そこで、あなたあ・・どたまにくるわな。
相談者:
はい
中川潤:
それを・・今度、刃(やいば)を彼女に向けて・・
相談者:
はい
中川潤:
この恨み晴らさでおくべきかとか、そういうアホなことはやめなはれ・・ね?
相談者:
・・そうです、え、はい
中川潤:
うーん・・もうね?、すっぱりしたら・・けんもほろろで・・
相談者:
はい
中川潤:
「何をすり寄って来るんや」と。ね?
相談者:
え・・ええ
中川潤:
声かけて来たら・・
「あーそうかいな」と。
「あんたなあに?」って・・いうぐらいな形で、リスタート切らないとダメよ?
相談者:
はい
中川潤:
すっぱり分かりなさい?
相談者:
・・
中川潤:
もう、ハッキリしてます。
相談者:
そう&#、ハッキリしてますね?
中川潤:
ハッキリしてます。
相談者:
&#
中川潤:
もう、120%ハッキリしてます。
相談者:
はい
中川潤:
が、あなた好きなんでしょ?でもお。
相談者:
はい、ヒヒヒ(苦笑)
中川潤:
ねえ?
相談者:
そうなんです(苦笑)。
中川潤:
そうなんだよな。
相談者:
ええ
中川潤:
困っちゃうんだよな。
相談者:
(苦笑)
中川潤:
うん
相談者:
そうですね、エヘ(苦笑)
中川潤:
うん、だから流行りのセックスフレンドかなんかにでもするんならさ・・
相談者:
はい
中川潤:
そうやって割り切っていくんならいいけど。
そういうご関係になったら、余、余計あんた・・
相談者:
はい
中川潤:
もろ、慰謝料をね?・・ドパーンとね?、ブチかまされる・・
相談者:
はい
中川潤:
う、リスクを、背追い込んで、行く道のほうへ・・ポイントを、間違って切っちゃうことになるからね?
それ、やめとくことよ、絶対。
相談者:
はい
中川潤:
ね?・・思ってバイナラしたほうがいいす。
相談者:
はい・・そうですねえ・・
中川潤:
ね?
相談者:
急には変えられないんですけれども(苦笑)。
中川潤:
いや、急に変えるんだよ。
相談者:
・・急にですか(苦笑)?
中川潤:
はあ、急に変えるんだよお・・
相談者:
・・
中川潤:
あなたいつまで経ってもズルズル、ズルズルね?・・
相談者:
ええ
中川潤:
これ、これが6年になりの、7年になりの。
相談者:
はい
中川潤:
あと8年したら、あんた50だべ。
勿体ないじゃないか、これからの1年2年が。
相談者:
・・
中川潤:
まだ42だよ、あなた。
相談者:
はい
中川潤:
ねえ?
相談者:
切り替えてみます。
中川潤:
「切り替えてみます」じゃなくて、やんなきゃダメ。
相談者:
・・はい
中川潤:
絶対ダメ。
相談者:
はい
中川潤:
美しい思い出であるうちに別れたほうがいいです。
相談者:
・・分かりました。(ため息)
中川潤:
はい、と思います。
(再びパーソナリティ)
彼女と会った時にセックスなしで別れるなんてこと、「考えたこともありません」。
それでいて、別れを勧められると涙ぐんでしまう。
独身男42歳、若いなあ。実存的欲求不満だとしても、本人の意識としては、生きる拠り所が消えて無くなる怖さとかではなく、愛する人との関係を絶てと言われたことへの、感傷的な涙のような気がする。
恋愛=セックスではなくて、虚しさや怒りやなんやを他人の身体で埋めることもあることを、42で不倫相手と会う度にセックスしてたらわかってんだろと思うけど、なんか、「考えたこともありません」と言い放ちながら涙ぐむところを見ると、彼女との相性、需要と供給はガッチリ合っているんだろうなあ。
考えたこともないなら、一度彼女と部屋でお茶するだけで帰らせてみたら。この男性にとってはかなりハードルが高そう。女性がやすやすと超えてきそう。会ってもセックスしない、それができないなら、彼女に二人のこの先のことについても問い詰めることができないまま、行き着くとこまでいきそうな男性だなあ。こんな氷河期世代もいるんだなあ。
多情な女なら浮気相手も相談者の他にいるかもしれません。相談者はone of themだったりして。
私の周りは既婚者同士、セックスレスを補いあうのが目的ではないかと思われる不倫ばかりなので
あまりのピュアぶりに唸ってしまいました。
よくまあ5年も。
良い人みつかりますよ。
頑張ってしっかり別れてください。
相談者さん
本人も言ってましたが孤独な方なんでしょうね。
sexが好きというよりsexしてる間は孤独が解消されて満たされてる気になるのかも。
寂しくて純粋な人だからこんな誠意の無い女性に5年も引っかかるんだよ。
中川先生が仰るようにこの女とは別れて・・・。
別れなきゃ出会いすらないのだから。
まだ42歳出会いは沢山あるはず。
たとえ出会えなくてもこの女と居るよりは一人の方がマシだよ。
エルグレ子さんが仰る通り、別れて次の彼女探せればいいのだけど、今の彼女が良い女に見えちゃうんだよね。
だから新しい彼女が出現しそうになっても、今の彼女にしがみつく。
僕の場合、彼女が大人になってくれて、あなたの事考えて合わないでおこう、って厳しく規制しながらも友人として連絡取ってる状態が続き、やっと彼女を超えると思われる新しい彼女が出来ました。
多分前の彼女と付合ったまま、今の彼女と出会ってたら、前の彼女をとっていたかもしれません。
経験ない人には不合理な事かもしれませんが、それが事実。
だから、先生らが仰る事は専門家レベルでお話しされてるんでしょうが、結果的には合致していると思います。
しっかし、エロい女!!どなたかのおっしゃったワンオブゼム、常にではないでしょうがビンゴだと私は思います。この相談者がセックス依存に陥ってるのは、この人妻のテクニックによる側面もあるのでしょう。
坂口安吾の『桜の森の満開の下』という小説を思い出しました。こわいけど名作だから読んでみてね。
軽い既婚男&重い独身女が不倫の定番だけど、逆パターン珍しいね。