男の専売特許も今や昔。カラダと結婚を餌に同僚主婦に待たされ続けた5年
(再びパーソナリティ)
加藤諦三:
今あの・・
相談者:
はい
加藤諦三:
中川・・先生からね?
相談者:
ええ
加藤諦三:
ホントにいいアドバイス受けて、も、ホントに別れたほうがいいっていうのは・・その通り僕も大賛成です。
相談者:
はい・・はい・・はい
加藤諦三:
今あなた仕事は生き甲斐になって、いないね?
相談者:
そうかもしれません。
加藤諦三:
もう1つ・・本当に親しい友人関係がないね?
相談者:
・・そうです。
加藤諦三:
つまり、あなた今・・
相談者:
はい
加藤諦三:
人生に虚無感があるね。
相談者:
虚しいです。
加藤諦三:
虚しいですね?
相談者:
はい
加藤諦三:
よく言ったあ(ため息)・・これえ、認めないとダメだったんです。
今、あなた生きることが虚しいんです。
相談者:
はい
加藤諦三:
それだから・・彼女との肉体関係は・・あなたにとって物凄い、意味があるんだよね?
相談者:
そうですねえ、物凄い意味がありました。
加藤諦三:
・・そうなると・・別れるのは・・
相談者:
&#
加藤諦三:
ちょっとやそっとじゃ大変だよね?
相談者:
はい
加藤諦三:
本当の愛じゃないんですよ。
つまり・・仕事に生き甲斐がない。
親しい友人がいない。
生きることに、虚しさがある。
相談者:
はい
加藤諦三:
こういうのを、実存的欲求不満(*)っていうんですよ。
(*)実存的欲求不満:
欲求不満とは欲しいものが手に入らない、満たされない状態のことで、性欲、食欲、物欲と具体的に満たされない対象が認識できる。
これに対して実存的欲求不満とは、欲求不満の対象、何の欲求か?何に不満か?が本人にも分らない。
というか、分かるのであればそれはすなわち単なる欲求不満となる。
これは、人間が何かを目的として存在しているのではなく、ただ存在しているという現実があるからとされる。
すべてを手に入れたような大富豪や権力者も抱える欲求不満。
実存的欲求不満は生きる目的、生き甲斐と言い換えられるかもしれない。
相談者:
はあ
加藤諦三:
つまり、あなたの・・生きることに対する、張り合いとか・・
相談者:
はい
加藤諦三:
生きてる意味とか・・
相談者:
はい
加藤諦三:
そういう欲求が満たされてないの。
相談者:
・・はい
加藤諦三:
そういうときっていうのは、
相談者:
はい
加藤諦三:
欲望が肥大化するんです。
相談者:
はあ
加藤諦三:
だから今あなた欲望が肥大化してるから、
相談者:
はい
加藤諦三:
彼女と会ったときに、
相談者:
はい
加藤諦三:
セックスしないで別れるなんてことはなかなかできないよね?
相談者:
考えたこともありません。
加藤諦三:
考えたことないよね?
相談者:
ええ
加藤諦三:
もうそれなしに・・自分が持たないの。
相談者:
はい
加藤諦三:
で、恐らく・・
相談者:
はい
加藤諦三:
彼女のほうもお・・夫婦関係・・家族・・そこが・・それほど意味を持ってないよね。
だから彼女にとってもあなたとの・・
相談者:
はい
加藤諦三:
肉体関係は物凄い意味持ってんですよ。
相談者:
うん、うーん
加藤諦三:
これはまったく・・2人共現実から離れちゃったの。
相談者:
うーん
加藤諦三:
それは分かる?
相談者:
・・そうですね。
加藤諦三:
自分の人生を生きて来なかったよね?あなた。
相談者:
・・そうかもしれません。
加藤諦三:
よく言ったあ・・・そうなんです。
相談者:
・・ありがとうございます(涙声)。
加藤諦三:
うん・・自分の人生・・
相談者:
・・ええ
加藤諦三:
生きて来ないから・・
相談者:
はい
加藤諦三:
虚無感ができて・・
相談者:
はい
加藤諦三:
そこで、欲望が肥大化して、
相談者:
ええ(泣)
加藤諦三:
41歳のこの女から離れられないような生き方をして来たんです。
相談者:
はい
加藤諦三:
だからこれは・・
相談者:
ええ
加藤諦三:
あなた全部今認めてるからいい機会。
相談者:
はい
加藤諦三:
今日から・・本当の、自分自身の人生を生き始めるんです。
相談者:
・・
加藤諦三:
これキツいよ?
相談者:
そうですねえ(ため息)。
加藤諦三:
だけど・・今までそこまでの42年間の・・
相談者:
はい
加藤諦三:
ツケを払うときです。
相談者:
・・ツケですね。
加藤諦三:
42年間・・
相談者:
はい・・(鼻をすする)
加藤諦三:
1つ1つのことを・・
相談者:
ええ
加藤諦三:
きちーんと・・解決しながら生きて来なかった。
相談者:
はい・・(息を吸って)・・
加藤諦三:
1つ1つ・・
相談者:
先生が言われてることは、あ、ん、もう、分かります。分かりました。
加藤諦三:
1つ・・
相談者:
分かってます自分で。
加藤諦三:
うん・・これから・・
相談者:
はい
加藤諦三:
素晴らしい人生が開けます、42歳。
相談者:
頑張ってみます(涙声)。
加藤諦三:
うん・・大丈夫だよ!
相談者:
はい
加藤諦三:
はいどうも失礼します。
相談者:
ありがとうございました(涙声)。
加藤諦三:
心の健康の条件の1つ。現実の世界に接して生きる。
仕事中の視姦を現実化する瞬間。
制服なんかあれば最高。
やめられまい。
依存症。結婚!?
快楽を捨てる意味ではそれも別れと同じ。今の情熱は人妻だから。
性愛を愛情と勘違いしてるけど気づくのは結婚してから。
できないけど。
#teljin #テレフォン人生相談— 読むテレフォン人生相談 (@KtatsMi) July 18, 2020
彼女と会った時にセックスなしで別れるなんてこと、「考えたこともありません」。
それでいて、別れを勧められると涙ぐんでしまう。
独身男42歳、若いなあ。実存的欲求不満だとしても、本人の意識としては、生きる拠り所が消えて無くなる怖さとかではなく、愛する人との関係を絶てと言われたことへの、感傷的な涙のような気がする。
恋愛=セックスではなくて、虚しさや怒りやなんやを他人の身体で埋めることもあることを、42で不倫相手と会う度にセックスしてたらわかってんだろと思うけど、なんか、「考えたこともありません」と言い放ちながら涙ぐむところを見ると、彼女との相性、需要と供給はガッチリ合っているんだろうなあ。
考えたこともないなら、一度彼女と部屋でお茶するだけで帰らせてみたら。この男性にとってはかなりハードルが高そう。女性がやすやすと超えてきそう。会ってもセックスしない、それができないなら、彼女に二人のこの先のことについても問い詰めることができないまま、行き着くとこまでいきそうな男性だなあ。こんな氷河期世代もいるんだなあ。
多情な女なら浮気相手も相談者の他にいるかもしれません。相談者はone of themだったりして。
私の周りは既婚者同士、セックスレスを補いあうのが目的ではないかと思われる不倫ばかりなので
あまりのピュアぶりに唸ってしまいました。
よくまあ5年も。
良い人みつかりますよ。
頑張ってしっかり別れてください。
相談者さん
本人も言ってましたが孤独な方なんでしょうね。
sexが好きというよりsexしてる間は孤独が解消されて満たされてる気になるのかも。
寂しくて純粋な人だからこんな誠意の無い女性に5年も引っかかるんだよ。
中川先生が仰るようにこの女とは別れて・・・。
別れなきゃ出会いすらないのだから。
まだ42歳出会いは沢山あるはず。
たとえ出会えなくてもこの女と居るよりは一人の方がマシだよ。
エルグレ子さんが仰る通り、別れて次の彼女探せればいいのだけど、今の彼女が良い女に見えちゃうんだよね。
だから新しい彼女が出現しそうになっても、今の彼女にしがみつく。
僕の場合、彼女が大人になってくれて、あなたの事考えて合わないでおこう、って厳しく規制しながらも友人として連絡取ってる状態が続き、やっと彼女を超えると思われる新しい彼女が出来ました。
多分前の彼女と付合ったまま、今の彼女と出会ってたら、前の彼女をとっていたかもしれません。
経験ない人には不合理な事かもしれませんが、それが事実。
だから、先生らが仰る事は専門家レベルでお話しされてるんでしょうが、結果的には合致していると思います。
しっかし、エロい女!!どなたかのおっしゃったワンオブゼム、常にではないでしょうがビンゴだと私は思います。この相談者がセックス依存に陥ってるのは、この人妻のテクニックによる側面もあるのでしょう。
坂口安吾の『桜の森の満開の下』という小説を思い出しました。こわいけど名作だから読んでみてね。
軽い既婚男&重い独身女が不倫の定番だけど、逆パターン珍しいね。