モヤ相談にはモヤ回答。死を恐れる22歳へ。精一杯咲かなかった人は散るのが怖い
(再びパーソナリティ)
加藤諦三:
人間は・・成長しなければならないんです。
相談者:
はい
加藤諦三:
成長するっていうことは自分自身になるっていうことなんです。
相談者:
はい
加藤諦三:
母親・・固着からも・・
相談者:
はい
加藤諦三:
解放されるってことなんです。
相談者:
はい
加藤諦三:
成長するためには・・いろんなリスクや・・
相談者:
はい
加藤諦三:
負担が伴いますけれども、
相談者:
はい
加藤諦三:
それを振り切って成長していってください。
相談者:
はい
ありがとうございました。
加藤諦三:
はいどうも失礼します。
相談者:
はい、ありがとうございまあす。
加藤諦三:
人間の唯一の義務は、自分自身になること。それ以外の義務はありません。デイビットシーベリー
結構な神回なんじゃない?抽象的で意味はよくわからないけど。
要は、あなたは、アダルトチルドレンだね、と先生たちは言いたいんじゃないでしょうか。
母親が大好き。大好きだから、たくさん愛してほしい。でも、待って、その愛し方じゃない。もっと肯定してほしいし、そのままの自分を愛してほしいの!!
という感情ですね。幼児期の子供の自分が、満たされないまま残ってるんですよ。
で、母親には、大いに期待してしまっているの。自分がして欲しい愛し方や見つめ方を、まだしてくれるんじゃないかって。
でも、それは無理なんですよ。
大抵の親は、自分がされたような子育てをするんです。
目の前の子供の反応を見て、この子の望むものを与えようと寄り添うのではなく、子育てとはこういうもの、と思ったやり方を貫くんです。
でも、自分は自分の親の育て方で大丈夫だったとしても、自分の子は自分ではないので、同じ育て方で大丈夫かどうかは、分からないんです。
そして、よく見つめていなくては、大丈夫じゃないよー!という子供のサインも見逃してしまうんです。
母親はそんなつもりなくても、もっと良い子に育て!今のままでは足りない!という非言語的なメッセージを受け取り続けてきたのかもしれない。
自分一人で海外の中学や、高校大学など、相当頑張って突っ走ってきた人生だったはずです。
もうガス欠状態なんです、たぶん。
母親の育て方では、この相談者は、追い詰められてしまったのかも。
いじめで、ズタズタになった自尊心も、家庭で埋めれなかったのかもしれないです。
今親元に帰ってきたことで、親と物理的に距離も近くなったから、余計に無意識では追い詰められてるのかな…それで相談する気になった…と、私は見て取れました。
相談者も日本に帰ってきたときに、
ウイグル族虐待、香港圧政、外国人報道記者拘束、コロナウイルス武漢発生、天安門事件30年、...
といった中国関連の報道に接するだろうし(これらは中国でどれだけ報じられているのだろう?)、無意識のうちの中国生活と死とを関連付け、死を身近に意識し、死が怖くなったとは考えられないかな?
たぶん高校生になった頃から、その辺の事情が理解できるようになってきたんだろうね。
また、相談者は中国では「日本人」と見なされることがあるかもしれないからいろいろと気をつけないといけないだろうし...
日本だったらそこそこ報道の自由が守られてるから知りたい情報は得られるし、自民党とは異なる政治思想を有しているからっていきなり逮捕、投獄されることはないし、相談者もずっと日本に居なよ。
私は、内容はともかくコミュニケーションとしては、過去最大級のひどい回答だと思いました。
確かに、明確な回答が出しにくいお悩みではあると思いますが、一連の会話が洗脳手法で進められている点には、ある意味脅威(危険)を感じます。たとえば
1)相談者のコメントを、すべて自分(回答者)の論拠に都合の良いもの、自分の論拠が正しい根拠として使う。
2)研究者の名前や専門用語、堅い表現を連発して、自分の意見に権威づけするとともに、相談者に何となく正しいような気にさせる。
3)相談者が自覚や納得しにくいことも、「気づいていない」「無意識」「夢に表れている」など、証明しようがない証拠で説明する。
などです。
(ちなみに、「そんな夢は見ません」と回答されたら、「そこはないですね。じゃあ、それに近い雰囲気の夢は、どんなものを見ましたか」と続けていけば、回答者の望むルートに戻せます。)
相談活動に(技法としての)洗脳的な要素が全くあってはいけない、とは思いません。放送時間の尺の制限もあると思います。
とはいえ、相談者の方の言葉や考えのすべてを、回答者の方々の枠にはめ込んでしまうことには、強い違和感がありました。
私なら、<生き物である以上いずれ死ぬなら、どんな状態で死にたいか。そうなっていけるために毎日できる具体的なことは何か>や、<少しでも生き延びる確率を上げるのに役立ちそうなことを、毎日必ず3つやるとしたら何をするか>をご一緒に考えるかなぁ、と思いました。
ウイグルやチベットの人々は死にたくなくても中国共産党に虐殺されている。
アグネス・チョウさんのような香港の若者も命をかけて中国共産党に抗議をしている。
死にたいなら、それらの方々に自分の立場を背のりさせてあげなさい。
「自分は、どう生きて行けば良いのかわからない」
という心の叫びはそのひとにとって死ぬほど切実。
管理人さんのコメントが理解できない。
切実という割には、自分から解決しようと頭を働かせない怠慢さが問題なんでしょw
テレフォン人生相談にかけてくるだけまだマシなんだろうけどさ
22歳って、成人してはいるけどまだまだ子供だよ。そんな中で専門の人に頼る事自体はそこまで悪くなくない?
日本、アメリカ、中国を転々。それぞれの国で自分のアイデンティティを貶される。日本では中国人だから、中国では日本だから、みたいな。劣等感と失望感と諦めが膨らんで、それが黒い霧のように青年を囲んでいる。黒い霧が自分を死に誘っている感覚がある。
青年の悩みとはこういう感じかと解釈した。国籍も、いじめを再燃させたコロナウイルスも青年のせいじゃないから、その辺りは気の毒である。管理人さんの述べる「国籍の選択期限」について、当人も理解してるとしても「前門の虎後門の狼」みたいに脅威に感じているのかもしれない。さらに気の毒だけど日米中、どこ行っても差別はあるから、その辺りは諦めるしかないんじゃないか。
自分と青年の生い立ちが重なったので書きこんだ次第。自分は国籍日本であるが、それでも出身地による差別は受けてきたこと。移住地ジプシーしてきたことが青年と重なった。でも、第三者視点から見ると「青年期特有の悩み方」ということか。確かに、自分の殻に閉じこもって「死にたくない死にたくない」とウジウジした人間に需要は無いだろうな。自分は結局そういう10代20代を過ごしたので40手前の今、周りに人がいなくなってる。そして、嘲笑されても仕方ない状況を受け入れている自分がいる。青年は自分のようにになって欲しく無いと思って書いた。
テニスの大坂なおみ選手は本籍地が大阪府、母方の祖父母が済むのは北海道ですが、結局大阪府に本社があるパナソニックのCMに出ましたねえ。