20代がない独女34歳。練炭買って目張りして終わらせるつもりが生き延びる

(回答者に交代)

三石由起子:
こんにちはっ

相談者:
あ、こんにちは

三石由起子:
聞こえてます?

相談者:
あはい

三石由起子:
はい
あたしね、気になったのはね。
自己評価の話なんですけど、

相談者:
はい

三石由起子:
あなたは常に自分を高く見て来ちゃったんだよ、そこが心配なんですよ。

相談者:
・・

三石由起子:
どういう意味かっていうとね?

相談者:
はい

三石由起子:
あの、人に対する優しさとかさ、

相談者:
はい

三石由起子:
人に手を貸すとかっていうことは、

相談者:
はい(涙声)

三石由起子:
物凄く力のいることなんだよ。

相談者:
・・はい(泣)

三石由起子:
うん
あなたはさ、力もないのに優しくしようとしたんですよ。
だから判断をずうっと間違って来たんだと思うんですよ。

相談者:
はい

三石由起子:
優しさには力がいるんだよ。

相談者:
・・はい(涙声)

三石由起子:
自分の能力をお・・

相談者:
はい(涙声)

三石由起子:
越えてはね、優しくできないの。

相談者:
(泣)

三石由起子:
だから、姉にね?

相談者:
はい・・はい(泣)

三石由起子:
「甘えてんのはお前のほうだ」って、悪口言う暇があるんだったら・・

相談者:
はい(泣)

三石由起子:
姉がねえ?「お金貸してちょうだい」って、言って来たときにね?

相談者:
はい

三石由起子:
「わたしは、お金を貸せるほどの力がありません」とかね?
「わたしもありません」とかね?

相談者:
はい

三石由起子:
「嫌です」っていうふうに、言えることが・・

相談者:
はい・・はい

三石由起子:
自分の能力を、

相談者:
はい

三石由起子:
真っ直ぐに見ることであってね?

相談者:
はい

三石由起子:
あたし繰り返しますけど、

相談者:
はい

三石由起子:
あなたは自分の能力を、低くしか見られないんじゃないの。

相談者:
はい

三石由起子:
高くしか見られなかったから失敗してんの。

相談者:
・・はい

三石由起子:
だから今からあなたがしたいこと、しなきゃいけないことはね?

相談者:
はい

三石由起子:
1つは、

相談者:
はい

三石由起子:
他人にいい顔しない、っていうことね。

相談者:
・・はい(涙声)

三石由起子:
他人に対して冷たく、するっていうことが、それがあなたの能力だから。

相談者:
はい

三石由起子:
それが分かるっていうことで。

相談者:
はい

三石由起子:
もし迷ったらね?

相談者:
はい

三石由起子:
あなたに教えますよ?

相談者:
はい

三石由起子:
何が自分に楽しいか?
どうやったら笑っていられるか?

相談者:
はい

三石由起子:
だから自分の楽しいほう、楽しいほうに、

相談者:
はい

三石由起子:
手を出していけば、あたし間違いないと思う。

相談者:
(鼻をすする)

三石由起子:
楽しいことって・・あの、小学生とか、

相談者:
はい(涙声)

三石由起子:
幼稚園の子どもを育て、てるママに言うんですけど、

相談者:
はい

三石由起子:
今日あった楽しいことを・・

相談者:
はい

三石由起子:
無理矢理にでも・・

相談者:
はい

三石由起子:
10個、メモするの。
書かなきゃダメだよ。

相談者:
あはい

三石由起子:
「なんにも楽しいことはない」、て、いうのはね?

相談者:
はい

三石由起子:
探そうとしてないわけで。
どんなことでもいいの。「今日晴れた」でもいいわけ。

相談者:
・・

三石由起子:
いい?

相談者:
はい(涙声)

三石由起子:
「今日晴れた」でもいいし、「今日こんな花を見た」でもいいし、

相談者:
はい

三石由起子:
10個どうしても書こうと思って書き留めて行くと・・

相談者:
はい

三石由起子:
人間ってね、どんどん、どんどん上手になるのよ。

相談者:
・・はい

三石由起子:
楽しいこと発見する目も広くなりますよ。

相談者:
はい

三石由起子:
「あの人のこんな声が聞こえた」とかね?

相談者:
はい

三石由起子:
「こんな歌あ、で、こんな歌詞があった」とかさ。

相談者:
はい

三石由起子:
うん、そうして・・

相談者:
はい

三石由起子:
ま、1週間やってみたら・・

相談者:
はい

三石由起子:
1週間前の、その、メモを見たらね?

相談者:
はい

三石由起子:
絶対あなたね、あのお、笑い顔も増えているだろうし、

相談者:
はい

三石由起子:
笑うアンテナも長く太くなってると思うの。
あなたの不幸は、だって、過去で終わってるじゃない?

相談者:
はい

三石由起子:
うん、それは勿体ないですよ。

相談者:
・・はい

三石由起子:
だって18で・・高校出てさ、

相談者:
はい

三石由起子:
それからさ、16年経ってんだよ、もう。

相談者:
はい

三石由起子:
そうでしょ?
それで人生ってさ、あと3倍あるんだよ?、知ってた?

相談者:
・・はい(泣)

三石由起子:
うん・・でその未来っていうのはさ、やっぱり楽しい・・感覚になるためには、

相談者:
はい

三石由起子:
訓練しなきゃダメなんだよ。

相談者:
・・はい

三石由起子:
だからね?、1週間それをや、ってみて、

相談者:
はい

三石由起子:
はっきり分かると思うから、

相談者:
はい

三石由起子:
自分の能力が高まってんの。

相談者:
はい

三石由起子:
1ヶ月くらいしたらさ、俳句捻(ひね)ってみな、俳句。

相談者:
俳句?はい

三石由起子:
うーん、五七五。でねえ?

相談者:
はい

三石由起子:
あの、街歩いてるとねえ?

相談者:
はい

三石由起子:
ご、街を歩いてね、5文字とか7文字のを探して歩くのよ。1つの目的でね?

相談者:
はい

三石由起子:
散歩してる間にね?

相談者:
はい

三石由起子:
だ、これとこれ組み合わせたら、いや、おー、結構いい俳句にい、なるじゃんって。これ、俳句ってさ、17文字しかないからさ。

相談者:
はい

三石由起子:
ね?

相談者:
分かり・・

三石由起子:
そうすると・・

相談者:
はい

三石由起子:
ほ、不思議なことに、どんどん上手くなるのよ。

相談者:
・・はい

三石由起子:
どんどん上手くなるとね?

相談者:
はい

三石由起子:
ホントになんかあ、自分でも嬉しくなるから。

相談者:
・・あー、はい

三石由起子:
それとね?・・

相談者:
はい

三石由起子:
俳句っていうのは季語があるんですよ、季語。

相談者:
季語?あーあ、はい

三石由起子:
うん。季語をね、入れるためにはね?

相談者:
はい

三石由起子:
やっぱりアンテナ高くなりますよ。周りの物を見るから、よく。

相談者:
はい

三石由起子:
見たり聞いたり味わったり・・

相談者:
はい

三石由起子:
楽しいことっていっぱいあるのよ。

相談者:
はい

三石由起子:
うん。あ、もっと違う物を見るっていう能力をね?

相談者:
はい

三石由起子:
あるわけだから、潜在的に。

相談者:
はい

三石由起子:
そこを閉じたら、勿体ないと思うよ。

相談者:
・・

三石由起子:
過去のこととか、悲しかったこととか、

相談者:
はい

三石由起子:
恨みみたいな物を思い出したら・・

相談者:
はい

三石由起子:
見えるもんでも見えなくなるよお?

相談者:
・・あー

三石由起子:
聞こえるはずのことも聞こえなくなるよお?

相談者:
はい

三石由起子:
やっぱりさ、あなた「未来がどうのこうの」って言う前にさ、

相談者:
あぁ・・

三石由起子:
丁寧に生きるっていうことよね。

相談者:
はい

三石由起子:
人間って死亡率100%なんだからさ。

相談者:
はい

三石由起子:
みんな死ぬんだよ?

相談者:
はい

三石由起子:
うん
災害があったりさ、雨が降ったり、雪崩があったり、大変じゃない?コロナがあったりさあ。

相談者:
はい

三石由起子:
何があるか分かんない、交通事故もあるし。

相談者:
はい
(ガラガラガラ 引き戸の音)

三石由起子:
誰がどこで死ぬか分からないんだけども、

相談者:
はい

三石由起子:
やっぱ丁寧に生きるっていうことが人間の価値だと思うんだよね?

相談者:
はい

三石由起子:
だからまずはあなたは、

相談者:
はい

三石由起子:
自分は優しくあるために、

相談者:
はい

三石由起子:
自分で力をつけなきゃいけない。

相談者:
・・はい

三石由起子:
その力をつけるっていうことは、

相談者:
はい

三石由起子:
少しでも、多く楽しむってことだよ。

相談者:
(鼻をすする)はい

三石由起子:
あの、訓練しないとダメ!訓練してください。

相談者:
はい、分かりました。

三石由起子:
できるから!ね?

相談者:
はい
ありがとうございます。

三石由起子:
頑張れ!

相談者:
はい

三石由起子:
はい

(再びパーソナリティ)

「20代がない独女34歳。練炭買って目張りして終わらせるつもりが生き延びる」への3件のフィードバック

  1. 相談者さんは、いじめというか(この場合正確には暴力で、犯罪だけど)、暴力にあっていても、助けてくれなかった母親に、当然ながら恨みがありますよね。
    母親が助けてくれなかったことによって、自分は母親にとって助ける価値のない人間だったんだ、と刷り込まれた。自己肯定感の極端に低い人間は、20代後半あたりから、疲弊してきますよね。

    自分の好きなことや、やってて楽しいことを、とにかく探し続けて、それが見つかったら、絶対手放さないことが大切だと思います。
    文学や芸術は、辛い現実から気持ちをそらし、傷ついた心をなぐさめてくれるので、おすすめします。鑑賞したり、自分でも作ったり。
    どうか、相談者さんの今後の人生が、豊かなものでありますように。

  2. 私はかつて発禁本になった鶴見済さんの「完全自殺マニュアル」に救われて、いつでも死ねるという風穴が逆に生命を活性化させるという感触を得た。今の時代にあった、ぜひ改訂版をお願いしたい。
    今はまた進化してもっと楽な死に方を熟知させて毒薬を持ち歩くのがカジュアルな世の中悪くない。遠くない。
    それがますます生命に対する意欲をわかせる

  3. 相談者さんのこと他人事には思えない。
    勉強して学年4位になれたのなら頭の素地は良いのは間違いない。
    それなのに上手く立ち回れず傷つけられて果ては自殺に追い込まれる。
    管理人さんも書いてるけど、劣等感の激しさで少しのことで自分を責めて卑屈になるから、他人からつけこまれる。
    全ては生まれた境遇と家族(母)のせい。
    三石先生のアドバイスは過去のことは捨てて前向きに、という主旨だけど、この人の場合、過去の傷を癒すことも必要だと思う。
    まずは精神科で鬱病診断もらって、旅行でもして、自分を癒して欲しい。

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