（回答者に交代）

坂井眞：
困ったなあと・・辛いなと思ってらっしゃるのはよく伝わって来るんだけれども、

相談者：
はい

坂井眞：
じゃあ、自分はどうしたいの？っていうのが・・

相談者：
はい・・ああ

坂井眞：
はっきりしていないような気がするのね。
今自分が・・いろんなことで困ってるっていう話は説明を、されているんだけれども、
じゃあ、どうしたいのか？・・ていうところがまだ整理できてないですよね？あなたの心ん中でね。

相談者：
・・はい

坂井眞：
で、一番、問題だと思ってるのは、なんですか？

相談者：
ま、旦那さんに・・迷惑ばっかりかけて・・て自分の気持ちが塞ぎ込んでしまって・・

坂井眞：
うん

相談者：
（息を吸う）

坂井眞：
その一番大きな原因っていうのはなんなんだろう？・・自分の旦那さんに迷惑をかけていること？、ていうこと？

相談者：
返せる・・あてもないのに、すごい金額を借りて・・

坂井眞：
あの、あなたが苦しんでるのは、声聞くと分かるんだけど、
苦しい、ほんとの原因はどこにあるのかを知りたいの？

相談者：
・・

坂井眞：
でもそれをどうもはっきり、おっしゃらないから、

相談者：
ん、ま・・

坂井眞：
いろいろ聞いてるの。

相談者：
うん、まあ、それだけ迷惑をかけ、て、今も、それを払ってるのに・・主人が？
あたしい、自身が・・ちゃんと・・生活、家庭的にできない・・のにね？、あのお・・で、母、とか兄から、あの、返済がまったくなくて。はい

坂井眞：
お母さんとお兄さんが借りてるので、

相談者：
ん、はい

坂井眞：
あなたは借りてるわけじゃないんですよ。
で、確かにね？

相談者：
うん

坂井眞：
あなたが妻だから・・

相談者：
はい

坂井眞：
あなたの旦那さんは・・

相談者：
あ

坂井眞：
お母さんとお兄さんに金を貸してるんだけれども、

相談者：
はい

坂井眞：
でも貸すというふうに決めたのは・・旦那さんなんですよ。

相談者：
・・うーん

坂井眞：
で、返すべきは借りた人なの。

相談者：
はい

坂井眞：
そこのところを曖昧にしてね、

相談者：
はい

坂井眞：
わたしの責任だと、思うのは悪くないけど、あなた今、体調悪くて働けないんだから、

相談者：
＆#△％

坂井眞：
そういうふうに思ったからって何も解決しないですよ。

相談者：
うん

坂井眞：
だって、体調悪くて働けないっておっしゃってたじゃないですか？

相談者：
無理ですね。

坂井眞：
うん、だったら・・

相談者：
うん

坂井眞：
返せないのを心配するよりも・・あなたの・・旦那さんに・・誠心誠意、あ、わたしのせいでお母さんとお兄さんに・・え、貸すようなことになってしまって申し訳ないって言うしかないでしょ？

相談者：
はい、＆#△

坂井眞：
言いたいことはね？わたしが言いたいことは、できないことをいくら悩んだってしょうがないのよ。

相談者：
うーん・・はい

坂井眞：
できることとできないことをちゃんと考え、てみるのが必要だと思ってるの。

相談者：
うーん・・うーん

坂井眞：
そこは分かってもらえる？

相談者：
うーん、はい、分かりまし＆#

坂井眞：
もう少し・・

相談者：
はい

坂井眞：
あなたがいろいろ悩んでることを１つ１つ、こう・・分離してね？

相談者：
・・うーん

坂井眞：
お兄さんと・・お母さんの、面倒かけられている話。
あなたの、お、体の調子が悪い話。

相談者：
はい

坂井眞：
それから、昔、お母さんにああいうことを言ってしまったっていう話。

相談者：
はい

坂井眞：
これみんなまとめて大変だ、わたしはなんてひどい状況だ、と思ってるんだけど、全部違う話なんですよ。

相談者：
・・うん

坂井眞：
だから、それをちゃんと分けて考えて、
それぞれの原因についてあなたが何ができるか？を考えてみることだね。

相談者：
はい

坂井眞：
でもう１つは・・お兄さんや、お母さん・・に対して・・

相談者：
はい

坂井眞：
「わたしの大事な夫にそういうことをするのは止めてくれ」とちゃんと言うことだよ。
で、夫に対しては「もうこれ以上金を貸すのは止めてください」と。
「わたしのせいで借金が増えるようなことは止めてください」と。

相談者：
・・

坂井眞：
そういうことをちゃんと、言うってことも、あなたのできることの１つじゃないですか？

相談者：
はい

坂井眞：
できないことを、いつも「できなかったんで困りました」って言っててもしょうがない、何も進まないんですよ。
それでも一緒に、いてくださる夫の、気持ちを大事にしなきゃダメじゃないですか？
あなたの夫のほうからは、「離婚してくれ」とは言われてますか？

相談者：
・・いえ、ないです。

坂井眞：
あなたは離婚したいんですか？

相談者：
したい、くはないけども、甘えすぎじゃないかなあ？と思って。

坂井眞：
甘えすぎじゃないって言うけど、離婚したあとどうするつもり？

相談者：
うん

坂井眞：
どうするかも決めない、離婚するなんていうのは、それこそ甘えてると思うよ。

相談者：
うーん

坂井眞：
あなたの夫のほうから「離婚してくれ」と言われたら悩むってのも分かりますよ。
だけど、あなた言われてないのに・・で「離婚したら生活できないんだけど離婚したい」って言ってる・・これ甘えてるよね？

相談者：
んもう・・

坂井眞：
それよりも一生懸命あなたの親族やあなたのために頑張っている・・夫の気持ちをよく考えて・・ちゃんと正面から彼と話をして。
逆にあなたが恵まれてる部分に気、に気づくべきだと思う。

相談者：
・・

坂井眞：
それで、あなたのお母さんやお兄さんがいつまでも、あなたの夫を頼るんだったら、
「止めてください」と・・はっきり言うことだね。

（再びパーソナリティ）