早く母に死んで欲しいと願う一人娘60歳。肛門性格のサディストの失敗は婿養子

テレフォン人生相談 2021年4月16日 金曜日

父親の持ち分の相続放棄が出来ないのはその通りだけど、同じ効果を実現することは簡単なわけで、中川弁護士はそれをアドバイスしないといけなかった。

言うまでもなく、今からでも母親が父親の全遺産を相続する旨の遺産分割協議書を作ればいいだけ。

てか、作らないと。
ほんとに相続放棄するつもりならね。

相続人のいない、遺贈の意思表示もない遺産は国庫に入る。
これをもって胸を張る人もいるけど、いささかオメデタイ。
不動産の場合は競売という手続きも必要になって行政コストは半端ないからだ。

ただでさえそうなのに、相談者の持分が残る不動産なんて、一体どうしろと。
個人的なセンチメンタルが大迷惑。

母の遺産で潤うのが気に食わないのなら売却金を寄付なり燃やすなりすればいい。

ま、しないよ。

 

肛門性格。
知れば知るほど相談者のことに思えてくる。
加藤センセにその意図は有るや無しや

肛門性格とは、フロイトによれば口唇期(生後およそ一年間)を過ぎて次の肛門期(排泄のしつけが始まる2歳から4歳くらいまで)で成長が止まっている人である。肛門性格は「節約」と「頑固」を特徴とする。

<加藤諦三 自分の受け入れ方>

 

こちらは母と息子。
健康な51歳の男が自分の死に憎き母を関わらせないために気を巡らせる。

【日曜に読む傑作選】基本の相続。生き別れた母への恨みから来る男の杞憂

 

パーソナリティ: 加藤諦三
回答者: 中川潤(弁護士)

相談者: 女60歳 夫60歳 長男32歳 次男31歳 次男と3人暮らし 父は14年前に他界 母86歳

今日の一言: 肛門性格、貯蓄型性格は、サディズムと深く関わっています。

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