2年前のアドバイスで切ったハズの養父母。警察・消防の電話から始まる同じ悩み
テレフォン人生相談 2021年5月5日 水曜日
2年半前も相談内容は同じ。
養母(前回は養父も健在)に関わるべきか否か。
つまり前回の相談後、消極的にではあるにせよ、関わらないということを結果的に選んでいたってことかしら。
警察が見つけた壁にあった相談者の電話番号がせつない。
回答の方向は今日と大方同じなのだけど、未練を断ち切らせるのに全力出す中川潤の熱血アドバイス。
大人になって壊れた特別養子縁組。育ての親の老いを目にして湧き上がる罪悪感
やはり相談者の語りで3分の2が消費されてる。(苦笑)
あと、いくらなんでも自分の年齢サバ読みすぎ。
相談者: 女52歳 夫と娘がいる 元養父は2年前に他界 元養母80か81歳
玉置妙憂:
もしもしい?、テレフォン人生相談でえす。
相談者:
よろしくお願いいたしますう。
玉置妙憂:
よろしくお願いいたします。
さて今日はどのようなご相談でしょうか?
相談者:
元々わたし、あの、養子だったんですけれども、
玉置妙憂:
はい
相談者:
事情がありまして、
玉置妙憂:
うん
相談者:
10数年前にですね、
玉置妙憂:
はい
相談者:
養父母からの申し出で養子縁組は解除してるんですけれども、
玉置妙憂:
うんふん
相談者:
2年近く前に、
玉置妙憂:
うん
相談者:
元養父のほうが他界しまして、
玉置妙憂:
はい
相談者:
連絡をこちらからするのを控えて、いたんですけれども、
玉置妙憂:
はい
相談者:
で、今現在そのお、一人暮らしになってるちょっと高齢の元養母・・
玉置妙憂:
うん
相談者:
との、関わり、について・・
玉置妙憂:
うーん
相談者:
なんですが。はい
玉置妙憂:
はい
ご年齢をお聞きしてもよろしいですか?
相談者:
52歳です。
玉置妙憂:
養父母さんの、
相談者:
はい
玉置妙憂:
ご年齢は?
相談者:
元養母のほうは、
玉置妙憂:
うん
相談者:
80、か81い
玉置妙憂:
養子縁組は解除されたんですよね?
相談者:
はい
玉置妙憂:
で、それ以降はずうっと、音信不通だったんですか?
相談者:
いえ。元養母から聞いた話い、なんですが、
玉置妙憂:
はい
相談者:
ま、あの、わたしのほうも事情があって生まれてすぐにちょっと、あの・・実う、の親から手放されるという形で、
玉置妙憂:
うん・・はい
相談者:
ま、縁あって、100日い、ぐらいで、
玉置妙憂:
うん
相談者:
あの、養子縁組にされたあ・・
玉置妙憂:
うん
相談者:
そうなんです。
30代の中頃ですので、
玉置妙憂:
うん、うん
相談者:
養子縁組の解除になったのが。
玉置妙憂:
うーん
相談者:
ですので、もう、ほんとに親子のような(苦笑)・・感覚う、も、持ちつつう・・
玉置妙憂:
うーん
相談者:
暮らして来てた・・間柄ではあったんですけれども、
玉置妙憂:
はい、はい
相談者:
ま、喧嘩、したり、
玉置妙憂:
うん
相談者:
わたしが自我を強く出したり、
玉置妙憂:
うん
相談者:
また、あのお、幼い頃から結構体罰う、が・・あった・・
玉置妙憂:
うーん
相談者:
ですね。
で、中学生に入ったときから元養母の様子が・・子どもながらに、
玉置妙憂:
うん
相談者:
あれ?、ていうような、あの、所謂、嫉妬妄想(?)のような
玉置妙憂:
うーん
相談者:
言動があったり、
玉置妙憂:
うーん
相談者:
10代のお、前半頃に、
玉置妙憂:
はい
相談者:
ま、突然その、ちょっと、あの、わたしは、実子ではないんだということを、
玉置妙憂:
うーん
相談者:
ま、養母から、こ、とてもお、暴力的な言い方で知らされ・・
玉置妙憂:
うーん
相談者:
たということも、
玉置妙憂:
うん
相談者:
ありつつ、まあ、あの、普通の親子のように暮らして来ては・・
玉置妙憂:
はい
相談者:
いたんですが・・
玉置妙憂:
うーん
体罰っていうのは・・お母さん、養母さんのほうから?
相談者:
どちらともお・・
玉置妙憂:
どちらとも?
相談者:
紐で、こ、縛られたり、
玉置妙憂:
おーん
相談者:
風邪を引いて高熱を出したら、昔はあの、汗かいて・・
玉置妙憂:
うん
相談者:
熱を下げるということで、
玉置妙憂:
はい
相談者:
「布団掛けたら足出すな」と言って足を縛られたり(苦笑)、ですとか。
玉置妙憂:
うーん
相談者:
で、こ、怒られると怖いので、
玉置妙憂:
ふん
相談者:
思わず、嘘ついちゃう子どもだったんですよね。
玉置妙憂:
うーん
相談者:
で、そうすると、
「どうして嘘つくの?」
「怒られるから」
玉置妙憂:
うん
相談者:
「嘘つくから怒られるんでしょ!」って、また物置小屋に押し込まれたりとか(苦笑)。
玉置妙憂:
うーん
相談者:
ま、ちょっと怖かったっていう記憶は、
玉置妙憂:
そうですね。
相談者:
あります。幼い頃。
玉置妙憂:
ま・・養子解除ということになって、ま・・
相談者:
はい
玉置妙憂:
一応ご縁は、切れたわけですよね?
相談者:
解除の理由も、
玉置妙憂:
うん
相談者:
婚活していて、こう、紹介していただく、男性の方が割と・・わたしがその、一人、娘ということで、
玉置妙憂:
はい
相談者:
相続のことですとかね?
玉置妙憂:
うん
相談者:
それから、こちらでそんなにその、用意しなくても、そちら一人娘なんだから、そっちで嫁入り支度できるでしょ?とかって、こう、言う方も・・
玉置妙憂:
うーん
相談者:
何人か、いたことも事実で。
玉置妙憂:
はい
相談者:
わたしが良くて、なのか?
玉置妙憂:
うん
相談者:
お金が目的なのか?が分からないから、
玉置妙憂:
うんうん
相談者:
縁組解除したいっていうのが、そのときの、あちらの、言って来たこと、だったんです。
玉置妙憂:
んんーん・・
相談者:
で・・あの、わたしもちょっと、20代の中頃に、一度結婚を考えた方はいたんですが、
玉置妙憂:
はい、うん
相談者:
そのときも、ちょっと、あのお、わたしも珍しく反発して家を、飛び出したりとか(苦笑)。
玉置妙憂:
はい
相談者:
で、そのときに、こ、戸籍を、わたしちょっと・・自分を世帯主にして移しちゃったんですよね。
玉置妙憂:
はあ、はあ、は
相談者:
で、そこあたりから、やはりちょっと、このお、育ての親との・・ギクシャクは、ただ、そのあとも、こう、ずっと親子として・・過ごして来ていて、
玉置妙憂:
うん
相談者:
30代中頃に、わたしが、家を出まして、
玉置妙憂:
はい
相談者:
そのお、2年後ぐらいに、縁組解除の話が、出たんです。
玉置妙憂:
あ、あがったんですね?
相談者:
はい、◆#$%
玉置妙憂:
じゃ、そのときにはもう別に住んでらしてね?
相談者:
はい、はい
玉置妙憂:
はい、はい
相談者:
「解除するけれども、今まで通りやって行こうね」って言われたもので(含み笑い)、
玉置妙憂:
うーん
相談者:
わたしもその・・こ、深く考えなかったんです。そのとき。
玉置妙憂:
うーん
相談者:
あの、書類にこう、署名と印鑑を押して、
玉置妙憂:
うん
相談者:
渡したという感じなんですね。
玉置妙憂:
うーーん
相談者:
で、その2年後、主人と、ま、知り合っ・・
玉置妙憂:
はい
相談者:
て、一応、育ててくれた親なので、会ってもらったらまたそこで、すったもんだちょっと色々・・起こりまして、母の暴言とか。
玉置妙憂:
うーん
相談者:
子どもが産まれたときも、
玉置妙憂:
うん
相談者:
男の子じゃなかったら相手の家(うち)、苗字継ぐ子いないから、どうのこうのと(苦笑)。
玉置妙憂:
うーん
相談者:
も、何も言い返せなかったんですよね、もう。
玉置妙憂:
うーん
相談者:
ただ・・もうダメだなっていう思いはあったんですけども。
玉置妙憂:
うーん
相談者:
ま、それでも、ちょっと交流してたんですが、
玉置妙憂:
うーん
相談者:
その3年後ぐらいにやはり電話のやり取りの中で、
玉置妙憂:
うん
相談者:
暴言・・
玉置妙憂:
うーん
相談者:
だったり。
娘に対する暴言とかで、
玉置妙憂:
うーん
相談者:
ちょっとわたし、鬱のようになってしまって、
玉置妙憂:
うーん
相談者:
ちょっと病院に掛かって(苦笑)ちょっとお薬をいただくような・・ことになって、
玉置妙憂:
うーん
相談者:
連絡する、ことは止めてたんです。
玉置妙憂:
はい、はい
相談者:
で・・5年後ぐらいにですね。
玉置妙憂:
うん
相談者:
元養母の、妹に、っていうか、ま、わたしにしても母方、叔母にあたるう、血縁はないですけれども。
玉置妙憂:
はい
相談者:
お手紙が来まして、
玉置妙憂:
ええ
相談者:
あなたの、お父さんが、認知が入って、施設に入って・・と、こ、ちょっと、近況を知らせる手紙が来まして、
玉置妙憂:
ええ、ええ、ええ
相談者:
だから電話をしましたら、
玉置妙憂:
はい
相談者:
「会いたかったら会わせてやってもいいよ」、っていう言い方で、
玉置妙憂:
うーん
相談者:
ん?って、思ってしまったんですね、ちょっと。
玉置妙憂:
うーん
相談者:
一度も、会う、ことのないままに、他界しまして、
玉置妙憂:
はい
相談者:
さすがにちょっと1人、になって、心配で、
玉置妙憂:
うん
相談者:
このコロナ禍に入ってしまって、
玉置妙憂:
うん
相談者:
ちょっとあの、マスクを郵便で、一筆添えて・・
玉置妙憂:
送った?
相談者:
送ったんです。
玉置妙憂:
あー、はい、はい
相談者:
そしたら・・電話が来まして(含み笑い)。
玉置妙憂:
うん
相談者:
実は、転勤族だったもので、
玉置妙憂:
うん
相談者:
養父の、しゅ、職業が。
玉置妙憂:
うん
相談者:
転勤先で、
玉置妙憂:
うん
相談者:
女性がいた・・そのお、
玉置妙憂:
うん
相談者:
女性に、子どもが、
玉置妙憂:
あ、子どもさんが?
相談者:
産まれてしまったと。
「認知したの?」って訊いたら、
玉置妙憂:
うん
相談者:
「戸籍が汚れるからお金で解決した」という・・こっそり仕送りをしていたものが、
玉置妙憂:
うーん
相談者:
その、定年になって、うまく・・
玉置妙憂:
ふうん
相談者:
回らなくなって、督促が来たところで、
玉置妙憂:
はい
相談者:
母に、見つかったと。
玉置妙憂:
あーあーあ
相談者:
それがちょうどわたしが20代の後半の頃で、
玉置妙憂:
うーん
相談者:
ま、暴言とか父に対する暴力、暴言、わたしにも暴言がすごくて。
玉置妙憂:
うーん
相談者:
振り返ったら合点がいくことがボロボロとこう、わたしも出て来た・・
玉置妙憂:
うん
相談者:
んです。
玉置妙憂:
うん
相談者:
で、主人はもう、
玉置妙憂:
うん
相談者:
「できる範囲ならいいぞ」と。
「面倒看るということなると、ただではできない」と。
玉置妙憂:
そりゃそうですね。
相談者:
「うちもそんなにその、家計的にも」、
玉置妙憂:
うん
相談者:
「ゆとりがあるわけではないので」と・・
玉置妙憂:
うん、うん
相談者:
いうことがやはり主人の口からも、出た、と。
玉置妙憂:
うーん、うん
相談者:
で、電話だけならと思ってしていたところ、
玉置妙憂:
はい
相談者:
去年、
玉置妙憂:
うん
相談者:
いきなり警察から電話が来て、
玉置妙憂:
はいはい
相談者:
「振り込み詐欺に遭ったらしいです」と。
玉置妙憂:
はい
相談者:
「『娘がいる』と言ってる」と。
玉置妙憂:
うん
相談者:
で、あの、「壁に」か、「書いてある電話番号たどって、今ちょっとお電話して」
玉置妙憂:
ああ
相談者:
あの「お名前が一致したので、もしかして」そ、「娘さんですか?」ということで・・そしたら1ヶ月後に今度、救急車から電話が来まして、
玉置妙憂:
はい、はい
相談者:
で、あの、やかん空焚きして・・心臓、ちょっとドキドキして、
玉置妙憂:
うん
相談者:
あの「今、お母さんのところのお家からお電話してるんですが」
玉置妙憂:
うん
相談者:
「娘さんですか?」と(苦笑)。
玉置妙憂:
あーなるほどですね。
相談者:
娘、だったけど、そうではない。
玉置妙憂:
うん
相談者:
でも、今も、元養母が、娘だと言っている(苦笑)みたいなんです。
玉置妙憂:
うん、うん、うん
相談者:
で、最終的には自分で、こ、手を出さなくちゃいけないのは・・分かっては、いるんですけれども、
玉置妙憂:
はい
相談者:
だからもう自分の生活を大事にして、
玉置妙憂:
うん
相談者:
もう、悲しい、けれども
玉置妙憂:
うん
相談者:
連絡をしないという決断を、もししたとしても、
玉置妙憂:
うん
相談者:
今もう、自分も50代に入り、
玉置妙憂:
はい
相談者:
後々自分も、老いていくことが段々視界に入って来たときに、
玉置妙憂:
うん、うん
相談者:
もし80代で一人暮らしで・・
玉置妙憂:
うーん
相談者:
いや、どうなんだろう?と。
玉置妙憂:
あー
相談者:
される身になったら、どうなる、どうなんだろう?と。
玉置妙憂:
うーん
相談者:
とっても考えるようになってしまって。
玉置妙憂:
なるほど。
今日お答えいただきますのは、弁護士の坂井眞先生です。
(回答者に交代)
この方、優しいから、判断難しいですね。
加藤&大原コンビのほうがよかった気がする。
加藤先生と大原先生のアドバイスが聞きたかったなぁ~
いろいろあっても親子として一緒に過ごしてきたんだから、老いた元養母のことは気になるでしょうね。
でも向こうから養子縁組解消したいと言ってきた経緯があるから、関わるなら、親戚の叔母さんに対する姪のような位置で接してあげたらどうですか。
あまり深入りせず、自分の負担にならない程度で済むと思うので。
あ、それと、相談者は80代のイメージを元気な高齢者だと思ったほうがいいかも。
この方、特別な自分の境遇をしゃべりたいだけ
たとえそうだとしても何も問題ないのでは。
本当は心の奥で決まっているのではないでしょうか?警察や救急からの電話や鬱などのエピソードをお聞きしていると、何重にも離れたい気持ちの壁があなたの前にそびえ立っているように感じます。
大人になるまでいじめられた事があるとの事ですが、育てて貰ったことは何事にも変えられない有難い事であるけれど、今の相談者さんがお世話する事になったとしても、結果イヤイヤでしょうし中途半端になり、またご自身もお母さんも辛くなるだけです。
そして、相談者さんの立場が法律上自由であるならば。。。心の整理をされたらいかがですか。
同感です…
この方はこうして思い悩むことそのものが目的化しているのでは。
面倒は背負いたくないが養父母との繋がりを明確に切りたくもない。
苦しんでいるように見せて現状が一番都合が良いんです。
老い先短い養母さんには気の毒な話ですが、このまま何も変わらず養母が亡くなった後もお墓参りに行くかとかずーっと悩み続けるんだと思いますよ。
こうして悩むことだけが最後の親子の繋がりなんでしょう。
「情緒不安定」「いつまでも同じ悩みで右往左往してしまう(割り切れない)」ということ自体が毒親育ちあるあるだなと思って読みました。
自己肯定感が低く、自分に自信がないので自分の出した結論にも自信が持てないというか
いつまでも因われたままで思考が無限ループしちゃうんですよね。
あとは問題を抱えた緊張状態が日常だったがゆえに、
平和な日々が続くと無意識に自分で問題を探してきて緊張状態に戻ろうとしたりね。
周りからは「また同じことで悩んでる面倒くさい人」「優柔不断」に思われたりして。「ハッキリ割り切ればいいのに!」と思われた方には
精神が健康じゃないとそれができないのだ、というのもご理解いただきたいです。
2-3年後にまた、同じ内容で相談してくる、そんな気がします!
深刻な相談なのに、ケラケラ笑ってる声が虚しい。処世術なんだろうけど。
付き合いはしたくないけど、そう遠くない将来相続が発生するから、遺言書を書いてもらいたいのかと想像しました。