通信制望む不登校娘を県外転校。無気力治らず懺悔する母に激おこの大原敬子

(再びパーソナリティ)

加藤諦三:
あなたの心はあ・・今、孤独と恐怖ですよね。

相談者:
はい

加藤諦三:
孤独と恐怖から子どもにしがみついてるんですよね。

相談者:
・・はい

加藤諦三:
それだけあなたが、孤独と恐怖に慄(おのの)く原因は・・あなたの、お母さんとあなたとの関係はどうだったんですか?

相談者:
わたしが母に依存してるかもしれません。

加藤諦三:
・・逆じゃないですか?

相談者:
あー・・そうかもしれません、はい

加藤諦三:
あなたはまだ母親から・・離れられてないですよね?

相談者:
・・はい、そうです。はい

加藤諦三:
・・実はまったく母親とは心が触れてないですよね?お互いに。

相談者:
うん・・そうだと思います、はい

加藤諦三:
だけどお互いにしがみついてんだよね。

相談者:
・・うん

加藤諦三:
母親から離れなければならないから、孤独と恐怖なんじゃないの?

相談者:
・・あーあ

加藤諦三:
実はあなた・・ちょっとキツいこと言うようだけども、

相談者:
はい

加藤諦三:
檻の中にいるのと同じ状況ですよね?今。

相談者:
・・そうですね、はい

加藤諦三:
怖くなった?

相談者:
怖いです(泣)。

加藤諦三:
怖いよね?

相談者:
はい(泣)・・不安でたまりません。この先のことも。

加藤諦三:
世の中のどこ、とも繋がってないから。

相談者:
はい

加藤諦三:
もう今、不安でどうにもならないよね。

相談者:
はい

加藤諦三:
小さい頃から・・誰も信じられ、られる人いなかった。

相談者:
あー、今思うとそうかもしれないですね。
いつも不安でしたね。

加藤諦三:
ずうっと不安で、ずっと孤独だったわけでしょ?

相談者:
はい

加藤諦三:
その本当の底にある原因っていうのは、自分がなんだか分かんないからですよ。

相談者:
うん・・

加藤諦三:
自分が何をしたいかが分かれば・・リラックスもできるし、安心感もできるんだけれども、

相談者:
はい

加藤諦三:
ほん・・とに辛い人生だったと思う。

相談者:
小学校の頃も・・楽しくなかったし・・

加藤諦三:
うん

相談者:
中学校の頃も・・

加藤諦三:
うん

相談者:
正直同窓会に行っても・・あんまり楽しくないです。

加藤諦三:
うん
要するに楽しくなかって、ていうことは・・気楽に生きていられなかったって、てことでしょ?

相談者:
はい

加藤諦三:
だから、今までの人生で・・安心感っていうのは・・一度もなかったんですよ。

相談者:
うん

加藤諦三:
だから・・今はとにかく、そういう人生だったということをまず受け入れることだね。

相談者:
・・うーん

加藤諦三:
なんであなた、こんなにその進学校だ、ふ、普通校だ・・通信だ、なんだあ、て大騒ぎするかっていうとお、

相談者:
うん

加藤諦三:
そうやって大騒ぎしていれば、

相談者:
はい

加藤諦三:
自分の不安から逃げられるからでしょ?

相談者:
・・そうです、はい

加藤諦三:
つまりあなた・・進学校がどうであろうと・・

相談者:
うん

加藤諦三:
留年だろうと・・どうでもいいんです、ほんとはあなた。

相談者:
うん

加藤諦三:
そのことが問題じゃないんですよ。

相談者:
・・

加藤諦三:
どうのこうのと騒いでいさえすれば、

相談者:
うん

加藤諦三:
自分の不安から目を逸らしていられるから・・騒いで、いないではいられないです。

相談者:
そうです、はい

加藤諦三:
あなた今、「そうです」って認めてくれたから、今ほんとにあなたは、自分の不安と孤独に直面してるんです。

相談者:
はい

加藤諦三:
逃げないで・・その・・事実に直面することで、

相談者:
はい

加藤諦三:
あなた、が、檻から出られます。

相談者:
・・はい

加藤諦三:
・・わたしはどうしたらいいかっていうことが・・

相談者:
・・

加藤諦三:
自然と見えて来ます。

相談者:
はい

加藤諦三:
子どもがどんなにいい大学に行っても、あなたの救済には繋がりません。

相談者:
はい

加藤諦三:
あなたの救済に繋がるのは、今のあなたの・・本当に苦しい気持ちです。

相談者:
はい

加藤諦三:
孤独と不安という。

相談者:
はい

加藤諦三:
よろしいですね?

相談者:
はい・・分かりました。

加藤諦三:
はいどうも失礼します。

わたしは何をするべきか。それが分かっているとき、気が楽になります。

 

「通信制望む不登校娘を県外転校。無気力治らず懺悔する母に激おこの大原敬子」への5件のフィードバック

  1. お母さんあなたの問題です、というパターンでしたね。大原先生だったから叱られちゃったけど今後に期待、親子共々お幸せに。

    1. 僕は平成最初の高校生ですが、公立・私立とも当時は選択肢が少なくて、退学された方、結構いますよ。当時は全日制や定時制が中心でしたから。
      それに、内申点が絶対評価ではなく、相対評価だったので、進学校へ行くのも地獄、落ちこぼれて高校受験を逃すのもはっきり言って地獄でした。
      僕は進学校希望者で受験して不合格になるも、僕が住む地方では進学校希望者の私立滑り止めを禁止されていて、二次募集で下位校に行きました。
      地元に私立はありましたが、進学クラスがなく、大都市の私立では学費・寮代など、お金がかかるからと地元中学校全校で認めなかったためです。
      僕が3年生になる時に進学クラスが出来たため、地元私立なら私立滑り止めOKになりましたが、2年早かったらと、恨み節を今も嘆いています。
      ちなみに当時、進学校希望者で不合格になった場合、中学浪人予備校に行った方が多いです。余談ですが、少数ながら高専にした方もいるんです。
      具体的には進学校再受験浪人か、5年間、または7年間勉強する高専専願になりましたが、高専は当時不可能だった公立併願も今は一部可能です。
      いかに当時選択肢が少なかったか、まして1年遅れるリスクを抱えるか、でしたが、今の中学生はちょっとやる気を出せば、そんな感じもします。
      そして今はネットを含めた通信制も充実しており、全日制を兼ねた通信制もあるため、格段に選択肢が増えたこと自体、正直隔世の感を覚えます、
      ただ、次女が通っていた高校の留年率が高そうなことが本当に心配です。武装系のように、とにかく行けでは今は難しいことを象徴する話でした。

  2. 子供を自己満足のアクセサリーにして、振り回して。手詰まりになったら「懺悔する自分」を演じつつ「悪者にならない方法」を模索する。要は自分のエゴ本位。貴重な10代は戻ってこない。子供から一生恨まれるのは確定なんだから、本気で後悔してるなら身一つで子供の前から消え去れ。どうせ、反省もポーズで、結局何もしないだろうけど。

  3. 無自覚に子供を痛めつける親。努力家の子なのに不憫でなりません。時代劇に貧乏長屋でも親子支え合って幸せな場面がありますが、豊かな世になっても心が満たされてなければ不幸せだとよく分かりました。

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