元夫の最期に手も握れない。怖くて遠巻きに看取った罪悪感が女を苛む

テレフォン人生相談 2021年5月26日 水曜日

死因の3位(脳梗塞)で捨てられ、1位(癌)で逝く。
(2017年、2位は心疾患)

 

手を握るどころか近づけもしないってどういう心理でしょうねえ。

変わり果てた姿に「お前がこうした」という天の声。
こんな感じ?

確かに離婚後10年関係が切れず、最期を二人の娘が寄り添った夫は離婚するほどじゃなかったのかも。

てか、夫の生活保護とかを絡ませたんでしょ。

病気を知らせなかったのは、家族へのあきらめか、家族孝行か。
いずれにしても罪の意識が増幅される皮肉。

 

マド愛 「3回忌、7回忌をちゃんとしてあげる」

つくづく祭祀とは生きてる人のため。

 

パーソナリティ: 玉置妙憂
回答者: マドモアゼル愛(心についてのエッセイスト)

相談者: 女66歳 元夫は1年前に72歳で他界 娘2人

玉置妙憂:
もしもしい?テレフォン人生相談でえす。

相談者:
はい、よろしくお願いいたします。

玉置妙憂:
今日はどのようなご相談でしょうか?

相談者:
1年ぐらい前に主人、あの、前の主人が亡くなったんですね。約10年ぐらい前に、

玉置妙憂:
うん

相談者:
大病を患いまして、

玉置妙憂:
誰が?

相談者:
主人がですね。

玉置妙憂:
あ、ご主人様がね?はい、はい

相談者:
はい

玉置妙憂:
うん

相談者:
そのときに、経済的なこととか、いろんなことがありまして、

玉置妙憂:
はい

相談者:
まだ家のローンもありまして、

玉置妙憂:
はい

相談者:
主人と・・離婚っていう形を取り、取りまして、

玉置妙憂:
はい

相談者:
一応主人、後遺症残ったんですけども、

玉置妙憂:
うん

相談者:
ま、自分のことは自分でできるってことで、

玉置妙憂:

相談者:
1人で、暮らすようになりました。

玉置妙憂:
はい

相談者:
それからまあ、約10年ぐらいですね。

玉置妙憂:
10年ぐらいね?、はい

相談者:
経って去年、亡くなったんですよね。

玉置妙憂:
亡くなって、はい

相談者:
ま、娘たち、と、交流ありまして、ま、わたしとも・・

玉置妙憂:
はい。あ、娘さんは・・

相談者:
はい

玉置妙憂:
ご主人のほうに行ったのかしらね?

相談者:
ううん(否定)、娘もう、もう、自、自立してますのでね。

玉置妙憂:
自立してて、はい

相談者:
もう、サポートは・・陰ながら、していたんですね。娘もわたくしも。

玉置妙憂:

相談者:
去年・・急にそういうあれ、なくなっちゃって、

玉置妙憂:
はい

相談者:
自分ん、は、その病を知ってて、

玉置妙憂:
うん

相談者:
家族になんにも話さずに・・1年間自分だけで、苦しんでいたっていうのかしら。

玉置妙憂:
あー、ご主人さまが。

相談者:
はい、要するに・・

玉置妙憂:
うん、うん

相談者:
その自分の病気を自分だけ知ってて。

玉置妙憂:
はい

相談者:
それで、

玉置妙憂:
うん

相談者:
まあ、最後は、看取るときは・・みんなで、看取ったつもりなんですけども、

玉置妙憂:
うん

相談者:
ま、結局・・その何年、間、か、わたしが、主人を捨てたような形になってしまって、

玉置妙憂:
うん、うん

相談者:
罪の意識で、

玉置妙憂:
うーん

相談者:
夜は眠れないし、

玉置妙憂:
うーん

相談者:
なんか・・その間、わたしのとこに帰りたいとかね、

玉置妙憂:
うん

相談者:
いろいろ、言ってた・・てか、そういう気持ち、は・・が、あったみたいで、

玉置妙憂:
うん

相談者:
んで、最後の最後まで・・か、帰れずに・・それでそれから、というもの、わたしはもう、心が穏や、穏やかなときは、い、1日もなくって、

玉置妙憂:
うーん、うーん

相談者:
1年間・・もう、あ、あたしが悪いんだ。ひどいなあって思いながら、

玉置妙憂:
うーん

相談者:
日々を暮らしてるもんで、もう・・

玉置妙憂:
うん。それでお電話くださったんですね。

相談者:
そうです。

玉置妙憂:
うーん

相談者:
そうなんですね。

玉置妙憂:
今、おいくつでいらっしゃるんですか?

相談者:
今ね・・今60・・6です。

玉置妙憂:
あ、その前の旦那さん離婚されてたけど、おいくつで亡くなられたんですか?

相談者:
70う、2ですね。

玉置妙憂:
うん

相談者:
はい

玉置妙憂:
で、娘さんがお2人?

相談者:
はい、そうです。

玉置妙憂:
うん

相談者:
わたしが・・

玉置妙憂:
うん

相談者:
なんとなく悪いような感じい・・たぶん娘たちも・・

玉置妙憂:
うん

相談者:
もうほら・・分かりますよね?きっと大人だからね。

玉置妙憂:
はい

相談者:
&#△、わたしがちょっと・・責められるっていうのかな?
あ、ま・・

玉置妙憂:
うん、娘さんたちからも?、うん

相談者:
はっきりとは口では言わないけども、

玉置妙憂:
うーん

相談者:
なんとなくそういう感じは、わたしい、の、思い込みかもしれないんだけど、

玉置妙憂:
うん

相談者:
そういうふうにたぶん思っているんだろうなっていうのはね?

玉置妙憂:
うーん

相談者:
なんとなく・・

玉置妙憂:
感じるのね?

相談者:
あー、だから、わたしが悪いんだなって。

玉置妙憂:
うーん

相談者:
で、ほんとに、申し訳ないって。

玉置妙憂:
うん
その10年前、に、大病された、離婚のきっかけになったその大病と・・

相談者:
はい

玉置妙憂:
今回、亡くなることになったご病気っていうのは、別の病気?

相談者:
あ、まったく

玉置妙憂:
うん、まったく別の病気になったのね。

相談者:
そうですね。

玉置妙憂:
うん

相談者:
うん

玉置妙憂:
で、その10年前に、ま、今・・ね?あなた様が後悔されていることの原因っていうか・・

相談者:
経済的な・・事情でですね、

玉置妙憂:
うん

相談者:
主人は、自営業って言えば聞こえはいいんですけど、

玉置妙憂:
うーん

相談者:
ま、ムラのある、そういうお仕事してまして、

玉置妙憂:
うん

相談者:
結局わたしが・・

玉置妙憂:
うん

相談者:
色々諸々そういうときのために・・あの、考えとかなかったっていうのかしら。

玉置妙憂:
うん

相談者:
要するに経済的な事情ありまして、

玉置妙憂:
ええ

相談者:
ま、話し合って、

玉置妙憂:
はあはあ

相談者:
それでわたしは、まあ・・1箇所、2箇所ぐらいのお仕事を掛け持ちして、

玉置妙憂:
はい

相談者:
まだ一応ローンとかも残っていましたので、

玉置妙憂:
うん

相談者:
あの、必死にわたしは、つく、戦って来たつもりなんですけども、

玉置妙憂:
うーん

相談者:
ですけども、今思うとね?

玉置妙憂:
うん

相談者:
あんな形で・・突き放したのは、あたしが悪かったなっていうのかしら。
今になって後悔しても遅いんですけど、

玉置妙憂:
うーん

相談者:
もう・・夜・・

玉置妙憂:
でもそのときは、

相談者:
うん

玉置妙憂:
ま、離婚っていう形を取ることで、経済的な問題っていうのは・・

相談者:
はい

玉置妙憂:
解決した?

相談者:
ま・・解決しました。

玉置妙憂:
うん。で、あなた様の生活も、ご主人さまの、あと、療養生活も、ま、うまく行くようになったっていうことですかね?

相談者:
ま、あのお、そうですね、結局・・

玉置妙憂:
うん

相談者:
ま、なんとか・・な、ったんですけど、
主人は最後、こんなはず、はずじゃなかったかな?っていう終わり方をしたんではないかと思って、

玉置妙憂:
うーん

相談者:
まあ

玉置妙憂:
あの、それは、「こんなはずじゃなかった」っていうのは、ご主人さまがそう思ったろうってこと?

相談者:
そ、そうです、そうです。

玉置妙憂:
うーん

相談者:
そうです。
それでね?、なんかわたしのことをね、

玉置妙憂:
うん

相談者:
どういうふうに考えながら・・最後逝ったのかな?とかと思うと、

玉置妙憂:
うん

相談者:
まるっきりね、す、さ、最後の最後まで正気だったもんですね、

玉置妙憂:
うん

相談者:
後悔してもしきれない、あたしが、約10年ぐらい前に、

玉置妙憂:
うん

相談者:
突き放してしまったことが、今になって、

玉置妙憂:
うーん

相談者:
・・あー、自分にツケが回って来たなというのか・・

玉置妙憂:
「最後」ほら、ご「家族で看取られた」っておっしゃったじゃないですか、

相談者:
はい、はい

玉置妙憂:
だから、ご主人さまと、前のね?前のご主人だけど、

相談者:
うん

玉置妙憂:
お話する時間はあったんですよね?

相談者:
そうじゃないんです。わたしはね、

玉置妙憂:
うん

相談者:
もう、あんまり主人が、ちょっと・・ふ・・あの・・最後穏やかじゃなかったもので、
もう・・

玉置妙憂:
あの、その病気のせいで?

相談者:
もう怖くて怖くて。

玉置妙憂:
あーあ

相談者:
も、そのときはわたしはちょっと・・もう、その場にいなかったんですね。

玉置妙憂:
家族で看取れたっていうのはどういう状況、を指す・・

相談者:
家族、要するに何回か、お見あ、お見舞いに行ったりして、

玉置妙憂:
うん・・何回かね・・

相談者:
「大丈夫よ」とかし、て

玉置妙憂:
うん

相談者:
言葉は掛けてあげたつもりだけど、

玉置妙憂:
うん

相談者:
結局わたしは最後の死にも許せれなかったっていうかしら。
もう、怖くてですね。

玉置妙憂:
うーん

相談者:
要するに手も握ってあげれなかったっていうのかしらね。

玉置妙憂:
うん
いや怖かったのは、ご主人様の、が、怖かったのね?

相談者:
そ、ご、主人の様子が怖かったんです。

玉置妙憂:
様子が怖かったのね。

相談者:
そうなんです。

玉置妙憂:
うーんーん

相談者:
それでね、娘が最後、いてくれて、

玉置妙憂:
うん

相談者:
あー、娘はほんと、わたしよりも全然・・立派だなって・・

玉置妙憂:
うーん

相談者:
思ったぐらいなんですよね。
要するに遠巻きに、

玉置妙憂:
うーん

相談者:
してたっていうのがね、今思うとね、そういう感じなんです。

玉置妙憂:
うーん

相談者:
もうちょっと、もり、寄り添ってあげてね、

玉置妙憂:
うん

相談者:
最後・・娘・・人任せにしちゃったなっていうのは最後まで残ってて。
で、それで今、自責の念で、

玉置妙憂:
うん

相談者:
苦しんでます。

玉置妙憂:
うん

相談者:
あの、死ぬにも死ね、死ぬ勇気もないし。

玉置妙憂:
うーん

相談者:
これから生きて行く、行かなきゃいけないのにね?

玉置妙憂:
うーん

相談者:
活力がないっていうのかしら。

玉置妙憂:
ふうーん

相談者:
覇気がないっていうの自分ですごく感じるんですよね。

玉置妙憂:
うーん

相談者:
も、虚しくて。

玉置妙憂:
はい

相談者:
許されなかったっていうのかしら。
とんでもないことしたっていうかしら。

玉置妙憂:
うーん、うーん

相談者:
そういう自責の念としか、もう、言いようがないんですけどね。

玉置妙憂:
うーん
先生に・・

相談者:
これから・・

玉置妙憂:
何をお訊きしよう?うん

相談者:
どのような・・

玉置妙憂:
うん

相談者:
気持ちで・・

玉置妙憂:
うん

相談者:
日々生活をしてったらいいのか?

玉置妙憂:
うん

相談者:
どのような心持ちで・・いればいいのか?
どうすれば・・楽になれるのか?

玉置妙憂:
じゃ先生に、お訊きしてみましょう?

相談者:
はい

玉置妙憂:
ね。
今日、お話してくださるのは、心についてのエッセイストとお馴染みのマドモアゼル愛先生です。
えー、先生よろしくお願いいたしまあす。

(回答者に交代)


「元夫の最期に手も握れない。怖くて遠巻きに看取った罪悪感が女を苛む」への5件のフィードバック

  1. 相談者さん
    他にもラジオでは言えないような事を(旦那・子供達に)したのかな?
    その罪の呵責?で苦しくなった?

    話し方に何か感情の起伏というか
    違和感あるのは・・・私だけ?

  2. こんなにも、…かしら?を連発する人は初めて。

    さすが愛先生。
    子供と大人の違いは、一言でいうと責任感の有無だと思う。
    3回忌、ご自分の成長のためにもやってあげてください。

  3. なぜ離婚しなければならなかったのか?の理由がわかりづらかった。家のローンがあるからと かなんかでしたが、、、。後悔しているというが、そんな感じはなくいい人ぶってるように感じました。

  4. わたしもラジオ出聞いていて、話し方の起伏に違和感ものすごく感じました。

    泣きながら…、と思ったら次の瞬間にはすごく事務的?な、の繰り返しで、リアルタイムで聞いていたからか、余計に
    『本音のホンネはどっちなのー⁉』
    と、最後まで首かしげながら…でした

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