父一人娘一人。預けられた先で過酷な幼少期。最後の親孝行に追い詰められる女53

(回答者に交代)

三石由起子:
あのねえ?

相談者:
はい

三石由起子:
人に意地悪言ったときとかっていうのはあ、

相談者:
はい

三石由起子:
枕高くして寝られないよね?

相談者:
はい

三石由起子:
なんかもう、気になっちゃってね。

相談者:
もう・・はい

三石由起子:
それあたし、すんごく良く分かります。

相談者:
はい

三石由起子:
あたし、昔ね、あのお・・

相談者:
はい

三石由起子:
幼児教育をしてたんですよ。

相談者:
はい

三石由起子:
チビ達をいっぱい、あの、教えてたのね。

相談者:
はい

三石由起子:
その時にねえ、え〜っと、

相談者:
はい

三石由起子:
例えば合宿に行ったり、

相談者:
はい

三石由起子:
或いは、自分のお、子供育ててるときもそうだったんだけど、

相談者:
はい

三石由起子:
こんなこと聞いたのよ。あの、子供ってね?

相談者:
はい

三石由起子:
どんなにあのお、泣いても暴れても怒ってもいいんだけど、

相談者:
はい

三石由起子:
夜、寝るときにねえ?

相談者:
はい

三石由起子:
笑って寝かせないと・・

相談者:
はい

三石由起子:
ね?、う、嬉しい気持ちで寝かせないと・・

相談者:
はい

三石由起子:
あのお、脳が発達しないっていうかさ。

相談者:
あ、そうですね、はい、はい

三石由起子:
頭悪くなるっていうかさ。

相談者:
あー、はい

三石由起子:
それを聞いたんで、

相談者:
はい

三石由起子:
あたしはね、昼間はね、ずいぶんあの、厳しいことも言ったしい、
今だったらあ、ちょっと問題になるくらい、ピシっ!と叩いたりね。

相談者:
はい

三石由起子:
そんなこともして来たんですよ。人の子・・

相談者:

三石由起子:
自分の子に関わらずね。

相談者:
はい

三石由起子:
だけど、1つ決めたのは・・

相談者:
はい

三石由起子:
夜、寝るときだけ笑わせて寝かせてやろうと思って。

相談者:
はい

三石由起子:
例えばね?、厳しいことをすればあ・・した・・だけ・・

相談者:
はい

三石由起子:
あのお、夕飯からあとはあ、

相談者:
はい

三石由起子:
すごく楽しいことをしてやるとか。

相談者:
はい

三石由起子:
うん。とにかく・・夜う、

相談者:
はい

三石由起子:
寝るときに、わ、笑って?

相談者:
はい

三石由起子:
微笑んで、

相談者:
はい

三石由起子:
寝かせないと、

相談者:
はい

三石由起子:
頭悪くなると。

相談者:
はい

三石由起子:
そうすと・・あとで、困るのは自分だと。

相談者:
はい

三石由起子:
ね?世話が掛かるから。

相談者:
はい・・はい

三石由起子:
それだけを目標にしたんですよ。

相談者:
はい

三石由起子:
そうするとね?不思議なことにね。

相談者:
はい

三石由起子:
昼間どんなに意地悪してても、

相談者:
はい

三石由起子:
それで、終わってしまえば、あたしもあんなことしなきゃ良かった。こんなことしなきゃ・・

相談者:

三石由起子:
い、あ、良かったって思うと思うんだけど、

相談者:
はい、思います。

三石由起子:
夜、寝るときに「おやすみなさい!」ってニコニコ、寝るとね?

相談者:
はい

三石由起子:
こっちもいい気持ちになんの。

相談者:
はい

三石由起子:
なんか、今日1日は楽しかったねって気になるんですよ。

相談者:
はい

三石由起子:
で、あたしはね、もう、輪を掛けてね?

相談者:
はい

三石由起子:
「おやすみなさい」って言うときに、

相談者:
はい

三石由起子:
「おやすみなさあい。今日も楽しかったねえ♪」って言ってたのよ。

相談者:
あー・・

三石由起子:
ね?

相談者:
はい、はい

三石由起子:
そうすっとそれはね、自分にもいいわけですよ。

相談者:
あー

三石由起子:
今日楽しかったなって。それでね?

相談者:
はい

三石由起子:
あなたは日常がべったりしすぎててえ、

相談者:
そうですね。

三石由起子:
それは、どんなに気をつけてもねえ、

相談者:
はい

三石由起子:
あのお、強い言葉とか暴言とか吐いてしまうと思うんだよ。

相談者:
・・はい

三石由起子:
それをね、いちいち、いちいちね?

相談者:
はい

三石由起子:
「しまったあ、あんなこと言わなきゃ良かった」なんて言ってるとお、

相談者:
はい

三石由起子:
動機が(苦笑)激しくなってえ、

相談者:
あー

三石由起子:
夜起きちゃうわけですよ。

相談者:
あー、そうですか・・

三石由起子:
だからね?

相談者:
はい

三石由起子:
い、1個だけ教えるとね?

相談者:
はい

三石由起子:
昼間なに、言っちゃってもいいから、

相談者:
はい

三石由起子:
それね、止まんないからさ。どんなにこう・・気をつけててもお。

相談者:
はい

三石由起子:
止まんないから、しまった、しまった、しまったって思うのよ。

相談者:
あ、はい

三石由起子:
思うんだけど、夜、寝るときにね?

相談者:
はい

三石由起子:
とにかくにっこり、わ、い、笑っていい顔で寝かせてやろうって、そこだけ。

相談者:
ああ・・あ

三石由起子:
だからね?

相談者:
はい

三石由起子:
例えばさ・・

相談者:
はい

三石由起子:
あの、材料を作っとくの。

相談者:
はい

三石由起子:
あ、例えばあ・・今日、見て来た花でもいいし。

相談者:
はい

三石由起子:
ね?

相談者:
はい

三石由起子:
あの、押し花一緒に作ろうとか。

相談者:
はい

三石由起子:
折り紙やろうとか。
もうすぐ、ひな祭りだから飾ろうとか。

相談者:
はい

三石由起子:
ああの、端午の節句だから、「ねえ、兜ってどうやって作ったっけね?」とかさ。

相談者:
あ、はい

三石由起子:
今ね?、本屋に行くとさ、

相談者:
はい

三石由起子:
季節の事典みたいのあるから。

相談者:
はい

三石由起子:
あのお・・絵、絵え、で、こう解説してあるような。

相談者:
はい

三石由起子:
そんなのね、1冊買って来てねえ、

相談者:
はい

三石由起子:
今日はどの話でにっこりさせようか?なんだよ。

相談者:
あー

三石由起子:
それね・・

相談者:
あ、はい

三石由起子:
昼間やっちゃダメだよ。(苦笑)

相談者:
はい、や・・

三石由起子:
昼間の(含み笑い)・・

相談者:
あ(苦笑)はい

三石由起子:
悪いことを帳消しにするためにね?

相談者:
あはい

三石由起子:
夜・・夜、最後の最後にい、

相談者:
あ・・

三石由起子:
そういう話をして、とにかく寝る。
毎日ね?・・あの、今日、夜寝るときは、この話をして笑わしてやるぞっていうことを朝決めんのよ、あなたがね。

相談者:
はい

三石由起子:
或いは前の日にさ、

相談者:
はい

三石由起子:
明日はこの手で行こうとか。

相談者:
あはい

三石由起子:
そしたらね・・

相談者:
はい

三石由起子:
その次の日、多少酷いこと言ってもね、それ引きずらなくて済むんですよ。

相談者:
はい

三石由起子:
不思議だからやってごらんなさいよ。

相談者:
はい

三石由起子:
できるでしょ?これ。

相談者:
あ、はい、いいこと・・

三石由起子:
うん

相談者:
お聞きしました。

三石由起子:
そうでしょ。

相談者:
はい、はい

三石由起子:
それとね?

相談者:
はい

三石由起子:
あのお、介護施設にね?

相談者:
はい

三石由起子:
あなたが嫌なイメージをお・・

相談者:
はい

三石由起子:
持ってるうちはダメだよ。

相談者:
あ(苦笑)、はい

三石由起子:
嫌な、嫌なイメージを持ってるうちはあ・・

相談者:
はい

三石由起子:
入れたら、後悔するから。

相談者:
はい

三石由起子:
だからそういうことで、あの、やってみるとお・・

相談者:
はい

三石由起子:
日常生活うまく行きますから。

相談者:
はい

三石由起子:
にっちもさっちも行かなくなったときに、

相談者:
はい

三石由起子:
もう1回、考えよう?

相談者:
そうですね。

三石由起子:
うん

相談者:
今の・・

三石由起子:
それともう1個ね、

相談者:
はい、はい

三石由起子:
もう1個ね?

相談者:
はい

三石由起子:
あの、あなたの心の持ちようの話なんだけどさ。

相談者:
はい

三石由起子:
あなたはいつもね、あのお、「分かってほしい」、「分かってくれない」っていうことを何度も何度も言いましたけど、

相談者:
はい

三石由起子:
今・・ご相談の中でもね?

相談者:
はい

三石由起子:
もうあなた53だよ、53。

相談者:
はい

三石由起子:
あのさあ・・

相談者:
はい

三石由起子:
大人っていうのはねえ?

相談者:
はい

三石由起子:
人に分かってもらえないことなんか悲しくないの!

相談者:
・・はい

三石由起子:
何が悲しいかっていうとね?

相談者:
はい

三石由起子:
人の心を分からないことが悲しいのよ。

相談者:
あ・・は、そうですね。

三石由起子:
分かる?

相談者:
はい

三石由起子:
お父さんが分かってくれないじゃないんだよ。

相談者:
はい

三石由起子:
お父さんの気持ちが分かってあげられないっていうことが悲しむべきことであってね?

相談者:
あー、はい・・はい

三石由起子:
甘ったれてんじゃないっていう話だよ。

相談者:
はい

三石由起子:
ねえ?、アッハ(苦笑)

相談者:
はい、そうです。

三石由起子:
うん

相談者:
はい

三石由起子:
うん
で、十分ね?

相談者:
はい

三石由起子:
あの、親孝行できると思うしい、

相談者:
はい

三石由起子:
その、あの、笑って、寝かせようだけ思ってたらね?

相談者:
はい

三石由起子:
あなた、うんと楽になると思うから。

相談者:
はい

三石由起子:
やってみ!

相談者:
はい、やってみます。

三石由起子:
うん、うん、できるできる。

相談者:
はい
どうも、ありがとうございました。

(再びパーソナリティ)

「父一人娘一人。預けられた先で過酷な幼少期。最後の親孝行に追い詰められる女53」への7件のフィードバック

  1. 三石先生の手札の中から精神論的にはベストのアドバイスを出してると感じるけど、相談者も持病があって自分で介護するには限界があるので根本的には福祉マターだと思う。その場合は相談先が違うよな、というところになろうか。坂井先生や塩野谷先生が「福祉に頼ってみては」的なアドバイスをしてくれることもあるけど、そういう回は、具体的な手続きを説明してくれるわけでもないし、番組的に全然面白みがないし。

  2. わかってもらえない、じゃなくて、わかってあげられない、それが悲しいのが大人なんだよ、という三石先生のコメントは良いですね。またしても甘ちゃん相談かと思いましたが今日はスッキリしました。

  3. 相談者は子供の頃の環境の辛さから父親への憎しみ、恨みが消えないまま今面倒を見ているので、暴言吐いてしまうのはわかる。
    持病もあるし、誰でもそうなると思う。

    三石先生の、人の心をわからないのが悲しいっていうのはその通り!
    でも、大人っていうのは人にわかってもらえないことなんか悲しくないとか、甘ったれてんじゃないっていう話だよ、なんてところはこの相談者にはまだキツい。
    恨み、憎しみがある中でも父親を引き取ってるのは偉いと思う。
    相談者は、小学生当時の辛さがそのまま残ってるはずだから、思いっきり心の中を吐き出したほうがいい。
    ライティングキュアとか、カウンセリング受けるとか。

  4. 三石さんの回答に疑問を持つ事が多いけど、今回も、全く共感出来ません!ズレてる。
    相談者さんの為になってない!
    相談者さんは、まだ母親が恋しく必要な小学生の頃に母親が亡くなり、親戚に預けられて、しかも、いじめらたなんて、本当にお気の毒です。優しい父親は、何をしていたのでしょうか?父親の事を優しいと言ってるけど、母親を亡くした娘に関わらず、ひどいわ…
    父親に対しての恨みがあるのは、当然です!
    なのに、父親の面倒をみて、父親が死んだら後悔するとまで考えて、相談者さんは、本当に優しいです。でも、精神的にも肉体的にも、面倒を見られる状態ではないです。
    父親を施設に預けて、とにかく体調を良くして欲しいです。体調を良くして、自分の人生を幸せに歩んで下さい。
    苦労かけた娘の幸せを父親は、一番望んでいると思います。
    父親とは、いい距離を持って、たまに施設に面会に行けばいいと思います。
    あと、父親を恨んでいる事を自分で気づいて認めた方がいいと思います。そして、恨んでいる自分を責めないで下さい。
    他の方も言われてるように、カウンセリングなど受けた方がいいと思います。
    相談者さんが、ラクになられる事を願っています。

  5. 相談者さんは、今日までを生き抜き、耐え抜いて来ただけで既に親孝行をしましたよ。

    仮に、本気で我が子の不運を念じるような超の付く毒親の元に生まれたのだとしても、それでもやはり幸せになる事、笑っている事が親孝行だと信じます。

    得てして罪悪感とは心を殺された側が背負わされるのが人間界の不思議。
    相談者さんには痛みの解る本物のプロの力が必要です。
    躊躇なく手を伸ばして助けて貰って下さい。

    三石先生がアドバイスする方法は、1日1日を塗り潰す様に生きるには有効ですが。
    ゴールが見えない以上は、総合的に余生のプランが必要です。早めに、大きくSOSを発信して欲しいと思います。

  6. 三石先生ナイス!育児の救いの言葉、本当にありがたいです。寝る前に笑かす、あー面白かったと言って寝る。今日から実践します。

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