娘30に構えるワケ。蘇る新米母の子育てアレコレとウルヴェが食いついたセリフ
テレフォン人生相談 2021年6月24日 木曜日
❝30歳の娘にどうアドバイスすれば働いてくれるだろうか❞
また雑な予告に騙された。
てっきり寄生するニートかと。
全然違った。
離れて暮らしてるんじゃん。
折々のアプローチは娘から。
就職のいきさつやら、弱音、本音、期待に沿えない宣言・・
至って普通の母娘関係に見えるのだが、相談者が抱える後ろめたさ。
アドバイスなんかせんでいいから。
言うなら「顔見せに帰ってき」の一言で。
で、好きなもの作って待ってればいいんじゃないのかしら。
もっとも、そんな簡単なことが自然とできないところが相談の根っこなんだけどさ。
娘からの連絡に身構える母親。
パーソナリティ: 柴田理恵
回答者: 田中ウルヴェ京(シンクロ銅メダリスト、メンタルトレーニング上級指導士)
相談者: 女58歳 夫58歳 娘30歳 息子27歳 子供は独立している
柴田理恵:
もしもし?テレフォン人生相談です。こんにちは、はい
相談者:
よろしく、お願いします。
柴田理恵:
はい
今日はどんなご相談ですか?
相談者:
30、歳になる・・
柴田理恵:
うん
相談者:
あのお、娘の仕事についての・・相談なんですが。
柴田理恵:
あ、はい
あなたは今おいくつですか?
相談者:
58です。
柴田理恵:
旦那さんは?
相談者:
同じ年ですね。
柴田理恵:
はい
相談者:
はい
柴田理恵:
えっとお子さんは30歳の娘さんと?、あとは?
相談者:
えっとお、息子が1人。
柴田理恵:
あはい
相談者:
えーと27、なんですけども、
柴田理恵:
はい
相談者:
2人共、
柴田理恵:
うん
相談者:
子供は別居してます。
柴田理恵:
あの、ご結婚は両方ともなさってるんですか?
相談者:
いえ、してないです。
柴田理恵:
してない、はい
相談者:
はい
柴田理恵:
30歳の娘さんの仕事ってどういうことですか?
相談者:
いろいろ、あの、子供のときから、
柴田理恵:
うん
相談者:
あ、なんていうんですかね、内弁慶っていうんですかね?
柴田理恵:
うん
相談者:
うん、そいでえ、こう、いろいろあった子なんですけれども、
柴田理恵:
うん
相談者:
あのお、大学う・・も、なんとか、まあ、行って、えっと、10ヶ月ぐらいして、戻って来まして、
柴田理恵:
うん
相談者:
で、地元に・・あのお、戻ってから、仕事を立ち上げるために、
柴田理恵:
うん
相談者:
あの、行ったんですけども、
柴田理恵:
はい
相談者:
ま、失敗をして、
柴田理恵:
はい
相談者:
えーっとお、こちらに戻、って来て、
柴田理恵:
はい
相談者:
え、そいでまあ・・アルバイトとかもしたり、
柴田理恵:
はい
相談者:
ま、派遣してみたり・・
柴田理恵:
はい
相談者:
今、あの、仕事、辞、辞めてしまったんですけれども、
柴田理恵:
はい
相談者:
その前には、ま・・あの、5年ぐらいは、なんとか、続けたんですよね。
柴田理恵:
そのバイトみたいなことをですか?
相談者:
ええ、ええ、ええ
柴田理恵:
はい、はい
相談者:
ええ
で、バイト、ではなかっ・・それは正社員ですけれども、
それであの、仕事をする、始めるときには、
柴田理恵:
うん
相談者:
最初の、も、あの、知り合いの男の人に、頼んだ、り、
柴田理恵:
うん
相談者:
あと・・今回も、あの、バイトあって、それから・・派遣は自分でやったんですけども、
柴田理恵:
うん
相談者:
正社員になるのにも友達・・の、ま・・つてでっていうんですかね?
柴田理恵:
あはい、はい
相談者:
ええ
ま、それえ、も、あの、反対はしなかったんですけれども、
柴田理恵:
うん
相談者:
子供のときから、まあ、ちょっと遡るんですけれども(含み笑い)、
男勝り・・
柴田理恵:
うん
相談者:
で。内弁慶な感じだったので、ちょっとわたしとの、こう、折り合いも、
柴田理恵:
うん
相談者:
ま、ぶつかって来るので、
小さいときに、まあ、言いすぎたかなと思って・・
柴田理恵:
うん、厳しくしたんですか?
相談者:
喧嘩も結構、多かったですし、
柴田理恵:
うん、うん
相談者:
どうも、わたしのほうが、
柴田理恵:
うん
相談者:
手を繋いだりもできないんですよ、なんとなく。
柴田理恵:
ふうーん
相談者:
あまり、可愛く思っててなかったのかもしれないんですけど、
柴田理恵:
うーん、うん、うん
相談者:
抱きしめたり、あげたっていうのも・・ま・・あの、母乳で、育ててたので、
柴田理恵:
うん、うん
相談者:
ま、下の子ができるまでは・・
柴田理恵:
うん
相談者:
あのお、スキンび、シップとかはしてたんですけども、
柴田理恵:
うん、うん、うん
相談者:
それで自我が出るごろに、ま、下の子が・・産まれたのでえ、
柴田理恵:
うーん
相談者:
で、そのごろに、まあ、あの、下の子にかかり・・てしまって、
柴田理恵:
うん
相談者:
寂しい思い、した、の、か?、まあ、わたしにも反発、
柴田理恵:
うん
相談者:
そのごろ、からして来て、
柴田理恵:
うん、うん
相談者:
なんていうんですか?怒鳴ってしまったり、
柴田理恵:
うん、うん
相談者:
ま、こ、っちも、こう、ストレスもあったり、
柴田理恵:
うん
相談者:
ま、あと・・夫も遅かったり、
柴田理恵:
うん、うん
相談者:
ま、単身赴任とかも、してたので、
柴田理恵:
うん
相談者:
でまた、あの、わたくしも、あのお、地元っていか、育ったところ、からは離れてしまったので、
柴田理恵:
うん、ふん、ふん
相談者:
もう、ほとんど1人で・・あの、育児をしていたような感じなんですよね。
柴田理恵:
うん、ふん
相談者:
なので、もう余裕はなかったの、でえ、
ま、もう・・ちょっと怒鳴ってしまったり、
柴田理恵:
うん
相談者:
手が出てしまったりして、
柴田理恵:
うん
相談者:
また、怒鳴ってるときにこう、なんていうんですかね?幼稚園児んときには、
柴田理恵:
うん
相談者:
耳、塞いでたりしてたんですよ、うちの娘が。
柴田理恵:
うん
相談者:
で、そういうこともあったりで・・
で、あのお・・まあ、小学校に上がると、今度・・高学年になると、人前で出てったあ、子だったんですけど。ピアノとかも上手だったので。
柴田理恵:
うーん
相談者:
でえ、それがまた、あの、目立・・ったのか、
柴田理恵:
うん
相談者:
あの、ほかの、子達の、ま、いじめ、とかそういうことになってしまって、
柴田理恵:
うん
相談者:
それからまた・・
柴田理恵:
お勉強もできたんですか?
相談者:
そおですね。
柴田理恵:
うーん
相談者:
割とできました。
柴田理恵:
じゃあ、優秀なお子さんだったんですね。
相談者:
そうですね、小学校、中学校もお・・
柴田理恵:
うーん
相談者:
頑張って、
柴田理恵:
うん
相談者:
優秀に、もう、みんなからも、すごいっていう感じにな・・って、
柴田理恵:
うん、うん
相談者:
わたしは、あの、「しなさい」とは言、言ったことはないんですけれど(苦笑)。
柴田理恵:
うーん
相談者:
こう、高校まではいいとこまで行ったんですけど、
柴田理恵:
うん、うん、うん
相談者:
で、今度また、高校んなると、すごく・・ほかの、方もすごいできるので、そこでこう、付いてけなくなって、
柴田理恵:
うん
相談者:
ちょっと体調悪くなったり。ま・・
柴田理恵:
うん
相談者:
蕁麻疹とかね?
柴田理恵:
うん
相談者:
そういうことも出たり・・
柴田理恵:
うん
相談者:
あ、って、
大学、受けるときになるとお、
柴田理恵:
うん
相談者:
1年目は、
柴田理恵:
うん
相談者:
「もう1年、頑張るから」、「もうちょっと・・いいとこ行きたいから」、
柴田理恵:
うん、うん、うん
相談者:
って言って、予備校行ったんですけど、予備校辞めちゃって。
柴田理恵:
うん
相談者:
・・こちらの、ほかの、子の高校の、人達は、行かないような(含み笑い)、
柴田理恵:
うん
相談者:
あの、まあ、あのお、なんていうんですかね?、ま、そこそこの?
柴田理恵:
ん
相談者:
大学で、ま、行く、「もうどこでもいい、わたし」みたいな感じで、
柴田理恵:
うん
相談者:
受けて。
柴田理恵:
うん
相談者:
ま、それでなんとか受かって、
柴田理恵:
うん、うん
相談者:
まあ、仕事に・・出たっていう感じで、
柴田理恵:
うん
相談者:
今の、状況なんですけれど・・
柴田理恵:
うん、うん、うん
相談者:
それで、あのお、辞め、今はもう・・辞めてしまったので、
柴田理恵:
うん
相談者:
仕事ですね。
柴田理恵:
うん
相談者:
で、無職、で、
柴田理恵:
うん
相談者:
で、まあ、あの、なん、なんかすごく人に、こう、気い使うらしいんですよね。
柴田理恵:
うーん
相談者:
そのお、人の目を・・なんていうんですかね?
気にするっていうんですか。
柴田理恵:
うん、うん
相談者:
それで、なんか・・昔・・最近知ったんですけれど、
柴田理恵:
うん
相談者:
あの、自分があ、その、頑張ることで、
柴田理恵:
うん
相談者:
いい子でいることで、わたし、に迷惑が掛からない、
柴田理恵:
うん
相談者:
それからわたしに・・怒られない、
柴田理恵:
うん
相談者:
そして、そのお、今の仕事も、あのお、頑張ることで、
柴田理恵:
うん
相談者:
利用価値が、あ・・あるんじゃないかとか、
柴田理恵:
うん
相談者:
な、「辞めれ」って言われなくて済むじゃないかとかあ、
柴田理恵:
うん
相談者:
構えちゃって、
柴田理恵:
うん
相談者:
すごく気疲れするっていうんですよねえ。
柴田理恵:
うーん、うん
相談者:
そういうことが・・根にあって、
柴田理恵:
うん
相談者:
それが、ま、あの、自分で分かったっていうことで、
柴田理恵:
うん
相談者:
で、まあ、これからは、お母さんの、あの、思うようなっていうか、いい子ではないかもしれないけどお、
柴田理恵:
うん
相談者:
結婚も、そんなする気もないし、
柴田理恵:
うん
相談者:
えー、まあ、いい子ちゃんはやめたいと思うっていう感じで、
柴田理恵:
うーん
相談者:
連絡くれたんですね。
柴田理恵:
うん、うん、うん
相談者:
だからもう、わたしも、
柴田理恵:
うん
相談者:
・・あー、なんか、受け入れることはできずに、小さいとこ、こ、ときから否定、ね?
柴田理恵:
うん
相談者:
あの、してしまったし、
柴田理恵:
うん
相談者:
ま、それは、あの、ゆ、自分の中で思ってて、ゆっ、言葉では言ってないですけど、
柴田理恵:
うん、うん
相談者:
「わたし達のことは、心配しなくていいから、望んだように」というか、
柴田理恵:
うん
相談者:
うん・・「いいよ」っていう感じで・・
柴田理恵:
うん
相談者:
うん、返事はしたんですがあ・・
柴田理恵:
うん、うん
相談者:
だからまあ、これえ、から、先い、
柴田理恵:
うん
相談者:
ま、もしかしたら、わたしも・・責められたり、
柴田理恵:
うん
相談者:
うまく行かないからって感じでね?
柴田理恵:
うん
相談者:
うん、そのときには・・なんてこう、言葉を掛けてあげたらいいのか?、謝ったほうがいいのか?
柴田理恵:
たとえば、そのお、心療内科に通わなきゃいけなかったとか、
相談者:
ええ
柴田理恵:
そういうことはあるんですか?
相談者:
1年ぐらい前だと思うんですけれども、
柴田理恵:
うん
相談者:
ちょっと調子が悪くなって、
柴田理恵:
うん
相談者:
人には相談したみたいで、
柴田理恵:
うん
相談者:
で、そのときはわたしは知らなか、ったんですけれど、
柴田理恵:
うん、うん
相談者:
でもまあ、ちょっと泣きながら?
柴田理恵:
うん
相談者:
電話は、くれたんですよね。
柴田理恵:
うーん
相談者:
で、そのときに、
柴田理恵:
うん
相談者:
「今になって」、
柴田理恵:
うん
相談者:
「行って」おけ、「おけばよかった」って。
柴田理恵:
うん、ふん
相談者:
うーん、辞めてしまってからね。
柴田理恵:
うーん
相談者:
で、「じゃあ、今からでも、付き合うよ」って言ったんですけれど、
柴田理恵:
うん
相談者:
「今は、ちょっと行きたくない」みたいな、「少しその・・とき・・は過ぎたから」っていう感じで、
柴田理恵:
ふうん
相談者:
ま、「もし」、あの「行きたいと思うんであれば・・一緒に行くよ」とは言ったんです。
まあ30なのでえ、
柴田理恵:
うん
相談者:
・・ん、ただあ、まあ、昔と今とは違ってえ、
柴田理恵:
うん
相談者:
・・なんていうんですかねえ?・・昔はあ、放っといてもいいっていう、ね?、自分の力、で、っていうような、わたし達のときはそう思いましたけどお、
柴田理恵:
うん
相談者:
またあ、そのときのね?・・あのお、今の状況の子供達って違うのかなあ?とか、
柴田理恵:
うーん
相談者:
あの、いろいろね、また・・その環境とかも違いますのでえ、
柴田理恵:
うん、うん
相談者:
・・そこら辺がちょっと・・なんていうんですかね?、ちょっと自分でも自信がない・・
ま、仕事に関しても、
柴田理恵:
うん
相談者:
ま・・こればっかりは、やってみないと分かんないし、
柴田理恵:
うん、うん
相談者:
誰か、でも最初からはね?
柴田理恵:
うん
相談者:
あの、始まったからといって、あの、できるわけではないし、
柴田理恵:
うん
相談者:
うーん
で、やってみないと自分に合うか合わないか?
柴田理恵:
うん
相談者:
「最初から合う合わないっていうのは、分からないことだし」とは言うんですけれども、
柴田理恵:
うーん・・うん
相談者:
構えちゃうんでしょうね。
で、あの・・
柴田理恵:
お友達とかはいますか?今でも。
相談者:
え?
柴田理恵:
今でもその、学校時代の友達とかあ・・
相談者:
いや、それが、友達が、その、あんまりいないんですよ。
柴田理恵:
うーん
相談者:
もう自分の中で、
柴田理恵:
うん
相談者:
シャットあ、アウトすると、
柴田理恵:
うん
相談者:
友達・・と、こう、切っちゃうっていうんですかね?
柴田理恵:
あーあー
相談者:
付き合うのやめちゃうんですよね。
柴田理恵:
なるほどねえ。
相談者:
そこもちょっと心配なんです。
柴田理恵:
じゃ今日のご相談は、そのお、30歳の娘さん、まあ、ちょっと、仕事お、のことで紆余曲折してる、娘さんと、これからどうやって、
相談者:
そうですね。
柴田理恵:
あの、お、お付き合いというか、
相談者:
はい、はい、そうですね。
柴田理恵:
アドバイスしてあげたらいいんだろうか?っていうことでよろしいですか?
相談者:
はい、はい
柴田理恵:
えー、今日の回答者の先生は、シンクロの銅メダリストで、メンタルトレーニング上級指導士の、田中ウルヴェ京先生です。
先生よろしくお願いします。
(回答者に交代)
相談者さんは、娘さんに辛く当たったことを正当化しようとする言い訳を並べてませんか?私も親に喜んでもらおうと勉強を頑張って苦しい思いした記憶があります。
以前、似たような相談に三石先生もほっておこうと仰ってましたが、ウルヴェ先生も同じ考え。私も賛成です。ご主人や息子さんにも協力してもらって、娘さんに仕送りして支えましょう。無理して就職していじめにあってうつ病にでもなったら、医療費もバカになりません。日本人は、働かざる者食うべからずという思想が定着してるから、なかなかおおらかになれないかもしれませんが…海外では、コロナで仕事が無くなった人も明るく振る舞ってるようです。今はそっと見守ってあげて、本人が働きたいと言い出したときにサポートできるように、情報収集や準備をしておくといいのではないでしょうか?
今は昔と違い、男女とも結婚しない若者が多くいて、娘さんも好きなようにしたらいいです。母親が心配しても仕方ない!なるようになるし、そのうち何とかなります。
ウルヴェさんに代わるまで
聴いてて疲れた・・・のは
私だけかな?
わたしも同じです。たくさん話されるのですが、内容があちこちにいくしわかりにくかったです。あとでこちらを見て、ようやく内容がわかりました。ウルヴェさんのところは聴いていません。
聞いて欲しくて長っ話を続ける相談者に対し、おしゃべりしたくて長っ話を毎回やらかす柴田さんが応じたら、ウルベさんの3つの確認事項が短縮されるのかという予想がハズレて残念だった。
娘さんえらいなあと思って聞いていました。
成績優秀だった子がいつか落ちこぼれる局面を迎えた時、大抵は親に知られたくなくて自分のポンコツぶりをひた隠し、ひきこもる場合もある。でもこの娘さんは多分自分をきちんと知っていて、自分の出来ること出来ないことを客観視していて、親に告白もできている。
この相談者さん(親)の話し方を聞いていると、決して話してて楽しい感じの人ではないが、娘さんの方はお母さんに感謝はとりあえずしてるし、お母さんの事を本人なりに理解してるんじゃないかと思う。
娘さんの方がずっと大人だと思いました。お母さんは逆に、頼もしい子だと思って見守ってよしかと思います。
この相談を聞いた数時間後に、息子から「就活失敗した」との連絡がありました。
今後のことを考えるとあれこれ不安になりましたが、息子の人生は息子のもの、私のものではないんですよね。
就活がうまくいかなかったことを報告してくれたことに感謝し、これからも遠くから見守ってやろうと思います。
子供が学業終えたとき、子育て卒業と漠然と思ってます。
執着が苦しみの原因。
心身の病などは助ける必要があるけど、それ以外はほっとくとお互い気が楽です。