（回答者に交代）

マドモアゼル愛：
はい・・僕は・・あのお・・あまりあなたにとっては耳が・・聞き・・にくい話になっちゃうと思うんだけれども。

相談者：
はい

マドモアゼル愛：
何時間聞いても、同じパターンで出て来るだけっての、もう、分かっちゃうのね？

相談者：
・・そうだと思います・・

マドモアゼル愛：
つまらなすぎる。
それで生きてるんだから、あなたつまんなくて当然。

相談者：
・・うん

マドモアゼル愛：
なんの喜びもないよね？生きててね？

相談者：
ないです。はい

マドモアゼル愛：
ないよね？

相談者：
・・

マドモアゼル愛：
ほんとにつまらない。

相談者：
・・

マドモアゼル愛：
なんでだと思う？

相談者：
・・

マドモアゼル愛：
なんでそんなつまんない人間になっちゃってると思う？

相談者：
・・何かに縛られてる？

マドモアゼル愛：
も、すべてに縛られてるよね？

相談者：
・・◆＃

マドモアゼル愛：
す、なのに、あなた神になろうとしてんの。

相談者：
・・うん

マドモアゼル愛：
正しい道を見つけるとか。

相談者：
・・うん

マドモアゼル愛：
間違いをしてはいけないとか。

相談者：
・・うん

マドモアゼル愛：
・・そんなもんあなたの中に・・２４歳の女に・・男でもそうだよ？、あるわけがないじゃない、そんなもんが。

相談者：
・・完璧はできないです。

マドモアゼル愛：
いや完璧どころか・・完璧なんか、まだまだ、先の話で。
何か１個、「わたしはこれです」って言ったことが１個もないのよ。

相談者：
・・

マドモアゼル愛：
なんでも条件付き。

相談者：
・・

マドモアゼル愛：
これ言っちゃ間違ってるいけないから、「こういう面では」とか。

相談者：
・・

マドモアゼル愛：
だから自分という物を・・手応えを得ることが１個もできないの。

相談者：
・・今まで感じたことないです。

マドモアゼル愛：
ないんだよね。
だってその前にあなたが・・神であらねばならないという視点から物事言ってんだもん。

相談者：
・・

マドモアゼル愛：
不完全な人間が神になろうとすれば・・言い訳だけになっちゃうよ。

相談者：
・・うん

マドモアゼル愛：
そのうち一体自分はなんなのか？、何をやりたいのか？、何を食べたら美味しいのか？すら分かんなくなっちゃってんのよ。

相談者：
・・

マドモアゼル愛：
だから面白くないの。

相談者：
・・うん

マドモアゼル愛：
このままだと道ないよ？

相談者：
・・

マドモアゼル愛：
だから行ったり来たりしてんだよ。家と。
家なんか行ったってどうにもなんないよ、これほんとに。
でもお母さんのほうも分かってて・・あなたの前で無理にユーモアやってんのかもしれないけども。

相談者：
・・うん

マドモアゼル愛：
あと友だちなんかできっこないのよね？だって面白くないもん一緒にいたって。

相談者：
・・うん

マドモアゼル愛：
分かるう？

相談者：
うん

マドモアゼル愛：
すごい素直な人だったの。

相談者：
・・うん

マドモアゼル愛：
愛すべき・・恐ろしく素直な・・女の子だったのあなた。

相談者：
・・うん（涙声）

マドモアゼル愛：
だからこうなっちゃったの。

相談者：
うん（涙声）

マドモアゼル愛：
ね？
みんなにいいように・・

相談者：
うん（涙声）

マドモアゼル愛：
騙されたんだよ。

相談者：
・・うん（涙声）

マドモアゼル愛：
学校でも。

相談者：
うん

マドモアゼル愛：
友だちの言い分にもお母さんや・・立派な言葉に騙されちゃったんだよ。

相談者：
うん

マドモアゼル愛：
・・だから・・素直すぎて、素直すぎて・・

相談者：
うん

マドモアゼル愛：
どう反応していいかも分かんないまま・・

相談者：
うん

マドモアゼル愛：
もうどうにもなんなくなっちゃったわけだよ。

相談者：
うん

マドモアゼル愛：
・・ね？

相談者：
そうです。

マドモアゼル愛：
そこ、だけだんだよ、気がつけばいいのは。

相談者：
・・

マドモアゼル愛：
だから例えば、今・・「世のため」なんて言ってる場合・・の・・状況じゃ、ほんとはないよね？

相談者：
・・そうなんです（涙声）。

マドモアゼル愛：
うんー・・世のためどころじゃないよね？はっきり言って、本当に。

相談者：
はい

マドモアゼル愛：
でも、やっぱり世のためにやらんきゃなんなくちゃいけないで縛られてるよね？まだね？

相談者：
はい（涙声）

マドモアゼル愛：
うん
そういうの、捨てちゃおうよ。

相談者：
・・

マドモアゼル愛：
まだ自分はだって力ないし、人を助ける力もないし。

相談者：
うん

マドモアゼル愛：
誰かの、力・・借りないと生きていけないかも弱いところだし。

相談者：
うん

マドモアゼル愛：
そのためにはちょっと我慢しなくちゃいけないとこもあるかもしれないし。

相談者：
・・

マドモアゼル愛：
でもちょっと力ついて来たら、嫌なところから離れようと努力す、したほうがいいと思うし。

相談者：
うん

マドモアゼル愛：
やっぱり順番があると思う。

相談者：
・・うん

マドモアゼル愛：
精、神科に？行くこと・・が、自分の恥であるかにともられんのは、不本意だよね？はっきり言ってね。

相談者：
はい

マドモアゼル愛：
うん
「あんた、ふざけんな」ぐらいは、ほんとは言っていいんですよ。そういうときは。

相談者：
・・うん

マドモアゼル愛：
「あんた」の・・「達のために、わたし・・自分捨てて頑張って来たのに・・この始末だよ」ぐらい言ってやりゃいいんだよ。

相談者：
・・うん

マドモアゼル愛：
そうすっと、生き生きした感情が・・

相談者：
うん

マドモアゼル愛：
出て来るかもしれない。

相談者：
・・

マドモアゼル愛：
何がもう正しいか病は止めてえ・・わたしは何も知らない・・わたしはまだ・・子どもなんだ。

相談者：
うん

マドモアゼル愛：
子どもなのにずっと・・何が正しいか一生懸命・・みんなが言うように・・ま、振り回されて来ちゃったんだっていうことをまず・・

相談者：
（泣）

マドモアゼル愛：
もう分かったわけだから。

相談者：
うん

マドモアゼル愛：
・・ずいぶんこれから楽になると思うよ。それだけでも。

相談者：
・・

マドモアゼル愛：
・・今、将来のこと話す・・ときじゃないんでね？まだね？

相談者：
（泣）・・はい

マドモアゼル愛：
僕もやっぱり今言ったように・・休んでいいと思うよ？

相談者：
・・はい

マドモアゼル愛：
今。

相談者：
（泣）はい

マドモアゼル愛：
ね・・ほんとのマイペースでえ、やって行きましょう！

相談者：
はい

マドモアゼル愛：
はい
ま、今日はだから大したこと、お話できないけどもお、
勇気づけと、いう意味で、

相談者：
はい

マドモアゼル愛：
お話、いたしました。
じゃ、柴田先生に、

相談者：
ありがとうございます。

マドモアゼル愛：
はい、あの代わってみましょうね。

（再びパーソナリティ）