娘の自傷をSNSで知ったことにこだわる父親へ。家がオアシスなら乗り越えられる
(回答者に交代)
大迫恵美子:
もしもし?
相談者:
もしもし?
大迫恵美子:
あ・・
相談者:
お願いします。
大迫恵美子:
はい、こんにちは
相談者:
こんにちは
大迫恵美子:
いや大変ご心配ですねえ。
相談者:
はい
大迫恵美子:
まず、その、1つはね?・・
相談者:
はい
大迫恵美子:
この中学生、
相談者:
はい
大迫恵美子:
中学1年生から、まあ、中学3年までもそうだったかな?、この間(かん)は、
相談者:
はい
大迫恵美子:
非常に、いじめが多いですよね。
相談者:
うん・・そうですね。
大迫恵美子:
で、あの、大変スマホのことを気にしてらっしゃいますけど、
相談者:
はい
大迫恵美子:
・・あの、問題はその、学校でのいじめのほうだと思うんですよ?
相談者:
うん、うん、うん
大迫恵美子:
だからスマホを持たせるとか持たせないとかね?
相談者:
はい
大迫恵美子:
タイムラインをするとかしないとかじゃなくて、
相談者:
はい
大迫恵美子:
そこで語られてる、その・・いじめのほうの問題を・・真剣に親としては取り組まなくちゃいけないんじゃないかなと思うんですけど。
相談者:
うん、うん、うん・・なるほど。
大迫恵美子:
で、学校にはご相談になってますか?
相談者:
ちょっと発・・覚したのがほんとに3日ぐらい前だったのでちょっとまだ、相談はできてないってところですね。はい
大迫恵美子:
ふうん・・あの、学校も非常に難しいんですけど、
相談者:
はい
大迫恵美子:
担任と、それから、まあ、学年主任とかね?
その学校をあげて、い、一緒になって取り組んでくれるような・・学校だと幸いなんですけど、
相談者:
はい
大迫恵美子:
まず、そこのところは、よく、お考えになった上でね?
相談者:
はい
大迫恵美子:
まず学校との連携は考えないといけない思いますよ。
相談者:
はい
大迫恵美子:
それで・・まずは、親御さんは、
相談者:
はい
大迫恵美子:
お子さんに対してね?
相談者:
はい
大迫恵美子:
その、お子さんの存在に対して、
相談者:
はい
大迫恵美子:
あの、味方だよっていう・・サインは
相談者:
うん、&#△
大迫恵美子:
ずっと出し続けてないといけないですよ?
相談者:
なるほど、はい
大迫恵美子:
わたしはね、先ほどの、あん、からの、あなたのお話聞いてて、ちょっと気になるのは、
相談者:
はい
大迫恵美子:
「どういうお子さんでしたか?」って訊いたときとかね?
相談者:
はい
大迫恵美子:
それからまあ、その、この問題の捉え方を、こう、スマホの問題みたいな、は、感じでおっしゃってることとか、
相談者:
はい
大迫恵美子:
普段からお子さんと直接・・
相談者:
はい
大迫恵美子:
あのお、いろいろ話をしてね?
相談者:
はい
大迫恵美子:
この子どもは、こういう考え方をするとかね?
相談者:
はい
大迫恵美子:
こういう考え方ができるようになったとか。
相談者:
はい
大迫恵美子:
そういうことを、きちんきちんと、そのときそのときね?
相談者:
はい
大迫恵美子:
あの、捉えているかな?っていうところが・・若干・・
相談者:
なるほど・・はい
大迫恵美子:
聞いてて分からなかったんですよ。
相談者:
はい
大迫恵美子:
もちろんね?大体どこの家庭でも、お父さんは外で働いていて、
相談者:
はい
大迫恵美子:
えー、子どもといる時間が少ない・・子どもも学校に行ってますしね、少ないっていうことは分かるんですけど、
相談者:
はい
大迫恵美子:
お子さん・・にしてみれば、(チュンチュン)その、外に、の自分の世界の学校で、え、無視されたりね?
ま、辛い、非常にその、疎外されてる状況になって来たときに、
相談者:
ああ
大迫恵美子:
世界がそこしかないようだとね?
相談者:
はい
大迫恵美子:
それ、もう大変追い詰められてしまいますから、
相談者:
はい
大迫恵美子:
やもう、学校ダメなら、家(うち)でいいんだよっていうね?
相談者:
・・うん
大迫恵美子:
避難・・して来る場所がある、
相談者:
はい
大迫恵美子:
そういうのがないと・・
相談者:
え
大迫恵美子:
あのほんとに、いー・・まあ・・大変な、ね?こと、になってしまうことも、ないではないので。
相談者:
うん
大迫恵美子:
そこのところをきちっとお父さんがね?
相談者:
はい
大迫恵美子:
受け止め、られてるかどうか?
相談者:
はい
大迫恵美子:
それが・・物凄く大切なことだと思いますけどね。
相談者:
・・
大迫恵美子:
あの、もちろん、お母さんもですけど、
相談者:
はい
大迫恵美子:
あのね、意外にこういう場面ってね、
相談者:
はい
大迫恵美子:
お父さんっていうもののね?
相談者:
はい
大迫恵美子:
存在価値
相談者:
はい
大迫恵美子:
普段はあまり、その・・ま、子どもと、親との関わりっていうときには、母親と、子どもばっかりっていうことなんですけど、
相談者:
はい
大迫恵美子:
そういうときに、こう、ふっと現れる父親の存在感っていうのがね?
相談者:
・・うん
大迫恵美子:
あの、非常に大きな、意味を持つことは、ありますよ?
相談者:
・・うん
大迫恵美子:
・・母親とね?、あの、
相談者:
はい
大迫恵美子:
お子さんとの間はやっぱり、こういう問題になってるときには、少し煮詰まってるんですよ。
相談者:
はい、うん
大迫恵美子:
だから、む、あの、お嬢さんとしてはお母さんに打ち明けるとかね?
相談者:
はい
大迫恵美子:
お母さんに頼るっていう、気になれないっていうか。
相談者:
あー
大迫恵美子:
なかなかそこが難しくなってるっていうことがあるわけです。
相談者:
はい
大迫恵美子:
そういうときに、あ、あの、普段、あまりね?、登場して来ないあなたが、現れて、
相談者:
はい
大迫恵美子:
お父さんが、「最後までお前の味方だよ」と。
相談者:
うんうん、うん
大迫恵美子:
「お前、学校に行けないほど」ね?、「いじめられてるんなら」・・「そんなのね」、あの、「行く必要ないよ」って、
相談者:
はい、そうですね
大迫恵美子:
「最後はお父さんが面倒看てやるよ」ってね?
相談者:
あ、うん
大迫恵美子:
そのぐらいの、お、感覚、を、
相談者:
はい
大迫恵美子:
お父さんが、あ、持ってもらって、
相談者:
はい
大迫恵美子:
それを子どもに伝えられればね?
相談者:
はい
大迫恵美子:
かなり、子どもとしては救われると思うんですよ?
相談者:
なるほど。はい
大迫恵美子:
逃げ腰ではダメですよ。あの、
相談者:
はい
大迫恵美子:
奥さんの肩越しに子ども見てるようではね?
相談者:
はい
大迫恵美子:
あの、子どもはやっぱり、そ、ちょっとそこの本気度を、信じないので、
相談者:
はい、うん
大迫恵美子:
・・その、前に出て・・子どもと直接向き合ってね?
相談者:
はい
大迫恵美子:
で、子どもの気持ちを聞いてあげて、
相談者:
はい・・はい
大迫恵美子:
ふっとこう、上見たらお父さんがいたっていうような・・
相談者:
はい
大迫恵美子:
そういう場面を作ってあげないと・・
相談者:
はい
大迫恵美子:
いけないんじゃないかなと思いますけどね。
相談者:
・・ありがとうございます。
大迫恵美子:
中学校の、時間っていうのは3年間しかありませんのでね。
相談者:
はい、はい
大迫恵美子:
3年経って高校生になると嘘のようにいじめがなくなるって、もう、わたし達(苦笑)、その・・
相談者:
はい
大迫恵美子:
保護者会とかね?そのお・・
相談者:
はい
大迫恵美子:
人たち、みんなそう言ってて、ほんとにそうなりましたので。
相談者:
はい、はい
大迫恵美子:
ま、そう思ってちょっと、この中学校の3年間を頑張って、
相談者:
はい
大迫恵美子:
あの、お子さんを見てあげないといけないと思うんですよねえ。
相談者:
はい
大迫恵美子:
この年頃になって迷いがちなお子さんの、
相談者:
はい
大迫恵美子:
状況の中でね?
相談者:
はい
大迫恵美子:
親として、どうやって救ってあげるかっていう問題ですから。
相談者:
はい
大迫恵美子:
とにかくお子さんを、
相談者:
はい
大迫恵美子:
きちんと、目を逸らさずね、
相談者:
はい
大迫恵美子:
真正面から見て、真正面から向かい合って、
相談者:
うん
大迫恵美子:
で、もう、とにかく、「お前を、100%受け入れてるよ」っていう・・あの、ことを分からせてあげて欲しいと思います。
相談者:
はい、分かりました。
ありがとうございます。
大迫恵美子:
はい
(再びパーソナリティ)
若いお父さん、女の子という成長を大迫先生の話から頭で理解しても、実際言われるように実行出来るかなぁ~頑張ってね!
お父さん、スマホより娘さんのいじめを心配しようよ。娘さんも、無視されたくらいでリストカットまでしちゃうの?殴る蹴る盗るの被害無ければ知らんぷりすればいいのに。女の子は無視がそんなに辛いのかな?お昼にTBSラジオ聴いてたら、大人になっても友達が欲しいと女性からメッセージ。ふーん、女性は友達付き合いがそんなに大事なんだ。
学校に相談してもムダということについては、今井先生に賛成だな。無かったことにしたがるからね
まだまだ無視が辛いお年頃だと思いますよ。
無視があれば陰口もあるでしょうし、たかだか生まれて十数年ですもの、そこまで達観は無理でしょう。
なかなかすぐにうまい方法は見つからないと思いますが、学校だけが居場所じゃない、というふうにいくらかでもなれるといいですね。
女の子は難しいよね。
気のいい子もいるけれど…。
暴力による肉体的イジメも、無視や陰口による精神的イジメも、辛さは変わりません。知らんぷりできる子ばかりならイジメ自殺も起きません。何より親や大人からの「無視程度のことで」という軽視は死を考えるほどに傷つけるでしょう。大人から見て大したことなくとも、本人にとって学校は社会の全てで、世界の終わりのような絶望感を味わっていることも多いです。
スマホの心配より、娘さんが学校で訳も言わずに
突然に無視されて、辛い思いをしている。
リストカットする何んて、親としてはこれほど悲しい事は無い。
本当に親の出来る事は、中々無いけれど
娘さんに無理して学校に行かなくてもいいってあげて下さい。
そうだね。
でも、家の中にもホッとする処がないんじゃないかしら?・・・
女同士の無視はキツいぞ。年齢を問わずに。ジェンダーで区別するのも難だが、女は横の繋がりを重視する。Gメン75ばりに横並びで往来を闊歩するのも、そのため。なにかとトラブル話を多々聞くママ友関係も、子供が絡むからお互い顔色伺いながら薄氷を踏む思いでやってる。さて、相談者。空回りはしてるが、意気込みは感じる。LINEはトラブルの種という事件も多いからスマホ取り上げたい気持ちもわからんことも無い。個人的に(縁起でもないが)頭を過ったのは、旭川と桐生市の件。切りたくても切れない関係の果て。前者は凍てつく夜に、後者は母親に送るはずのマフラーで、命を落とした。
思春期外来の勤務経験者です。
今はリストカットする事でどうにか自分を保ってるんだと思うから、この早い時期に親が把握できて良かった!
相談者がスマホ云々の次元ではない事を知った事も良かったと思う。
まずは、お子さんの心を落ち着かせて安定してもらう事を優先に。
経験と雰囲気でしかないですが、何となく相談者さんは娘さんのサポーターになるのでは?と感じました。
ご相談者、途中声が小さくなってた。事の重大さと対処する自信のなさなのでは
ご自分はいじめの経験なく順当にきた人選で
職場でも仕事できる部類の方なんでしょうね
子どものことは、仕事のように合理的にはいかない
「家族会議はないわあ」。至言です
リスカしたって読んで話してるのに、傷口を見ていない父親。逃げ腰過ぎます。直視してない
お父さん、ガンバってほしいです
日本人の親は、なんでこどもに「大好きだよ」と言ってあげないのかな。こどもにとって、ものすごい励ましになるのに。
それが難しければ、「大切だよ」とか。
世界中を敵に回しても、親は絶対自分の味方、と感じられたら、どんなにいいか。
思春期のこどもは、そういう言葉をかけられてもどうしていいかわからなくて、ちょっと鼻で笑ったような態度をとるけど、こういう言葉ってあとからじわじわ効いてくる。
こういう大事な時に、親が照れも遠慮も捨てて向き合うとこどもの心にちゃんと届く、と私は思います。
「自殺したい」は助けてほしい、生きたい、です。
リスカが常習化する前に救ってあげてほしい。
リスカ=「自殺する」ではないからすぐに大変なことにはならないけど、このまま続くとエスカレートして取り返しつかないことになる。
でも家族会議はだめ。当人は責められているとしか感じないと思う。1対1で同じ目線で、あったかい物でも飲みながら。
その通りですよね。
優しく近づいて来る悪い誘惑も周りには沢山あるし・・・
学校で嫌なことがあった程度で命を粗末にしてしまう若者がいるので、間に合う人は救ってあげてほしい。
不思議なのは、学校に文句言う親。
親がちゃんと我が子を見てる、守る、育てる、味方になる、ってしてたらさ、ちゃんと寿命全うするっしょ。