アカハラを跳ね返そうとウツになるまで頑張った歴女の深層心理。行き詰まる就活
(再びパーソナリティ)
加藤諦三:
あなた・・ほんとにやりたいことっていうのは、
相談者:
はい
加藤諦三:
今、なんですか?
相談者:
今後、もう1回・・博士課程にチャレンジできるように、ま、準備をしたいっていうのが今・・できることとやりたいことなのかなっていう・・
加藤諦三:
そうすっと、あなたの本当の心の底にあるのは、社会的成功が、偉いことで、人に「レベルが低い」と言われることが悔しいことなんじゃないの?
相談者:
いやあ・・そうとは・・
加藤諦三:
思わないんだよねえ・・
相談者:
思わ、思わない・・
加藤諦三:
これは絶対あなた認めない?
例えばフロイドという人が、うつ病を調査してみれば・・うつ病の人は自己蔑視してますよね?
相談者:
はい
加藤諦三:
だけど本当は・・他人を憎んでるんだと。
その他人への憎しみが自分に対する自己憎悪として出て来てるんだという・・これは認められない?
相談者:
はあ・・はい
加藤諦三:
つまり、なんでそこまで努力するわけ?
相談者:
・・
加藤諦三:
「レベルの低い、学校から来た」って、言われたことは・・悔しいんですよね?
相談者:
そう、ですね。
加藤諦三:
本当は先生憎んでいない?
相談者:
憎んでは、い、ないん・・で◆#
加藤諦三:
本当の自分から目を背けている、このことを逃げてる限り、うつ病は治りませんよ?
相談者:
あー
加藤諦三:
あなた、自分の、価値観を再構成しないとダメです。
相談者:
・・はい
加藤諦三:
自分に嘘ついてるから。
相談者:
・・
加藤諦三:
就職の面接官にしても、大学院の指導教授に、から始まって、ほんとは、あなた、憎しみで怒って、当然なんです。それ、全部抑えてんの。
相談者:
・・
加藤諦三:
それであなた、全部自分が嫌いなんです。
相談者:
・・
加藤諦三:
自分が自分を憎んでんです。
相談者:
・・
加藤諦三:
だから生きるのが辛くて、もうどうしようもないんですよ。
相談者:
・・
加藤諦三:
だから薬飲んでんの。
相談者:
・・
加藤諦三:
なんで・・うつ病の薬まで飲まなきゃいけないの?あなた。
相談者:
・・あー
加藤諦三:
それは・・自分に嘘をついてるからです。
相談者:
・・は、はい
加藤諦三:
あなた人生ガラッと晴れますよ?
相談者:
・・
加藤諦三:
人生の目的の再構成ができれば。
相談者:
はい
加藤諦三:
・・自分は・・本当は社会的に成功することが偉いと思ってんです。
相談者:
・・
加藤諦三:
だから博士号まで取りたいんです。
相談者:
・・はい
加藤諦三:
25歳、まだ若いんだよ。
相談者:
・・
加藤諦三:
素晴らしい人生、生きられるんですよ、あなた。
相談者:
・・はい
加藤諦三:
覚えといてください。
相談者:
・・
加藤諦三:
あなたが、25歳から・・この生きるのが辛いってことから素晴らしい人生にするためには、
相談者:
はい
加藤諦三:
価値観の再構成。
相談者:
はい
加藤諦三:
自分の価値観を・・もう一度組み替える。
相談者:
・・はい
加藤諦三:
それで、25歳から、今までの人生に、サヨナラできて。
努力の仕方は間違ってんじゃなくて本当に自分が幸せになるための努力ができます。
相談者:
・・はい
加藤諦三:
よろしいですね?
相談者:
はい
加藤諦三:
はいどうも失礼します。
相談者:
はい、ありがとうございました。
加藤諦三:
うつ病の原点、憎しみです。
ウルベ先生はわかり易い所を攻め、加藤先生はより深い所をえぐる。(結構いい組み合わせと思う。)
最後の方の加藤先生の声は地の底から聞こえるようだった。
悩みに悩んで苦しんできた相談者さんには届いてる。
だからこその無言。
本質をついているから何も言葉が出ない。
相談者さんは、何年かかっても今日の加藤先生の言葉を芯から理解出来る日が来る。
きっと明るい日々が待ってるよ!
「人生いろいろ、ハラスメントもいろいろ。」というところでしょうが、個人的には加藤さんではなくて、柴田さんだったらという感じはします。
加藤さんは昨日の相談に出てもらって、坂井さんではなく、愛さんか大原さんで解決してもらいたかったところですが、途中で電話切ったかなあ?
博士号はゴールではない。研究者になりたいのか、自分はなれる可能性はあるのか、逃げずに考えてほしいなぁ。うつ病だと論文書けないから、まずは治すことでしょうか。研究ってクリエイティブな作業だから。
この相談者、どんな人生設計を描いてるんだろう
奨励金って、地方の名士の財団とかがやってる、返済なしの助成金ですよね
育英会の奨学金だったら、いつぞやの「大学院生の自分探し」案件だ
理系や法律・経済系の実学でなく、最もつぶしがきかない人文系
博士課程まで進めば「ポスドク」問題もあることを知らないはずはない
生半可な思いで就活したところで、採用側には「6年以上モラトリアムを満喫してました」としか受け取られない
その点でウルヴェさんのアドバイスは現実的でとてもよかった
昨日柴田さんの方がよかったと書いた者ですが、追加で言うならば、希望の仕事に就ける人が一握りだということを全国民が知りたいところです。
その上でアカデミックハラスメント、いわゆるアカハラやパワーハラスメント、いわゆるパワハラは良くないことですが、なくならないのが現実。
よそ者と言われたことがあるようですが、地方に行けばそれは当たり前、よそ者は若者や馬鹿者同様、排除されるのはバブル崩壊以降強いんです。
うつ病はしっかり治療をして欲しいですが一方で、歴女希望も現実を見て畑違いでも就職して欲しいんです、就職浪人は長期化して大変ですから。
この相談者さんが収録されたのが2年前とツイートされてました(現在ツイ消しされています)。収録自体1時間以上でかつスタッフさんからいろいろ発言を訂正された?とか。博士課程に戻りたいと放送ではおっしゃっていましたが、本当は仕事して元気になったら今までの論文をまとめるために働きながら博士課程に通うために「もう一度戻りたい」と。現在は無事就職され研究者続けながら楽しくお仕事されているそうです。
それは、良かったですね。
相談者さんの復職をネットの向こうながらお祝い申し上げます。電話収録から放送までに時間は空くとは知っていたけど、2年も空いていたのですね。相談者さんのレジリエンスは凄いなと思います。一方で、この相談から「博士」に対する日本の冷遇っぷりも浮き出ていますね。ここのコメント欄も辛口気味ですし。先日ノーベル賞受賞した真鍋氏が「日系アメリカ人」であるのも無理もない。
こんなに優秀な頭脳を持った人が、その才能を発揮できる場が無いなんて本当に勿体ない!残念です
2年も前の収録を今頃放送してるのですか!知りませんでした。今は就職されて楽しくやっているのなら良かったと思いましたが、加藤さんの最後の方のアドバイスは、うつ病の方にとっては、傷付きそうな言い方だったなぁと私は思った。
出た、ウツ。
優秀でも、こんな言い訳持ち出すのは褒められたモノじゃないわ〜。
出た、匿名 希望。
いくらストレス溜まってても、こんな偏見持ち出すのは褒められたモノじゃないわ〜。