自己消滅型解決が罪責感を強化するスパイラル。今日から禁句「すみません」
(再びパーソナリティ)
加藤諦三:
今あ・・京先生にほんとに、いいアドバイスをいただきました。
相談者:
はい
加藤諦三:
あなた、さきほど・・お母さんが52歳で、弟が23歳で、
相談者:
はい
加藤諦三:
お父さんは、とお母さんとかは別れたの?
相談者:
別れて、い・・父親がまた別で住んでます。
加藤諦三:
お父さんとお母さんが別れたのは、いつ?
相談者:
小6だったと・・
加藤諦三:
小学校ですね?
相談者:
はい
加藤諦三:
あなた今、父親に対してどういう感情を持ってます?
相談者:
・・一言で言えば・・大っ嫌い、でしたね。
加藤諦三:
大っ嫌い?
相談者:
自分のことだけを、やっているような父親だったので。
加藤諦三:
うん・・「大っ嫌い」っていう言い方を、しましたけれども、
相談者:
はい
加藤諦三:
大っ嫌いというよりも、もうちょっと強いんじゃない?
相談者:
うーん
加藤諦三:
憎しみ。
相談者:
・・憎しみ・・
加藤諦三:
自分を・・捨てて行ったというふうには思っていない?
相談者:
・・あ、そういうわけじゃないですね。
加藤諦三:
すと父親に対する憎しみはない?
相談者:
憎しみは、特にない、です。
加藤諦三:
特にない?
相談者:
はい
加藤諦三:
そうしますとね?
田中ウルヴェ京:
うん・・
相談者:
はい
加藤諦三:
小学校のときのお・・先生・・に・・怒られた・・
相談者:
はい
加藤諦三:
ということがあ・・なんでここまで大きくなっちゃった、と思います?
相談者:
・・
加藤諦三:
もう1つ言うと、あなた、罪悪感もあるよね?
相談者:
・・罪悪感?
加藤諦三:
だって、「すいません」つって言うことで物事を解決しようとしちゃってんですよ、あなた。
相談者:
・・ああー
加藤諦三:
これ自己消滅型解決という言い方するんですけどね?
相談者:
・・
加藤諦三:
罪悪感持ってんですよ。
相談者:
あー、あります。
加藤諦三:
・・罪悪感はあるんだけれども、悪いことしてないよね?
相談者:
はい
加藤諦三:
悪いことしてないんです、あなた。
相談者:
・・
加藤諦三:
でも罪悪感があるんです。
相談者:
・・
加藤諦三:
おかしいでしょ?
相談者:
・・おかしいですね。
加藤諦三:
・・なんでだと思う?
相談者:
・・うーん・・
加藤諦三:
僕は・・原因は・・父親に対する攻撃性だと思ってるんです。
相談者:
・・
加藤諦三:
その父親に対する攻撃性は、あなたは許されないから、その攻撃性を自分に向けたの。
相談者:
・・あーあ、はい
加藤諦三:
それがあなたの、罪責感です。
相談者:
はい
加藤諦三:
その罪責感をベースにして・・小学校のときに、先生から・・怒られた・・
本当は・・小学校の先生、に対する怒りじゃないんだよね。
相談者:
・・
加藤諦三:
だから、先輩に・・殺されると思った「埋める」って言われて。
相談者:
・・
加藤諦三:
そこまであなたが、もう酷い解釈に・・ならざるを得ないような状況がどんどん、どんどん、きちーんと・・できてんです。
相談者:
・・
加藤諦三:
だけど、これ、あ、あなたあ・・が解決しなければならないから。
相談者:
・・
加藤諦三:
で、あなたの、解決の仕方がさっき言った自己消滅型解決というか、あなたの・・解決の・・矛盾なんですよ。
それがもう、どうにもこうにも・・ならなくなって・・殺されるという感情を自分が作って来ちゃったの。自分の行動で。
相談者:
・・あー
加藤諦三:
だから行動を変えなきゃいけないの。
相談者:
・・はい
加藤諦三:
・・まず第一、
相談者:
はい
加藤諦三:
とにかく「すいません」ていう、この、言葉をやめる。
相談者:
はい
加藤諦三:
これだけで・・あなたの心の中、ガラっと変わって来ますよ。
相談者:
・・はい
加藤諦三:
で、行動を変えると・・父親が大っ嫌いっていう・・よりも、もっと一歩・・深刻な問題を自分は抱えていたと・・いうことに気づくはずですよ。
相談者:
はい
加藤諦三:
そしたらもう解決は、自然と・・太陽が東から登って西に没するように・・あなた、の問題は、解決して行きます。
相談者:
はい
加藤諦三:
・・もう・・「埋める」なんていう言葉に・・脅かされて・・会社に、行く必要はないです。
相談者:
・・はい
加藤諦三:
明日から、会社は、わたしの味方。
相談者:
・・はい・・はい
加藤諦三:
今まであなた、周囲の人間がみんな敵だったんですよ。
相談者:
あー、そう、思って生きてますね。
加藤諦三:
周りが敵だと思って行動することで・・あなたの認識が、周りは敵だという認識になっちゃうんです。
相談者:
はい
加藤諦三:
いいですね?
相談者:
はい
加藤諦三:
周りはあなたの敵ではありません。
相談者:
はい
加藤諦三:
周りはあなたの味方です。
相談者:
はい
加藤諦三:
はいどうも失礼します。
相談者:
はい、失礼します、ありがとうございました。
加藤諦三:
人間の行動は、背後にある動機となった考え方を強化します。ジョージ・ウェインバーグ
この写真、笑ってしまいましたww
ホント、ですよねwww
昨日の、お股のユルい女性のアイキャッチ画像といい、一体どこからこんなドンピシャな写真が出てくるのやら?
毎回笑わせてもらってます。
埋めるぞとは物騒な話で相手側にも問題ありだと思うが
怒られたときになぜ怒られたのかを深く考えないで
すいませんすいません
言うと自分も進歩しないし相手の怒りも増すばかり。
全くのいちゃもんだったら毅然とした態度も必要です。
どんなシーンで怒られたのかとか詳しく聞いてほしかった。
カットされたのかもしれないけど。
普通、怒られたり注意を受けて色々なことを学んでいくものだと思うが
彼はただ相手が怒るのがイヤだってだけで謝ればいいというクセになってしまっている
20歳半ばでそんなんではダメだろ
そういうもんなんだって親も教えるべきではと思うけど
このしきりに怒られるの慣れてないからヤダヤダって
親も怒らない家なんだろうか…
職場で怒られたときにはまず「すいません」だろうが!それを言うのをやめるってトンデモなアドバイスじゃないの?
怒られたら謙虚に受け止めて、その後の仕事で結果を出す。そうすれば、おのずと周りが味方になってくれるはず。
人生いろいろ、職場もいろいろ、勤め人もいろいろ、顧客もいろいろですよ。
とはいえ、パワハラとも取れそうな怒り方をする人に不信感を持ちますねえ。
ところでウルヴェさん、加藤さんと当たることが多いなあと思います。木曜日にレギュラー出演する『ワイド!スクランブル』との兼ね合い、あるかなあ?
もし今井さんや柴田さん、玉置さんの女性陣とウルヴェさんが組んだら、一体どんな結果になっているか、今後ちょっと期待して聴きたいなあと思います。
一部地域で放送されている土曜日版は、母の入院絡みでの所用があって聴けませんでしたが、加藤さんパーソナリティ、愛さんご相談相手になったかなあ?
昭和の時代が小中学生だった自分にすれば、先生に殴られるなんて、当たり前で日常茶飯時すぎて、なんとも思わなかった。授業中、よそ見をしただけで、歯を食いしばって往復ビンタ食らった。
それがトラウマになったか?。
これも時代の流れだね。
いじめをしたから担任に怒られて暴力を受けたんですよね。
いじめをしなければ怒られなかったわけで。
もちろん担任の行為は今の時代では行き過ぎかもしれないけど、
いじめをしたという自分の行為がダメだったとは思ってなさそうで、
いじめをした自分は悪くなくて先生の暴力で自分はこんな風になってしまった、と正当化してるのがおかしいと思う。
相談者の人がいじめた人は、トラウマなどで人生をダメにされてしまって自分はこんな風になってしまったと相談者を恨んでるかもしれませんよ。
これには同感。
いじめといてよくそんなことが言えるなとは思った。