ヒッキーじゃなくニートじゃなく親元上等のニューカマー、その名もコドオジ
テレフォン人生相談 2021年11月19日 金曜日
ヒッキー: 引きこもり
ニート: NEET 、Not in Education, Employment or Training、学校も行かず就職もせず、それに向けた努力もしていない。なので浪人生や司法浪人は当たらない。最初に英国政府機関が用いた格調高き呼称。
コドオジ: 子ども部屋おじさん、ネットスラング、実家の子ども部屋にそのまま居続ける独身中年男、呼称は新しめだが存在自体はニューカマーでもなく。
パーソナリティ: 加藤諦三
回答者: マドモアゼル愛(心についてのエッセイスト)
相談者: 女70歳 夫74歳 娘42歳 同居の息子37歳 3人暮らし
今日の一言: 本当の決意というのは修羅場を作って物事を解決します。
加藤諦三:
もしもし?
相談者:
はい、もしもし
加藤諦三:
はい、テレフォン人生相談です。
相談者:
よろしくお願いします。
加藤諦三:
はい
最初に年齢教えてください。
相談者:
70歳です。
加藤諦三:
70歳・・結婚してます?
相談者:
はい
加藤諦三:
ご主人何歳ですか?
相談者:
74歳です。
加藤諦三:
74歳、お子さんは?
相談者:
上が、娘で、下が、息子で、
加藤諦三:
はい
相談者:
娘は、42歳です。
加藤諦三:
はい
相談者:
息子は37歳です。
加藤諦三:
はい
それで今、ご主人と2人で暮らしてんの?
相談者:
いいえ・・息子と3人です。
加藤諦三:
はい、分かりました。で、どんな相談ですか?
相談者:
息子のことなんですが。
加藤諦三:
はい
相談者:
わたしの希望としては、
加藤諦三:
ええ
相談者:
独立して・・
加藤諦三:
はい
相談者:
自分で、
加藤諦三:
はい
相談者:
生活をしていってほしいというのが、
加藤諦三:
ええ
相談者:
何年も前からの、希望なんです。
加藤諦三:
今は、独立、する気配がないんですか?
相談者:
ありませんね。
加藤諦三:
ということは、最近、の流行りの言葉でいえば、中年の引きこもり?
相談者:
いえ、引きこもってはおりません。
加藤諦三:
引きこもってはいないの?働いてはいるの?
相談者:
あ・・はい
加藤諦三:
働いているんだけれどもお、自分で、生活しようとか結婚する意思もないの?
相談者:
いや結、婚、する意思はあ・・って、
加藤諦三:
うん
相談者:
彼女もいるみたいなんですが、
加藤諦三:
ん、うん
相談者:
なかなか、結婚のほうに向いてかないんです。
加藤諦三:
あなたの話を、伺っていくとお、所謂、例の・・8050(はちまるごおまる)問題っていう・・50歳の、子どもが80歳の親の・・介護をするんではなくて、逆に親が子ども・・の世話をしてるっていう・・そこんなると、これは大変問題ですけど。
働いているんですよね?
相談者:
働いてる(苦笑)って言ってもお
加藤諦三:
うん
相談者:
きちんとして、
加藤諦三:
ええ
相談者:
働くんじゃなくて、
加藤諦三:
ええ
相談者:
自分のお小遣い程度に働く?
加藤諦三:
あー、お金は出してないわけですね?月にいくらっていう。
相談者:
まあ、とりあえずお金は、
加藤諦三:
うん
相談者:
入れませんよね、当然。
加藤諦三:
い・・入れないですか。
そ・・
相談者:
それで、
加藤諦三:
はい
相談者:
先ほど先生がおっしゃったように、
加藤諦三:
ええ
相談者:
将来的には、
加藤諦三:
ええ
相談者:
そんなイメージしかないんですよね。
加藤諦三:
80歳の、親のほうが50歳の息子の世話を・・するという・・そっちのほうに行ってしまうことを今、心配しているということですね?
相談者:
そうですね。
加藤諦三:
じゃあ、37歳の息子さんは働いて、いるってえ、今・・あなたおっしゃったけれどもお・・それアルバイト程度?
相談者:
そうです。
加藤諦三:
て
相談者:
まあ、親のところにいて、
加藤諦三:
ええ
相談者:
このまんま生活できれば、
加藤諦三:
うん
相談者:
いいというふうに考えてるように思われます。
加藤諦三:
で、彼女もいる”みたい”ということですけれども、
相談者:
はい
加藤諦三:
恋人は・・いるかいないかは分かんないの?
相談者:
いや、います。
加藤諦三:
いますか?
相談者:
はい
加藤諦三:
で、結婚は、する気配がないの?
相談者:
ないです。
加藤諦三:
そいうことは話はできてないわけね?
相談者:
・・ですから、言うと・・怒り出すのでね。
一時(いっとき)は、家の中でちょっと暴れたりして、家具とか壊したり。
そういう・・
加藤諦三:
あー、あー
相談者:
そういうことがあって、
加藤諦三:
うん
相談者:
で、ここ最近もちょっと、気に入らなくて・・恫喝みたいなことをするんですよ。
加藤諦三:
ということはあ、家庭内暴力の息子、と同じですね?
相談者:
すぐ物に当たって壊したり、してましたね。
加藤諦三:
それは何年頃?
相談者:
20代からです。
加藤諦三:
20代から?・・じゃ20代から、もう、家族の中に問題があったんでしょうね?
相談者:
はい
加藤諦三:
あなたは、何が問題だと思います?
相談者:
・・一言で言えば・・長年、夫婦の問題があると思いますね。
加藤諦三:
・・
相談者:
主人が・・
加藤諦三:
うん
相談者:
自営をしてたんですが、
働かないわけじゃないんですが、自分の好きなように、
加藤諦三:
うん
相談者:
遊びに行ったり、できないと・・
加藤諦三:
うん
相談者:
機嫌が悪くなるんですよね。
加藤諦三:
でも自営業って言ってもお・・機嫌が悪かったら働かなかったら、潰れ・・
相談者:
いや、働かないっていうわけではないんです。
加藤諦三:
うん
相談者:
仕事はしますけど、
加藤諦三:
うん
相談者:
やはり・・いつも、不満を持ってるっていう感じなんです。
加藤諦三:
いつも不・・
相談者:
わたしに対して。
加藤諦三:
ということはあ・・夫婦関係がうまく行ってない、
相談者:
はい
加藤諦三:
で、親子関係もうまく行ってない、
相談者:
はい
加藤諦三:
で、子どもが暴力を振るってると。
相談者:
はい
加藤諦三:
で、それがそのまま・・ずうっと続いて・・8050(はちじゅうごじゅう)問題と言われるようなあ、
相談者:
はい
加藤諦三:
その問題に、あなたの家も、突入・・しつつある。どうしたらいいでしょうか?っていうのが・・今日の相談ですか?
相談者:
はい
加藤諦三:
はい、分かりました。
今日はあの、スタジオに心についてのエッセイストとしてお馴染みの、マドモアゼル愛先生がいらしてんので、伺ってみたいと思います。
(回答者に交代)
もし今井さんか柴田さん、玉置さんがパーソナリティだったら、どんな答えになっていたか、ちょっと気になりながら、最後まで聴いていました。
ご相談者さんの長男、大学受験のための高校浪人をしていれば、どのくらいあったか分かりませんが、2年くらいあればリーマン不況とかぶるか?
僕はバブル崩壊不況世代で、いわゆる超就職氷河期でした。現役就職できず、今も社会保険付き長期雇用を求めて母の介護をしながら求職中です。
親元に住みながらというのは、地域事情もあり、仕方ない部分もありますが、何とか社会保険付き長期雇用に行けるよう頑張ってもらいましょう。
とはいえ、最低限希望外職種ながらも現役就職した人とのバランスもあるだけに、現役就職できないと、求人応募の土俵にも上がれないんですよ。
女性の場合は最悪現役就職出来なくてもパートでキャリアアップ、社会保険付き長期雇用も想定できますが、男性はほぼ正社員しかないのが現状。
それも応募資格が実質経験者に限られる求人が多いだけに、相撲や武装系ではないが、新弟子検査や徴兵検査さえ上がれないという感覚ですねえ。
加えて地方だと地域に見合った考え方も必要になりますから、壁も厚く、人も少ないだけに、スーパーマンでなければ応募さえできないのも現実。
頑張らなければならない、頑張って欲しい半面、現実があるだけに、運を天に任せて、自立に向けての活動を一生懸命やらなければ、と思います。
あっ、北海道東部だと現役就職だけではなく、地元で、それも地元企業で就職して、テレ東系TVhを我慢した人とのバランスも問われるんです。
北海道東部は長くTVhが入らなかったので、この条件はきつい。明後日の日本シリーズ、TVhですが、地デジ移行後に入ったので見られます。
ところで、修羅場を伴う喧嘩をされたようですが、ご相談者さんも早めに夫婦水入らずの生活を作る基盤を作って、余生を送ってもらいたいです。
社会保険付き長期雇用というのが目指すべき道、になっちゃう日本という国に不安を感じてしまう今日この頃です。
年金受給額に大差が出てしまいますからねえ、思わず道内テレビ・ラジオ局で長らく活躍した某予備校の元校長先生の格言を思い出しました。
厚生年金は支払額はそれなりだが、受給額もそれなりに、一方、国民年金は支払額は高いのに、受給額は著しく少ないともよく聞いています。
確かに確定申告など、各種申告が面倒になったりと、色々な問題もありますが、厚生年金受給額の多さ(?)を考えると、という感じですよ。
多様性も大事ですが、社会保険付き仕事が出来そうなら、精一杯奉職して年金を多くもらうことも大事かなあという気持ちは大いにあります。
旦那のアルコール依存症のほうがよっぽど問題じゃないの?
このこどおじ 育ててくれた親を恫喝するわ
暴力ふるうわ 働かないわ
親と家に寄生するわ
いい所がひとつも見当たらない
相談者の娘が相続から当然のように外されそうでかわいそう
こんな話聞いてると 貧しくてもアルバイトでも その日暮らしでも つらい職場でも 働いて自力で生活して たとえ少しでも 税金おさめて社会に貢献してる人がとても人格者に思える
迷惑系のこどおじだらけの村をブラックホールの郊外にでも建設することには反対しないから誰にも迷惑かけずに助け合って達者でな
予告の時点では、団塊世代と氷河期世代の価値観の断絶みたいな話かと思ったけど、もうちょっとシンプルな話だった
息子には、大人の男のロールモデルがなかったんだろうなあ
親父は自営業で稼いではいたけど、自分勝手で常に不満たらたら、引退後は酒に溺れて今やアルコール依存症、要は何かに依存し続ける情けない存在
母親のほうがまだ話ができる相手だけど、脅せば何とかなると息子は思ってた
しかし、ついに母親が腹をくくって言い返した、言ってみれば「男気」を見せて真正面から対峙した
この相談者の覚悟や「大人の本気」から、息子が何か感づくことを願うばかり
伝説の「ガチャ切り女教師」から見栄と自己愛を取り去って、覚悟と現実的な対応を身に着けた、もう1つの世界線という印象
それにしても、加藤先生は「8050問題」の言葉が冒頭からすっと出てくるのに、マド愛先生は言葉自体初耳って・・・
これだけ社会問題になってるのに初耳⁈と驚きました。さらにその先の9060も話題ですよね。
こういう人間が親になるから子供もそうなるという家庭の典型
どうせならこの言葉↓も書いておけよ
親ガチャ:「子どもは親を自ら選ぶことはできない」という意味です。 人生を大きく左右する家庭環境や境遇などは運任せだということを指します。
親になる資格のないダメな人が親になるからガチャ失敗みたいなイメージなんだろうけど、どんなに立派な大人でも子どもの有無に関わらず依存症になったり仕事を失ったり「親としての職務を全うしたくてもできなくなる」可能性があるだけの話なんだわ
先日、どんな仕事でもその道の出来る人に。なんでもいいから必死に頑張っていけば、そんな風にいつの間にか認められる と思う。
私は、其が楽しむという事に感じる。
日々生きることを楽しんでいけたら、幸せです。
どの世代でも、人のせいにするのは簡単だけど、自分の人生は自分しか切り開けないし、自分の面倒は自分でみるのが基本と思う。
そもそもこの相談者の息子は自活できるだけの収入がないわけで、こどおじ云々以前の問題でしょう