虐待の恨みの晴らし方。勝負は二の次。公の場に引きずり出して悪行さらす相続

(回答者に交代)

大迫恵美子:
こんにちは

相談者:
こんにちは、よろしくお願いします。

大迫恵美子:
大変な、お子さんの、時代・・を、過ごして来られたんですねえ。

相談者:
それで先生、悪のスパイラルが、甥や姪っ子のほうにも、影響、が出てまして。

大迫恵美子:
あーあ

相談者:
弟は一番虐待を、きょうだいの中で受けて来た存在なので。

大迫恵美子:
ええ

相談者:
一生懸命やってるつもりが、結局は子供と心が通じてなくて。
子供たちに、もうすでに、愛想を尽かされてるんですよね。

大迫恵美子:
うーん

相談者:
で、妹もお、今シングルマザーで子供が、いるんですけど。

大迫恵美子:
はい

相談者:
その子も、少年院に行ってます。

大迫恵美子:
はい

相談者:
その悪のスパイラルを・・誰も気がついてないんですね。うちのきょうだいの中で。

大迫恵美子:
うーん

相談者:
で、それを・・この遺産相続っていう、ことで・・虐待の件も含めながら、父に対する・・虐待も・・僕たち相続・・3年以内だったらしてます、よね?

大迫恵美子:
物はなんなんですか?相続の、対象の、になってる財産は。

相談者:
預金と・・あと不動産の、相続のほかに、父親が受けてた、損害賠償に対して、相続って言ったらいいんでしょうか。

大迫恵美子:
ああ、お父さんが、お母さんに受けた、虐待の・・

相談者:
そうです。

大迫恵美子:
損害賠償請求権を自分たちはお父さんから・・受け継いでるはずだという意味ですね?

相談者:
すいません、そういうことです。

大迫恵美子:
ああ、なるほどね。
ま、例えばね?・・お父さんは交通事故で亡くなったとかね?

相談者:
はい

大迫恵美子:
第三者の、不法行為によって

相談者:
はい

大迫恵美子:
傷を負ったとか。命が、なくなったとかね?、そういうようなときには、ま、その第三者に対する損害賠償請求権っていうのは発生しますから。

相談者:
はい

大迫恵美子:
その損害賠償請求権っていうのは、まあ、相続の対象になりますのでね?

相談者:
はい

大迫恵美子:
一般論としての損害賠償請求権、不法行為に基づく損害賠償賠償請求権という物は、相続の対象です。

相談者:
はい

大迫恵美子:
ただ・・

相談者:
はい

大迫恵美子:
え、問題はね?、虐待に基づく、

相談者:
はい

大迫恵美子:
損害賠償請求権っていうのはね?

相談者:
はい

大迫恵美子:
そもそも、それ、成立するのかどうか。

相談者:
はい

大迫恵美子:
そして、「あんたは」そのお、「虐待したんだから損害賠償義務があるんだ」って・・言えたとしてもね?

相談者:
はい

大迫恵美子:
お母さんの取り分をいくら、あー、差し引いたらいいんだ?とか。

相談者:
はい

大迫恵美子:
それはまあ、分からないですよね?

相談者:
はい

大迫恵美子:
そういうことをそのお互い、言い合ったとしても、

相談者:
はい

大迫恵美子:
恐らく決着しないと思います。

相談者:
あーあ

大迫恵美子:
お母さん自身はまったくそういうこと認めない人なんでしょ?

相談者:
・・そうですね。
父親が・・出棺して、燃やされるときに、

大迫恵美子:
ええ

相談者:
ま、泣きじゃくりながら、

大迫恵美子:
ええ

相談者:
僕から言わせると、よくあんな猿芝居で泣けるなっていうようなことを、できるんですよね。

大迫恵美子:
それをね、猿芝居というのはね?

相談者:
うん

大迫恵美子:
本当に猿芝居であれば、

相談者:
はい

大迫恵美子:
むしろいいんですけど。

相談者:
はい

大迫恵美子:
ほんとに信じてると思いますよ。

相談者:
そうなんですよ、それで、妹が、中学校、生の頃、ゴルフクラブのアイアンで頭殴られて。

大迫恵美子:
はあ

相談者:
母親に。

大迫恵美子:
はい

相談者:
それ頭割れますよね?

大迫恵美子:
ええ

相談者:
そんときに名言が出るんですけど、

大迫恵美子:
ええ

相談者:
「絨毯が汚れるから風呂場行け」って言うんですよ。

大迫恵美子:
あ(ため息)

相談者:
それを、何の気なしに母親に、「妹の頭だってゴルフクラブで殴っただろ」って言ったら、
「そんなことわたしやってないね」って言うんですよ。
「どうせ、お前と妹の作り話だろ」って言うんですよ。

大迫恵美子:
はい

相談者:
そうすると、僕は・・妹に、「母親にやった事実は事実として話せよ」って妹に言うんですよね。

大迫恵美子:
ええ

相談者:
そしたら妹は、もう、「いいじゃないか」と。

大迫恵美子:
はい

相談者:
「お母さんも年なんだから」って。

大迫恵美子:
はい

相談者:
で、その、妹のお、そういう現実を、歪曲させるっていう考え方が子供にも反映してて。子供がやっぱり少年院まで行って更生施設行ってるんですよね。

大迫恵美子:
はい

相談者:
で、もう、ほんとにそんなきょうだいばっかりで。
そういう、きょうだいに対しても、もう生き方として、先生さっきおっしゃいましたけど、その虐待受けたっていうのが・・果たしていくらになるのか?、ほんとに非常に難しいと思うんです。
ただ証言として・・兄も、近くで見てたし、妹もそれは知ってますし。
死んだ父親に対して嘘をついてまで、母親のことを庇うのかどうなのか?っていう、そういう・・のもやってみたいっていうのが、現状のところ、あるんですよね。

大迫恵美子:
はい

相談者:
本人たちの持っている・・良心だったり、力だったり、人間の基本的なそういう姿勢だったり・・そういうとこに・・
「お前らどうなってんだよ」っていう意味で・・「目を覚ませよ」っていう意味で・・なんか1人で戦ってるっていうことが(涙声)・・
凄い虚しんですけど・・ もう、さ、裁判では・・まあ、当然、難しいだろうなっていうのは・・分かるんですけど(泣)。
でもやっぱり生き方として・・「お前らおかしくないか」って・・これやりたいんですよね(泣)

大迫恵美子:
ま、確かにね?あなたの、ご両親はあなた、達ごきょうだいに対して、間違った、考え方で接してるし、子供の育て方が上手ではないのだなっていう、感じは受け取りますけど、

相談者:
はい

大迫恵美子:
ま、それも・・精一杯、い、弟さんも妹さんもやってる中でね?
知らず知らずのうちに親から模倣してる物もあるでしょうけど、ま、そうは言っても、その中で精一杯やってるわけですよ。

相談者:
はい

大迫恵美子:
だから、100%正しくないんだって、あなたが決めつけてね?

相談者:
はい

大迫恵美子:
きょうだい達に向かって「お前ら間違ってる」、「自分のように考えないとダメだ」
も、ここで白黒ハッキリさせて、こっから、なんの、背負ってる物もなくスタートだ!、みたいなことを、あなたが頭の中で考えてるんだとすると、

相談者:
うん

大迫恵美子:
そんなことはできないし、

相談者:
うん

大迫恵美子:
誰もあなたに付いて来ないですよ。

相談者:
僕はみんなを更生しようとか、気づかせようっていうのは、も、全然思ってないんですけど。
法律的になんかきっちり型をはめてやりてえなっていうのが、ほんとに、ただムカつくからやってやろうかっていう・・そっちのほうが強いんですよね。

大迫恵美子:
元々ね?、遺産相続って、その、そりゃもう、非常に揉める要素をね?、はらんでいるわけですよ。

相談者:
僕の場合はですね、別に母親が全部取ってってもいいと思うんです。

大迫恵美子:
はい

相談者:
ただ・・人間として1ミリも進歩してない?、ま、しない人間なんでしょうが、さっき加藤先生が言った・・
「太陽が西から昇るようなもんですよ」って言ってたんで(苦笑)。
ま、恐らくそうなんでしょうけど。
こう、自分はこうしたいんだっていうのを、話し合うことすら、今までなかったわけですから。

大迫恵美子:
いや・・まったく、も、あなたの考え方は間違ってるしね?

相談者:
はい

大迫恵美子:
「進歩しない」っておっしゃったけど、

相談者:
うん

大迫恵美子:
お、お母さん78歳でしょ?

相談者:
はい

大迫恵美子:
もう絶対進歩なんかしないですよ?

相談者:
アハ(苦笑)

大迫恵美子:
だから、あなたのね、妹さんとか弟さん、お兄さんは、お母さんはそういう人だっていうことを、受け入れてるんだと思いますよ。

相談者:
でも、なんかやっぱり、年老いたらあ、子に従えじゃないですけど、ホ(苦笑)・・虐待受けた側からすると・・大人になると子供の意見もちゃんと聞けねえんだろうとか・・そういうとこがなんか気に入らないっていうか・・ただそれだけなんですよ。

大迫恵美子:
あたしは今、あなたの言ってることを聞いててちょっと思ったのはね?

相談者:
はい

大迫恵美子:
あなたも、そのお母さんはこうあってほしいとかね?・・こういうふうにするべきだとか。、

相談者:
はい

大迫恵美子:
で、そうじゃないっていうことにすごく苛立ってますけど、

相談者:
はい

大迫恵美子:
今の、あなたのその苛立ちとかね?

相談者:
・・うん

大迫恵美子:
そういうのは、恐らく、たぶん、あなたのお母さんがね?・・あなたが子供のときに、あなたに対して持っていたような、感情、と、近いんじゃないかなと思いますよ。

相談者:
・・やあ

(再びパーソナリティ)


「虐待の恨みの晴らし方。勝負は二の次。公の場に引きずり出して悪行さらす相続」への24件のフィードバック

  1. 怒りや怨みという負のエネルギーの凄い人だな〜と感じました。これだけ強烈に思い込んでしまうと周りも迷惑だろうな。昨日の相談者さんと同様、負の思いから解放される事を願いますが、長い時間かけて溜まっただけに難しいのでしょうね。

  2. 端から見れば何もかも捨て去って逃げないと相談者は解放されない、と思うのですが、お母さんに私的制裁?を経済面でくらわして、何か苦しみを与えたいと言っているんですよね。
    下の兄弟たちの人生までメチャクチャにしたのは母親なんだ、という義憤もあるんですね。
    相談の答えは「あきらめな」とかしか言えないんですが、兄弟もすっかり日和ってしまい、戦っているのは自分だけ、という孤独感もあるでしょう。
    なんか状況が厳しくて、本当にお気の毒だと思いました。ここまで来ると、母親が普通の死に方することさえ許せない感じがします。一体どうすれば相談者さんの気持ちを救えるのか、本当に分かりません。

  3. 話がショッキングすぎて、本当の話なのかと思ったほどです。
    そしてこれだけ悲惨な話をしながら途中で笑ったりするので
    怖さ倍増…本当にフェイクだったらいいのに・・・。

  4. 加藤先生の「人は過去から自由ではない」
    その通りだと思う
    「時が解決」、「日薬」が効くようなのは本当の苦しみじゃないとさえ思う
    サディストは親になっちゃいけないよ
    母親が亡き後憎しみの渦から相談者が脱出できますように

  5. 親子って…本当に難しい関係だなぁ
    と、思いました。
    因果応報。親御さんは死後苦しむのでは?
    兄弟も大人になると特に考え方は違ってくるし。相談者さんはまともに正邪がわかる人なのだから、自分がこれからの人生正しいと思える道を探して、幸せをみつけることに力を使ってほしい。

  6. 映画「プラトーン」を初めて見た後のような気分だった
    幼少期からの相談者の苦しみ、憎しみ、絶望感の深さはいかほどか
    むしろ相談者がダークサイドに落ちなかったことの方が奇跡的

    相談者は兄弟間でも実親の異常さを人一倍痛感してて、だからこそ親兄弟にもどかしさややるせなさが募るんだろうけど、
    人の心を変えるのは難しい、親みたく頑なだったり、兄弟みたく諦めきってる人にはなおのこと
    そこに何らか期待しても絶望感が募る一方だろう

    そんな親への積年の恨み、許してたまるかという復讐心を満たす手段として、加藤先生がよく言う「気持ちを切る儀式」としての裁判なんだろう
    それを一つの踏ん切りとして、相談者にはこの不健全な世界から足抜けして、要は親兄弟を完全に見切って(見捨てて)、自分の人生を全うしていただきたいと思う

  7. 相談者もまた、「自分だけが正しいと思う傲慢さ」「他人をコントロールしたい欲求」「正しい自分に周囲が従わない怒り」といった悪しき側面を両親から継承してるところが辛い。
    子育て経験のない相談者が兄弟の子育てを「失敗」的に断じてるのもお門違いではあると思う。
    でも気持ちは分かる。親みたいにはならない!という気持ちが強すぎて「正しさ」に固執してしまう感じ。

    1. 「気持ちは分かる」は「暴力親の気持ちはわかる」だな。それもどうか怪しいけど。
      親が悪く言われるのは息子の性格に問題アリと言いたいのかな?
      相談者が受けた心の傷を思えば親を罰したいのは当然の感情。
      犯罪に手を染めたり親に手をあげないだけでも相談者は立派。
      何も知らない外野があれこれ決めつけるのはよくないよ。

      1. 書いてないことを読み取って怒られても困るよ。
        元の文章は相談者への共感や憐憫ではあるけど批判ではない。

        1. 書いてますよ。?
          「傲慢」「コントロール欲求」「正しい自分」「従わない周囲への怒り」「悪しき側面」「両親から継承」「子育て経験のない相談者」
          「兄弟の子育てを失敗と断じてお門違い」「正しさに固執」
          これだけ決めつけて批判しておいて最後に『感じ』と書いて逃げてる卑怯さ。
          「辛い」「気持ちは分かる」と書いておけば「共感」「憐憫」ととらえてもらえると考えてるのがダダもれ。

          1. 趣旨って意味分かるだろうか。
            相談者が被害者であり親が加害者であることは厳然たる事実。
            その上で更に相談者には乗り越えるべき課題があるねという話。
            何に発狂してるか良く分からないけど、相談者=被害者=少しでも悪く書かれることが許せない!とかそんな感じ?

      2. 親を罰したいのは当然の感情だし、犯罪に手を染めたり親に手をあげないだけでも相談者は立派だけど、その正しさは相談者だけの正しさであって兄弟やその子どもにも同じ正しさを求めてるところは間違ってる。それはある意味虐待親と同じ間違いであるってことでしょ。
        大迫先生も言ってるじゃん。

        1. なんだ、自分の書いたコメントも推敲できないモーロクさんだったか。ご丁寧に最初から自分に+つけて2連投ご苦労さん。
          逝ってヨシ

          1. 書いてないことを勝手に読み取って難癖つけて勝手に古〜いネットスラングで締めるとは、中々のひとり上手ですなあ

        2. 君に親切に合わせてやってるのにそんなことも読み取れないのかねえ
          もっと人間に近づければいいねえ(笑)

          1. あの~・・
            スミマセンが、匿名さんや都度名さんばかりで どの方の発言か解りにくいです。
            私の頭の悪さかも知れません。脳トレにはなりますが・・
            でもせっかくのご意見ですから、きちんと読んで理解したいです。
            お願いですぅ・・・
            是非、名をなのれ‼

            ほら、管理人さんも書いておられる。
            「名前欄には、何かハンドルネームを入れてください。🙏
            空白だと、すべて「匿名」と表示されてしまいますので。」

  8. 何がなんでも自分の考えが正しいと認めさせてやる!!みたいな姿勢って端から見ると滑稽だし気の毒に思えちゃう。
    もっとゆるーく生きた方が人生楽だし愛されるのに、もったいない。
    ここのコメント欄にもそういう類いの人ってたまにいますよね。「また熱くなってるなー」と思って楽しく見ています。

    1. 人をなめたようなこといってあんまり煽らない方がいいですよ。
      「思えちゃう」
       だって~(ぷっ)
      どんな層でどんな表情で使ってるんだい?
      気の毒も何もリアルでやるわけないしザコは勝手にゆるく楽に愛されてるつもりで大人しく鮫の餌にでもなれば?
      滑稽に逃げ惑う姿を面白おかしく見てやるから

      1. 鮫の餌って何の例え?
        強いて言うなら、わたしのちょっとした皮肉という餌にかかったあなたが小魚だよね。
        ここは感想を書く場所なので批評は程々にね~。

  9. 今回の聞いててふと思った。親から虐待されて育った子供は、子が成人後にも親を傷害罪で告訴できる。とかなんとか。そんな法律できれば面白いのに。

  10. 人生いろいろ、子育てもいろいろですが、ご両親、問題ありだなあと思います。とはいえ、相続に反映させるのは筋違いかなあとは思いますねえ。

  11. さすがにここまで酷い虐待なら楽に死なせねえよっていう気持ちも芽生えても仕方ないですね。
    改心を願ってもそれはほんと太陽が西から昇るくらい不可能だから相談内容への回答としては諦めるしかない、だと思うけれど、相談者さん、どうにかして救われてほしい……。

  12. 回答者の先生方が「親がかつて相談者に向けてる気持ちに似た気持ちを向けている」「サディズムは裏に人と繋がりたい気持ちがある」とおっしゃってる通り、相談者は家族にかつて親に向けられたのと同じ気持ちを向けているんだなと思いました。
    相談者が最も自分が正しくてうちの兄弟も親もみんな間違ってる、と見下げるなら離れればいいのに、いまだに家族にしがみついて、過剰に正しい良い生き方をして他者をジャッジメントしている。
    家族に対する恨みと罪悪感と裁きたい気持ち、それができれば俺のおかげ、感謝して俺と繋がっててくれよって感じ。あの日の相談者のままもがいているんだな。
    見てる方が自分の人生でなくて「お前ら」に向いていて自分の人生歩めない。
    苦しい人だな。

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