ジリ貧農家の勝者なき嫁姑小姑のぅん10年。ババ抜きのババ実家に執着する危険

テレフォン人生相談 2022年2月23日 水曜日

「手の平ひっくり返したような態度」

(笑)
よっぽどショックだったのね。

兄嫁がしたたかなのか?
アンタが鈍感なのか?

 

同居をやめて出稼ぎ先に住まいを構え、
舅姑逝って実家に戻り、
同居してた義姉が施設に入り、
アンタらとのつき合いを断ちつつ実家の名変を進める。

どこも手の平なんか返してないじゃん。

 

パーソナリティ: 玉置妙憂
回答者: 大迫恵美子(弁護士)

相談者: 女72歳 夫76歳 7人きょうだいの7番目

玉置妙憂:
もしもしい?テレフォン人生相談です。

相談者:
はい・・はい

玉置妙憂:
はい、えー、今日はどのようなご相談でしょうか?

相談者:
居住権・・て言ったら、いいん、でしょうか?

玉置妙憂:
居住権?

相談者:
ちょっ、相続、うん

玉置妙憂:
相続の?

相談者:
相続に、なると思うんですけれども。

玉置妙憂:
はい
えー、それではご年齢からお伺いしてもよろしいですか?

相談者:
72です。

玉置妙憂:
はい、ご家族は?

相談者:
主人と2人です。

玉置妙憂:
うん。ご主人さまおいくつでいらっしゃるんですか?

相談者:
はい・・
70う・・6です。

玉置妙憂:
えー、お仕事はもう、されて、らっしゃらない?

相談者:
はい

玉置妙憂:
えーとそれで?、えー、今日のご相談の内容ですが、居住権とおっしゃいますと?

相談者:
実家のほうのことなんですけれど、

玉置妙憂:
はあ、実家?、あなた様の?

相談者:
はい、そうです。

玉置妙憂:
はい
お父さまお母さまはもういらっしゃらなくて、じゃあ、ごきょうだいがいらっしゃるんですね?

相談者:
はい

玉置妙憂:
はい

相談者:
そのきょうだいも、

玉置妙憂:
うん

相談者:
家を看てる者が、亡くな、ったんですよ。

玉置妙憂:
はい
えっと何人きょうだいでいらっしゃるんですか?

相談者:
7人です。

玉置妙憂:
えーと、あなた様は何番目でいらっしゃるんでしょう?

相談者:
7番目

玉置妙憂:
今まで家を見ていたのはご長男さんですか?

相談者:
と、2番目です。
ま、職業が、

玉置妙憂:
はい

相談者:
農業です。
ちょうど・・減反政策ができた、

玉置妙憂:
ふん

相談者:
45年

玉置妙憂:
ですよね。

相談者:
昭和です。

玉置妙憂:
はい、はい

相談者:
ま、その頃お、から、田んぼは兄が作っていて、

玉置妙憂:
うん、その次男さんがね?

相談者:
はい

玉置妙憂:
はい

相談者:
冬の間は出稼ぎに行っていて、

玉置妙憂:
はい

相談者:
奥さんと、

玉置妙憂:
うん

相談者:
子どもは、

玉置妙憂:
うん

相談者:
残っていたんですけれど、

玉置妙憂:
うん

相談者:
でも、やっぱし嫁、姑の問題も、

玉置妙憂:
うん

相談者:
出て来たと思うんです。

玉置妙憂:
うん、ふん

相談者:
それで・・あのお、家族を連れて、

玉置妙憂:
はい

相談者:
もう、そちらのほうで生活してるんですよ。

玉置妙憂:
あー、も、出稼ぎ先が、あの、本拠地みたいになったと。

相談者:
はい

玉置妙憂:
はい

相談者:
なって。

玉置妙憂:
はい

相談者:
で、そちらで、後々、家を買って、

玉置妙憂:
はい

相談者:
で、住んでるんですよね。で、あとこちらのほうに残ってるのは、

玉置妙憂:
はい

相談者:
両親・・だけだったんです。
両親も、

玉置妙憂:
はい

相談者:
まあ、年が年なので、

玉置妙憂:
うん

相談者:
・・それこそ施設に入ったり病院に入ったり、の繰り返しだったんですよね。

玉置妙憂:
はい

相談者:
兄のほうが、

玉置妙憂:
うん、その次男さんのことですか?

相談者:
はい

玉置妙憂:
うん

相談者:
両親に、が、いる、ま、父親の名義なんですけれども、

玉置妙憂:
うん

相談者:
・・田んぼのほうは、

玉置妙憂:
うん

相談者:
あのお、ま、跡継ぎする者に、

玉置妙憂:
うん

相談者:
名義を変更することで、

玉置妙憂:
うん

相談者:
わたし達きょうだいみんなの、財産放棄みたいな形して、印鑑渡したんですよね、全部。

玉置妙憂:
うん、うん

相談者:
あの、宅地のほうも全部わたしは、もう、名義、変更、全部して、もらってるもんだと思っていたんです。

玉置妙憂:
はい

相談者:
でも・・兄が、突然亡くな、ってから・・

玉置妙憂:
えーと、次男さんが亡くなってから、はい

相談者:
はい。ま、戻って来たんです。

玉置妙憂:
戻って来たのは次男さんのご家族ですね?

相談者:
はい

玉置妙憂:
はい

相談者:
家族と言っても、兄たち、夫婦だけが、

玉置妙憂:
うん

相談者:
こちらのほうに戻って来て、

玉置妙憂:
実家に戻って来た?はい

相談者:
はい

玉置妙憂:
はい

相談者:
で、生活してたんですよね。

玉置妙憂:
うん、生活してたんですね、すでにね。

相談者:
はい

玉置妙憂:
はい、はい

相談者:
はい
そのときは、

玉置妙憂:
で、そのとき、には

相談者:
うん

玉置妙憂:
ご両親さまはまだ?

相談者:
いや、もう亡くなってたんです。

玉置妙憂:
もう亡くなってから。

相談者:
住み始め、る前に、父親だけが・・後に残って、

玉置妙憂:
うん

相談者:
生活してたんです。そこの家で。

玉置妙憂:
ふんふん、はい、はい

相談者:
でも、1人だけでは置けないっていうことで、姉、

玉置妙憂:
うん

相談者:
姉が、

玉置妙憂:
うん

相談者:
兄達夫婦が帰って来るまでの、

玉置妙憂:
うん

相談者:
父親が亡くなって15年ぐらい経つんですけれど、

玉置妙憂:
うん

相談者:
そこに、住んでたんです。

玉置妙憂:
あー、はは、お父さんと一緒に。

相談者:
・・はい

玉置妙憂:
はい

玉置妙憂:
人も住んでたし、

玉置妙憂:
うん

相談者:
亡くなってからも、そこで

玉置妙憂:
亡くなってからも?、うん

相談者:
はい

玉置妙憂:
お姉さんご結婚されてないんですか?ちなみに。

相談者:
離婚して、1人で・・

玉置妙憂:
離婚して、お1人でね?はい

相談者:
はい

玉置妙憂:
はい

相談者:
それで・・

玉置妙憂:
うん

相談者:
あのお、ま、向こうから帰って来て半年ぐらいは一緒に・・3人で住んでたんですよ。

玉置妙憂:
はあ、はは

相談者:
でもお、ん、なぜか知らないけれども、

玉置妙憂:
うん

相談者:
わたしが訊いたときには、

玉置妙憂:
うん

相談者:
姉が、もう、家を、出ることになって、なって家出たんです。

玉置妙憂:
それ大体、い、何年ぐらい前ですか?

相談者:
10年近くなるのかな?

玉置妙憂:

相談者:
ちゅうか施設に入ってるんです。足腰立たなくなって車椅子生活になったもんですから。
10年近く、そうやって2人で、

玉置妙憂:
うん

相談者:
兄夫婦は住んでいて、

玉置妙憂:
はい

相談者:
・・で・・突然亡くなったんですよね。

玉置妙憂:
あー、お兄さんのほうがね?
それ、どれぐらい前の話ですか?

相談者:
1年・・ちょっと前。

玉置妙憂:
うん、1年ちょっと前に、

相談者:
2、3ヶ月前ぐらい、はい、亡くな・・

玉置妙憂:
次男さんが亡くなったと。はい

相談者:
はい・・ま、その葬式の・・ときも、

玉置妙憂:
はい

相談者:
もう、お嫁さんは一切何もしないお客さんみたいなもんだったんです、わたしから言わしたら。

玉置妙憂:
うん

相談者:
終わってから、

玉置妙憂:
うん

相談者:
49日とか、

玉置妙憂:
はい

相談者:
初盆とかってありますよね?

玉置妙憂:
ええ

相談者:
でも・・もう、呼んでもらうことはできなかったんです。手のひらひっくり返したような、態度を取られたもんですから。

玉置妙憂:
うん

相談者:
ま、それならそれで、と思ったんです。

玉置妙憂:
うん

相談者:
今度・・

玉置妙憂:
うん

相談者:
そやってえ、田んぼのほう作っていてもらっていたんですけれど、これ、亡くなったら、

玉置妙憂:
うん

相談者:
名義変更しなきゃならないですよね?

玉置妙憂:
田んぼのね?

相談者:
はい

玉置妙憂:
はい

相談者:
その前に、

玉置妙憂:
うん

相談者:
土地・・要するに宅地とか、は・・

玉置妙憂:
宅地のほう?、うん

相談者:
その畑とか・・

玉置妙憂:
はい

相談者:
田んぼとか全部がわたしはもう財産放棄した、ていう感じでいたんです。

玉置妙憂:
はい

相談者:
きょうだいもそうですけれど。

玉置妙憂:
うん

相談者:
あのお、名義変更しようと思って、

玉置妙憂:
はい

相談者:
そちらの、家族が。そしたら、これは、

玉置妙憂:
うん

相談者:
田んぼのほうは、

玉置妙憂:
うん

相談者:
亡くなった者の?

玉置妙憂:
うん

相談者:
名義だ、けども、

玉置妙憂:
はい

相談者:
・・宅地と、

玉置妙憂:
はい

相談者:
・・畑は、

玉置妙憂:
はい

相談者:
これは、要するにお祖父ちゃん、わたし達に言わしたら父親?・・

玉置妙憂:
うん

相談者:
の、名義だから、

玉置妙憂:
うん

相談者:
これ「名義変更できません」て。

玉置妙憂:
ふん、ふん

相談者:
だから「きょうだいなり」、

玉置妙憂:
うん

相談者:
あのお、その「きょうだいが亡くなってたら子どもなりの」、

玉置妙憂:
うん

相談者:
「戸籍謄本と」、

玉置妙憂:
はい

相談者:
「印鑑証明をもらってください」って言われたんですって。

玉置妙憂:
うん

相談者:
それ亡くなってからあ、4ヶ月か5ヶ月ぐらい経ってたんですね。

玉置妙憂:
4ヶ月ぐらいに、はあ、はあ・・うん

相談者:
言われたんですけれど、その前に、

玉置妙憂:
はい

相談者:
わたしには、

玉置妙憂:
はい

相談者:
ま、そうやって、ほう、法事っちゅうか、納骨にも来るな。
初盆だって、

玉置妙憂:
うん

相談者:
来なくてもいい、わたしは、家に入ってないんです、1回も。

玉置妙憂:
うーん

相談者:
自分の実家でありながら。

玉置妙憂:
はい・・うん

相談者:
玄関一つ入るにしても、もし入ったとしたって不法侵入なりますよね?
わたしが「用事があって、行く」って言ったら・・
「わたしは今日いないから」

玉置妙憂:
うん

相談者:
「入れないし、ダメ」・・
「そしたら合鍵ってあるんじゃないの?」たら
「いや、玄関の鍵壊れたから」

玉置妙憂:
うん

相談者:
「入ってもらっても鍵もないからダメ」って言・・

玉置妙憂:
うん

相談者:
言われたんですよ。

玉置妙憂:
うん

相談者:
だから「一切、家に入るな」

玉置妙憂:
うん

相談者:
「来てくれるな」って言う、言わんばっかりだったので、

玉置妙憂:
うーん

相談者:
今度名義変更するのに、そういう物を欲しいって向こうから、

玉置妙憂:
言って来たと。

相談者:
電話で言って来たから、

玉置妙憂:
うーん

相談者:
「悪いけれども・・お嫁さんの目の黒いうちはわたしは渡したくない」と。

玉置妙憂:
うん

相談者:
・・根性悪くなったんですけれど。

玉置妙憂:
うん、ん

相談者:
家にも、

玉置妙憂:
うん

相談者:
そやって住む権利は、お嫁さんにはあるのかな?と。

玉置妙憂:
あ・・その居住権があるのか?ということですね?最初のね。

相談者:
うん

玉置妙憂:
というのが・・まあ、今日の、

相談者:
はい

玉置妙憂:
ご相談のメインテーマということでよろしいでしょうか?

相談者:
そうなんです。

玉置妙憂:
はい、分かりました。
今日のご相談にお答えいただきますのは弁護士の大迫恵美子先生です。

相談者:
はい

玉置妙憂:
恵美子先生よろしくお願いいたしまあす。

(回答者に交代)


「ジリ貧農家の勝者なき嫁姑小姑のぅん10年。ババ抜きのババ実家に執着する危険」への5件のフィードバック

  1. 兄が亡くなり、もはや赤の他人でしかない兄嫁が実家に居座るのは不愉快だよね。一応立ち退き訴訟を起こすこともできるらしいが、大迫弁護士はいつも相談者に泣き寝入りさせようとするんだよね。一度法テラスに相談してみては?

    1. それはただの感情論で次兄が死んでも姻族関係は残るのだから赤の他人じゃありませんし。
      次兄の分の権利はちゃんと持ってるのだから不法居住でもない。
      このケースの追い出しは大迫先生の言うとおりまず不可能でしょう。

  2. 相談者の話がとっちらかって分かりにくかった…(^-^;「相続手続きが終わらないうちに持ち主が逝去して被相続権利者が何人にも増加して行き詰まる」という沼に入ってしまったのは分かった。相談者も法律に詳しくなさそうだし弁護士に相続するのが王道。兄嫁とその夫親族(相談者も含む)で昔から確執あった雰囲気。感情論でその場しのぎの対応していくと結局どこかでツケが来る。

  3. 法テラスに相談する事はもちろん大事ですが、当時曖昧に解決したように見えます。
    もちろん、色々な協議をした末に協議書は作ったと思いますが、難しいですよねえ。
    農地法も絡む話だと思ったためですが、不動産は借りるも地獄、持つも地獄かなあ?
    確か再来年4月から相続登記、義務化されるだけに、この手の問題、増えるかなあ?

  4. この手の相談者をいなすことにおいて、大迫先生の右に出る者はいまい
    今日も見事な火消しでした

    兄嫁なりの責任感なんだろうな
    義理の姉をできる限り面倒見て、厳しくなったらきちんと施設につなぎ、旦那亡き後も自分が元いた家に戻れるのに戻らず、相続財産の不動産登記までけりをつけようとしてくれてる
    おそらく墓じまいとかも視野に入れて動いてるんじゃないかな

    はたから見れば先の見えるシャープな人という印象なんだけど、相談者は違うんだろうなあ
    むしろ目端の利く兄嫁を生意気だと思ってる節があるし、それどころかここまでやってくれてる兄嫁を実家から叩き出そうとしてる
    同じことがあんたにできるのか、って話なんだけど

    視野が狭く感情に振り回されてる相談者の姿が、過疎地域で何かしようとする新参者を排除しようとする地元民のそれとかぶって見えた

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