抽象的な不安に苛まれるママに教える、子どもに関心がないと難しい弾む会話

テレフォン人生相談 2022年3月4日 金曜日

「今日どんなことをして遊んだ?」

確かにねえ。
アタシでも訊けるわね。

訊いて欲しいことを訊く。
その人に関心がないとできないです。

 

パーソナリティ: 加藤諦三
回答者: 大原敬子(幼児教育研究)

相談者: 女35歳 夫43歳 息子5歳

今日の一言: 困難なくして幸せなし。

加藤諦三:
もしもし?

相談者:
もしもし?

加藤諦三:
はい、テレフォン人生相談です。

相談者:
あ、よろしくお願いします。

加藤諦三:
はい
最初に年齢教えてください。

相談者:
と、35歳です。

加藤諦三:
35歳、結婚してます?

相談者:
はい、してます。

加藤諦三:
ご主人何歳ですか?

相談者:
は(わ)、43歳です。

加藤諦三:
43歳、お子さんは?

相談者:

は(わ)、5歳の男の子が1人です。

加藤諦三:
と、3人で暮らしてんですね?

相談者:
はい

加藤諦三:
はい、分かりました、それでどんな相談ですか?

相談者:
とちょっと上手に言えるか分からないんですけど。

加藤諦三:
うん

相談者:
えっとお・・自分自身ていうのをちょっと認めることができなくって、

加藤諦三:
はい

相談者:
なんかこう、ただ、ほんとに生きてるだけでちょっと、辛い?・・

加藤諦三:
うん

相談者:
いう、はい、日が、ずっと続いてまして、

加藤諦三:
はい

相談者:
なんか不安が、強すぎて・・次から次から、物事に対して不安が、溢れ出て来て、

加藤諦三:
ええ

相談者:
結構、へとへとになっちゃうんですよね。

加藤諦三:
ええ

相談者:
起こるかも分からないことを、なんか・・考えちゃうというか、なんか、自然に湧き出て来るっていうか。

加藤諦三:
起こることが分からないっていうのは、人との関係ですか?それとも自然との関係?

相談者:
うん、自然のこともそうだし、

加藤諦三:
ええ

相談者:
勤めてたりすると、今日行って・・みんなから無視されたらどうしよう?じゃないですけど、

加藤諦三:
ああ

相談者:
みんなの様子いつもと違うかもしれないとか。こ、勝手に、こ、思い込んじゃったりとか・・どちらもですね、人間関係もお・・はい

加藤諦三:
そうすると、僕と話をしていてもですね、

相談者:
はい

加藤諦三:
話をしているという実感はないわけ?

相談者:
今、起こっていることで悩んでるんじゃなくて、

加藤諦三:
うん

相談者:
悩んでることが全部自分の中にあるというか、

加藤諦三:
ああ

相談者:
実際の、起こってることなのか?

加藤諦三:
ああ

相談者:
自分の中だけのことなのか?ちょっとごっちゃになっちゃったりとか。

加藤諦三:
&#・・うん、うん

相談者:
うん

加藤諦三:
いや、それはあの、妄想の世界で生きてる人っていうのは大変多いですよ?

相談者:
あーそうですか。

加藤諦三:
現実と接していないんです。

相談者:
うん、うん、うん

加藤諦三:
だから、あなたの場合もそういうことなのかな?
現実の中で生きてんだけども、

相談者:
うん・・

加藤諦三:
妄想の中で生きていて、

相談者:
うん・・

加藤諦三:
あなたの心の中で起きていることが、

相談者:
うん・・

加藤諦三:
現実とみなしてしまうと。

相談者:
あーそうですね・・うん

加藤諦三:
ということですか?

相談者:
そうですね。

加藤諦三:
で、今日の・・あなたの相談としては、

相談者:
うん・・

加藤諦三:
そういうように、実際は、あなたの、体は現実の中にいるんだけれども、

相談者:
うん・・

加藤諦三:
あなたの心はあ、

相談者:
うん・・

加藤諦三:
現実の中にいないんですよね?

相談者:
あ、そうですね。うん

加藤諦三:
妄想で生きてるわけです。

相談者:
うん

加藤諦三:
で、それが、もう今・・苦しくてたまらないてことですね?

相談者:
相談ていうのは、そういう不安とかが・・

加藤諦三:
うん

相談者:
なかなか消せないっていうのは・・

加藤諦三:
うん

相談者:
もうなんかちょっと、仕方ないかなっていうところがあるんですけど(ため息混じり)、
子育てをしてる上で、

加藤諦三:
うん

相談者:
そういう自分みたいになってほしくないなっていう、そういう基準で子育てをしちゃってて、
自分を、認めて?、それで子供のそのままも認めてあげられるような?・・そういう子育てができるようにと思って、

加藤諦三:
できるようになる・・

相談者:
はあ

加藤諦三:
それで今は、ご主人との、関係はどうなんですか?

相談者:
主人には、なんでも言えるんですけど、
主人は・・わたしがあ、右と言ったら右っていうタイプなんですよね、自分の・・意思がそんなに・・強くないというか。

加藤諦三:
うん

相談者:
だから、主人に、話はして、サポートはしてもらってるんですけど・・

加藤諦三:
「サポートをしてもらってる」っていうけども・・

相談者:
はい

加藤諦三:
サポートできますか?ご主人。

相談者:
・・

加藤諦三:
自分の、自身の、コントロールを失った人が、

相談者:
うん

加藤諦三:
他人をサポートはできませんよ?

相談者:
うーん

加藤諦三:
あなたの・・今日の相談の核の部分ていうのは、

相談者:
はい

加藤諦三:
生まれて以来、サポートがない!ってことなんです。

相談者:
はあ

加藤諦三:
ところが、

相談者:
うーん

加藤諦三:
そこが核なんだけれども、

相談者:
うーん

加藤諦三:
その核の部分のさえも、わたしは・・サポートがあると思っちゃってるんですよ。

相談者:
あ、そう、確かにそうです。はい

加藤諦三:
で、相談の内容っていうのは、まず、そこですね?

相談者:
はい

加藤諦三:
わたしは今、なんにも、分かりませんと。

相談者:
そうですね。はい

加藤諦三:
もう、とにかく朝起きて、不安で。

相談者:
うん

加藤諦三:
寝るときはどうなの?

相談者:
ぐったり・・というか・・

加藤諦三:
ぐったりですね?

相談者:
はい

加藤諦三:
で、不眠症ではないんですね?

相談者:
ではないんですけど、すごく夢を見て、何度も・・起きちゃうんですよ。

加藤諦三:
夢はどんな夢見んの?

相談者:
過去の夢が多いんですけど。

加藤諦三:
もちろんそうです。

相談者:
誰かに、こ、言ってるのに分かってもらえない夢とか。

加藤諦三:
あ、そこはかなり核の部分です。
人との関係ができないんですよ。

相談者:
あ、そうです。

加藤諦三:
人との関係ができないということがどういうかも分からないんですよね。

相談者:
うん、ただ寂しい・・

加藤諦三:
寂しいよね。

相談者:
うーん

加藤諦三:
だけど寂しいということ分かるのかな?

相談者:
心細い?

加藤諦三:
・・心細いですよね。

相談者:
はい

加藤諦三:
大体、あの、分かりました。
それでは、幼児教育研究の大原敬子先生がいらしてんで、

相談者:
はい

加藤諦三:
お話を伺ってみたいと思います。

相談者:
はい

(回答者に交代)

「抽象的な不安に苛まれるママに教える、子どもに関心がないと難しい弾む会話」への19件のフィードバック

  1. 相談者に対する決めつけ、一方的な持論の展開、いつもながらコイツらの話は頓珍漢。
    相談者が「職場のみんなの様子が気になる」と言ってもスルー。今井先生や三石先生なら適切なアドバイスくれるがな。
    相談者がご主人にサポートしてもらってると言うのに、なぜ否定する?

    朝がこないでほしいか、一日が終わってほっとするか、そんなこと聞いてなんになるんだ?
    子供のどこを伸ばしてあげようか、親ならそれを考えるのが普通だが、それも否定する大腹。いい子も良くない?
    怒り、不満、不安、憎しみ、抑圧。これまたいつものタイゾー語で煙にまく。近親相関願望?なんだそれ?
    困難無くして幸せ無し?全く解決策が出てこねえ!揚げ足取りの名人ではあるけどね(笑)

    1. マーターお前か
      そのまんま敵意のある依存っていうの
      嫌なら事前予告もあるから聞かない選択肢もあるのに

    2. 怒り、不満、不安、憎しみ、抑圧、近親相関願望、
      タイゾー語じゃなくれっきとした心理学の用語。加藤先生以外の心理学者も普通に使う。ググったらすぐ分かること。
      具体的だけど表面的で「バカにもわかりやすい」ことばかり追ってると
      自分の無意識と向き合うこともなければ他人の内面を知ろうともしない
      岡田斗司夫やひろゆきのなりそこないみたいなボクチャンが出来上がってしまうわけよ。
      ボクチャンも本当はそれに気付いてて、コンプレックスなんじゃないの?
      だから加藤大原コンビに依存するんじゃない?

  2. この相談内容は、無料の短い相談では時間が足りなくてとても無理ですね。
    現在〜幼児期までを掘り下げただけで精一杯。
    今35歳だからあと35年かけるつもりで、自分自身が頼りになる=自分自身を信じられるようになるまで、もがくしかないと思う。
    ご主人はサポートしてくれてるというより、大人しいだけなのでは。

  3. 「困難なくして幸せなし。」という格言は、「試練なくして幸せなし」に置き換えても差し支えない話かなあと思いながら最後は聴いていました。
    日テレ『スッキリ』で追っていた、NiziUやBE FIRSTを誕生させるためのオーディションを思い出しながらということになりますが。
    人生には困難や試練がつきものですから、そこを乗り越えて幸せをつかんで欲しいと思います。旦那さん、役職はどうであれ、中間管理職かなあ?
    子供時代の状況を加藤さん、突いていましたが、研究上ではうまく行っても、現実はそうはいかないでしょう。やっぱり良い子、これに尽きます。

    1. 困難を試練に置き換えてなんの意味が?
      旦那の役職と相談になんの関係がある?
      「やっぱり良い子、これに尽きます。」どういう意味?

      1. 同意です。
        このコメント欄には困ったちゃんが2人はいますね、笑。

  4. 最早ここのコメント欄、真面目に答えてもアンチが横槍、アンチを批判すると何故か「ここは自由だから」と正義マンが擁護。「ハンドルネーム入れて」と指事はあるけど入れたら入れたでアンチが絡んでくる。5ちゃんよりも治安が悪いし、真面目にやるだけ損。

    1. …私もそう思いますけど…言わない方が良いみたいですよ。即刻、人格卑下口調で絡まれる可能性あるし。

      1. 実は柴田さんの大家さんが滞納高齢者家賃請求に関する相談も、大荒れですよ。
        2月17日放送分ですが、ここよりも深刻で、見るに耐えかれる状態ですねえ。

        1. ×見るに耐えかれる
          ○見るに耐えない
          荒らしてる張本人なんでは?

          1. 柴田さんの放送回で荒れるのも珍しいと思いますが、加藤さんの放送回で荒れるのが目立っているかなあと思ってしまいました。

            1. そりゃあコメント欄の二大困ったちゃんの北のあなたとボクチャンがどっちもアンチ加藤だからだろ
              2人共どっか行ってくれないかなあ

              1. 北とボク、同一人物で一人二役楽しんでるのかな、と最近思っています。

                1. 「北の人」と「加藤アンチ」。申し合わせたように近いタイミングで現れるのに、共闘も反目もないのが不自然。どちらも悪い意味で目立っているのに。不自然なくらいに互いを無視している。
                  そして、どちらも「加藤嫌い」である。やんわりか、嘲笑的か、書き方が違うだけで。「○○が回答者なら」と書くのは似ている。

  5. 今回のご相談に霧が晴れたような気持ちになれました。
    幼児期に保護と安全を、居るだけでいいのだという愛情を貰えてない人間は、ホントに子供とどう接していいかわからない。さりげなく接する事が出来ない、
    苦しく辛く出家も考えました、乗り越えることで同じような経験を持つ方の事がわかれるようになるし、点と点が線で繋がれ、言い様のない醍醐味を感じます。

    相談者さんが、子育ての真っ最中、気が付いて生きる意味を見出だしてほしいと願います。先生の本アドバイスを掘り下げて乗り越えて行って下さい。

  6. 「自分が子供の頃愛されてないから、子供の愛し方がわからない」
    「自分が不安なのは、幼少時に保護と安心を得られなかったから」
    そんな話は今までのテレ人でも何度とあった(たいてい加藤先生の回)

    幼少時にナルシズムを満たされなかった人が、他人に関心を持つのは難しい
    自分だけが注目されたいし、極端に言えば他人のことはどうでもいい
    そんな人が子育てをすると、どう子どもに関心を持っていいかわからないし、どうしても「自分がしてもらいたかったこと」=「親の葛藤を解消するための子育て」(by加藤先生)になる
    ややもすれば「自分は大切にされなかったのに、この子はずるい!」とかいう心理になってしまう
    自分の親が孫に優しくするのを見て「自分のときはしてくれなかったのに!」とわが子と同レベルになって親の愛を争った、なんて話も実際に見聞きした

    相談者にこれから求められるのは、自分が親から受け取るべきものを受け取れなかったナルシストだと自覚した上で、断腸の思いでその受け取りを諦めること
    そのうえで、相談者が「自分と同じ思いをさせたくない」なら、受け取れた人と同じように、大原先生の言うようにわが子に興味関心を持って、わが子の気持ちに寄り添うこと
    理屈ではわかっても、本当につらい作業だと思う

  7. 相談者さんが、抽象的な感覚になるのが、なんとなくわかります。
    自分の無意識の感情なので、モヤモヤして何とか変えようと頑張っても何が原因なのかわからない。
    三子の魂百までとは、よく言ったものでやはり幼い頃の体験がその先の人生に大きく関わるよう。 理屈が分かっててもたどり着けない感情。世の中に同じような体験をする方も沢山いて、でも考えは皆違います。感情より理性を優先していく事いいと言います。

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