子育て真っ最中のママが教養の無さを卑下しつつ無気力。大学生活の後悔今も
テレフォン人生相談 2022年6月22日 水曜日
朝まで湯船たっぷりホッカホッカだったときの怒りは真っ当だから。
パーソナリティ: 玉置妙憂
回答者: 三石由起子(三石メソード主宰、作家・翻訳家)
相談者: 女38歳専業主婦 夫40歳は単身赴任で週末だけ帰宅 結婚10年 長女11歳 次女7歳 長男4歳 5人暮らし
玉置妙憂:
もしもし?
相談者:
もしもし
玉置妙憂:
テレフォン人生相談です。
相談者:
よろしくお願いいたします。
玉置妙憂:
はい
ではまず最初に、今日のご相談を、簡単に教えていただいてもらえますか?
相談者:
え、常に、
玉置妙憂:
うん
相談者:
無気力、で。
玉置妙憂:
無気力、はい
相談者:
憂鬱・・
玉置妙憂:
うん
相談者:
で、過去のことを、ずっと考えて、
玉置妙憂:
うん
相談者:
そのループにはまってしまって、
玉置妙憂:
うん
相談者:
あの、落ち込んで自分に自信がなくなって、
玉置妙憂:
うん
相談者:
しまう・・
玉置妙憂:
うん
相談者:
そして一番の問題は、
玉置妙憂:
うん
相談者:
些細なことで、
玉置妙憂:
うん
相談者:
あの、主人に・・小言を?
玉置妙憂:
うん
相談者:
言ってしまって、
玉置妙憂:
うん
相談者:
それ、で、傷つけてしまって・・
玉置妙憂:
はい
相談者:
いる・・悪いこととは分かっていても、
玉置妙憂:
うん
相談者:
また繰り返してしまう・・
玉置妙憂:
分かりました。
では、えー、もう少し、詳しくお伺いする前に、まずは今おいくつでいらっしゃいますか?
相談者:
え、38です。
玉置妙憂:
はい。旦那さまは?
相談者:
・・40です。
玉置妙憂:
40歳、お子さんはいらっしゃるんですか?
相談者:
あはい
玉置妙憂:
うん・・え、何歳・・
相談者:
えー、11歳と、
玉置妙憂:
うん
相談者:
7歳と4歳
玉置妙憂:
ほお、11歳は、女の子ちゃん?
相談者:
はい
玉置妙憂:
うん。11歳の女の子、2番目は?
相談者:
は、7歳の女
玉置妙憂:
女の子
相談者:
で・・4歳が男、の子です。
玉置妙憂:
4歳が男の子。
相談者:
はい
玉置妙憂:
ほお、それで、えーと、お仕事はしていらっしゃるんですか?
相談者:
は、していなくて専業主婦です。
玉置妙憂:
うん、専業主婦で。
そうですか。
じゃ今は、この、5人で・・
相談者:
はい
玉置妙憂:
住んでらっしゃるのかしら?
相談者:
はい
玉置妙憂:
あー、そうですか。うん
えー、それでえ、ま、いつも無気力で憂鬱。
過去の自分に自信がなくてえ?・・ご主人に当たってしまう?
それは、何かこう・・ご自分で思い当たる、く、きっかけというか原因て、何かあるんですか?
相談者:
あの、無気力の部分では、
玉置妙憂:
うん
相談者:
あの、小学校の頃からずっと学校には行きたくなくって。
玉置妙憂:
うーん
相談者:
で、人間関係も、うまく、こう、組み、立てられなくって、
玉置妙憂:
うん
相談者:
行かないと怒られる家庭だったので、
玉置妙憂:
うん
相談者:
ほんと、行きたくなかったんですけど、
玉置妙憂:
うん
相談者:
も、渋々?・・もう遅刻ギリギリにいつも・・
玉置妙憂:
うん、ふーん
相談者:
行っていて・・
高校から寮だったので、
玉置妙憂:
ええ、ええ
相談者:
寮からも、いつも行きたくなくって、
玉置妙憂:
うん
相談者:
で、家にも、帰りたく、なくって、
玉置妙憂:
うーん
相談者:
常に・・あの・・(ため息)
玉置妙憂:
うん・・
相談者:
なんで生きて、るんだろう?みたいな感覚で?
玉置妙憂:
うん
相談者:
生きていました。
玉置妙憂:
ふうーん、そうなんですね。
うん、でも、えーと、す・・高校は行って、
で、大学は?
相談者:
姉の・・
玉置妙憂:
うん
相談者:
真似をして、
玉置妙憂:
ええ、ええ
相談者:
(鼻をすする)あの、近くに行きたかったんで(涙声)
玉置妙憂:
うーん
相談者:
やっぱり、動機が不純なので、
玉置妙憂:
うん
相談者:
途中で目標見失って?(鼻をすする)
玉置妙憂:
うん
相談者:
で・・生活費・・も、あの、全部自分で・・
玉置妙憂:
生活・・
相談者:
アルバイトで・・
玉置妙憂:
うん
相談者:
やって行かなきゃいけなかったんで、
玉置妙憂:
おおう
相談者:
その生活に追われて、
玉置妙憂:
うん
相談者:
ただ過ぎるっていう感じで。(鼻をすする)
玉置妙憂:
うーん
でも、一応卒業はされたんですね?
相談者:
あ、はい、卒業は(鼻をすする)
玉置妙憂:
うーん、へえ
相談者:
ギリギリ、だったと、思うけど、はい、できて。、
玉置妙憂:
うん、うーん
相談者:
就職も・・あの、できたので、
玉置妙憂:
うん
相談者:
その後はなんとか、あの、&#△%ことできて。
玉置妙憂:
うーん
相談者:
今の主人と出会って結婚したっていう形なんですが。
玉置妙憂:
うん、そうですか。うん
相談者:
その大学時代に、
玉置妙憂:
うん
相談者:
摂食障害・・
玉置妙憂:
摂食障害?はい
相談者:
うん。で、大学生活結構、&#△%、かなり苦しんだ・・
玉置妙憂:
うん
相談者:
のはあります。
玉置妙憂:
でも、且つそれで生活費は自分で稼いでたんでしょう?
相談者:
はい
玉置妙憂:
あー、あーあ・・で、ご結婚なさってどれぐらいなんですか?
相談者:
10年です。
玉置妙憂:
10年?
今、子育てはどんな感じですの?
相談者:
・・ん・・子育ては・・
玉置妙憂:
うん
相談者:
なんとか、家事もできて、
玉置妙憂:
うん
特別に、怒っちゃったり怒鳴りちらしちゃったりもせずに?
相談者:
あー、たまに、怒鳴ってます。
玉置妙憂:
んま、それは普通かもしれない。
普通お母さんにわりと、
相談者:
はい
玉置妙憂:
それはあるよね?3人もいればね。
でも
相談者:
はい
玉置妙憂:
あーなんかしょっちゅう、しょっちゅう、もう近寄って来ないで!っていう感じでは・・ないんだよね?
相談者:
あー、はい
玉置妙憂:
うーん
で、先ほどね?、あの、ご主人さまに当たってしまうって、おっしゃってたけど、
相談者:
はい
玉置妙憂:
どんな、感じの・・
相談者:
そうですね。
玉置妙憂:
うん
相談者:
あの、お風呂の、自動ボタン消し忘れてたりとか。
玉置妙憂:
お、あの、旦那さんのほうが?
相談者:
はい
玉置妙憂:
うん
相談者:
携帯見てゴロゴロしてる、
玉置妙憂:
うん
相談者:
とか。
玉置妙憂:
うん
相談者:
ほんとに、些細なことです。
玉置妙憂:
うん。で、それを見て、ひどいこと、言うって感じ?
相談者:
はい
玉置妙憂:
うん。それで・・
相談者:
普段あの・・
玉置妙憂:
うん
相談者:
ちょっと遠くに、単身赴任みたいな感じ・・
玉置妙憂:
うん
相談者:
になっていて、
玉置妙憂:
あ、じゃ・・
相談者:
週に1度、帰って来るん
玉置妙憂:
あ、は、は
相談者:
ですが。
玉置妙憂:
おーう
相談者:
はい
「もう、週に1回」だ、「1日だけなんだから」、
玉置妙憂:
うん
相談者:
「ちょっと子どもと、戯れて」みたいな感じで(苦笑)。
玉置妙憂:
うーん、うーん
相談者:
はい
玉置妙憂:
じゃ、ほとんどの、曜日は、お1人で、お子さんといらっしゃるんだ。
相談者:
あ、はい
玉置妙憂:
やって、あ、お、ま、所謂今で言うワンオペね?・・それで、
相談者:
はい
玉置妙憂:
週末だけ・・帰って来るご主人・・
相談者:
はい
玉置妙憂:
うーん、それで、つけっぱにしにしたり、子どもと遊ばなかったりするからキレちゃうってことね?
相談者:
(苦笑)・・はい
玉置妙憂:
うん
それで、あなた様はどうやって休憩してらっしゃる?
相談者:
4月から、
玉置妙憂:
うん
相談者:
幼稚園に行き始めたので、
玉置妙憂:
うん
相談者:
下の子が。
玉置妙憂:
うん
一番下がね。うん
相談者:
その日中?(鼻をすする)、ん、その幼稚園に行ってる間・・
玉置妙憂:
うん
相談者:
休みます。
玉置妙憂:
休める?・・ゴロゴロしたり。
相談者:
あ、はい
玉置妙憂:
ま、それで・・今日のご相談は、ご主人に当たらないようにするにはどうしたらいいか?って感じですかね?
相談者:
あ、はい
玉置妙憂:
うん
相談者:
あと、その、大学・・生活、そこでなんとか・・立派になって、
玉置妙憂:
うん、立派・・
相談者:
◆#$したかったのに、
玉置妙憂:
うーん
相談者:
&#△こう・・無駄にしてしまった?
玉置妙憂:
うーん
相談者:
その、負い目みたいなのがすごくあって。
玉置妙憂:
うーん、なんか今、1人で3人子育てしてたら立派だなと思いますけどね。
相談者:
あの、学が、ないなっていうのは自分で・・
玉置妙憂:
学がない?
相談者:
はい。教養みたいな・・
玉置妙憂:
うーん
相談者:
物が・・足りないなっていうのが・・すごく・・ただ、本を読んで来なかったっていうのもある・・と思うんですけど。(鼻をすする)
玉置妙憂:
うーん
相談者:
理想の自分とのギャップが・・
玉置妙憂:
ギャップがねえ
相談者:
大きい。
玉置妙憂:
うーん
夜とかよく眠れてます?
相談者:
はい
玉置妙憂:
眠れ・・
相談者:
なんとか寝れます。
玉置妙憂:
うん
相談者:
あの、アルコールう、依存症の、病院に(鼻をすする)・・
玉置妙憂:
うーん
相談者:
2年ぐらい前・・通っていて、
玉置妙憂:
うーん
相談者:
アルコールやめてからは、
玉置妙憂:
うん・・うん
相談者:
よく眠れるようになりました。
玉置妙憂:
うん、そうですか。
相談者:
はい
玉置妙憂:
じゃ今は・・体はまあまあなのかな?
相談者:
あ・・そうですね。
玉置妙憂:
うーん
相談者:
以前よりは、良くなってます。
玉置妙憂:
そうですか。
ま、今のことね?・・先生も聞いてくださっているから・・
相談者:
はい
玉置妙憂:
うん。これから、どういうふうに・・えー、物を考えて行ったらいいかなあと・・いうようなところを・・
相談者:
はい
玉置妙憂:
お訊きしてみましょうか?
相談者:
あはい
玉置妙憂:
はい
今日お答えいただきますのは、三石メソード主宰、作家で翻訳家の、三石由起子先生です。
では、由紀子先生、よろしくお願いいたします。
(回答者に交代)
相談者が理想とする自分、の正体を掘り下げないとアドバイスがしにくいケースだと思ったのですが、もっぱら現状に焦点を絞った「教養論」になってしまいましたね。
相談者が最後は納得した素振りで大人の対応を見せてくれたものの回答中は相槌もほぼ無く無言を貫いていたのが強烈でした。流石の三石先生も拍子抜けというか独り相撲になっていましたね。
三石先生の回答は、基本的には「放っておきなさい」と「楽しみを見つけなさい」に集約されますが、型にハマれば痛快でなるほどその通り!と思わせてくれるものの、今回のようなちょっと根深い深層心理的な案件になると空回りすることがあります。相談者はピンときてないだろうし聴いている側としても今回はちょっと残念でした。
若い頃から憂鬱、無気力、自己肯定感の低下、さらにはアルコール依存症でもあったのなら陰性症状ってやつなのでは。
なんにせよお医者さんへって感じですね…。もう行ってるのかな。
三石さんは鬱的な相談のアドバイスが昔から噛み合ってない。生きる気力に欠けてる人に向かって、あなた元気じゃないから苦しいんだ、小さな幸せ見つけて生活しろだの、そんな些細な幸せすら見つけられないから相談してるのに、みなぎるパワーで回答されても、寄り添ってくれる感ゼロで乱暴。相談者が余計虚しくなって終わるパターンばかり。
この相談を聞いて
意識が過去にばかり向いていると
今しか出来ないことを仕損じてさらに後悔する過去ネタが増えるだけ、ということに気が付きました。
人の振り見て我が振り直せ、気をつけて前向きにやっていこうと思いました。
後悔しても取り戻しはできません。だとしたら意味ないこと。だからこそ、今からの生き方を後悔しないと決めると良いと思う。
相談者さんは、自分の事が好きでしょうか。
一番身近なのは自分なので大切にしてあげて下さい。次に身の回り、家族を同じように大切にして下さい。
優しいご主人に、ありのままの自分をさらけ出して、思いやり、愛情を確かめ合いながら前にしかすすめない。過去の辛いことを乗り越えた自分を誉めて。その経験が今の旦那さんにたどり着いたのだから。
自分が育った家族の負の感情を絶ちきって心温かい思いやりの通った家族を作って下さいませ。オードリーヘップバーンが、子育てしたいから、10年一切仕事断った。かけがえない素晴らしいひとときだったと。
私は相談者さんと年齢が近いのですが、近頃ほんとに気力体力がガクッとなくなりやけに10代後半や20代前半の頃を思い出して落ち込んでしまいます。良い思い出も嫌な思い出も、ああしてたらこうしてたら今が違っていたかなぁとか、こんなこと考えても意味ないのにと虚しくなったり。こういう経験してる方多いのでは?性格の傾向かもしれませんが更年期とまでいかないけどホルモンバランスとかそういう関係もあるのかもしれませんね。だから今回の相談はすごく共感できました。
みなさんのコメントに同意です。三石先生の喝は確かにいつも前向きで正論ですが、誰にでも効果ありという感じじゃないですね。今回の相談者さんには合わなかったのでは。私も回答に期待してたのでちょっと違うかなと感じました。本当に落ち込んでるときって「いいこと探し」みたいなのが一番難しい。道にお花が咲いてるなぁ…の先が無いんですよ。ただそれで終わり。
ただ自分の心も体も庇い過ぎっていう言葉にはグサッときました。これはちょっと肝に銘じようと思います。相談者さんも回答の中で何か一つくらいは気付きがあったかな?頑張ってほしいです。
ワンオペで11歳、7歳、4歳の育児って本当に大変だしお疲れだと思います。そんな中で旦那さんへの態度を反省したり、相談さんは優しいかたですね。
三石先生の教養を高めるためのアドバイスは、時間を持て余している高齢者ならいざ知らず、育児におわれている相談者さんにはトンチンカンだと思いました。今はそんなに焦らなくても、子供との会話を大切にするだけで、自分の中に新しい風がふいて教養に繋がったりするものです。相談者さんには、もっと労いやいたわりの声掛けをしてあげて欲しかったですね。
まずは身体を休める時間を作って、必要であれば診療内科を頼るのがよいと思います。
華さんのご意見に同感です。
私も3人の息子に疲れ切って、怒鳴りまくって、旦那にもイライラして毎日ヘトヘトでした。
旦那さんは旦那さんで忙しく、帰宅後に奥さんの話を傾聴するとか なかなか出来ないと思うので、自分で自分を癒やす努力をしてほしいです。ダラダラするとか、美味しい物を家族にナイショで自分だけで食べるとか、家の中が片付いてなくても気にしないで眠るとか。
真面目な人、頑張り屋さんな人ほど、自分を大切に出来ないんです。私も専業主婦時代に『自分への贅沢は敵。』なんて思って、自分で自分を苦しめていました。今思うと愚かでした。
あとは条件が整うならば、短時間で体力的にムリのないパートに出るのも 生活にハリが出て良いかもしれません。奥さんでもママでもない、自分自身に戻れる時間が必要です。
自動ボタン切り忘れは 私も小言いいます
それより あんなお節介な機能いらない
頼んでもないのに 勝手に追い焚きしないでー
うちは設定変更して追い炊き出来ないようにしました。
先手必勝です☆
最初はいつものように勇ましく持論を展開していた三石先生も、場違い感からか最後は尻すぼみになりましたね。
(教養の定義なんてどうでも良い!)
さすが相談者さんは「自分の(内面の)事ばかり考えすぎでしたね」と、問題の本質を感じ取られたようです。
子育て期間はあっという間に過ぎるので、ご主人とよく話し合って 協力してやっていって下さい。
(それでも また別の問題が出てきて、苦難の連続‼ だけどそれを乗り越えてこその幸せもあるし・・)
相談者さんも解っておられるでしょうが、二度とアルコールなんかに依存しないで‼。
小さい頃から学校が好きじゃなかった。それなのに高校は寮制の学校に行かざるを得なかったなど元の家族での相談者の居場所が気になった。
加藤先生だったらその辺りを丁寧に掘ってくれていたのかな。
三石先生は勢い系の相談者だとしっくり来るのだけど今回はミスマッチな気がした。
三石先生の「教養は好奇心」よいアドバイスだったと思います。「堅苦しく考えないでいいよ」と
背中をポンポンしてくれたような。日常の中で感性を研ぎ澄ませようとすれば誰でもすぐにでもできそうですね。
放送はきいてないから想像ですが相談者は先生の話にいろいろ考えを巡らせていたからリアクション薄めだったのかもしれない。
教養のない自分への嫌悪感、は一例として挙げただけなんだから三石先生がそこに食い付いたのはマズかった。
この場合に「教養ってそういうもんじゃないよ?」と大上段で説教じみたことを言ってしまうと言われた側は「そういうことを分かってない自分はやっぱり教養に欠けてるんだ」と感じてしまう。追い込むだけ。
あなたのいう教養って何?それが欠けてると思うのはどういう状況のとき?それがどう辛い?
その問いへの答えから苦しいのはなぜなのかを解きほぐしてあげるべきだった。