息子に意見すれば私の苦労も知らず執拗に反論。物言わぬ孫の悲しげな表情

テレフォン人生相談 2022年6月24日 金曜日

パーソナリティ: 加藤諦三
回答者: 田中ウルヴェ京(シンクロ銅メダリスト、メンタルトレーニング上級指導士)

相談者: 女63歳 15年前に離婚 母91歳 息子34歳 2年前に離婚し1歳8ヶ月の子供がいる 4人暮らし

今日の一言: 悩みは昨日の出来事ではない。ベラン・ウルフ

加藤諦三:
もしもし?

相談者:
あ、もしもし、お・・

加藤諦三:
はい、テレフォン人生相談です。

相談者:
お、お世話になります。

加藤諦三:
はい
最初に、年齢教えてください。

相談者:
はい。えー、63歳です。

加藤諦三:
63歳

相談者:
はい、はい

加藤諦三:
結婚してます?

相談者:
あの、離婚しました。はい

加藤諦三:
え、何年前ですか?

相談者:
えー、と、15年ぐらい前ですかね?

加藤諦三:
15年ぐらい前ね。

相談者:
はい、はい、はい

加藤諦三:
はい

相談者:
はい

加藤諦三:
と、15年間ずっと、1人暮らしですか?

相談者:
いえ、自分の母と。

加藤諦三:
あ・・母と?

相談者:
はい

加藤諦三:
んで、今、お母さんは、何歳ですか?

相談者:
と、91です。

加藤諦三:
91歳、まだお元気なの?

相談者:
はい・・そうですね。

加藤諦三:
あー

相談者:
デイサービスに通ってます。はい

加藤諦三:
あー、そうですか。

相談者:
はい

加藤諦三:
はい、それでどんな相談ですか?

相談者:
実は・・息子がですね、2年前に、離婚しまして・・子どもがいるのに・・

加藤諦三:
息子さん何歳?

相談者:
ああ、息子は今・・34歳です。

加藤諦三:
34歳

相談者:
はい

加藤諦三:
はい、2年前に離婚した?

相談者:
そうですね、2年くらい前ですね。

加藤諦三:
はい
で、お子さんはいたの?、いないの?

相談者:
はい。えーと、男の子が1歳、今8ヶ月ぐらいですね。

加藤諦三:
1歳8ヶ月、はい

相談者:
はい

加藤諦三:
その34歳の息子さんとは、一緒に今、あなたは暮らし・・

相談者:
そうですね、母とね・・

加藤諦三:
はい

相談者:
4人暮らしです。

加藤諦三:
4人暮らしですね?はい

相談者:
はい、はい

加藤諦三:
そいで?

相談者:
なかなかね、あの、息子と・・性格が合わなくてですね。

加藤諦三:
はい

相談者:
喧嘩になると、結構自分の・・考え方に、「こうじゃない」って言ったら、もう、すごい反論が返って来て、すごく疲れるんですよ。

加藤諦三:
うん

相談者:
一緒に生活する上でですね。とても疲れまして(ため息)

加藤諦三:
・・うん

相談者:
でも、ま、孫は可愛いので、どうにか、一緒にね・・

加藤諦三:
うん

相談者:
生活して行けたらと、いいと思うんだけれども・・

加藤諦三:
うん、ただ

相談者:
うん

加藤諦三:
性格合わないって、親子であってもお、

相談者:
はい

加藤諦三:
性格が合ってえ、

相談者:
うん

加藤諦三:
いろいろうまくやってますっていう・・ほうが珍しいんじゃないの?

相談者:
高校生のときからね、なかなかこう、あまり話してくれない、っていうところもあって、

加藤諦三:
ええ

相談者:
もう、思春期だから仕方がないかなとは思いつつね、ま、そういう時期なんだろうと思って・・

加藤諦三:
うん

相談者:
いたんですけども。
就職して、生活すれば・・

加藤諦三:
ふん

相談者:
人間的にも、成長してくだろうと思って、いたんですけど、

加藤諦三:
うん

相談者:
なかなかあのお、仕事お、も続かなくてですね。ま、今の34になるまでに、3回ぐらい変わったんですよね。
で・・

加藤諦三:
で、息子さんは、

相談者:

加藤諦三:
あなたの離婚したときには何歳だったんですか?◆#$

相談者:
あの、ちょうど・・進路の、時期でしたね。高校3年生のときでしたね。

加藤諦三:
それときには、息子さんは、相当、ショックを受けて・・

相談者:
そうですよね。あまり顔に出さないもんだから、あんまり・・ね?、(苦笑)気にもしてないのかなっていう・・そこら辺のこう・・あれが全然口に出して・・意見するわけでも全然なかったし。

加藤諦三:
ま、あなたの側からすれば・・離婚ていうのは当然、夫の、が、大変な、

相談者:
うん

加藤諦三:
男性だったという言い分なんでしょうけれども、

相談者:
はい、はい・・はい

加藤諦三:
そこら辺のことが・・息子さんに影響してるっていうことはないんですか?

相談者:
あると思います。

加藤諦三:
ですよね?

相談者:
はい

加藤諦三:
そうすっと・・

相談者:
はい

加藤諦三:
今日の相談の内容っていうのはそうすっとどういうことなんですか?

相談者:
4人で生活してるんだけれども、

加藤諦三:
うんん

相談者:
今、1歳8ヶ月の、ね?

加藤諦三:
うん

相談者:
男の子の孫がいるんですが、

加藤諦三:
はい

相談者:
よく、こ、家族で喧嘩になるんですよね。

加藤諦三:
ええ

相談者:
そのやり取りを、聞いてて、孫がですね・・声を出して・・まだ喋れない状態なんだけど(震え声)・・なんか、こう・・やめてほしい的な、言葉、発するんですよ。

加藤諦三:
ええ

相談者:
でも、わたしは黙ってるんだけど、黙ってても、も、次から次へと息子が、追求するような・・

加藤諦三:
ええ

相談者:
そういう、形になるから。
せっかくね、息子助けてあげようって思ってても、一緒に、見てるとなんかこう、ストレスがね、すごく・・蓄積されて来て、心の折り合いですよね。
どういうふうにして、わたしは、ま・・

加藤諦三:
4人暮らしを始めたのは、息子さんのほうから・・あなたのところに来たわけですか?

相談者:
最初はね、自分、で、1人で育てるようなこと言ってましたけども、

加藤諦三:
ええ

相談者:
どうやって育てるんだ?って感じですよね、わたしからすれば。

加藤諦三:
ええ

相談者:
できるだけ協力するよっていう形でね?

加藤諦三:
だけど、息子さんのほうから・・あなたと一緒に・・生活したいっていうふうになって、4人で生活が始まってるわけですよね?

相談者:
そうです。最初は一緒に住みたくないって言ってたんですよ、わたし達と。
母も結構ね、言葉がキツいので。

加藤諦三:
い、息子、さんは、最初のうちは一緒に生活したくないと・・

相談者:
はい

加藤諦三:
いう言いことは、それは分かりますよね?

相談者:
うーん

加藤諦三:
だってえ、高校3年のときにそういう事件があって、

相談者:
はい

加藤諦三:
母親んとこなんか行ってやるかっていう・・

相談者:
あー

加藤諦三:
そういう気持ちっていうのは持って不思議じゃないでしょうから。

相談者:
うーん・・&#△

加藤諦三:
だけどやっぱり、母親が好きだったからあ・・来たわけでしょうね。

相談者:
うーん・・そうですかね。

加藤諦三:
だけど実際には・・4人が大変、心理的に、健康で、成熟していないと難しいですよね?

相談者:
・・ああ

加藤諦三:
で、これをお、4人が性格合わないから、

相談者:
うん

加藤諦三:
どうしましょう?って言われても・・

相談者:
うん

加藤諦三:
この4人が、こうやってることが問題があるということを、きちんとお、一番、あなたが、いろんなことを、理解して・・

相談者:
はい

加藤諦三:
行動しなければならない立場じゃないの?

相談者:
あー、そうですね。

加藤諦三:
ええ
だけど、今日のあなたの相談は、4人が性格合わないけれども、

相談者:
うーん

加藤諦三:
どうやったら、この4人がうまく行くかっていう、

相談者:
あー、そうですね。そうですね。はい

加藤諦三:
そうですね?

相談者:
はい

加藤諦三:
はい、分かりました。

相談者:
はい

加藤諦三:
今日はあのスタジオにですね、

相談者:
はい

加藤諦三:
シンクロの銅メダリストで、

相談者:
はい

加藤諦三:
メンタルトレーニング、上級指導士の

相談者:
はい

加藤諦三:
田中ウルヴェ京先生がいらしてるので、

相談者:
はい

加藤諦三:
伺ってみたいと思います。

相談者:
はい、よろしくお願いします。

(回答者に交代)


「息子に意見すれば私の苦労も知らず執拗に反論。物言わぬ孫の悲しげな表情」への4件のフィードバック

  1. 私も自分の思いを押し付けていた親だったのではないかと。
    自分の撒いた種は自分で刈るのだと、腹を決めています。何がやって来ようと。
    相談者さんも、大変な状況になって、気付きを頂いたのだと思う。
    息子さんの反抗は、親の求める姿ではなくて、ありのままに生きてる所に寄り添って欲しいだけなのだと思うのです、
    なんの見返りも求めず、大変かもしれないけど赤ちゃんの何気ない成長や息子さんの何かしらの得意なことを見つけて、一緒に生活に楽しみをみつけられたら、きっと、何はなくとも愛情を感じられるようになると思う。大変な時をどうか、その子のままを愛して、
    ひとつひとつ出来るようになる赤ちゃんを笑って穏やかに育ててください。
    きっとこのお子さんが教えてくれた
    お母さんの生き方だったと思える日が来ることを祈ってます

  2. 仮に相談者のせいだとしても、現に相談者は心が弱ってる。

    なのに、田中先生は追い詰めるような質問を畳み掛ける。このコミュニケーション、某事業仕分けを思い出す。ストーリーを無理に探そうとする一方的な質問が続くから、相談者も「そうかもしれませんね」みたいな無気力な回答を繰り返す。

    加藤先生が見かねて、「あなたにも言い分はあるだろう」と相談者をフォロー。

    相談者は本音を話してないし、話したくないと思っちゃってる。
    事実から逃げずに自分に素直になることで物事は好転する、という加藤先生の方針から大きく外れてます。

    田中さんは、回答者として適格ではない気がする。そろそろニッポン放送に意見を出したいレベル。

    1. 田中ウルヴェさんの手法は自身の問題を見つけ自分が成長し変わるというやり方。五輪メダリストだからストイック。
      確かに相談者さんにはキツかったかも。
      相談者は息子に当たられてるかも。
      反抗期みたいな。優しく受け止めてあげることも必要だけど、限界あるし、相談者の精神も守る必要ある。エスカレートしてるなら家庭内暴力(精神的)。母子でも線引き距離感必要。甘えられすぎてもね。

  3. とにかく1歳8か月の赤ちゃんが不憫でならない
    家庭に満ち満ちたネガティブな雰囲気をしっかり感知してるんだろうな…

    離婚したのは息子18歳の時でも、相談者夫婦はそれ以前から不仲だったろうし、思春期真っ只中の息子には多大なダメージだったろう
    相談者も当時はご自分のことだけで精一杯だったろうけど、その結果として息子に負荷をかけていたわけだし、今の事態も加藤先生仰る通り「過去のツケを払っている」のだと思う

    ウルヴェさんが相変わらずシャープに迫ってたけど、これがマド愛先生でも同じような迫り方になってたと思う
    相談者もつらかろうけど、ここは一度息子と真正面から向き合って、思いの丈をぶつけ合った方がいい
    息子の心持に思いもはせず、「私はこんなに頑張ってるのに」って開き直って、息子に恩を着せてるうちはいろいろと厳しかろう
    「自己憐憫は行き止まりです」(by加藤先生)
    「不幸を受け入れる。するとやるべきことが見えてくる」(by加藤先生)

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