足元見られたバーターに飛びついた後で耳にするウマい話に遺産調停のおかわり

(再びパーソナリティ)

加藤諦三:
あなたあ、人生振り返ってみて、

相談者:
はい

加藤諦三:
いろんなこと、これに類すること、ありませんでした?
つまり・・あー、損しちゃったな、ていうこと。

相談者:
結構あります、わたし。

加藤諦三:
結構ありますよね?

相談者:
あります、はい

加藤諦三:
つまりどういうことかっていうと、

相談者:
はい

加藤諦三:
その場が良ければ・・とにかく、そこで終わらしてしまうという・・安易な解決をしながら生きて来たんですよ。

相談者:
あー、はい

加藤諦三:
このお、問題も安易な解決ですよね?
300万と200万ぬ、この場の、お金のトラブルがなくなれば、これでいいやっていうような・・

相談者:
あ、はい

加藤諦三:
これからは、

相談者:
はい

加藤諦三:
これを、契機にして、

相談者:
はい

加藤諦三:
安易な物事の解決はやめましょうよ。

相談者:
はい、分かりました。

加藤諦三:
これから、今の、態度で行くと、ずうっと、長いこと、ああ損した、ああ損したっていうことで人生終わって行きますよ。

相談者:
あ、そうですね(苦笑)

加藤諦三:
よろしいですか?

相談者:
あ、はい、分かりました。

加藤諦三:
はいどうも失礼します。

相談者:
いいえ、ありがとうございましたあ、はい、失礼いたしますう。

加藤諦三:
安易な解決をすることが、ノイローゼといいます。

 

「足元見られたバーターに飛びついた後で耳にするウマい話に遺産調停のおかわり」への7件のフィードバック

  1. 「短期は損気」ならぬ「安易は損気」、これが解答だったというところでしょうか。
    とはいえ、遺産相続が一番厄介な作業だけに、安易な決着を見るのも惜しいかなあ?

  2. お兄ちゃんとオヤツを分けてて食べたけど、お兄ちゃんの方がオヤツが大きかったと言う事か?その時は納得したけど、今から考えればアタチももっと食べたっか、お兄ちゃんズルい、お兄ちゃんからしたらもう食べちゃったから、ないよ~ん!お前が馬鹿なんだよ~ん。

  3. この兄ちゃんだけは大切にしよう。どう考えても相談者の味方は兄しかいないのに。心が痛む?ここまできたらもう無理だ。お兄ちゃんの伝わらない悲しみを感じる。

  4. 自分で合意して調停が成立しているものに対して、やっぱりアレじゃ納得がいかないので無かったことにしてくれとか金銭的におかわり寄越せとか、それを言って恫喝されて夜も寝られない私は被害者なんですとか…
    どこぞの国からの不毛な言い掛かりみたいで気持ち悪かったです。

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