些細な嫌がらせに見える歪んだ夫の性質にネットで気付き精算したいアラ還
テレフォン人生相談 2022年10月7日 金曜日
相談者: 女57歳 夫66歳 別に暮らしている長男28歳 同居の次男24歳 3人暮らし
今日の一言: 人間のパーソナリティは順を追って成長します。急には変わりません。
加藤諦三:
もしもし?
相談者:
あ、もしもし?
加藤諦三:
あ、はい、テレフォン人生相談です。
相談者:
よろしくお願いしますう。
加藤諦三:
はい、さ、最初に年齢教えてください。
相談者:
57歳です。
加藤諦三:
57歳、結婚してます?
相談者:
はい、しております。
加藤諦三:
ご主人何歳ですか?
相談者:
60う、6歳です。
加藤諦三:
66歳、お子さんは?
相談者:
2じゅう、8歳と、24歳、2人共男の子です。
加藤諦三:
で今そうすっと4人で暮らしてんの?
相談者:
長男は、家を出ております。
加藤諦三:
あーそう・・
相談者:
次男と3人で暮らしております。
加藤諦三:
はい、分かりました。それでどんな相談ですか?
相談者:
半年ほど前になんですけれども。
加藤諦三:
はい
相談者:
結婚してからもう30年になるんですが、夫からモラハラをされてるということに、やっと気がつきまして。
加藤諦三:
「モラハラをされてるということに気がついた」って、具体的にはどういうことですか?
相談者:
例えばですが、通帳を、あたしが置いてる場所から、違う場所に移動して、いたり。
加藤諦三:
うん
相談者:
んで、「ないない」って、こう、わたしが探します、と、
加藤諦三:
ああ
相談者:
「こんなとこにあるじゃない?、いつもなんかちゃんと置いとかないからだよ」、てみたいな、
加藤諦三:
はい
相談者:
物を隠したりとか、物の場所を移動したり・・
加藤諦三:
はい
相談者:
あとお・・責める言い方をします。
加藤諦三:
あ、責めるね?
相談者:
「なんでこんなことしたの?」とか。
加藤諦三:
はい
相談者:
「いつもそうなんだから」とか、「何回もおんなじことするね」とかって、
加藤諦三:
うん
相談者:
いうふうな、言い方をします。
加藤諦三:
うん
相談者:
あとお、わたしがちょっと冷たくなるというか、今まで煽りに乗ってたんですが、「あ、モラハラされてる」と分かってから、煽りに乗るのをやめてから、特に監視がひどくなりまして。
加藤諦三:
・・
相談者:
今まで・・されてたのかも分からないんですけれども、
加藤諦三:
はい
相談者:
ゴミを、あさる。
加藤諦三:
あーあー・・
相談者:
なんか、今はもう、シュレッダーにかけて、駅で捨てるようにしたり・・
加藤諦三:
うん
相談者:
してるんですけれども。
加藤諦三:
監視ということは別にあなたの、家を何時に出て何時に帰って来てとかって、そういうことではないんですね?
相談者:
え、そうですね、そういうことをすると嫌味を言われたりとか。
「明日出かけるから」って、今までなんですけれども、言うと、
「ふうーん」ってこう、ちょっと嫌そうな雰囲気と言葉で、表すといいますか、嫌そうなのを。
加藤諦三:
うん
相談者:
で、駅まで送り迎えを必ず、ま、してくれてると思ってたんですけれども。
加藤諦三:
ええ
相談者:
駅まで送り迎えであったり、例えば友だちと会うんだったら、その近く、というか、その場所まで迎えに来たりとか。
加藤諦三:
ああ
相談者:
そういうことはありました。
加藤諦三:
それが、結局親切というよりも、
相談者:
はい
加藤諦三:
あなたから見ると監視をしてるということですか?
相談者:
監視をされてたんだな、ていうことに気がついたって感じです。
加藤諦三:
ん、気がついたっ・・
相談者:
はい
加藤諦三:
で、どういうことをきっかけにして、気がつき始めたの?
相談者:
あ・・ちょっとネットで知った、カウンセリングじみた物にずっと・・子どもの不登校とかで相談をしておりました。
加藤諦三:
うん
相談者:
そこで、カウンセラーもどきみたいな人に、「あなたは自己愛性パーソナリティ障害だ」と、わたしのことをですね、
加藤諦三:
ふん
相談者:
言われたり。
「毒親だ」とかって言われたり。
で、夫のことをその人たちは「とっても優しい、いい人じゃないか」っていうふうに言ってたもんですから、そう思い込んでたんですが、
加藤諦三:
うん
相談者:
自分で自己愛性パーソナリティ障害っていうのを調べて、いくうちに・・似たような、モラハラされてる、事柄ですとかを見つけ出すと、夫にまったくそのまま当てはまりまして。
それでやっとなんか、「自分もされてたんだ」って、こう、気がついた感じです。
加藤諦三:
・・そういうことを気がつき出してから、2人の関係はどんなふうなったんですか?
相談者:
元から、冷え切った関係では、あっ、たん、です。
加藤諦三:
ええ
相談者:
それが、一段と、冷たい、雰囲気に家庭はなっております。
加藤諦三:
要するに、
相談者:
はい
加藤諦三:
ご主人との間にコミュニケーションがなくなったということですね?
相談者:
元から、ないです。
加藤諦三:
元から、ない?
相談者:
結婚、なぜした、のかといいますと、
加藤諦三:
うん
相談者:
実家の父親がすごく分かりやすい、怒鳴ったりですとかの、モラルハラスメントをする親でして。
加藤諦三:
うん
相談者:
母とおんなじ道を辿ってるな?とは思うんですけれども。
加藤諦三:
うん
相談者:
わたしも、家を出たくて結婚しました。
はい
加藤諦三:
あ、それよくある話ですよ?
相談者:
そうですね。
加藤諦三:
人間っていうのは、逃げたつもりでも・・その人と一緒に、いる、必要性が自分の側にもあるから。
相談者:
はあ
加藤諦三:
またおんなじ人と・・一緒になるんですよね?&#△
相談者:
あ、はい
加藤諦三:
だから、「お父さんから」、
相談者:
はい
加藤諦三:
「逃げた」って言いますけれども。
相談者:
はい・・はい
加藤諦三:
お父さんから逃げたつもりで、また、お父さんと・・同じタイプの人と、一緒になるんですよ。
相談者:
あはい
加藤諦三:
つまり、何を言いたいかというと、あなたの側に原因があるんです。
相談者:
そうですね、はい
加藤諦三:
・・そうすっと今日の相談ていうのは、別れようとか別れまいとか
相談者:
いえ
加藤諦三:
そういう話ではないんですね?
相談者:
あ、もう、やはり、別居をしたくて、別れたほうが自分のためであるなっていうふうに、気持ちは固まって、来てるんですけれども、なかなか前に進めない・・やはりわたしも依存的な体質だったりもするものですから・・
加藤諦三:
そうすっと今日の相談ていうのは、
相談者:
はい
加藤諦三:
そういう離婚したいと思うけれども、
相談者:
はい
加藤諦三:
前に行けない自分・・
相談者:
あはい
加藤諦三:
この自分を、どうしたらいいでしょう?っていうことですか?
相談者:
ま、これだけではないんですけども、やはり、自分が自立してなかった分、夫から何をされてたのか、分からなくって、ずっとイライラ、イライラして、子どもに八つ当たりというか、も、虐待をしてしまってました。
加藤諦三:
あー、それは、よく分かってますね。
相談者:
はい
加藤諦三:
虐待・・しまいと思っても、虐待しないではいられなかったね?
相談者:
そうなんですか。
加藤諦三:
つまり子どもを虐待することで、自分の心の・・問題を、解決してたわけですから。
相談者:
はい・・
子どもは、長男は特にもう、あたしのこと、恨んでます。
加藤諦三:
うん、そりゃあしょうがないですよねえ。
相談者:
そうですね。
加藤諦三:
うん、虐待してんだから。
相談者:
はい
加藤諦三:
で・・もう、全部自分で・・今の自分を分、分かってるんです、よ、ね?
相談者:
そう、ですね、ま、すべて分かってるかどうか分かんないですけど、やっぱり弱い自分とか・・いろんな・・
加藤諦三:
弱い自分というより、成長していない自分ね?
相談者:
あー、はい
加藤諦三:
だから、小さい頃から、
相談者:
はい
加藤諦三:
1つ1つ解決して来なければならなかった、
相談者:
うん・・うん
加藤諦三:
心理的課題を・・
相談者:
はい
加藤諦三:
なんにも解決しないまま、今まで来てしまった。
相談者:
あ、はい・・&#△、はい
加藤諦三:
で、それも全部分かってんです、あなた。
相談者:
あー、はい・・うん
加藤諦三:
で、どうしましょうか?ていう・・
相談者:
そうですね。どう・・
加藤諦三:
だから大変、難しい相談なんですけれども。
相談者:
あ
加藤諦三:
スタジオに今日は弁護士の中川潤先生がいらしてるので、
相談者:
はい
加藤諦三:
どうしたらいいか?っていうのを伺ってみたいと思います。
相談者:
あ・・
(回答者に交代)
30年近く気が付かなかったのならそこまで嫌ではなかったのでは。
本当に嫌な相手なら新婚旅行の後の借金発覚で別れてるんじゃないかしら。
というか、ネットで知り合ったカウンセラーモドキのほうが気になる。
心療内科の先生みたいな学術的な専門家ではなく
無資格の、スピリチュアルなんちゃらマスター
みたいな人でありませんように。
相談者が「人に気を遣わず思うがままに生活をしたい」という表現をしたので
ちょっと気になりました。
思うがままに生活してる人でも、人には気を使ってると思う。
生前贈与のお金を子供の進学に使ったというのは
普通の使い方なので取り返せるとかいう考え方が違和感あります。
もし子供に「お母さんのお金返してよ」とか言ったら
家に寄り付かなくなりそう。
私も、もちさんに同感。一緒に暮らして来てて。
カウンセリングって、思い込ませる様なとこもあるのでは?
どんな人でも良いとこ、悪いとこある。お互いに。
加藤先生の仰った、ホントに嫌いな人書き出す、親だったりするわけで。
ありのままで生きるって迎合するのを辞める、そんな嫌な周りの人と離れることができたら、旦那さんとは共にやっていける人なのかもしれないです。
加藤先生、人間関係を変えないで自分が変わる、ことはあり得ます。
自分が変われば、同じ相手でも状態や関係は変わっていきます。
この方のご主人よりも、ご本人の方がおかしいのでは?と思いました。
ものの場所が変わっているのは、通帳等を確認して、その場におきっぱなしてしまうからでは…とか感じますし、外出時の送り迎え等を、わざわざ相手を監視するためにするでしょうか?
第一、人から言われたり、ネットでそう書いてあったから「モラハラ」だと思い込むのはおかしくないですか?30年間何も気にならなかったわけでしょう?いまさら新婚時の借金返済について話題にしたり、生前贈与の一環として、親に学費援助をしてもらったものを、子供に返却してほしいとか、普通考えないと思います。
ご自身は「長男を虐待していました」とか平然と話すし。そちらの方が大問題では?
同じ感想を持ちました
周囲と全然コミュニケーション取れてない人間が、猜疑心をこじらせて被害妄想の域に入ってる印象
通帳の置き場所とか、送り迎えで監視されてるとか、退職金の総額とか、どこまで本当の話でどこからが思い込みなんだろうか
ネットカウンセラーの素性が何者か、相談者が本当に人格障害なのかは別としても、
自分に問題があると言われたのを認めたくなくて、本当のワルは自分じゃなくて旦那だと思いたいから「もどき」呼ばわりしてるんじゃないかな
しかも息子に八つ当たりして虐待してきた上に、学費に費やした生前贈与分を今から息子から取り返そうとするって、毒親の行動パターンそのものだと気付いてるかな
なかなか闇が深くて底が見えない
自分を変えること、無意識の領域が変わることが根本的な解決で、それが自分で気がつけないから大変なんです。カウンセリング療法に救いを求める。
相談者さんは、成人になるまでの時間に大きな原因があって、大人としての感情になれないで子供を育ててた、自分が甘えたい感情を抑えて。そこに怒りがうまれる、
その後の経過がある。
ご自分を変えるのに、憎しみの感情を吐き出さなければ進めない。
長い結婚生活なのに、なぜ今頃夫がモラハラだったと気付いたのかと言うと、ずっと変だ、なにか違うと感じていた事柄がモラハラという言葉を知った時に、しっくり来たのでは無いかと思います。
今、二人が良い関係で生活が安定していれば、生前贈与の事や、結婚前の夫の借金を夫婦で返した事など笑い話になりますが、お財布を握られてしまい、これまで自分のお金を持ち出していたような損した気分になったのでしょう。
子育て中に虐待に近いことをしていたのも、協力者なしの一人きり子育てでその結果かとも想像しました。決してかばう気持ちはありませんが、けろりと話してはいても、内心は深く後悔しているかも分かりません。
相談者さんは上手に説明できているようで、深いところまで話せていない様な残念な気がしました。余りにもすらすらと説明出来たので、先生方から心根を聞き出される『間』が無かったような感じです。
同感です。