（回答者に交代）

中川潤：
こんにちは、中川です。

相談者：
あ、よろしくお願いいたします。

中川潤：
お子さまはいらっしゃらないのね？

相談者：
え・・あ、現在は、同居しておりません。

中川潤：
けど、いらっしゃるの？

相談者：
はい、おります。

中川潤：
何人いらっしゃるの？

相談者：
３人

中川潤：
上からは？

相談者：
女の子、男の子、女の子です。

中川潤：
う、それぞれおいくつ？

相談者：
３０代が２人、で、２０代が１人です。

中川潤：
そうすっと・・お父さん逮捕されたときっていうのは、お子さん、一緒に、住まわれてた方もいるわけ？

相談者：
あー、おりました。

中川潤：
じゃあ、その、子どもさん達ってのは、お父さんのことをある程度、ご存じなわけでしょう？

相談者：
はい

中川潤：
で、ご両親が、離婚するっていうことに、仮になった場合に、

相談者：
はい

中川潤：
お母さんがなんで離婚って道を選んだのかっていうこと、は、理解は、され・・

相談者：
あ、それは、任せるというか、

中川潤：
うん

相談者：
お母さんのお、人生を生きて行ってほしいみたいなことは言われますけど。

中川潤：
うん・・うん

相談者：
うん

中川潤：
で・・その場合にね？

相談者：
はい

中川潤：
奥さま自身があれでしょう？

相談者：
うん

中川潤：
専業主婦でいらっしゃるんでしょ？

相談者：
いえ、パートで。

中川潤：
あ、パートである程度稼いではおられるの？

相談者：
そお、ですね。

中川潤：
うーん
ただ、ちょっと先走るようなんだけど、仮にね？

相談者：
はい

中川潤：
リスタートを切るとしたら、

相談者：
うん

中川潤：
例えば、住まいを借りるとか、

相談者：
はい

中川潤：
そういうことお、は、必要になって来るわけだけど。

相談者：
はい

中川潤：
その辺の、ある程度のサポート、ていうかな？

相談者：
うん

中川潤：
は（わ）、子どもさん達、は、助けには、なってくれそう？

相談者：
いいええええ

中川潤：
ていうのはね？

相談者：
はい

中川潤：
こういうことです。

相談者：
はい、はい

中川潤：
結論から言うとね？

相談者：
はい

中川潤：
あなた別れたほうがいいんだよ。

相談者：
・・

中川潤：
その亭主絶対治んないから。

相談者：
あー

中川潤：
同じことを起こして、同じように逮捕されるとか、それは分かりません？

相談者：
はい

中川潤：
だけど、今の状況を・・

相談者：
はい

中川潤：
彼自身の力で、変えて行くって力はないですよ。

相談者：
あー・・

中川潤：
自分自身で。
で、そういう、心の、あれでもあれば・・

相談者：
はい

中川潤：
今みたいな様子になりっこないもん。

相談者：
はい

中川潤：
だから、まず、外の力で、その人が変わるってことはないわけで。

相談者：
はい

中川潤：
ご自身自身が、何某か、自分で、

相談者：
うん

中川潤：
変えて行くっていう気がなければ、変わりようがないわけですよね。

相談者：
はあー・・

中川潤：
で、ましていわんや、

相談者：
え

中川潤：
あなたが、思い余ってえ、

相談者：
はい

中川潤：
離婚の話まで切り出してる状況の中で、

相談者：
うん

中川潤：
「出て行けば？」、「お前の生活費は面倒みないからね」って、ま、そこまでえ、ひっくり返ってるようなね？

相談者：
はい

中川潤：
人、を、

相談者：
はい

中川潤：
あなたはまだ、６０なんですよ。

相談者：
はい

中川潤：
これから１０年、２０年、３０年あるんですよ。

相談者：
はい

中川潤：
で、その人と一緒に暮らして行くことはやめたほうがいいですよ。

相談者：
あー

中川潤：
ああ

相談者：
そうな＆#△％

中川潤：
だからね？、道の選択としてはやっぱ別れたほうがいいと思ってるの。

相談者：
はい

中川潤：
で、問題は、別れるにあたって、

相談者：
うん

中川潤：
とりあえず、あなたが、一緒に屋根の下で、

相談者：
はい

中川潤：
別れ話なんて・・進みっこないし。

相談者：
はい

中川潤：
いったーん、身を移して・・

相談者：
はい

中川潤：
あなたなりの生活の場所を作って、

相談者：
はい

中川潤：
そのあとお、

相談者：
うん

中川潤：
離婚に伴う年金分割っての当然、できるわけで。

相談者：
はい

中川潤：
ま、年金分割っていうのは、ま半分、もらえるってわけじゃないっすよ？

相談者：
うん

中川潤：
ないけれど、

相談者：
はい

中川潤：
婚姻期間に応じたあ、割合の形で、

相談者：
はい

中川潤：
基礎年金の、部分について、

相談者：
はい

中川潤：
一定額を、

相談者：
はい

中川潤：
当然、取ることができるんですよ。

相談者：
あー

中川潤：
だ、それは法的な手続き、を、踏まないとできないのね？。

相談者：
はい、はい

中川潤：
そうすると、

相談者：
うん

中川潤：
結局のところは家庭裁判所へ、話を持ち込んで、

相談者：
はい

中川潤：
離婚の調停をやって。

相談者：
はい

中川潤：
あ、それでも四の五の言うようだったら審判になるんだけども。

相談者：
はい

中川潤：
最終的にその、

相談者：
はい

中川潤：
年金分割はできるんだけど。
ただ、年金分割でもらえる金額っていうのは、よほどの金額を、ご主人がもらってれば別ですけれども。

相談者：
うん

中川潤：
それで生活が立つような金額はもらえっこないんですよね？。

相談者：
はい

中川潤：
で、それとあなたのパートの、収入足して。

相談者：
うん

中川潤：
ていうことになるから。
そのあとの生活をどうやって組み立てるかっていう問題は、

相談者：
はい

中川潤：
あなた頑張って、考えなきゃいけないんだけど。

相談者：
はい

中川潤：
そこへ行くまで。

相談者：
はい、あ、そうなんです。はい

中川潤：
うん

相談者：
うん

中川潤：
そこへ行くまでの間（かん）の、

相談者：
はい

中川潤：
問題が一番大きいんですよ、離婚の場合ね？

相談者：
うん

中川潤：
そうするとね？、その間（かん）、新しい生活を組み立てるにあたって、

相談者：
はい

中川潤：
「悪いけれども、ちょっと、助けてくれないか」と、いうことで、

相談者：
あー

中川潤：
子どもさんに、

相談者：
はい

中川潤：
お願いをするっていうことは、あっても全然おかしくないことですよ。

相談者：
いえー、やはりもう、関わりたくないというか、なんかもう、「自分たちでしてくれ」みたいな感じで言われますので。

中川潤：
うーん、分かった。

相談者：
ちょっと（苦笑）

中川潤：
あー、そういうことね？、はい

相談者：
はい

中川潤：
それから今、あなたお住まいは・・

相談者：
はい

中川潤：
借り家ですか？それとも、所有です・・

相談者：
あの、一軒家です。

中川潤：
一軒家？

相談者：
はい

中川潤：
で、ご主人名義なんでしょ？

相談者：
そうですね。

中川潤：
それは、結婚してから、取得されたんですか？

相談者：
はい、そうです。うん

中川潤：
そうすっとね？

相談者：
うん

中川潤：
それ自体も、

相談者：
はい

中川潤：
ご主人名義であっても・・

相談者：
はい

中川潤：
共有なんです、実際は。

相談者：
はい

中川潤：
そうすっと財産分与っていう形で、それなりの分け方をすると・・

相談者：
はい

中川潤：
いうことになるわけですよ。

相談者：
はい

中川潤：
そうすっと彼の、住まわってる生活基盤そのものにも、問題があるから。

相談者：
はい

中川潤：
そう簡単に彼が、話し合いでどうこうするなんてこと、あり得ないから、

相談者：
はい

中川潤：
結局の、ところ、とどのつまり、きちんとその辺を、シェアしてくれる、場所、を、設定するしかないす、こっちで。

相談者：
あー、はい、はい、はい

中川潤：
で、そうなると、

相談者：
うん

中川潤：
出るとこへ出るしかない、という意味で

相談者：
はい

中川潤：
家庭裁判所へ、持ち込むしかなくなってしまうと。

相談者：
あー、そういうことですね。はい

中川潤：
そういうことなんですね。

相談者：
はい、分かります。＆#△％

中川潤：
それとね？、ご主人がその年金やなんか全部管理しておられるっておっしゃいましたね？

相談者：
はい

中川潤：
はい

相談者：
もう、「俺のお金」って言って、１円も渡してくれません。

中川潤：
あなた、ある程度のストックはへそくりなりなんなりで、持ってる？

相談者：
恥ずかしながら、まったくありません。

中川潤：
まったくない？

相談者：
はい

中川潤：
そういうお相手だから、余計なんだけれども。

相談者：
うん

中川潤：
弁護士のサポート・・

相談者：
はい

中川潤：
のもとで、手続きを、進めるっていうことをやっぱり考えざるをえないんですよ。

相談者：
はい

中川潤：
そうすっとお、弁護士、頼むってなるとやっぱり、コストの問題が出て来るでしょう？

相談者：
はい、はい

中川潤：
で、それを、例えば、子どもさん達が、サポートしてくれんならいいけども。

相談者：
はい

中川潤：
どうしてもそこが当てにできないんであれば、

相談者：
はい

中川潤：
法テラスって、耳にしたことがありますか？

相談者：
あー、あります。

中川潤：
ね？

相談者：
はい

中川潤：
法テラスの中に、

相談者：
はい

中川潤：
昔、法律扶助制度って言ったんですけど。

相談者：
はい

中川潤：
法律扶助協会っていうのがあって。それと、同じ

相談者：
はい

中川潤：
仕組みを、

相談者：
はい

中川潤：
法テラスが引き継いでいますので。

相談者：
あー、そうですか、はい

中川潤：
主力のない人であっても、

相談者：
はい

中川潤：
最終的に取れるもんが取れたら、

相談者：
はい

中川潤：
その中から、支払う、という前提で、

相談者：
はい

中川潤：
弁護士費用を扶助すると、

相談者：
うん

中川潤：
いう仕組みがありますから。

相談者：
はい

中川潤：
それも、ちょっと、利用することを、お考えになって。

相談者：
はい、分かりました。

中川潤：
うん

相談者：
うん

中川潤：
で、弁護士のサポート、

相談者：
はい

中川潤：
の、もとに、

相談者：
はい

中川潤：
離婚の段取りを、組んでいくと、

相談者：
はい

中川潤：
いうことをお考えになったほうがいいと思います。

相談者：
はい、分かりました。ありがとうございました。

中川潤：
よろしいですか？

相談者：
はい

中川潤：
ちょっと加藤先生と、交代いたしまあす。

相談者：
はい、分かりました。

中川潤：
はい

（再びパーソナリティ）