母の正体を記憶する妹が心配した相談者のセリフ「お母さんの子で良かった」
(回答者に交代)
相談者:
こんにちは。よろしくお願いいたします。
マドモアゼル愛:
はい、どうも。はい、どうぞどうぞ。(吸って)
ん・・なんか、あなた、もほら、ん、も、うわかってる、わけ、なのに。
相談者:
はい
マドモアゼル愛:
結構しつこく、まだ・・幻想に、しがみついてるわけよね。
(吸って)だってさ、最初のお、お話から、して。
相談者:
はい
マドモアゼル愛:
「父がアルコール中毒でよく暴力振るった」で。それで、「両親を尊敬している」なんてことを、普通だったらありえないじゃない。・・これまで気がつかなかったわけでしょ?だから。
相談者:
◆#$%□&そんなん、全然気が付かなく・・
マドモアゼル愛:
何で気がつかなかったかわかる?
相談者:
・・わからないです。
マドモアゼル愛:
怖くてそう思うしかなかったからよ。
相談者:
・・ああー・・
マドモアゼル愛:
合理化、したわけよ、そうやって。
ん・・じゃ、何が、そこに隠れてると思う?
相談者:
・・全然わからないです。
マドモアゼル愛:
まず恐怖でしょう?
相談者:
・・恐怖ですね。
マドモアゼル愛:
そして、
相談者:
はい
マドモアゼル愛:
そうしたことを、
相談者:
はい
マドモアゼル愛:
愛する子供に行った、という、憎しみですよ。
相談者:
・・はい
マドモアゼル愛:
でもそれを出すと、
相談者:
はい
マドモアゼル愛:
また何されるかわかんないし。
相談者:
はい
マドモアゼル愛:
助けてくれない母親に対する絶望、憎しみ。
相談者:
はい
マドモアゼル愛:
父親に対する、同様の、怒りと憎しみ。
相談者:
はい
マドモアゼル愛:
これを、・・ん、まんまる、抑え込んで、「僕は、両親を尊敬しています」と。誰だって、おかしくなるよ?
相談者:
・・あ・・
マドモアゼル愛:
そうやってあなた、何十年、生きてきてんだよ?
相談者:
・・そうですね。
マドモアゼル愛:
母親の記憶も消していたわけでしょう?、これも、精神、作用だよね?一つね?
相談者:
・・そうですねえ。
マドモアゼル愛:
助けてくれない母親というものは、
相談者:
はい
マドモアゼル愛:
絶望だし、あってはならないものとして、
相談者:
あー、はい
マドモアゼル愛:
ま、それを、精神病理の、先生はおそらく、トラウマとおっしゃった。
相談者:
はい
マドモアゼル愛:
も、当然、そうだよね?
相談者:
はい
マドモアゼル愛:
それ、トラウマであって、ただ怖かったっていうんじゃなくって、
相談者:
はい
マドモアゼル愛:
それを、尊敬するという、真逆の態度で、
相談者:
はい
マドモアゼル愛:
・・ずっと何十年間も、信仰のように、も、思ってきたんだから、
相談者:
はい
マドモアゼル愛:
それは、現実を抑え込むから、中は、怒りでどんどん、フツフツ湧いてくるし、
相談者:
はい
マドモアゼル愛:
腐っても来るし、
相談者:
はい
マドモアゼル愛:
たまらなくなるよね?
サインを出しますよ。体も心も。
そのサインが、心臓、バクバク。安らかに、眠れない。
相談者:
はい
マドモアゼル愛:
もうどうにもならない、もう、心臓が高鳴るような怒りってことですよ、だから。
相談者:
怒りですね。
マドモアゼル愛:
うん。怒りと、憎しみと、絶望があるよね、あとね?母に対するね?
相談者:
・・ううん・・そうですね・・
マドモアゼル愛:
そこが、手に取るように、何か、グワって、認識できたときに・・楽になるはずなのよ。
相談者:
・・そうなんですよね。
マドモアゼル愛:
うん・・おそらく妹さん、優しいっていうけれども、
相談者:
はい
マドモアゼル愛:
僕は、あなたの方が、優しい人だっただろうと思うの。
相談者:
妹から言うと、そういうふうに、言うんですよね。僕のこと。
マドモアゼル愛:
うん、本当は、一番優しかった人が、一番、こういう被害に遭うんです。
相談者:
(吸って)・・あ、
マドモアゼル愛:
なので、
相談者:
はい
マドモアゼル愛:
妹さんは、見てたんだよ。ちゃんと、状況を。そいで、あなたの話が作り話でないのは、妹さんの一言でわかるわけよ。
妹から、電話で、
相談者:
う、はい
マドモアゼル愛:
「お兄ちゃん大丈夫?」。
相談者:
・・そうそうそう、
マドモアゼル愛:
まさに、(笑い)まさに、この一言で全てが・・語られてるよね?(苦笑)
「そんな認識間違いをしていて、相当変なことになってるよ?」ってことなわけですよ。
相談者:
そう、なんですよねえ・・
マドモアゼル愛:
で、ついには、ぶ、物理的に喋れなくなっていくっていう、◆#$%プロセスに入ってるわけよ、今。
相談者:
・・
マドモアゼル愛:
ごまかしきれない、
相談者:
はい
相談者:
ところまで、押さえ込んで、肉体症状にも出ているし。真実の暴露という、もし、電車があるとしたらもう、動き出してんだよ、もう、あなたの中で。
相談者:
ああー、そうですね◆#$%□
マドモアゼル愛:
だ、これはもう、止められないん・・止められないんだよ、これは、ほんとに。
相談者:
はい、はい。
マドモアゼル愛:
あなたの中に怒りがあったんだっていうこと。
相談者:
怒りが、
マドモアゼル愛:
あなたの中には本当は、憎しみがあったんだっていうこと。
相談者:
はい
マドモアゼル愛:
そしてそれを、・・優しい人だから、
相談者:
はい
マドモアゼル愛:
「出したら全てが壊れる」と思って、自分1人の胸の中に閉じ込めていたという、そういう人生だったんですよ。
相談者:
はい
マドモアゼル愛:
でも、6年・・前でしたっけ?
相談者:
はい
マドモアゼル愛:
から・・その心臓、とか何かによって、
相談者:
はい
マドモアゼル愛:
もうそれが、限界に来ていたっていうことなんですよ。
相談者:
・・はい、はい。
マドモアゼル愛:
ね?それで、お父さんが亡くなったっていうことは、
相談者:
はい
マドモアゼル愛:
それを、押しとどめる必然性がなくなったから、
相談者:
はい
マドモアゼル愛:
その時に、怒りの、電車が動き出して、これまで、自分が、抑え込んできたものを、もう出していい時期が、5年前から・・5、6年前から、始まってるってことなんです。お父さんが亡くなったときから。
相談者:
・・うーん、そうですね・・(ため息)
マドモアゼル愛:
うん、だ、今、あなたはそれを、頭で理解しようとしてんのよ。
相談者:
・・そうですね
マドモアゼル愛:
最後はね、情で理解できないと、物事って終えられないんですよ。
相談者:
あー・・って◆#$%、はい
マドモアゼル愛:
だから、みんな「怒ったら大人らしくない」とか、
相談者:
はい
マドモアゼル愛:
最もらしいことを言うけれども。
相談者:
はいはい
マドモアゼル愛:
そんなことよりも、人が・・幸せになること。人が・・本当に生きていくことっていう、前ではね?
相談者:
うん・・
マドモアゼル愛:
そんな、「表面的な立派な、男に見られたい」なんて、そんなこと、捨てないと駄目なんですよ。
相談者:
・・そうですね・・
マドモアゼル愛:
うん。だから家庭だって本当にうまくいくためには、
相談者:
はい
マドモアゼル愛:
誰かが押さえ込んでいる、幸せっていうのは、
相談者:
はい
マドモアゼル愛:
表面的だけで、
相談者:
うん・・
マドモアゼル愛:
むしろ、修羅場を作って、
相談者:
はい
マドモアゼル愛:
それのあと、みんなが理解した、家庭の方が、本当の意味でうまくいくんですよ。
相談者:
ん・・そうですよねえ・・
マドモアゼル愛:
うん・・。だから、そこら辺の、人生観も、間違ってたと思うんだよね?
相談者:
うーん
マドモアゼル愛:
表面的だけ上手くいけば、
相談者:
うん
マドモアゼル愛:
それは、あなたの、「俺の中で、収めていけば」っていう、自分自身で洗脳したわけよ。
相談者:
はあい・・
マドモアゼル愛:
それを、やっぱり・・感情でほぐしていくしかない。
相談者:
なるほどですね。
マドモアゼル愛:
だから、世の中に、いじめられてる子供とか、親の勝手な・・暴力で、苦しんでいる子とか、
相談者:
はい
マドモアゼル愛:
いっぱいいると思うんですよ。
相談者:
はい
マドモアゼル愛:
そうしたものに、やっぱり、素直に、目を向けてみると、感情が動いてくるかもしれないよ?
相談者:
そうです・・
マドモアゼル愛:
「許せない」っていう気持ちが。
相談者:
んん・・そうですね。
マドモアゼル愛:
うん。許しちゃいけないよ?やっぱりそれは。
相談者:
そうですね、
マドモアゼル愛:
うん。親の、恩と、
相談者:
はい
マドモアゼル愛:
それとはまた別の話だよ。
相談者:
・・そうですね。
マドモアゼル愛:
うん。ちょっと妙憂先生に、もう1回伺ってみたいなと思います。
相談者:
はい、ありがとうございます。
(再びパーソナリティ)
相談者さん、人に話せて本当に良かった。
自分と境遇が似ていて、思わず泣きそうになりました。
こんなに辛かったのに、悲しかったのに、さびしかったのに、の先にあるのは、やっぱり、(どうして僕を守ってくれなかったんだ!)という怒りだと思うから、今回のマドモアゼル先生との会話が、きっと糸口になるといいな。
また、お母さんの記憶がないのは、あまりにも辛い記憶は、消している可能性があると、精神科医に聞いたことがあります。
やさしい相談者さん、ゆっくり休んで、ゆっくり元気になりますように。心より、応援しています。
僕もそう思いますし、人生100年時代というご時世を考えると、まだまだこれからという感じがするだけに、どうか無理をなさらずにでしょう。
あああ、自分と似た境遇で心にきました。
私の父は、母の暴挙から守ってくれませんでしたが何故か父は尊敬してました。
が、この前妹に「父が元凶、あいつはおかしい」とハッキリ言われて頭を殴られたような衝撃でした。
私まで救われた気持ちです、ありがとう愛先生…
相談者さんにこれからに幸あれ。
随分と昔のことですか、「毒になる親」の、毒親とのお別れ方法を読んで、大泣きしてから、散々虐待した親と精神的に別れました。
親が本当に死んだ時は、涙の一粒もこぼれませんでした。私にとってはとっくの昔に死んだ人です。
私も記憶が部分的に飛んでいるのですが、とっても傷ついているんだってことは理解しています。
時間はかかるけれど、自分の傷を労って、悲しくなったら思い切り泣いて欲しいです。
愛先生、玉置さんコンビでピッタリの相談だったと思う。
無意識のうちにすごい憎しみ悲しみを募らせてきただろうに親のせいにすることなくこの年齢まで来て、どんだけ優しいんだ。
この相談をきっかけにゆっくり噴火させながら癒していっていただきたいな。
「そうですねぇ」という表面的な言葉の連呼が、聴いていてしんどかったです。
相談者さんは「そうですねぇ」と、物分かりの良いフリをして生きてこられたのかなぁと思いました。
私も相談者さんと同じような問題を抱えており、数年前から治療とカウンセリングを受けています。
考え方をねじ曲げてまで蓋をしてきたトラウマに直面するのは物凄くツラいですが、なんとか向き合って生きています。
同じような体験をしている仲間がここにはいるよ。
辛いけど向き合うって大事だね。
私も母からの心理的虐待を受け、今 相談者さんと同じような年齢ですが、心療内科でカウンセリング受けています。私にも姉妹がおり、優等生だった姉は母の自慢でしたが、今もなお 姉は母の敷いたレールを歩き続けています。私と妹は言葉の暴力と、理不尽な対応をされ続け、私は最近になって被虐者であったことを知ることになりました。多分妹よりも私に対する風当たりはきつかったと思います。
父も母の罵倒になすすべもなく、家族としての存在感はありませんでした。
今までの自分を認め、頑張ってきた自分を労い、自分の今の家族を大切にしていくことが私の役目と思っています。相談者さんも十分頑張ってきました。一度きりの人生、自分を大切に生きていってほしいと思います。
無かったことにして生きてると、からだに不具合が出ます。自分の体と心に受けた傷を全部吐き出して書いても、燃やしても憎しみをありったけ出しきって、怒りや憎しみを押さえないで下さい。
私も早く死んでほしいと思った。そんな親でも親を尊敬しない生き方が罪のようなそんな信仰を持ってた。大きな間違いでした。そこに気がついた時、始めは怒りや憎しみ出ます。一度切り離して親を心で離す。その後、時間をかけて赦す事が出来るようになれました。感情に忠実に生きないと自分の心が侵される。ずいぶん前から症状が出てる。
ご自分を大切になさって下さい。正直な気持ちありのままのご自分で生きて行って下さい。こんなに大変な気持ちを背負わないで下さい。心から幸せになるように
陰ながら祈ります。きっと大勢の方が応援してると思いました。
昔、加藤先生が「どんなに虐待されても、私の親はいい親、素晴らしい親って言いはる子供っているんですよ」と言ってたの思い出しました。本当にいるんですね。ビックリしました。そして本当に苦しい人生になるんですね。
どうかこの相談をきっかけに、少しずつでも生きやすくなりますように。
22歳で結婚、父親に
両親から逃げたかったのかな
息子と一緒に仕事しているが、、、一瞬言いよどんでいた相談者
見たくないものを見ないで真逆に評価して思い込むクセ
自分の家族はこれ以上ないくらいいい家族と言っていたけど
実は問題があるんしゃないでしょうかねえ
息子とうまくいってなくて、かつての父のように暴力ふるいそうになっちゃうとか
「自分これ以上できないくらいにガンバってきたんですよね、、、」と涙ぐんでいたのも
「でもうまくいっていないんです💧」というのと裏返しなのでは?と勘ぐってしまいました
長年、医者に今日と同じこと言われてきたはず
でも「まったく原因がわからない」とテレ人に相談に来た
トラウマという診断を認めたくなくて、記憶から消してきたのではないか
最後泣いていらっしゃったから、今日の妙憂&マド愛回答が心に刺さっているといいけど、、、
相談者は果たして変われるのか⁉️
とても心配です
身体って、心にとっての『戦友』だと思う。
心に向かって、もう限界だよ!と必ずや教えてくれる…誠に神秘的です。
心療内科で話す事も、さぞや重労働だった事でしょう。でもこれからは
生き埋めにされて来た本心を労れば夜明けは来ます、必ず。
『こんな過酷な人生を共に闘ってくれてありがとう』と身体を擦るといいですよ。
それで症状が軽減する事が自分には多々ありました。
親だからって、こんな連中への尊敬から止めましょう。
最も尊敬すべきは貴方ご自身です!
自分を含め、同じような境遇を生き抜いた人々の祈り、応援のパワーが届くと強く信じています。
どうか真実の安らぎを得て、お幸せに…。
玉置先生、愛先生も指摘していたけど、私も相談者さんの「うちより良い家庭はないというくらい完璧」という発言が気になりました。相談者さんからしたら父親が暴れない、暴力振るわない超素晴らしい家庭という認識なんだろうけど、一家の主がこんな心の状態では、ご自身の幼少期とはまた違った種類の緊張感が常に漂う家庭だったと思います。奥様やお子さんたちからしたら「完璧」とは程遠いのではないかと思いました。お子さんたち反抗期とかなかったのかな。頑張って良い子に徹していたのでは。その歪みはまた別のカタチで出てくるかもしれない。別に相談者さんを責めているわけではなく、虐待の連鎖を断ち切るのは本当に難しいことなのだとしみじみ思いました。
私も母からの心理的虐待を受け、今 相談者さんと同じような年齢ですが、心療内科でカウンセリング受けています。私にも姉妹がおり、優等生だった姉は母の自慢でしたが、今もなお 姉は母の敷いたレールを歩き続けています。私と妹は言葉の暴力と、理不尽な対応をされ続け、私は最近になって被虐者であったことを知ることになりました。多分妹よりも私に対する風当たりはきつかったと思います。
父も母の罵倒になすすべもなく、家族としての存在感はありませんでした。
今までの自分を認め、頑張ってきた自分を労い、自分の今の家族を大切にしていくことが私の役目と思っています。相談者さんも十分頑張ってきました。一度きりの人生、自分を大切に生きていってほしいと思います。
↑ 重複
間違って2度押し?
なんとも凄い回だった・・・
傾聴に徹して本人の口から語らせる妙憂さんと、寸鉄人を刺す切れ味のマド愛先生の絶妙のコンビネーションで、相談者に取り憑いたとんでもない魔物を除霊したような印象
相談者の平然とした口調と、ここまで自分を欺けるのかという強烈な防衛機制とのギャップが凄まじかった
30年前から心を病んで、医者にトラウマだと言われても認められず、どうしようもない猛毒親を「尊敬してる」と今でも言い張り、卑怯者の母親に「あなたの息子でよかった」と敬慕を示すって、どれほど心を殺して生きてこられたのか、どれほどつらい目に遭われてきたのか
往年の「子供の頃の記憶はないけど幸せそうな親子を見ると憎しみが湧く」若者とか、「酒乱親父の母へのDVには気付かなかったし、母は父を道連れにしたけど、私は明るくて友達も多くて幸せ」という女性の回を思い出した
心を守るために記憶も認識も作り変える、人間の脳の強さというか弱さというか、それを改めて空恐ろしく感じた
相談者も、最後の悔恨の涙で何かに気が付かれたと信じたい
これまで自分がなんてくだらないことに心身をすり減らしてきたかに気づかれたら、たぶん目が覚めるし、親を正しく憎めるようになるはず
「世界一幸せだ」と思っておられる家族も、実像はおそらく違うだろうけど、これからは本当の意味で皆が幸せになっていけるはず
幸多からんことを祈るばかり