膨大な再現会話でも掴めない介護を巡る姉妹仲。残り3分切るリエのバトンリレー

テレフォン人生相談 2024年3月21日 木曜日

パーソナリティ: 柴田理恵
回答者: 野島梨恵(弁護士)

相談者: 女58 だいぶ前に離婚して長男36次男28と暮らす 結婚した三男 26 姉61 姉と暮らす母87 父は半年前に他界

柴田理恵:もしもしい、テレホン人生相談です。今日はどんなご相談ですか?

相談者:
姉と母と仲が悪くなってしまったことの相談です。

柴田理恵:
あ、あなた今おいくつですか?

相談者:
58歳です。

柴田理恵:
ご結婚なさってますか?

相談者:
はい。子供が男の子3人。上から36歳、

柴田理恵:
はい

相談者:
28歳、

柴田理恵:
28歳

相談者:
26歳です。三ヶ月ほど前に結婚したのが一番下の子で、上2人は同居しております。

柴田理恵:
あの、ご主人はいらっしゃいますか?

相談者:
ずいぶん前に、離婚しました。◆#$%

柴田理恵:
お姉さんとお母さんが、

相談者:
はい

柴田理恵:
仲が悪くなられたんですか?

相談者:
私対・・

柴田理恵:

相談者:
母と姉。

柴田理恵:
なるほど。どうして仲悪くなっちゃったんですか?

相談者:
父が、半年ほど前に、

柴田理恵:
はい

相談者:
亡くなりまして。も、最初は・・私、次女なんですが、遠方にいる、長女夫婦、のところに、

柴田理恵:
はい。

相談者:
両親が引き取られて、老後を住むということで言(行?)ってたんですが、うまくいかなくって、私の家の隣に、

柴田理恵:
うん

相談者:
父の実家を売ったお金で、

柴田理恵:
はい

相談者:
家を増築して、

柴田理恵:
ええ

相談者:
私が、今度引き取ることになって。あの、五年間、一緒に、暮らしてたんです。
半年前に、あの、父が、亡くなる・・ことになったんですが、

柴田理恵:
うん

相談者:
その後、すぐ母が、

柴田理恵:
うん

相談者:
姉の所に行きたいって、言い出して。それで姉のところに、現在は、◆#ってるんですけれど、

柴田理恵:
うんうん

相談者:
その時のことで、

柴田理恵:
うん。

相談者:
いざこざがあって、私いは、ちょっと・・メンタルが、やられたというか、具合が悪くなってしまって。

柴田理恵:
うん

相談者:
あのお、姉えとうまくいかないことと、母に、ちょっとひどいことを・・あの、事実じゃないことを言われて、なんか変になっちゃって、

柴田理恵:
で、お父さんが亡くなられてから、なんでお母さんはお姉さんのところに行きたいって言われたんですかね?

相談者:
それが、

柴田理恵:
うん

相談者:
私いと母が、喧嘩をすることがあった・・一度あって、

柴田理恵:
はい

相談者:
その時、のことを母が、思い出してしまったようで、「あなたにクズって言われた」とか。昨日までニコニコしてた・・んですが、

柴田理恵:
うん

相談者:
なんか、豹変しちゃって、

柴田理恵:
うん。

相談者:
「そもそもこの家に来るつもりはなかったのよ」とかあ・・

柴田理恵:
うん

相談者:
「あんた、お父さんの年金、通帳を全部、お金使ってしまったでしょ」とかあ・・

柴田理恵:
うん

相談者:
「旅行とか行って」?

柴田理恵:
うん。

相談者:
「あなたを信頼して」・・「通帳預けて」・・「任せてたのに」とかあ、「 私をクズ扱いした」とか、

柴田理恵:
うん

相談者:
そういうふうに、言われて、怖くなって、

柴田理恵:
うん

相談者:
それで、「申し訳なかったね」って謝ったんです。あの、「苦しめてきたね。じゃ、私のせいだったねえ」って言って、「ごめんね」って言って、すぐ姉に電話をしたんです。

柴田理恵:
うん

相談者:
そしたら姉が迎えに来るって言ったんです。
私それで具合悪くなって病院に行った時にい

柴田理恵:
うん

相談者:
先生に、「お母さん認知じゃないか?」って言われたんですけれどお、

柴田理恵:
はいはい

相談者:
姉は・・母がボケているようには、感じてないようなので、ボケたのではなくう、私に何か気持ちをぶつけたんだと思うんです。

柴田理恵:
認知症の、検査みたいなことはなさったんですか?

相談者:
母はまだしてません。

柴田理恵:
お母さん、おいくつでしたっけ?

相談者:
87です

柴田理恵:
お姉さん、おいくつですか?

相談者:
61です。父いが亡くなる二ヶ月前は家で看てたんです。姉とみんなで。

柴田理恵:
はいはい

相談者:
介護の、意見の食い違いとか、言葉の使い方で、

柴田理恵:
うん

相談者:
姉とも私ちょっと、ぎくしゃくしたんですが、

柴田理恵:
うん

相談者:
その時には、「そんなつもりで言ったんじゃない」とか、そういうので和解したつもりだったんです。姉も、「ごめん」って言って謝ってきてたし。

柴田理恵:
うんうんうん。

相談者:
ところが、自分の家に帰った後に、なんかやっぱり、あんな風に言われるのはちょっと、納得がいかないみたいな感じで、「お父さんが、死んでも、行けないかもしれない」とか、いう風に言われたんですね。で、未だにい、そのお、私が、お父さんの、年金を、使い込みして、旅行に行っていたとか・・

柴田理恵:
お母さんが、お姉さんに言ってるわけでしょ?

相談者:
そおれが、どっちが言ってるかがわかんないんです。その、子供たちからの、話なので。

柴田理恵:
え、子供たちって誰ですか?

相談者:
うちの子供が、誤解がいっぱいあるから、

柴田理恵:
うん

相談者:
なん・・とりつく・・りたいと思ったようで、

柴田理恵:
うん。

相談者:
◆#$%の、子供たちと連絡を取っていたようで。 うちに、その、向こうの子供たちが、お母さんと、私は、「また仲良くなれるかなあ?」って、言ったら、

柴田理恵:
うん

相談者:
「んま、無理じゃないか」って・・「お金も借りてるみたいだし、通帳も使い込んだみたいだし」って(苦笑)

柴田理恵:
お金を借りてるって誰から誰に?

相談者:
私は、姉から約束・・事で、お金を借りて、いるんです。退職金が来年入るので、

柴田理恵:
うん

相談者:
増築した時に、

柴田理恵:
うん

相談者:
ちょっと、お金に足が出たので、

柴田理恵:
うん

相談者:
あの、足りない分とか、そういうのを私は自分で工面してたんですけれど、

柴田理恵:
うん

相談者:
その、それだと大変だからっていうので、その、「あなたを困らせてるお金を私が助けれるんだったら助けたい」って言ってくれたので、二年間だけ、のを借りてます。

柴田理恵:
いくら借りてるんですか?

相談者:
◆#百万借りてます。

柴田理恵:
300万?

相談者:
はい。

柴田理恵:
はい

相談者:
ただそれも、姉も、すごく快く?、「全然いいよお」って。「あなたが、お父さん、とお母さんの面倒見てくれてるんだし、」

柴田理恵:
うん。それはもう、お姉さんに返すっていう約束・・約束にはもうなってるってことなんですね。

相談者:
はい、そうです。

柴田理恵:
うん、うん、うん

相談者:
あの、これを、まだ返してくれてないと。母から聞いたものなのか、姉から聞いたものなのかはわかりませんが、子どもたち、が、そのように、受け取っている、ようで・・

柴田理恵:
ああ、はあ、はあ、はあ
つまりその、あなたの、お子さんたちと、お姉さんのお子さんたち、つまりいとこ同士で、自分たちの親たちがもう一度仲良くなれないかと、

相談者:
そうですね

柴田理恵:
相談したら、あちらのお子さんが、それは無理だろうねと、あなたのお子さんに言ったってことですね?

相談者:
そうですねえ。

柴田理恵:
うん、それがその、借金だったり、

相談者:
父の、年金を使い、切ったと。母が思い込んでいる・・

柴田理恵:
それは、使い切ってないんでしょう?

相談者:
はい、使い切ってないです。

相談者:
じゃあその、残金みたいなのを見せれば、誤解は解けるんじゃないんですか?

相談者:
それも全部、お葬式の時に、母にはちゃんと、伝えました。

柴田理恵:
して、じゃ、そのことは納得したわけですか?お母さんは。

相談者:
いえ、その時はもう、聞く耳、も持たないような感じでした。

柴田理恵:
あ、じゃあ、もう一度その説明、し、して誤解解けばよろしいんじゃないんですか?

相談者:
はい・・そうなんですが・・私一度お、電話でえ、姉と話をしたらあ、全然本気にしてくれないし、話を受け入れてくれないんです。

柴田理恵:
いや、話じゃなくって、本当にちゃんとその、残金みたいなものを、

相談者:
はい

柴田理恵:
「これがお父さんの」・・「年金の残ったものだよ」ってことをちゃんと証明して、

相談者:
そお

柴田理恵:
差し上げれば、大丈夫なんじゃないんですか?

相談者:
ああ、そうですね。

柴田理恵:
なんでそれをしない?

相談者:
もう全然連絡も、よこしてもらえなかったし、「あなたにあそこまで言われたら、もう終わりだよね」って言われて・・

柴田理恵:
それお姉さんがそう言ったんですか?

相談者:
はい

柴田理恵:
何をおっしゃったの?

相談者:
いや、私はただ父の介護のことで・・やっと、お風呂に入れますっていうことになり・・なって、

柴田理恵:
うん

相談者:
2回ほど連れてった時に、2回とも、

柴田理恵:
うん

相談者:
口も、乾き、パキパキになって帰って・・きて、水もスプーンで一匙も飲めないような状態になって帰って、くるので、デイサービスの、お風呂から帰っ・・

柴田理恵:
あ、デイサービスの風呂に入ってくると。

相談者:
私が、あの、姉に、「ちょっとデイサービスのお風呂」、「やめたほうがいいんじゃないかな」って言ったんです。あの、水も飲めなくなるよじゃ・・こ、2回目だし、今の父にとって、

柴田理恵:
うん

相談者:
衛生はそんなに、今急ぎで必要なことだろうか?と。

柴田理恵:
はあ、はあ

相談者:
そういうことを家でやった方がいいのじゃないか?っていう話をしたら、

柴田理恵:
うん

相談者:
姉が、「それはあんたが考えることじゃない」と、言って、

柴田理恵:
うん

相談者:
デイサービスとかケアマネージャーさんたちは、

柴田理恵:
うん

相談者:
プロなんだから、

柴田理恵:
うん

相談者:
悪いようにするわけはないし、

柴田理恵:
うん

相談者:
家よりちゃんとした、処置をしてもらえるんだから、

柴田理恵:
うん。

相談者:
「まあ、あんたが考えることじゃないからいいの」

柴田理恵:
うん

相談者:
・・って言われたんです。それで私は、ちょっと、その、悲しい受け取り方をしてしまって、「口を出さないで」って言うように、受け取ったんです。

柴田理恵:
うん

相談者:
元気がなくなっていたら、

柴田理恵:
うん

相談者:
姉の・・「私なんか悪いこと言ったかな?」って言うので、

柴田理恵:
うん。

相談者:
「『関係ないから、あなたは口出ししなくていい』っていうように聞こえたから、悲しくなった」って言ったら、「いや、そういうつもりいで言ったんじゃないけど・・」と。「全部あなたが、抱え込んでいるから」

柴田理恵:
うん

相談者:
「これはプロに任せたっていいんだっていう意味で言ったつもりだったんだけど、ごめん」って、言ってきたんですが、

柴田理恵:
うん、お姉さんがそういったんですね。

相談者:
「気分悪い思いさせてごめんね」って言って帰ったんですが、「いや、それ、それは違うよ、そんなことじゃないよ」と私は言ったんですけれど、

柴田理恵:
うん

相談者:
まだ未だになんかそれが引っかかっているようで、

柴田理恵:
ん、なんで引っかかるんですか?
きついこと言ったのはお姉さんのほうなんでしょ?
で、あなたがそれをとても悲しく受け取ったわけでしょ?

相談者:
はい

柴田理恵:
それを、なんでお姉さんは、いまだに、引っかかるんですか?

相談者:
わかんないんです、それが。「傷ついた」って言うんです。「ショックだった」と。「心の持って行き場がなくなった」って言うんです。

柴田理恵:
2人でそういうことになってるわけですか?

相談者:
はい。私は母に言われたことで、そういう風になってしまいましたし、

柴田理恵:
ああ・・
なんかちょっとお、わからないんですけど、なんか他にもっとあるんじゃないんですか?

相談者:
してないです、私。帰った後に、連絡をしたんです。LINEで。そしたら、

柴田理恵:
うん

相談者:
返事も来なくて、

柴田理恵:
うん

相談者:
私、電話したら、

柴田理恵:
うん。

相談者:
「もう良くなることはないだろうからねえ」って、なんかとても冷たい言い方だったので、ああ、まだ引きずってるんだあと思って、やっぱりこの間のことお、で、「何かまだ心にわだかまり、あるのかなあ?」って言ったんです。私。そしたら、「ま、そりゃそうでしょう」って言われて・・

柴田理恵:
ちゃんと、お姉さんに、聞いた方がいいんじゃないですか?

相談者:
はい

柴田理恵:
私、何か他に悪いことしたんだろうか?っていうことを。

相談者:
言いました。言いました。 そしたら、

柴田理恵:
うん

相談者:
「私はその時、すごく、落ち込んで」?、「心の行き場がなくなったんだけど」・・って言って、ここにいる間、私は目障りだったんじゃないかって思って?、「十年も20年も私の言い方であなたを嫌な思いをさせてきたんだ、ろうか?」って聞かれたので、「そおんな大げさな、ことじゃなく、お互いが、お父さんに対して一生懸命で、言葉の、やり取りの、ちょっとした間違いで、食い違っただけだから、そんな十年も20年も前からじゃないよ」って言ったんです。「それだったら私、あなたからお金を借りたりだとか」

柴田理恵:
うん

相談者:
「もうしょっちゅう・・来てもらったり、一緒に遊びに行ったりとか、そんなことするわけないじゃない?」って言ったんです。父が倒れた時、「すぐ手伝いに来てくれるって言った時も、私はとっても安心したんだよ」って、「あの時、すごく嬉しかったんだよ」って、言ったんです。

柴田理恵:
そしたら何て言いましたか?

相談者:
返事がないんです。

柴田理恵:
ふううーん・・

相談者:
最後には、「まあ一つでも誤解が解けたなら良かったよねえ」って言われてえ、「えぇ!」って言ったら。「 まあ、お互いにさ」っていうので、「で、あんた、これからどうしたいの?」って聞かれたんです。姉に。

柴田理恵:
プッ(苦笑)

相談者:
あの、姉に、「あなた」・・わ、「はどういう風にしたいと思ってる?、じゃあ、逆に」って言ったら、「あなた次第だね」って言われたんです。それでますますわけがわかんなくなったんです、私。

柴田理恵:
じゃ、今日の、ご相談は、もう一回仲良くなりたい、けど、どうしたらいいだろうか?っていうご相談でしょうかね?お姉さんとか、お母さんと。

相談者:
いやっ、私いも、も、それもわかんないです。なんか仲良くしたくないような気もしてるし、すごく苦しいっていう気持ちが今、現状なので・・

柴田理恵:
はいはい

相談者:
はい

柴田理恵:
あなたの気持ちの、持って行き様をどうしたらいいか?っていうご相談でよろしいですか?

相談者:
はい。

柴田理恵:
今日の回答者の先生は 弁護士の野島理恵先生です。

相談者:
よろしくお願いいたします。

(回答者に交代)


「膨大な再現会話でも掴めない介護を巡る姉妹仲。残り3分切るリエのバトンリレー」への9件のフィードバック

  1. 私は、相談者の話を聞いていて、話に一貫生がない印象を受けた。
    テレホン人生相談もいいが、今後は信頼できる医療機関で診断、治療を受けた方がいいと思う。

  2. 今回の野島さんの回答は、ほぼ健康人には、的確なアドバイスになると思う。
    しかし、今回のような相談者(パーソナリティ障害?)は理解できただろうか?

  3. 形はどうであれ、姉妹の年齢からすると、老老介護になっていく可能性が高いだけに、お母さんの身の振りようを考えないと、共倒れになるかも。
    息子さんご家族に介護の手間が行ったら、息子さんご家族まで破綻になってしまう心配も。野島さんの言うことも分かりますが、極力早い解決を!

  4. 親の介護や相続で揉めるのというのは本当によく分かる、だけどおそらく相談者さんから見た事実とお姉さん側から見た事実は全く違うので、一方からの話しか聞けない場合にはどちらが正しいかは他人には絶対にわからない。野島先生もこう答えるしかないって感じの回答でしたね。

  5. 父の年金の残高を見せたらいいのではという柴田理恵の提案の辺りから話が散らかり始めたのでその辺が怪しい。使い切ってはないけど残高がえっ?ってなるような金額だったりとか?相談者さんは「伝えた」というが口ではなく、通帳を見せないと伝わらないと思う。認知症で何回も同じことを言われたらその都度見せるしかない。

    デイサービスの風呂の件でも、家でお風呂に入れるのは大変だし親といえども匂うのはキツイ。口がカピカピになって帰ってきたらお水を沢山飲ませてリップクリーム塗ってあげたらいいのではないかなと思うがもうお亡くなりになっているなら今頃蒸し返しても仕方がないと思う。

    親のための増築300万円を借りているらしいが今母親が姉のところに戻ってしまったのなら、気分的に相談者さんの家のリフォーム代金を立て替えてるってな風に変わってるかもしれない。ちゃんと借用書はかわしたのだろうか。
    色々勘ぐってしまう内容だった。

    1. 父親の年金の使い道が問題の根底にあるように思える。キッチと領収書を取ってその都度詳細を明らかにしておれば… 相談者さんには、出来ないような後ろめたいことがあるのでは… 

  6. タイトルにもあるように 過去の会話の再現が随所にちりばめられているが、
     自分の発した言葉→優しく冷静
     姉の発した言葉→感情的でキツイ
    バイアスかかりすぎ。

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