膨大な再現会話でも掴めない介護を巡る姉妹仲。残り3分切るリエのバトンリレー

(回答者に交代)

野島梨恵:
はい、よろしくお願いします。
この件については考えない方がいいんじゃないですかね?
一日の間、結構この件を、思い出して嫌な気分、気持ちになったり・・してらっしゃるんじゃないです?
これ考えても解決しないし、多分、色々ああだこうだ言っても多分解決しないと思うんですよ。
なんかね、やっぱりさっきからお話しを伺っていると、どういう経緯でお姉さんとあなたとの間が、なぜそんなにこじれたのかっていうのが、ちょっとよくわからなくて。

相談者:
はい

野島梨恵:
多分、あなたの認識とお姉さんの認識がすごくどこかでずれてるんだと思うんです。

相談者:
はい

野島梨恵:
多分それね、どんなにあの時ああだった、この時こう言ったってね。もう何も残ってないような昔のことをお互いの違う記憶の巣から引っ張り出してきて、あれ、これ言ったところで、 まあ、いい気持ちになること多分ないと思うのね。だから、もう、そっとしておいて、時間が解決するまで待つ。あの、お母様はね、やっぱりちょっとね、ま、ボケとまでは言わなくても、まあ、あのお、お年寄りの方にこういうことってないわけではないなと思います。

相談者:
はい

野島梨恵:
その、なんか突然、今までと全然違うこと言い出しちゃうって。それはまあね。自分の母親からそんなね、金使い込んだだの、なんだのかんだの言われたらショックでしょうけれども、お母さんは今はこういう時なんだなと。思って、そおっとしておいた方がいいし、別段、実害はないんですよね?

相談者:
はい

野島梨恵:
で、何が害かっていうと、あなたがそのことを思い出して、

相談者:
はい

野島梨恵:
暗い気持ち、嫌な気持ち、苦しい気持ちになられることが害なんですよね。とすると、あなたがそれを考えなければ問題は消えるわけですよ。あなたご自身の家庭のことを

相談者:
はい

野島梨恵:
一番に考えて、

相談者:
はい

野島梨恵:
それを最優先に過ごされることが一番で、このことを思い出しそうになったら、

相談者:
はい

野島梨恵:
ああ、もう考えるのやめようと。

相談者:
はい

野島梨恵:
もう自分の子供のことを考えようとかね、今日の夕飯のことを考えようとか、これからの自分と自分の家族のことだけに、心をできるだけ集中させるようにしてね。 も、とにかくこのことが頭に浮かんできたら、「あ、もう考えるのやめよう」と。

相談者:
はい

野島梨恵:
あなたが考えるのをご自身でやめないと、

相談者:
はい

野島梨恵:
誰もそれ止めてあげることはできないんでね。 なんか思い出して嫌な気持ちでもなりそうになったら、ちょっとお笑い番組でも見て、コメディでも見てね。

相談者:
ええ

野島梨恵:
なるべく笑うようにするとか、

相談者:
はい

野島梨恵:
そういうふうにこう、自分の心を塞がないようにする努力を、

相談者:
はい

野島梨恵:
自分でされた方が、いいかなと思います。

相談者:
分かり・・

野島梨恵:
そうしているうちに、多分、あなたの心も変わるし、

相談者:
はい

野島梨恵:
時間も経つからお姉さんやお母さんの心も、徐々に変わっていくんじゃないかなと、思いますね。うん。頑張ってくださいね。今辛いかもしれないけど、思い出さなければ全部消えることだからわかりました。

相談者:
(涙声)分かりました

野島梨恵:
はあい。

相談者:
ありがとうございました。

(再びパーソナリティ)


「膨大な再現会話でも掴めない介護を巡る姉妹仲。残り3分切るリエのバトンリレー」への9件のフィードバック

  1. 私は、相談者の話を聞いていて、話に一貫生がない印象を受けた。
    テレホン人生相談もいいが、今後は信頼できる医療機関で診断、治療を受けた方がいいと思う。

  2. 今回の野島さんの回答は、ほぼ健康人には、的確なアドバイスになると思う。
    しかし、今回のような相談者(パーソナリティ障害?)は理解できただろうか?

  3. 形はどうであれ、姉妹の年齢からすると、老老介護になっていく可能性が高いだけに、お母さんの身の振りようを考えないと、共倒れになるかも。
    息子さんご家族に介護の手間が行ったら、息子さんご家族まで破綻になってしまう心配も。野島さんの言うことも分かりますが、極力早い解決を!

  4. 親の介護や相続で揉めるのというのは本当によく分かる、だけどおそらく相談者さんから見た事実とお姉さん側から見た事実は全く違うので、一方からの話しか聞けない場合にはどちらが正しいかは他人には絶対にわからない。野島先生もこう答えるしかないって感じの回答でしたね。

  5. 父の年金の残高を見せたらいいのではという柴田理恵の提案の辺りから話が散らかり始めたのでその辺が怪しい。使い切ってはないけど残高がえっ?ってなるような金額だったりとか?相談者さんは「伝えた」というが口ではなく、通帳を見せないと伝わらないと思う。認知症で何回も同じことを言われたらその都度見せるしかない。

    デイサービスの風呂の件でも、家でお風呂に入れるのは大変だし親といえども匂うのはキツイ。口がカピカピになって帰ってきたらお水を沢山飲ませてリップクリーム塗ってあげたらいいのではないかなと思うがもうお亡くなりになっているなら今頃蒸し返しても仕方がないと思う。

    親のための増築300万円を借りているらしいが今母親が姉のところに戻ってしまったのなら、気分的に相談者さんの家のリフォーム代金を立て替えてるってな風に変わってるかもしれない。ちゃんと借用書はかわしたのだろうか。
    色々勘ぐってしまう内容だった。

    1. 父親の年金の使い道が問題の根底にあるように思える。キッチと領収書を取ってその都度詳細を明らかにしておれば… 相談者さんには、出来ないような後ろめたいことがあるのでは… 

  6. タイトルにもあるように 過去の会話の再現が随所にちりばめられているが、
     自分の発した言葉→優しく冷静
     姉の発した言葉→感情的でキツイ
    バイアスかかりすぎ。

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