娘がワイドショーを賑わす不安に駆られる女70歳の特徴的な受け答え

テレフォン人生相談 2023年3月22日 水曜日

パーソナリティ: 玉置妙憂
回答者: 大原敬子(幼児教育研究)

相談者: 女70歳 夫72歳 二人暮らし 長女47歳 次女40歳 共に結婚して別世帯

玉置妙憂:
もしもしい、テレフォン人生相談です。

相談者:
(吸って)はい

玉置妙憂:
よろしくお願いいたします。

相談者:
こちらこそ、お願いします。

玉置妙憂:
はい

相談者:
はい

玉置妙憂:
今日のご相談の内容を、まずは簡単に、教えていただいて、よろしいですか?

相談者:
はい。夫婦関係が、うまくいってなかったもんで、

玉置妙憂:
はい

相談者:
47歳の娘が、

玉置妙憂:
うん

相談者:
30年間、同じことを言ってくるんですよね。

玉置妙憂:
うん。あ・・その、

相談者:
はい

玉置妙憂:
え、じゃ、娘さんとの、関係についてと、いうような感じでしょうかねえ?

相談者:
早くいえばね。はい。

玉置妙憂:
はい、わかりました。
あなた様は今おいくつでいらっしゃいますか?

相談者:
70歳です。

玉置妙憂:
はい。70歳。

相談者:
はい

玉置妙憂:
それで、「ご夫婦関係がよく、いってなかった」というご主人様は?

相談者:
72歳ですね。

玉置妙憂:
はい

相談者:
はい

玉置妙憂:
今、ご健在、ですね?

相談者:
はい

玉置妙憂:
うん

相談者:
働いてます。はい

玉置妙憂:
働いてらっしゃる。

相談者:
はい

玉置妙憂:
お子さんは、何人いらっしゃるんですか?

相談者:
あーの、娘2人です。

玉置妙憂:
娘さんが2人。

相談者:
はい

玉置妙憂:
えーと、上の娘さんはおいくつ?

相談者:
47、歳。

玉置妙憂:
うん。で、下の娘さんは?

相談者:
40です。

玉置妙憂:
はい。ん・・ずっと、同じことを言ってくるって言ったのは、ご長女さんの方のことかしら?

相談者:
はい、そうですね。

玉置妙憂:
うん。

相談者:
はい、はい

玉置妙憂:
この2人の娘さんっていうのは、もう、・・あの、おうち出られて、結婚なさったのかしら。

相談者:
は、そうですね。はい

玉置妙憂:
うん。じゃあ、お2人とも、結婚して、所帯持ってらっしゃるんですね?

相談者:
はい。はい。

玉置妙憂:
うん。それで、「娘さんが言ってくる」っていうのは、「30年間言い続けてくる」っていうのは、どんな内容のことですか?

相談者:
「育ててもらえなかった」っちゅうことと、

玉置妙憂:
うん

相談者:
経済的じゃなくって、精神的な面で。

玉置妙憂:
うん

相談者:
それと、「4大に行きたかったのが、短大しか行かれなかった」って言うことですよね。

玉置妙憂:
っていうことを、ずっとおっしゃってるってこと・・

相談者:
はい、そうですね。

玉置妙憂:
うん

相談者:
「育ててもらえなかった」っていう割には、子育てが、すんごく上手なんですよ。長女は。

玉置妙憂:
ご自分は、上手なんだ。

相談者:
そうなんです。

玉置妙憂:
うん。それだけど、自分は、

相談者:
はい

玉置妙憂:
要するに、あなた様に、「育ててもらえなかった」って、

相談者:
はい

玉置妙憂:
責めてくる。っていう事?

相談者:
私もお、あの、経済的には、

玉置妙憂:
うん

相談者:
不自由なく育ったんですけど、

玉置妙憂:
うーん。

相談者:
精神的な面で、親を・・頼ったことないです。

玉置妙憂:
あー、

相談者:
頼れえ、なかったもんで。

玉置妙憂:
ん、ご自分もね?

相談者:
はい

玉置妙憂:
うん。じゃあ、ご自分自身と、ご自分のお母様との間も、あんまりうまくいってなかった・・

相談者:
は、母じゃなくって、

玉置妙憂:
あん、

相談者:
父が、

玉置妙憂:
うん

相談者:
◆#$自分の子供、

玉置妙憂:
うん

相談者:
一回も抱っこしたこと、ない人です。

玉置妙憂:
あー、そう。でも、お母さんとはどうだったの?

相談者:
母は、「気に入らなくて、悪かったね」って言うんですよ。反抗しても。

玉置妙憂:
あー、あ、お母さんがね。

相談者:
喧嘩、しませんでした。一回も。でも、頼りにも、な、ならなかったですけど。父が強すぎて・・

玉置妙憂:
それで、えと、今日、ご相談いただいたのは、そのう・・長女さんがね?、ずうっと、そういうふうに、30年間もね?だから、じゅう・・

相談者:
はい、30年です。

玉置妙憂:
うん、17歳ぐらいのときから、ずうっと、そやって・・

相談者:
高校終わってからですね。

玉置妙憂:
ううん。そ・・

相談者:
10年間、うちで、物投げてました。◆#$%□

玉置妙憂:
物を投げてた?

相談者:
あのう、ふすまにですね。はい。

玉置妙憂:
うんん。え、で、ちなみにね?

相談者:
はい

玉置妙憂:
次女さんは?、次女さんは、どんなようす?

相談者:
次女はね、

玉置妙憂:
うん

相談者:
一切・・あの、人のせいにしないですよ?他人様のせいにもしなきゃ、

玉置妙憂:
うーん。

相談者:
親のせいにもしない子です。

玉置妙憂:
うーん。次女さんと、あなた様の関係は、大丈夫?
よくお話をしたりとかあ。

相談者:
・・ん、ん、ん。そうですね、あのう・・うちは、父みたいな、性格う、なんですよ。結局、主人がですね。

玉置妙憂:
うん

相談者:
だから、私ら3人は、精神科に、三人とも、行ってましたよ。◆#$%

玉置妙憂:
精神科に、3人言ってたっていうのは、あなたと娘さん・・

相談者:
行ってました、通ってました、3人で。

玉置妙憂:
えっと、あなたと、娘さん2人ともっていうこと?

相談者:
そうです。そうですよ。

玉置妙憂:
せ、精神科に、通ってたの。

相談者:
はい、三人ともね。・・はい

玉置妙憂:
うーーんん。

相談者:
で、私、娘が、嫁◆#$%から、あのもう・・覚悟してね。

玉置妙憂:
うん

相談者:
警察呼んでもいいし、

玉置妙憂:
うん

相談者:
離婚してもいいって覚悟で、もう思いっきり、言ったんですよね、わからないところが、あるもんで。

玉置妙憂:
ご主人に?

相談者:
(吸って)そうですよ。

玉置妙憂:
うーん。

相談者:
そしたら、

玉置妙憂:
うん

相談者:
今はね、180度変わって、いるんですけど、

玉置妙憂:
うん

相談者:
娘が今度・・来なくなっちゃったもんでね(苦笑)、寂しいし、

玉置妙憂:
うん

相談者:
こっちに、文句言わないでね、

玉置妙憂:
うん

相談者:
あの、テレビに、出るようなことでもね。行き詰まってきたら困るから、今日相談したんですけど。

玉置妙憂:
・・

相談者:
もしい、はけ口がなくてね?

玉置妙憂:
うん。だれの?娘さんの?

相談者:
家の、うちの娘が、

玉置妙憂:
むす、

相談者:
何かやらかしたら困るな、と思って。(苦笑)

玉置妙憂:
あーはーはーはー、え、ちょっと、ん・・

相談者:
病院で1回、物を投げた事あったんです。

玉置妙憂:
うー、うん、うん。

相談者:
バッグを。待っててね?

玉置妙憂:
うん・・ん?

相談者:
一人で居たときにも、あ、待ちくたびれて?
あのうう、病院で、パックにあげた・・もんで。

玉置妙憂:
うん、それは、なん・・

相談者:
も帰ったんですよね。

玉置妙憂:
何年前の話?、それ。

相談者:
それねえ、短大・・へ、行ってる頃です。

玉置妙憂:
あな、もう、20年前の話、だよね。

相談者:
今47・・え?

玉置妙憂:
20年前の話、ですよね。

相談者:
そうです、

玉置妙憂:
うん

相談者:
そうですけど。もしね、

玉置妙憂:
うん

相談者:
テレビに、出るような(苦笑)ことでもあったら、困るなと、思ってね・・

玉置妙憂:
うん、うん、うん、うん、うん。(鼻をすすって)

相談者:
そればっか・・それ、それえ、が、心配だけなんですけどね。

玉置妙憂:
はーはーはー。
要は、「事件を起こしたら困るから」と思って、

相談者:
はい

玉置妙憂:
えっと、ご相談・・

相談者:
こっちにはけ口が、なくなってね?、こっちにもう、何も言わなくなったもんで、

玉置妙憂:
うん

相談者:
そういうことがあったら。それが、心配で、

玉置妙憂:
あー、◆#$%・・う、うん。

相談者:
あーあのう、私別に、仲良くしてくれなくてもいいんですけど、

玉置妙憂:
うん

相談者:
あの、それが、あったら困るから。心配なんですよ。

玉置妙憂:
こま、(苦笑)そう、ん、ま、ん。でも今、ほら、娘さん「子育て上手で」って言ってて。

相談者:
あ、昔から上手です。

玉置妙憂:
うん。いやあ、旦那さんともうまくやってらっしゃるんじゃないの?

相談者:
旦那さん、素晴らしい人ですよ。

玉置妙憂:
うん。じゃ、あの、娘さん・・は、その、素晴らしい旦那さんと、子育ても上手にしてて、うまいこと・・やってらっしゃるんじゃないの?

相談者:
でも、孫は、高校行ってからね、「あの、おばあちゃんね、ママが、死ぬほど嫌だ」って言ってた・・ときあって、私もね、「おばあちゃんもね、30年も我慢してんだよ」って言ったらね。

玉置妙憂:
うん。

相談者:
はい

玉置妙憂:
いや、孫が「死ぬほど嫌だ」って言ったのは、自分のお母さんのこと?

相談者:
そうですよ、はい。

玉置妙憂:
あー。それで、あー・・

相談者:
怒る、「怒ってばっかり」

玉置妙憂:
怒るから

相談者:
いるからね?

玉置妙憂:
あー、そういうこと。うん。

相談者:
「いっつも、怒ってばっかりいるから」ってね、

玉置妙憂:
うん

相談者:
来たときに、娘が・・いないとき、聞いたらね、

玉置妙憂:
うん。でも、じゃあ、娘さん、来てるんだね?

相談者:
たった、3時間ね、3時間。

玉置妙憂:
3時間でもね。うーん・・

相談者:
はい。あ、挨拶には、旦那さんが、連れてくんですよ。

玉置妙憂:
うーんん。じゃあ、一番最後に、「育ててもらえなかった」って、「短大には行きたくなかった」って、言われたのは、いつの話ですか?

相談者:
1ヶ月う、半くらいですかあ、ね。

玉置妙憂:
1ヶ月、ぐらい、前か。
で、最近、ここ1ヶ月ぐらい、何も言ってこない、ご長女さんが、

相談者:
はい

玉置妙憂:
「何か外に向かってやらないか」、ということが、

相談者:
そうです。

玉置妙憂:
「心配だ」と、

相談者:
はい

玉置妙憂:
いうことですね。

相談者:
はい

玉置妙憂:
うん。えー、今日、お答えいただきますのは、幼児教育研究の大原敬子先生です。

相談者:
はい

玉置妙憂:
先生、よろしくお願いいたしまあす。

(回答者に交代)


「娘がワイドショーを賑わす不安に駆られる女70歳の特徴的な受け答え」への17件のフィードバック

  1. 大原先生のアドバイス的確だった。
    しかし、この相談者には響いていなさそう。
    次女も良い子だったわけではなく、あきらめの境地だったのでは?

    1. 言葉足らずの相談者さんの気持ちを、大原先生がわかってくれた
      (相談者さんの幼少期の母親との関係を分析、指摘してアドバイスしてくれた)
      相談者さんにとっては、嬉しくて涙が出て、長女との関係に気付きが見いだせたのかな…

      さすが大原先生ですね

  2. 話が見えないのだけど、読んでいても分かりにくいのに、ラジオで聴いてる人に伝わりましたか?回答者さんも大変だ

    1. うん、わからなかった!
      玉置先生とのやり取りから、なんつーか、ああいったりこういったり、みたいな?
      わたしだけじゃなかったかー、ちょっとホッとする(笑)

  3. この人の、語尾に「よ」をつける話し方が、どうにも嫌な感じに聞えて仕方なかったんだけど、大原先生の話で『なるほど!』と深く納得。

    自分が子供時代に与えてもらえなかったことを、自分の子どもには同じ思いをさせないように…、とはならなかったのかな?

    愛情貰えなかった子どもは、親になっても愛情与えられないのは仕方ないことなの??

    自分はああいう親にはなりたくない、という気持ちや、そう思いつつも、親と同じことしているかも?!という葛藤とか、なかったのかなぁ…。

    1. 余談だが、九州北部のかつての百万都市の人は、語尾に【よ】を付ける傾向がある。

  4. 長女が高校生、次女が小学生の頃からの悩みに正直驚きましたが、大原さんからいい答えをもらえたのではないかと思います。
    ご相談者さん、前期高齢者で、早晩介護の心配も出るだけに、玉置さんが仰っていたようにお体を大事に過ごして欲しいです。

  5. 相談者さんの訛り、青森県南部地方か岩手県のものですね。
    口を大きく開かない話し方、親戚にそっくりです。

  6. うーん。
    人間は言葉を持つ故、他の動物とは別な存在だ、と習ったような気がするが、この人が何言ってるのかが全くか理解出来ない。
    コミュニケーション不足の問題だと先生は言うけど、何かアウトプットする回路に障害あるんじゃないかな。
    加えて、娘と3人で精神科通ってたそうだけど、担当者困っただろうと想像しました。
    ワイドショー案件も色々あるけど、人の噂も七十五日。なんて言っても通じないだろうけど、相談者さんよ、とりあえずていざん

  7. 途中送信ごめんなさい。
    低山登りとか、ウォーキングとかで体動かすと頭もスッキリするかも。
    娘のことは娘の夫に任せとけだね。

  8. 長女が自分の子供を育てるのが上手いという事は、きっと「お母さんがしてくれなかった事を自分はちゃんとやってやろう」と実践してるからだと思う。
    すなわち、やはり問題あるのは相談者だよね。
    それだけ能力のある長女の可能性を伸ばしてやれなかったんだから。だから、悔しくてたまらなくて言っているのだろう。

    個人的には、長女はもう相談者を切って幸せな家庭を大切にした方がいいと思います。

  9. 聞いてる方も沈んでくるような干からびたような声だった
    本当に冷え切った、乾ききった砂漠みたいな家庭で育って、心がやせてしまった人なんだろうなあ
    周りの人間関係もひび割れてるし、ことごとくささくれ立ってる
    娘が顔を見せなかったら「外で暴れて三面記事になったら困る」って、到底親の思考回路じゃない
    孫に愚痴られて「私なんか30年我慢してる」って、孫にさえも不幸自慢をするのかよ、ひどい祖母だ

    長女も次女も、母親はそんな人間なんだと割り切って、親の愛を受け取るのを諦めてるから、真っ当に生きてこられたんだろう
    長女はまだ母親を見切れてないところがあるようだけど、この相談者に人並みの親心はないし、期待するだけ裏切られるだろう
    いら立ちや歯がゆさはよくわかるけれども

    大原先生が相談者をほぐして、干からびた心にほんの少し潤いが出てきたみたいだけど、ここから娘さんを思いやる心が芽生えてくるものかどうか
    人に毒づいたり、愚痴ったりするのをやめて、何か自分が楽しくなることを見つけられればいいんだろうけど

  10. 地の底から聞こえるような声で、気分が暗くなりました。こんな声と話し方する人に会いたくない!
    相談者は娘がワイドショーに出たら困るって、私には理解できない思考です。
    話をきいて貰いたいのに自分の話ばかりする相談者。自分は30年がまんしたと言っていたけど、娘は47年がまんしてるのでは?
    もうお母さんから精神的に離れて自由になってほしいです。

  11. 言葉だけより、生の声を聞いていて、相談者さんの そうです のニュアンスが伝わってきた。私の母も、私が話しているのに遮って自分の事を話しだす人です。私自身の事を話しても、そうですか。と聞き捨てられたように言うだけで
    私の思春期は、なぜわかってくれないの、聞こうとしない?その怒りとの戦いでした。
    何故だろう何故だろうと思ってましたが、このばんを聞いて理解できました。
    私の方は、物を投げず自助グループで話したりして、母本人と対決せずもっぱら諦めて心の交流することなくいます。
    だから、今も人とのコミュニケーションですぐ分かってくれない、と思う癖がついてしまってます
    心が毎日苦しいです

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