免責という名の借金チャラ。遊興費もOKのハードルは反抗的発達の妹そのもの
テレフォン人生相談 2023年7月6日 木曜日
妹 「遊興費だから難しいって言われた」
無料相談の質の低さよ。
嘘は言わないけど、本当のことも言わない。
もちろん建前はそうだろう。
逆に言えば、反省と再起を誓えばOKというわけだ。
免責といえば以前、大迫女史が興味深い実態を暴露してたな。
ま、人間が判断することだし。
相談者: 女38歳 夫38歳 長女1歳2ヶ月 3人暮らし 妹33歳 下の妹28歳
柴田理恵:
もしもし?、テレフォン人生相談です。
今日は、どんなご相談ですか?
相談者:
イラ、イラして、仕方のない気持ちを、どうにかしたいといいますか(苦笑)・・
柴田理恵:
あなた、今、おいくつですか?
相談者:
38歳です。
柴田理恵:
ご結婚、なさってますか?
相談者:
はい
柴田理恵:
ご主人、おいくつですか?
相談者:
同い年で、38歳です。
柴田理恵:
はい。お子さんは?
相談者:
1歳5ヶ月の、娘が一人、おります。
柴田理恵:
なんで、そんな、イライラして仕方ないんでしょうかね。
相談者:
三人姉妹で、わたくしが。
10歳下の妹がいるんですけれども、私が、一番、
柴田理恵:
一番上?ま、
相談者:
上です。真ん中には、もう一人、5歳下の妹がいます。
柴田理恵:
あ、それで、その、10歳下の妹さんが?
相談者:
あの、4ヶ月う、ほど、前にですね、
柴田理恵:
うん
相談者:
「住み込みの、寮の会社を、退職しないといけないんだけど、どうしよう」って相談が来て、
柴田理恵:
うん
相談者:
話を聞きましたらあ、
柴田理恵:
うん
相談者:
その、200万円くらい借金があることが判明しましてえ、
柴田理恵:
妹さんに?はい。
相談者:
はい。地元の親には、伏せてほしいというので、・・借金の件は、伏せて、
柴田理恵:
はい
相談者:
で、「自分で働いて、返していく」っていうんでえ、うちの近くに越してきたんですね?、アパートに。
柴田理恵:
はい、はい。
相談者:
親から、お金、援助してもらって。
柴田理恵:
はい
相談者:
「働く」と言ってたんですけど、全然、働かずう、
柴田理恵:
うん
相談者:
4ヶ月、約、たって、
柴田理恵:
(くしゃみ)
相談者:
母親の方から、私に、連絡があって、
柴田理恵:
はい
相談者:
「もう、この4ヶ月、100万円以上、あの子に援助してるんだけど、どういうこと?」と。(苦笑)
柴田理恵:
ほあおおおお。
じゃあ、働かないで、お母さんから、お金もらってたわけですか?
相談者:
・・はい。で、母親が問い詰めたらあ、
柴田理恵:
うん
相談者:
まあ、借金のことを、白状してえ、母親があ・・父と母で、その、「出して、返すから一旦、もう、田舎に帰ってきなさい」という話になりまして、
柴田理恵:
はい
相談者:
母にも、「ちょっと心配だから、返すとこの借金を、見届けてくれ」と言われて、何社に、いくらあるかっていうのを、改めて、確認したんですね。
柴田理恵:
はい
相談者:
そしたら、4ヶ月前は200万くらいって言ってたのにい、
柴田理恵:
うん
相談者:
(苦笑)300万になってたんですよ。
柴田理恵:
え・・それは、利息とか、そういうことで、ですか?
相談者:
本人は、最初、そう言ったんですね。ただあ、「親から、この4ヶ月で、100万も貰ってて、そんなに増えるのおかしいでしょ?」って・・言ったのと、あとお、4ヶ月前、「200万だ」って言ってた時点で、
柴田理恵:
う
相談者:
一旦、あのの、軽く、確認しておいたんですよ。何社借り入れがあって、それぞれいくら、みたいな。
4ヶ月前の時点では、銀行とかの、カードローン、親が返してくれるってなって、洗い直しをしたらあ、
柴田理恵:
うん
相談者:
3社、借入が増えてましてえ、消費者金融が、今度、増えてました。
柴田理恵:
じゃあ、新たに、借金をして、
相談者:
はい
柴田理恵:
300万になってるってことなんですか?
相談者:
はい。本人は、「利息うう、で、払えなくて、自転車操業になって」っていうけどお、
柴田理恵:
はい
相談者:
それで、親から、月に、30万もらっといて、そんなに増えるはずないんですね。(苦笑)で、「どういうこと?」って。「さすがにこの、100万増えるのはおかしいでしょ?」って。しかも・・親からも、100、10万くらいかな?
柴田理恵:
はい
相談者:
もらってたって、
柴田理恵:
はい
相談者:
いうんですね?、母から。「なんで?!」って、怒、ったんですけれど、少し。
柴田理恵:
はい
相談者:
で、妹がですねえ、発達障害の3級でえ、精神障害の、手帳を持ってるんですね。
柴田理恵:
はい
相談者:
で、それはあ、隠して、働けたらしいんですけど、
柴田理恵:
うん
相談者:
そしたら、それを・・笠に、着ると、いいますか。
柴田理恵:
うん・・
相談者:
「希死念慮が強くなるから、そういうこと言わないで」って言ってきて。こ、れは、ちょっと、話にならないなと思ったのでえ、
柴田理恵:
うん・・
相談者:
親からも、ちょっと、私も、頼まれたので、借金返すのは、親から預かったお金で、見届けてえ、
柴田理恵:
その、300万って、何に使ってたんですか?
相談者:
本人の部屋に、片付けを手伝いに行ってわかったんですけどお、
柴田理恵:
はい
相談者:
オタ活で・・オタク活動なんですけど。(苦笑)
柴田理恵:
あっ・・お、
相談者:
アニメグッズ買ったり、ゲームグッズ買ったりい、ま、それだけじゃなくて、服とかも、てんざい(?)とか、日用品もなんですけれど、ものすごい、数のものがあって・・
柴田理恵:
買い物お、の、衝動が、抑えられないっていうことなんですか?
相談者:
おそらく、買い物依存症とかあ、
柴田理恵:
うん
相談者:
ゲームでの、課金も、相当してるみたいでえ、
柴田理恵:
あ、うんうん。
相談者:
その・・借金の返済、ネットで、振り込みでやったもんで、一緒に見ながら、使用履歴みたいなのが見えてしまってえ、
柴田理恵:
はい
相談者:
本人は、慌てて隠したんですけど、もう、ゲーム課金が2000、3000、1000、5000、みたいなのが、ダーッってあるのが、見えちゃったんですよ。
柴田理恵:
はああああ・・
相談者:
そういう状況、だともう・・ただ、親に、代位弁済してもらったのも、もう、駄目だと思ってえ、
柴田理恵:
そうですねえ。
相談者:
今回、親に、代位返済してもらった分と、
柴田理恵:
うん
相談者:
援助してもらってた生活費、合わせて、計、約450万くらいになったんですけど、最終的に。
柴田理恵:
はいはいはい。
相談者:
それはあ、「実家に帰ってからあ、借用書を作って、きちんと親に返済しなさい」と、言ったんですね。
柴田理恵:
うん。「働いて、返す」って、最初おっしゃってえ、どうして働かなかったんでしょうか?
相談者:
本人に聞いたらあ、
柴田理恵:
うん
相談者:
その、前の、職場でえ、ちょっと、人間関係が、悪くなって、それで、ちょっと、躁鬱になってえ、で、今もお、精神科に通ってるんですけれど、
柴田理恵:
うん
相談者:
それで、働くのが怖くてえ、
柴田理恵:
(ため息)
相談者:
ただ、それが、なんで、4ヶ月もダラダラ、たつ前に、(苦笑)息早く言わなかったの?って・・
柴田理恵:
(吸って)うん・・
相談者:
それで、ちょっと、私も、あのう、「1回、入院した方がいいんじゃないか?」って言ったんです。精神科に。そしたらあ、あのうう、すごく、あの、見た目おとなしそうで、真面目そう、な、妹なんです。態度が一変しましてえ、「誰がその金出してくれるんだ!」って。すごい勢いで(苦笑)泣きながら、怒鳴りつけてきて、
そのううう、借金を、親に・・という形で、借用書を作って、というのもお・
柴田理恵:
う、うん
相談者:
最初はあ、「わかった」って言ってたんですけれど、
柴田理恵:
うん
相談者:
「もし、それを、あなたが返しきれないでえ、その、返済を守らなければ、親が亡くなった後に、私はあなたに、遺留分侵害として請求します」って言ったんですよ。遺留分、侵害・・
柴田理恵:
侵害。ああ、ああ、なるほど。はい。
相談者:
そのときにもやっぱり、あの、◆#、また、急に、目の色が変わってえ、
柴田理恵:
うん
相談者:
「最初から、そのつもりだったのか」とかあ、あの、すごい、(苦笑)責め、立て、るんですね。
柴田理恵:
うん、うん、うん。
相談者:
◆#$、あの、親が返済してえ、たのと、その450万を、親への借金って扱いにしてえ、帰ったら、返済計画・・立てて、きちんとしますっていう話には、ま・・一旦、落ち着いたんでえ、
柴田理恵:
はい
相談者:
まあ、後は、あんまり、関わらないようにしようと、思って、たん、ですけれど、
柴田理恵:
うん、うん。
相談者:
傷病手当が、出た、ん、ですね。妹に。
柴田理恵:
ん?うん。
相談者:
あの、前の会社のお、ときに、
柴田理恵:
前の会社から。うん。
相談者:
申請してたやつがあ、
柴田理恵:
うん
相談者:
やっと通って。まとまって、3、0万、くらい、入ったっていう、報告を、私には、してきたんですよ。
柴田理恵:
はい、はい。
相談者:
妹の、SNSアカウント、そこに、あのう・・遊び歩いてる写真あげてて、すごく(ため息)、飲食店に行って、なんか・・いい食事したりとかあ、
柴田理恵:
ああ、その、30万で?
相談者:
はい。多分。(ため息)私は、もう、極力本当・・関わらないようにするつもりではあるんですけれどもお、
柴田理恵:
うん・・
相談者:
イライラして、仕方なくて(苦笑)、その、様子が。
柴田理恵:
あああ・・。で、お医者さんには、今、かかってらっしゃるんですかね?
相談者:
はい、かかってます。お医者さんの、言ったことも、盾に取るといいますか・・「お医者さんに、『会いたくない人とは、できるなら、会わない方がいい』って言われたからあ。も、何か、連絡しないでくれ」とか、言ってくるんですね。
柴田理恵:
ああ、はあ、はあ、はあ。
相談者:
田舎に、帰る、予定なんですよ。
柴田理恵:
はい
相談者:
やっぱり、「部屋の片付けができない」って、私に、泣きついてきまして。で、あのう、残していく、
柴田理恵:
うん
相談者:
「家電の処分は、もう・・私がします」と。「ただ、もう、今後あなたは、私の人生に関わらないでください」って、ちょっと・・軽く、絶縁宣言みたいなのも、したんですね。
柴田理恵:
はい
相談者:
ん、ま、そしたら、やっぱり、(苦笑)態度が豹変しましてえ、
柴田理恵:
逆ギレ?
相談者:
「病気の人に、言っていい言葉じゃない」とかあ、正直、そうやって、豹変・・されることが、続いて、私も、もう、怖かったし、
柴田理恵:
うん
相談者:
田舎に帰ったら、もう私は、その、末の妹お、は、LINEブロックして、着信拒否して、も、完全に、ちょっと、一旦、絶とうと思いまして。
柴田理恵:
うん・・お父さんお母さんは、そういう・・
相談者:
はい
柴田理恵:
経済的には、豊かな・・んですか?
相談者:
いえ。今回のも・・自分たちのお葬式代にって、積み立てたものを解約したって言ってました。
柴田理恵:
ううんんん・・
相談者:
もう、やっぱり、イライラして、どうしようも無いですよね。(苦笑)
柴田理恵:
なるほど・・。じゃ、今日の、ご相談はあ、その、借金を繰り返してしまう、妹さん・・に、対して、どうしてったら・・
相談者:
そうですね、自分のお、気持ちの整理を、どうしたらいいか?
柴田理恵:
わかりました。じゃあ、今日の、回答者の先生をご紹介します。弁護士の、塩谷崇之先生です。
(回答者に交代)
いつか親がいなくなった後、長女の自分に火の粉が降りかかると思ったら心穏やかじゃいられないよねぇ。
どうにかして今から少しずつ距離を取っていくしかなさそう。
妹本人も何が何だかわかってなさそうだよね。
三女の方ですか、これではギャンブル依存症と取れそうな状態なのでは?ご相談者さんの援助停止はもちろん、三女は精神科受診やダルク通所を!
とは言っても、「私はギャンブル依存症ではありません。」と言い張りそうなだけに、三女に内緒で至急どこかに相談して欲しいなあと思います。
精神科の受診はこの相談前から何年もしています。
また借金発覚後にギャンブル依存症の相談会なども私が調べて、行くように本人に勧めたのですが行きませんでしたね。
この相談の後、三女を実家に帰らせたので母や実家にいる次女にもその旨伝えましたが、母が三女の障害を認めようとしないので現在もそういった団体等には行かせていないようです。
え? ご本人登場??
はい、相談者本人です。
子供を寝かしつけた後家事をして、やっとPCを見れました。
きっついけど、先生の言う通りだ。
援助は穴のあいたバケツで水を汲むこと。
自分の生活を死守するためには、身内の情に訴えられても断固拒否するしか無いんだね。
身内の甘えは本当に恐ろしい。
どうも、初めてコメントさせていただきます。
この相談者本人です。
いつもラジオもこちらの読むテレフォン人生相談も見ています。
いつか何かトラブルがあったら電話してみたいな、くらいののほほんとした感じでいたんですが、まさか姉妹全員成人してこの歳になってこんなことになるとはという思いです。
ネットで見ていたので知ってはいましたが、実際の相談時からかなりカット&早回しされるんですね。
最後柴田理恵さんがとても寄り添ったお言葉をかけてくれたんですが、それもカットされてて驚きました。
よく勇気を出して電話なさったですね。
いつも、相談の最後は簡単なやり取りで終わってるのてはなくて、まだやり取りがあったのですね。
カットされた柴田さんの言葉は貴女だけの胸に留めて、前に進んだ方が良いかなと。
不本意かもしれないけど、塩谷先生の言う通りと私も思います。
家族が貴女へ振り向かないどころか、敵視すらしてくる。その無念、わかります…が、成人した相手を変えるのはほぼ不可能です。
暖かいお言葉ありがとうございます。
私だけの胸に留めておく……、なるほど。その考え方とてもいいですね。
重ねてありがとうございます。
私は、リアルタイムで放送を聞いてます。
毎回、放送時間せめて30分あったらと
私は、リアルタイムで放送を聞いてます。せめて、30分番組だったらな、と思っています。
通話終了後にスマホを見ましたら、相談していたのは40分程でした。
放送ではだいぶ早回しになっていたんですが、実際は柴田さんも塩谷先生ももっとゆっくりじっくり話してくださっています。
でもラジオで沢山の人が聴くためにはあれくらいの尺がちょうど良いのかもしれませんね。
なかなか難しいですね。
妹さん、発達障害と診断されているので、今回の回答者、精神科医の高橋さんの方がよかったかな?
私も、相談時は借金についてはすでに親が返し終えた後だったので、それよりも自分の気の持ちようについてのお話を聞きたかったのですが、ここまで借金に焦点があてられると思っていませんでした。
ですが、塩谷先生は法律も教えてくれつつ私の気持ちについての整理のお話もしてくださったので、結果的には塩谷先生で良かったなと思っています。
長女さんのコメントが本物だとすれば
⑴三女自身の発達障害および二次障害としての鬱や買い物依存、借金の問題
⑵母親の三女への障害受容が難しい問題
⑶長女さん自身がきょうだい児として抱える葛藤
などなど複数の事情がこんがらがってるようにお見受けしました。おそらく⑴〜⑶全てが長女さんの肩に乗ってる状態だからこそ、元凶(?)の三女と距離を置きたくなってるわけですよね。
⑴⑵に関しては既に手を尽くされていますが、家族であろうと他人は他人。母親にとっても三女さんにとってもアドバイスを受け入れられる段階でないのでしょう。長女さんの頑張りが空転しがちな状況だと思うので、もっと小さなステップから始めるか、割り切って今は⑶に向き合うか、どちらかかなと感じました。
ご丁寧にありがとうございます。
そうか、問題をここまで細分化できるんですね。
きょうだい児のことも知ってはいたんですが、ご指摘いただくまで自分が当事者だと全く気付いていませんでした。
手を尽くしていると言っていただけて救われる思いです。
相談者さんの妹の相談ですが、
親御さんの問題でもあるなーと。
長女で昔から末妹の世話をさせられてたように推察。
とりあえず、借りられないようにして
就労支援までサポートしてあげるのがいいのかな。
取り返しがつかなくなるから、今のうちにと思って、色々動いてあげても、当事者達はそれを疎ましく思う。
私も、親と同居の兄弟が、退職後、一向に就職活動をしないことや、失業手当はいつまでも貰えると勘違いしている親を咎めたら、私が「家族を追い詰める人間」という扱いを受けたことがあるので、相談者さんに共感します。家族に、プライドを傷つけず、お金の問題を指摘するのって、難しいです。
こっちに火の粉が飛んで来なければ、勝手にすれば。でいいんですけどね。そういうわけにもいかなそうですもんね。
今回のアドバイスをきっかけに、相談者さんが、家族であることの苦しみから、解放されますように。
こっちに火の粉が飛んで来なければ、勝手にすれば。
>あああ、本当にその通りです!
もうこちらに被害が無ければどうにでもなれとは思っているんですが、いざどうにもならなくなったら私に泣きついてくる未来が目に見えているんですよ。母も妹達も。
泣きついても、他の生き物、哲学的には他者ですよね。法律が縛らない限りは。他者と自己の線引きを自力でできないと、精神的には幼児のままになってしまいますよ。