愛を知らない中卒シングル。娘ディスるうち新品未使用転売の真実を喋ってしまう
テレフォン人生相談 2023年9月25日 月曜日
相談者: 女57歳 夫とは4年前離婚 娘21歳と二人暮らし
今日の一言: 苦しみは解放と救済に繋がる。アドラー。
加藤諦三:
もしもし?
相談者:
もしもし。
加藤諦三:
はい、テレフォン人生相談です。
相談者:
よろしくお願いいたします。
加藤諦三:
はい、最初に、年齢を教えてください。
相談者:
57歳です。
加藤諦三:
57歳。
結婚してます?
相談者:
4年前に、離婚をしました。
加藤諦三:
ああ、そうですか。
相談者:
はい
加藤諦三:
で、今は、お一人で暮らしてるんですか?
相談者:
一人娘が、おりまして。
加藤諦三:
あ、
相談者:
21歳です。
加藤諦三:
21歳のお嬢さんと、2人ですね?
相談者:
はい。はい。
加藤諦三:
はい、わかりました。それで、どんな事でしょうか?
相談者:
その娘なんですけれども。
加藤諦三:
はい
相談者:
離婚してから、引き取って、4年になるんですが。
加藤諦三:
はい
加藤諦三:
全く、言うことを聞かないというか。借金を・・しまして。はい。
加藤諦三:
どのぐらいの借金ですか?
相談者:
今、私が知っているだけで、40万です。
加藤諦三:
あ・・結構多いですね。
相談者:
で、そのために、娘は、キャバクラで、働いています。
加藤諦三:
はあ、はあ、はあ。
相談者:
私は、基本的に、「水商売はしては駄目よ」と、
加藤諦三:
はい
相談者:
言ってるんですけども。
加藤諦三:
はい
相談者:
私に嘘をついて、働いていました。
加藤諦三:
ううんん・・
相談者:
でえ、もう、4年間ずっとなんですけども。
加藤諦三:
うん
相談者:
「朝起きれないんだったら、遊んじゃ駄目だよ」と。
加藤諦三:
うん
相談者:
でえ、「早く寝なきゃ、駄目でしょ」と。スマホも、「夜いじるのやめなさい」と、私も、言うんですけど。
加藤諦三:
うん
相談者:
全く聞いては・・くれない。
加藤諦三:
くれないわけね?・・うん・・
相談者:
で、「借金も、駄目だよ」と。言っても、結果的に、こうなっています。今。
加藤諦三:
ううんん・・借金してる、ということは、割と、お金使い、は、
相談者:
すごいです。部屋に、洋服ううう、も、すごいですし。
加藤諦三:
はい
相談者:
しょっちゅう、荷物が届きます。
加藤諦三:
服装というのは、高級ブランドの、のような、服装?
相談者:
んと・・そうですね。そこそこの、ブランド?
加藤諦三:
はい
相談者:
の、服を・・たくさん持っています。
加藤諦三:
ん・・
相談者:
そして、私もそれ嫌なのが、その、ブランド品を買って、
加藤諦三:
うん
相談者:
値札を切らずに、着るんですね?
加藤諦三:
ああ、ああ・・
相談者:
で、何回か着たら、売るっていうようなことも、してます。
加藤諦三:
ああ、そうですか。
相談者:
でえ、今回、話になっていて。
加藤諦三:
うん
相談者:
「もう、出てって欲しい」と。「一人で、暮らしてください」って話をしてるんですね。
加藤諦三:
うん
相談者:
で、本人は「わかりました」って言うんですけども。
加藤諦三:
うん
相談者:
初期費用とかは、借金持ってるぐらいなんで、無いんで。これから、サラ金で、借りるそうです。
加藤諦三:
(吸って)そのときに、あなたのことを何か、責めるようなことってのはないんですか?、離婚したっていうことで。
相談者:
それは言われます。「男を見る目がない」とか。
加藤諦三:
うん
相談者:
「あなたが、選んだ、男がこんなんだったから、こんな生活になってる」とかってことは言います。
加藤諦三:
ああああ・・
相談者:
離婚原因が、元旦那の、その、借金なんですね。
加藤諦三:
はい
相談者:
で、転職も、7回も8回もしてるんです。
で、そのたんびに、「もう大丈夫だ、もうここに勤めたからお前たちのことは一生面倒見られるから心配しないでくれ。ついてはお金を5万円貸してくれ」みたいな人でした。
加藤諦三:
ああ、ああ・・
相談者:
その・・◆#$%に、似てしまったのかなあ、っていうぐらい、
加藤諦三:
うん
相談者:
子供お、が、よく似ています。
加藤諦三:
ああああ
相談者:
どうしたらいいのかな、と思いましてえ。
私はそのううう、小さいときから、ちょっと苦労して育ったので。
加藤諦三:
ん、例えば、どういうことですか?、苦労して育ったって。
相談者:
えっと・・小さいときに、本当に赤ちゃんのときに、やっぱ、離婚をしていて。
加藤諦三:
はい
相談者:
最終的には、母親に引き取られたんですけども。
加藤諦三:
あい
相談者:
母親、再婚してますので。
加藤諦三:
はい
相談者:
再婚の家で、はっきりと区別されたというか。
加藤諦三:
はい
相談者:
「お前は、父親のとこで、首、繋がれて、犬みたいに、」
加藤諦三:
ええ
相談者:
「なってたのを、」
加藤諦三:
うん
相談者:
「引き取ってやった」と。
加藤諦三:
だから、あなた自身も、つらい人生があって。
相談者:
はい
加藤諦三:
母親の愛情を、知・・
相談者:
無い。知らない。
加藤諦三:
無いんです、ですよね?
相談者:
はい。中学生・・の頃から、
加藤諦三:
うん
相談者:
家がお金に困っていたので、
加藤諦三:
うん
相談者:
水商売で、夜、働いていました。
14歳か。
加藤諦三:
14歳からね?
相談者:
はい。で、結果的に、高校にも行かせてもらえなかったので。
加藤諦三:
ああ・・
相談者:
私は、中卒です。
珍しいです。57歳で中卒、なかなかいないと思うんですけども。
加藤諦三:
うん・・
相談者:
中卒です。
加藤諦三:
あなた・・必死になって、生きてきたんだよね・・
相談者:
(涙声)そうですね。子供が、小学校の、
加藤諦三:
うん
相談者:
4年生、5年生のときに、
加藤諦三:
うん
相談者:
私立の学校受けたいという話になったんですね?
加藤諦三:
うん
相談者:
で、お金がかかるのを、もう・・あれだったんで。できるかどうか、わからなかったんですけども。そのときも、一生懸命、働いてました。
加藤諦三:
ふうん・・
相談者:
いやあ、つらかったですね。
市立、皆さん、すっごい、お金持ちばっかりなので。
加藤諦三:
うん、うんうん・・
相談者:
ほんとに・・(鼻を吸って)
加藤諦三:
だから・・立派に、生きてきたんだよね。
相談者:
でも報われないですね。(嗚咽)
せめて娘は、一緒にいたかったんですけども・・
加藤諦三:
で、今日の相談っていうのは、
相談者:
もうお、「出ていって」という話にはなってるんですけども。
加藤諦三:
うん
相談者:
これで、出したら、多分・・1年後には、終わってるだろうなあと・・
加藤諦三:
うん
相談者:
思う、気持ちが、まだ残ってはいます。
追い出していいか?、ということです。
加藤諦三:
わかりました。
相談者:
はい
加藤諦三:
今日は、あの、弁護士のですね、
相談者:
はい
加藤諦三:
大迫恵美子先生が、いらしてますので、伺ってみたいと思います。
(回答者に交代)
お母さんもお嬢さんも可哀想。
アタッチメントの問題は世代を越えて行く。
先生の言う通り、お嬢さんに「好きだよ」とか「心配してるよ」って繰り返して繰り返して行くしかない。そして、いつか「良かったね」ってお互いに言えるようになると良いね。
自分の母親の行動と同じで吐き気がします
自分への称賛が無いと理性が吹き飛んで経済的、精神的虐待
同世代の誰より(衣食住、教育、教養、娯楽)何もして貰ってないのに云十年前の自分を基準にして恵まれてると言い張る
早い内に保護施設に行きたかった
そしたらもう少しまともに生きられたのに
愛情を知らずに育った母は、愛情のかけ方を知らずに子育てをしてきたから、厳しい子育てになっていたのだと思います。夫にも恵まれず、1人で大変だったと思います。少しずつその溝を埋めていってほしい。そうすれば、娘の借金などの問題もなくなっていくと思う。まだ21才だから、関係修復できると思います。
57歳で中卒か、、。娘さんはつまり金遣いが荒く借金を背負っている。
難しいですが、弁護士にお話をして、家族とも報われてほしいですね、、。
「追い出した方がいいですか?」追い出すって…😥 人の思考って言葉遣いに自然と現れるものだと思うのですが、この言い方ひとつだけとっても愛情が感じられないし、利己的な人だなとも思います。
逆に娘さんに訊いてみたい。「お母さんってどんな人? どんな育てられ方したの?」と。
ご相談者さんだけでなく、娘さんも中卒か高校中退なんでしょうか。元旦那も元旦那で、ご相談者さん同様、家庭を顧みる暇がなかったのかなあ?
途中で「お金を払ったんだから学校にはちゃんと行ってほしい」というような発言があったので娘さんは中退なり不登校の時期があったのかもしれませんね
高い金払って私立に行かせているのに…そもそも自分が行きたいと言い出したのに…という相談者さんの気持ちは分かります
この親の場合、娘は親の願望を投影して、行きたい、と言ったかもしれん。親は不登校という上辺の現象しか見てなかったんだろう。テレ人不登校相談者あるある〜。
管理人様
音源が貼られていないようなのですが…。
m(__)m
アリガト
相談者さんの話し方が冷たくて、はじめ聴いていて嫌な気分でした。
先生方が親身になって答えてくれたことで、肩の力が抜けてきたのを感じました。
後半の話し方で、お嬢さんに対して強がること無く本音で話をして欲しいです。
相談者さんもお嬢さんも、これから互いに思いやり、仲良く暮らせると良いと心から思います。
ご相談者さんは、親や夫に恵まれない中で頑張って生きてきて、母親として彼女なりに悩んでいるのだと思いました。少し力を抜いて、娘さんを信じて、優しく見守って、その中でできることをやっていけばいいのかと思います。
その頑張りが承認欲求だったのが空回りで悲しい
娘さんを私立の学校にいれたのですよね。それも含めて、きちんと成人まで育て上げたのだし、よく頑張ったと思います。ただ、それだけやっても娘さんとうまくいかないということは、何かあったんでしょうね。精神的虐待とか、お母さんが情緒不安定だったとか… しばらく娘さんの行動には目をつぶって、すこーし距離をおいてみれば?
そのうち娘さん、彼氏をつくって出ていってしまうかもしれないなとも思います。
相談者は子供に対する愛情のかけ方がわからないのではないかな。
私立に入れてやったとか、愛情ってそういうことではないんだよな。
公立だろうが私立だろうが大事なのはその子に適した環境で教育を受けさせてやるってのが親の努めなわけでさ。
間違えても高い金払って私立に入れてやったとか恩着せがましくなったらダメだよ。絶対いい影響与えないから。
おそらく私立に入れたのは相談者の自分は中卒だという劣等感からくるエゴだったのではないかな。
小学生くらいの子供って、親の顔色伺うんだよな。それで親を喜ばせたいから私立に行きたいとか、本心じゃなくとも親の願望汲み取って言ったりするんだよ。
そしてこういう状況の場合、口先では出て行けと言ってても、隠れ共依存のこともあり得るから、いざほんとに娘が出ていくとなったら引き止めたりしないようにね。
どうしてこんな事になったのか。相談者の育て方が悪かったんじゃない。環境が悪かったんだよ。
だからあんまり自分を責めなさんな。
この相談者の気持ちに寄り添ってわかりやすく諭す大迫先生
いつもながら、強くやさしい
気持ちがしんどい夜は、大迫先生のアーカイブを繰り返し聴かせてもらっております。ありがたい
親とは違って水商売をやらなかったのが誇りかもしれないけど、相談者はもろバブルで時期が良かっただけ。そして、水商売を軽く見ちゃいけない。出来ない人からするとすごい職業。他人からしたら娘さんを讃えたいくらい。今は出来あがっちゃってある意味大変な時期よ、世間では褒められることじゃないかもしれないけど、娘さんなりに試行錯誤頑張ってると思う。から、相談者は、もっと楽になれば良いと思います。
最悪な母親。自分の不幸を娘にもおっかぶせようとしている。そして娘はその通り不幸な人生を歩むことになるだろう。
悲しいかな不幸は連鎖する。虐待も連鎖するし、ネガティブなことって大抵遺伝する。問題は自分の代で断ち切る勇気があるのか行動できるか否か。残念ながらこの相談者は断ち切ることができなかった、それだけの話。
大迫先生の圧倒的な説得力と、往年のキレのある加藤先生の存在感
ここ最近ではいちばん聞きごたえがある回だった、これぞテレ人
最初の匿名さんの仰るとおり、愛された経験がないから子も愛せない、その不幸な愛着障害の連鎖
虐待の連鎖とまではいかずとも、まさに「親の葛藤を解消するための子育て」「親が子に甘える親子の役割逆転byボウルビー」という既存のテレ人テンプレートがそのまま当てはまる話だった
相談者は「自分ができないことを娘に託す」つもりでも、娘には「自分ができなかったくせにワタシにばかり要求する」と映ってたんだろうなあ
中学受験だって、「お母さんにはちょっと難しい」って言える間柄だったらこうはなってなかったろう
相談者は親の見栄で思いっきり背伸びして経済的に四苦八苦し、娘は娘で富裕層に囲まれて場違い感や劣等感を味わったんだろう
結果、誰も幸せになってない
相談者もいっぱいいっぱいだったのは聞いてて十分わかる
だけど、その頑張りは「自分が救われたい」目的で、全然娘のためになってなかったと気付けたんだから、あとは自分で自分を救うしかない
ただ、今から自分ですがるものを見つけようとする人って、往々にしてそういう不安な人をかぎつける連中のターゲットになりがちなわけで
目の前の救済を求めて、なお深い蟻地獄に落ちないことを願うばかり
娘さんは私立に入ってるし、相談者さん本人も自分のことをよく分析してるし、加藤先生の助言で自分で自分を救ってあげるしかないのかと気づくあたり、地頭(?)はいいんだろうなと思った。
だけど相談者さんの親の代からそれが活かせない状況に置かれてしまって、愛情や信頼みたいな感覚的なものがわからなくて、子供への言葉のかけ方も接し方もわからない…みたいな感じだったのかな。
つくづく人生って人との繋がりや自分への信頼だなとおもうけど、そういうものが乏しいと人生しんどいと言うのがつくづくわかる相談だったなと思った。
かわいそうな珍しい中卒か
ちょっとした街なら
定時制高校ぐらいありません?4年も行ったら高卒ですよ
大迫先生の的確な診断とアドバイス、すばらしい。自己憐憫の激しい相談者。もっと早い段階でこの機会があったらまた違った世界を得られたはず。